#author("2023-08-14T19:42:11+09:00","","")
#author("2023-10-02T16:43:00+09:00","","")
*《スペリオル・シルキード》 [#h2d48489]

|スペリオル・シルキード SR 自然文明 (10)|
|クリーチャー:グランセクト 21000|
|Q・ブレイカー|
|このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、パワーが12000より小さいクリーチャーをすべて持ち主のマナゾーンに置く。|
|このクリーチャーがバトルゾーンを離れた時、コストが10以下の進化ではないクリーチャーを1体、自分のマナゾーンからバトルゾーンに出してもよい。|
|カードをこのクリーチャーの上に置くことはできない。|

[[DMRP-04魔]]で登場した[[グランセクト]]。
[[cip]]でパワー12000より小さいクリーチャーを全てマナゾーンに送り、[[離れた時]]に10コスト以下の進化ではないクリーチャーを[[マナゾーン]]から[[コスト踏み倒し]]する能力、さらに[[カード]]をこのクリーチャーに置くことはできないという珍しい能力も持つクリーチャー。

[[自然]]でここまで広範囲の[[全体除去]]は珍しく、本体もパワー21000の[[Q・ブレイカー]]と高スペックな上、[[除去]]されても[[離れた時]]能力で後続を用意出来るため制圧力はかなりのもの。自分のクリーチャーも巻き込んでしまうのはネックだが、大型クリーチャーのみでデッキを作れば問題はない。

[[離れた時]]の[[コスト踏み倒し]]効果はこのクリーチャー自身も範囲に入っている為、実質[[マナ送り]]の[[耐性]]を持っているようなもの。
また、[[《獰猛なる大地》]]や[[《ヒラメキ・プログラム》]]といった''『クリーチャーを別のクリーチャーに変換する』''カードと相性が良く、[[《界王類絶対目 ワルド・ブラッキオ》]]や[[《古代楽園モアイランド》]]などの[[重量級]]クリーチャーを同時に複数展開することもできる。単純にこのクリーチャーを早出しするのも強力。
[[《獅子王の紋章》]]や[[《ドンド・ラフーイ/ネオン・ジオング》]]のように''『ターン終了時に場を離れてしまうタイプの[[コスト踏み倒し]]』''とも高相性。

そして、[[カード]]を上に置けない能力は、[[進化クリーチャー]]を重ねることはできないが、[[封印]]されることも無い。

21000のパワーと4[[打点]]を持つこのクリーチャーはさっさとバトルゾーンからどかしたいところだが、そうすると別の大型クリーチャーが踏み倒しで出てきてしまい、かといって封印もできないため、相手からしたらとても厄介なクリーチャーと言えるだろう。
**ルール [#m4651022]

-[[カード]]を上に置けない能力は、バトルゾーンで有効な[[常在型能力]]であるため、バトルゾーンに出る前に[[進化クリーチャー]]を重ねる[[マナ進化]]などの[[進化元]]にするのは可能。
--もちろん山札にあってこの能力が発揮される=必ず山札の一番上に置かれるということもない。能力が書かれている面の上にカードが置けない→常に[[デッキボトム]]に居座る…ということもない。

//-[[侵略]]はクリーチャーの上に重ねることとコストを支払わずにバトルゾーンに出すことのどちらも禁止されていない状態で使用可能なので、このクリーチャーしか攻撃可能なクリーチャーが無い場合は[[使用宣言]]自体が不可能。

-相手の[[《Treasure cruise》]]の能力で、自分の《スペリオル・シルキード》の上に《Treasure cruise》が乗っても、「上に乗らない効果」が適用されて《スペリオル・シルキード》は墓地におかれない。この時、別のクリーチャーにも《Treasure cruise》が触れていた場合、それは墓地に置かれる。ただし、もし《スペリオル・シルキード》の下に《Treasure cruise》が滑り込む形で触れた場合は墓地に置かれる。

-[[《ビックリ・イリュージョン》]]でこのクリーチャーに[[魔導具]]の[[種族]]を追加しても、[[無月の門]]系統の能力でこのクリーチャーを下に敷くことはできない。

**環境において [#k78f9359]
[[双極篇環境]]では[[《幻影 ミスキュー》]]や[[《カブトリアル・クーガ/ミステリー・ディザスター》]]などで捲って[[ループ]]に入るためのコスト踏み倒し先として[[【チェイングラスパーループ】]]に利用されるようになった。パワー12000未満を対象とする[[全体除去]]なので[[《デスマッチ・ビートル》]]以外であれば事実上あらゆる[[コスト踏み倒しメタ]]を[[除去]]することが可能であり、[[《奇石 ミクセル》>《奇石 ミクセル/ジャミング・チャフ》]]のように除去が[[強制]]のコスト踏み倒しメタならそれに乗じて[[《連鎖類超連鎖目 チェインレックス》]]を踏み倒せる。

[[超天篇]]ではGR関連のカードにループパーツが揃い、[[【チェイングラスパーループ】]]から[[《グレート・グラスパー》]]をカットした派生形[[【チェインシルキードループ】]]が成立。

2022年7月1日に相性の良い[[《獰猛なる大地》]]が[[殿堂解除]]。

2023年8月11日殿堂レギュレーション施行開始直後、[[《獰猛なる大地》]]で[[《終末縫合王 ザ=キラー・キーナリー》]]を呼び出す型の[[【青黒緑CRYMAX ジャオウガ】]]である【獰猛キーナリー】なるデッキに膠着状態回避用の除去札として採用された。
2023年8月11日殿堂レギュレーション施行開始直後、[[《獰猛なる大地》]]で[[《終末縫合王 ザ=キラー・キーナリー》]]を呼び出す型の[[【青黒緑CRYMAX ジャオウガ】]]である[[【獰猛キーナリー】]]なるデッキに膠着状態回避用の除去札として採用された。
**その他 [#te448329]
-イラストのモチーフは蚕の成虫と思われる。

-[[フシギバース]]をこのクリーチャーに使うと、自身を戻してもう一度10コストの弾として使える。

-アニメでは「デュエル・マスターズ(2017)」46話で登場。子供が公衆電話型の「とんでもマッシーン」でこのカードを引き当てるも「こんなのじゃなくて[[《あたりポンの助》]]が欲しいんだよ」と評されてしまう。

//**関連カード
//-[[《》]]

**収録セット [#kbc0bbb8]
//***[[デュエル・マスターズ]]
//デュエル・マスターズ プレイスで実装された場合は上のコメントアウトを外して、下部にデュエル・マスターズ プレイスの収録情報を追記してください。
-illus.[[96suke]]
--[[DMRP-04魔 「デュエル・マスターズ 新4弾 誕ジョー!マスター・ドルスザク!!〜無月の魔凰〜」>DMRP-04魔]]

**参考 [#f35003ab]
-[[グランセクト]]
-[[マナ送り]]
-[[全体除去]]
-[[離れた時]]
-[[コスト踏み倒し]]
-[[【チェインシルキードループ】]]

----
[[公式Q&A]]

-4つ目の能力について

>Q.''《スペリオル・シルキード》''の「カードをこのクリーチャーの上に置くことはできない。」とはどういうことですか?
A.このクリーチャーの上に封印を置くことや、このクリーチャーを進化元にして進化クリーチャーを出すことができないということです。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/31673]](2019.7.2)

>Q.マナゾーンにある''《スペリオル・シルキード》''を進化元にマナ進化することは可能ですか?
A.はい。できます。「カードをこのクリーチャーの上に置くことはできない。」という能力はバトルゾーンでのみ有効ですので、マナゾーンにあるこのカードを進化元に選ぶことはできます。また、クリーチャーの下にある状態では特性が失われているので、マナ進化したクリーチャーの上のカードをすぐにはがすようなこともありません。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/31674]](2019.7.2)

>Q.オーラが付いた進化クリーチャーの下に、進化元として''《スペリオル・シルキード》''があります。この進化クリーチャーの一番上のカードが移動して再構築される際、''《スペリオル・シルキード》''にオーラを付けてバトルゾーンに残すことは出来ますか?
A.いいえ、できません。''《スペリオル・シルキード》''の上にはカードを置くことができないので、オーラを付けることもできません。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/33287]](2020.2.26)

&tag(クリーチャー,自然文明,緑単,単色,コスト10,グランセクト,昆虫戦士,パワー21000,Q・ブレイカー,cip,パワー12000未満,除去,全体除去,マナ送り,全体マナ送り,離れた時,コスト10以下,非進化クリーチャーサポート,コスト踏み倒し,置くことはできない,・,SR,スーパーレア,96suke);