#author("2024-06-17T21:35:08+09:00","","") #author("2024-10-05T19:05:54+09:00","","") *《ドルツヴァイ・アステリオ》 [#top] |ドルツヴァイ・アステリオ SR 自然文明 (6)| |クリーチャー:グランセクト 1000+| |''マッハファイター''| |''W・ブレイカー''| |自分のマナゾーンにあるカード1枚につき、このクリーチャーのパワーを+1000する。| |このクリーチャーのパワーが12000以上なら、このクリーチャーに「T・ブレイカー」を与える。| |このクリーチャーがバトルに勝った時、自分のマナゾーンにあるカードを数える。それと同じ枚数を自分の山札の上からタップしてマナゾーンに置いてもよい。| [[DMRP-06]]で登場した[[自然]]の[[グランセクト]]。 [[マナゾーン]]の[[カード]]の枚数で強化され、[[バトル]]に勝つと[[マナゾーン]]の[[カード]]の枚数を倍にする[[能力]]を持つ[[マッハファイター]]。 [[《トテントンタン》]]同様、[[マッハファイター]]と[[バトル]]に勝つことで[[マナブースト]]する[[能力]]の組み合わせだが、こちらはなんと[[マナゾーン]]の[[カード]]枚数を倍にするという豪快なもの。バトルに勝てれば一気に[[ターボ]]できる。 単純に考えて額面通りのコストを払って召喚した場合はマナゾーンに最低6枚あるので、[[マッハファイター]]でバトルに勝つと次のターンはマナチャージ含め13マナ使えることになり、ほとんどのカードが利用できる範囲に届く。13マナもあれば[[《奇石 タスリク》]]が1体立っていようと[[《轟破天九十九語》>《キングダム・オウ禍武斗/轟破天九十九語》]]を唱えるのに邪魔にはならないし、そもそもそうした呪文メタはこれによって殴り倒せるので、これを6マナ払って出すまでの動きを呪文に依存していない限りほとんど問題にならない。 また、13[[マナ]]もあれば同一[[ターン]]中に[[《白米男しゃく》>《黒豆だんしゃく/白米男しゃく》]]による[[マナ回収]]を挟む余裕も出るため、[[ビッグマナ]]でありながら素引きに依存しにくい[[プレイング]]が可能になった。 [[パワー]]は[[マナゾーン]]の[[カード]]枚数に左右されるがよほど早出ししない限り7000前後はあるので十分だろう。 [[《デュエマの鬼!キクチ師範代》]]などの[[マナ加速]]に対する[[メタ]][[カード]]も[[マッハファイター]]で[[除去]]することができるのも利点。 オマケのように付いている自身への[[T・ブレイカー]][[付与]]も悪くない。マッハファイターを活かして[[マナ]]を伸ばせばすぐに達成できるため、速い[[デッキ]]に対して[[《Dの牢閣 メメント守神宮》]]の[[Dスイッチ]]のような妨害手段を使いながらビートダウンにシフトするプランも時には取れないこともない。 良くも悪くも[[マナゾーン]]の枚数に性能が左右されるので出すタイミングは見極めたいところ。 **ルール [#d3dc1a2b] -見落とされがちだが、[[マナブースト]]は[[タップイン]]で行われる点に注意。相手がマナの[[アンタップ]]を制限する[[《卍月 ガ・リュザーク 卍/卍・獄・殺》]]を使っていた場合、特に意識しなければならない。 --マナブーストがタップインになっているのは、[[効果バトル]]を用いた[[ループ]]を防ぐためだと思われる。 -[[マナ加速]]の条件は[[バトル]]に勝つことなので、当然相討ちでも能力は発動しない。また、[[マッハファイター]]を無力化されれば、当然バトルもできないので、そういう性能を持ったカードにも注意。詳しくは[[マッハファイター]]の項目を参照されたし。 -[[マナ加速]]はマナゾーンのカードと同じ枚数ぴったりか能力を使わず0枚かのどちらかしか選べないので注意。全部置くと間違いなく[[ライブラリアウト]]するからと適当な枚数で追加を止めることはできない。 **他のカード・デッキとの相性 [#f8f2495f] -パワーが1000なので[[《凶鬼34号 バッシュ》]]の[[pig]]による[[リアニメイト]]の範囲内。順当に[[《フェアリー・ライフ》]]から繋げば3ターン目に[[【バッシュギヌス】]]の機構によって降臨させることが可能。尤も、自分の[[マナゾーン]]枚数を参照する[[マナブースト]]が早出しと好相性ではないため、あくまでもそういうことができるというだけである。それでも4ブーストはできるため、4ターン目にはマナチャージも含めて9マナに到達できる。 -[[《ライフプラン・チャージャー》]]からは4→6と繋がる上に、サーチによってこれを引っ張って来れるため、これが登場してから採用率の伸び悩んでいた《ライフプラン・チャージャー》も見直されるに至った。ただ、[[《フェアリー・シャワー》]]は[[S・トリガー]]と[[《Dの博才 サイバーダイス・ベガス》]]の[[Dスイッチ]]による[[コスト踏み倒し]]先になる点が強力なので、基本はあちらが優先される。 -[[【5色フェアリー・ミラクル】]]でも[[自然]][[単色]]の[[カード]]の枚数が既存のレシピで10枚程度あったため、[[色]]的にそれ以上枠を取れないということで主流化していない。これで早期に[[マナ]]を増やそうとするとどうしても[[手札]]が乱暴に消費されてしまい、マナが伸びても[[召喚]]するための[[フィニッシャー]]が手札にない状況が生まれてしまうのである。 -[[《灰燼と天門の儀式》]]や[[《イカリノアブラニ火ヲツケロ》]]といった[[効果バトル]]発生の付いたコスト踏み倒し手段と好相性。起点となるクリーチャーを相手が2体立てていれば、一気にマナを4倍にできる。[[アドバンス]]なら[[《13番目の計画》]]を採用していれば大量[[マナブースト]]による[[ライブラリアウト]]も怖くない上に、増えた[[マナ]]で[[《勝利の頂上 ヴォルグ・イソレイト6th》]]の[[GP覚醒リンク]]セットを[[超次元召喚]]するという手もあるため、わざわざ[[マナ回収]]や[[手札補充]]を挟む必要もない。 **環境において [#z281cd9c] 能力判明当初はこれまでにない6→13の動きを実現する[[ビッグマナ]]の復権役と期待され、実際に[[【カイザー「刃鬼」】]]を中心に採用された。 登場時の[[環境]]では序盤の動きを軽量[[クリーチャー]]に任せた結果として[[クリーチャー]]が残るということがざらなので、この[[カード]]の起点となる[[クリーチャー]]が棒立ちしている場面というのは十分考えられた。 ただ、3[[ターン]]キルが当たり前の[[速攻]]が蔓延している一方で数多くの[[デッキ]]が[[環境]]に存在する[[双極篇環境]]においては、[[速攻]]以外の[[デッキ]]に対して対応力や汎用性がそれまで以上に求められていた。すなわち、2[[マナ]]域から軽量の[[ハンデス]]、[[除去]]、[[コスト踏み倒しメタ]]などで妨害すること、受け札を充実させることが要求された。その点、良くも悪くも最速[[ターボ]]に特化してこそ真価を発揮するこの[[カード]]は[[デッキ]]の動きを直線的にしがちであり、結局は[[速攻]]や妨害の的になりやすいこの[[カード]]は、[[環境]]上位に進出する[[デッキ]]を生み出すには至っていない。 [[超天篇環境]]は、後半から[[GRクリーチャー]]の[[インフレ]]の激化が目立ち、そもそも[[ビッグマナ]]自体が下火になっていたため、当然このカードも使われることはなかった。 [[十王篇]]では、[[GR]][[メタ]]の登場、[[バズレンダ]]が過剰な[[マナ]]の受け皿になることで、再び一部から脚光を浴びるようになる。特に[[《コスパンダメソッド》]]は6マナ下で出たこのカードから13マナへ直接つながるため、相性が良い。 [[王来篇]]でも[[《とこしえの超人》]]が[[自然]][[単色]]枠に加わったため、依然枠が取れない状況が続いた。 **アニメ・漫画において [#ud660106] -アニメ「デュエル・マスターズ!」では第15話で[[カブト鬼]]が[[切札 ジョー]]戦で使用した。 #region2(折りたたみ){{ [[《ミステリー・ディザスター》>《カブトリアル・クーガ/ミステリー・ディザスター》]]によってバトルゾーンに出て、[[マッハファイター]]で[[《ガヨウ神》]]に攻撃し、バトルに勝ったことで山札の上から[[《ワ・タンポーポ・タンク》]]、[[《キングダム・オウ禍武斗/轟破天九十九語》]]、[[《ナ・ハナキ・リー》]]、《ドルツヴァイ・アステリオ》、[[《一番隊 ルグンドド》]]の計5枚をマナゾーンに置いた。しかし返しのジョーのターンで[[ジョラゴン・ビッグ1]]によって手札から捨てた[[《ガンバトラーG7》]]によって[[パンプアップ]]した[[《ジョット・ガン・ジョラゴン》]]とのバトルに負け、破壊される。 -続きとなる16話では[[《轟破天九十九語》>《キングダム・オウ禍武斗/轟破天九十九語》]]によって2体バトルゾーンに出る。&br;それぞれ[[マッハファイター]]によって[[《サイコロプス》]]と[[《アイアン・マンハッタン》]]を撃破した。 --作中では屈強なクリーチャーとして描かれていた。その描写はとても基礎パワー1000とは思えないほどである。 --第15話で[[《ガヨウ神》]]とのバトルに勝って5枚マナブーストをした時にジョーからは「いや、ズルくない?」と言われた。 }} -アニメ「デュエル・マスターズ!」では第37話で[[カブト鬼]]と[[ミノガミ]]のデュエマで[[カブト鬼]]の[[マナゾーン]]にこのカードが置かれている。 -アニメ『[[キング>デュエル・マスターズ キング(アニメ)]]』では第2話で[[モヒ男]]が[[切札 ジョー]]戦で使用。声優は[[新祐樹]]氏。 -アニメ『[[キング!>デュエル・マスターズ キング!]]』では第11話で[[ナゾの男]]が[[切札 ジョー]]戦で使用。声優は前作『キング』の個体と同様に新祐樹氏。 -アニメ「[[デュエル・マスターズ WIN 決闘学園編]]」では第28話で[[カレン]]が[[最上川 イッサ]]戦([[メンタル・デュエマ>異世界転生宣言 デュエル・マスターズ「覇」#day3]])で使用。声優は[[若林佑]]氏。 [[マッハファイター]]で[[《赤い稲妻 テスタ・ロッサ》]]を[[攻撃]]し、[[《アクア・スーパーエメラル》]]に[[ブロック]]されたが[[バトル]]に勝ったので[[マナブースト]]した。その後、イッサが[[S・トリガー]]で唱えた[[《B.F.F. モーメント》]]により[[バウンス]]された。 **その他 [#fe026df1] -自身の[[能力]]により[[パワー]]が6000未満になることは少ないためか、[[パワー]]が1000でありながら素で[[W・ブレイカー]]を持つ。正規コストを支払ってバトルゾーンに出すことを前提でデザインされたのだろう。 --[[超天篇]]以降に出ていれば[[パワード・ブレイカー]]が付けられていたであろう。 **関連カード [#eb0fb46c] [[下位種]] -[[《トテントンタン》]] [[マナ]]を倍に増やす[[類似カード]] -[[《自然星人》]] -[[《恵みの大地ババン・バン・バン》]] -[[《クリスタル・フュージョン》]] [[マナ]]の枚数だけ[[パワー]]が上がる[[類似カード]] -[[《緑神龍マグラグラン》]] 同[[コスト]]の大型[[マナブースト]] -[[《龍仙ロマネスク》]] -[[《剛撃古龍テラネスク》]] -[[《コレンココ・タンク》]] -[[《マナゴリラ》]] -[[《暴力類 アバレマックス》]] -[[《爆進イントゥ・ザ・ワイルド》]] -[[《ダンシング・フィーバー》]] -[[《ベイビー「刃鬼」/「俺たちも必ず勝つ!!」》]] 低[[コスト]]の大型[[マナブースト]] -[[《セブンス・タワー》]] -[[《獅子王の遺跡》]] **収録セット [#waf55675] //***[[デュエル・マスターズ]] //デュエル・マスターズ プレイスで実装された場合は上のコメントアウトを外して、下部にデュエル・マスターズ プレイスの収録情報を追記してください。 -illus.[[lack]] --[[DMRP-06 「双極篇 第2弾 逆襲のギャラクシー 卍・獄・殺!!」>DMRP-06]](S10/S10) --[[DMEX-13 「四強集結→最強直結パック」 >DMEX-13]](S3/S10) --[[DM23-BD5 「エキサイティング・デュエパ・デッキ 不敬なり!真邪眼騎士団」>DM23-BD5]](15/60) **参考 [#da8225fc] -[[グランセクト]] -[[マッハファイター]] -[[W・ブレイカー]] -[[マナゾーン]] -[[パワー]] -[[パンプアップ]] -[[T・ブレイカー]] -[[バトル]] -[[タップイン]] -[[ターボ]] ---- [[公式Q&A]] -5つ目の能力について >Q.''《ドルツヴァイ・アステリオ》''がバトルに勝った時、自分のマナゾーンのカードは10枚でした。山札の残りが心配なので5枚だけマナゾーンに置くことはできますか? A.いいえ、できません。10枚置くか置かないかの2択です。 [[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/31744]](2019.7.2) &tag(クリーチャー,自然文明,緑単,単色,コスト6,グランセクト,昆虫戦士,パワー1000+,パワー1000,マッハファイター,W・ブレイカー,パンプアップ,パンプアップ+1000,パワー12000以上,T・ブレイカー付与,バトルに勝った時,マナブースト,マナタップイン,・,SR,スーパーレア,lack,十王篇ブロック);