#author("2023-07-17T16:17:40+09:00","","")
#author("2023-09-24T21:30:27+09:00","","")
*《シヴィル・バインド》 [#uce2fda4]

|シヴィル・バインド R 光文明 (5)|
|呪文|
|S・トリガー|
|文明を1つ選ぶ。相手は、自分自身の次のターンの終わりまで、その文明の呪文を唱えることができない。|

[[DM-24]]で登場した[[光]]の[[呪文]]。

次の相手ターンの終わりまで指定した[[文明]]の[[呪文]]を[[唱える]]ことを制限する[[能力]]を持つ。[[S・トリガー]]を持つのはいいが相手のクリーチャーの攻撃の足止めはできず、素のコストも重いため使い辛く[[汎用性]]も低い。

相手を選ぶ効果ではあるが、[[【ヘブンズ・ゲート】]]や[[【ロマノフサイン】]]のように特定の[[呪文]]を核にしている[[デッキ]]相手ならば[[刺さり>刺さる]]やすい。
特に攻める際に[[《ヘブンズ・ゲート》]]や[[《地獄門デス・ゲート》]]、[[《アポカリプス・デイ》]]といった戦況が変わりかねないような強力な[[S・トリガー]][[呪文]]を使われることが無くなるため、安心して[[攻撃]]出来るようになるのは大きい。
[[《無双恐皇ガラムタ》]]等の[[S・トリガー]]封じと異なるのは、次の相手ターンまで[[呪文]]封じが継続される点である。[[トリガー]]せずに[[手札]]に加わった[[呪文]]をそのまま[[手打ち]]される心配も無い。

やや重い点に関しては、[[クリーチャー]]の効果で[[唱える]]ことで対処してみるのも良いだろう。
[[スペース]]の問題こそあるが、上記に挙げた[[【ヘブンズ・ゲート】]]や[[【ロマノフサイン】]]は[[コスト踏み倒し]]で[[呪文]]を使えるギミックが搭載されているので、[[ミラーマッチ]]対策として採用してみる価値はある。
相手にのみ効果が適用されるため、[[《聖霊王アルカディアス》]]のようにこちら側が被害を被る心配も無い。

[[呪文]]封じならば[[《偽りの王 ナンバーナイン》]]等の方が強力ではあるが、それらより軽いのでこちらの方が使いやすい場合もある。
また、それらのカードは[[クリーチャー]]であることから[[破壊]]されると[[ロック]]が崩れてしまうのに対して、こちらは一度[[唱えて>唱える]]しまえばいかなる方法を用いても1ターンは効果が継続する利点が存在している。

現在では、[[S・トリガー]]こそないもののより手軽な呪文封殺として[[《ミラクルストップ》]]や[[《ファイナル・ストップ》]]が存在しており、前述の通り、元々防御札としても心許ないスペックなので使われる場面は限られる。
この呪文が使われる場面は[[《マーシャル・クイーン》]]や[[《ネオウェーブ・カタストロフィー》]]、[[《天空の精霊インパクトリガー》]]の様な[[ドラゴン]]では無いカードで[[S・トリガー]]呪文をコスト踏み倒しする際に限られるだろう。

-本来であれば「使いづらい」という評価の枠を超えられなかったであろうカードであったが、後述の漫画と[[公認大会]]での活躍から、「決まった時はかっこいい」というプラスの評価も受けるカードとなった。

-「自分自身の次のターンの終わり」という長い期間で効果が永続するようにデザインしたのは、[[手打ち]]しても相手のターン・プレイヤーとしての[[プレイ]]を制限できるようにするためだろう。
--このように独自のアイデンティティを持つため、カードプールを知らない[[単色]]使いのプレイヤー相手にトリガーした場合、打点さえ揃っていれば、そのまま相手の思い込みを利用してカウンターに転じることも可能。

-[[《調和と繁栄の罠》]]よろしく、[[単色]]推しである[[革命編]]でそこそこ刺さる[[スペック]]であることから、2015.08.01に開催された「[[デュエル・マスターズグランプリ-1st>公認グランプリ]]」では、ベスト8に輝いた[[白青緑]][[《龍素記号Sr スペルサイクリカ》]][[ビートダウン]]では、このカードが2枚採用されており、多くのプレイヤーに衝撃を与えた。

//[[革命ファイナル]]期に[[【天門ループ】]]や[[【知新ジャスティス】]]が跋扈していたとは言え、第1回[[公認グランプリ]]で活躍したこのカードよりも高性能なカードが登場しているハイパーインフレーションの現状には、不満を持つプレイヤーも少なからず存在する。

-漫画「FE」では[[Y (イエスマン)]]が使用し、仕込んであった[[S・トリガー]]の[[《スーパー・スパーク》]]を防いで[[白凰]]に勝利した。[[白凰]]に「このワンポイント以外に使い道のないカード」と言われたが、まさにその通りである。[[リアニメイト]]などを使いこなすYにしては、狙いすましたかのようなカードセレクトであり、上級者も含めて多くの読者を感嘆させた。

-直訳すると、civil bindで「民間人の拘束」ということになる。おそらくここで言うcivilとは「文明」を意味するcivilizationの略称で、「文明を制限する」という意味合いを持たせたかったのだろう。

-[[デュエル・マスターズ プレイス]]では[[DMPP-09EX]]で実装。[[レアリティ]]が[[アンコモン]]に格下げされた。
--[[フレーバーテキスト]]は上述の[[Y (イエスマン)]]VS[[白凰]]戦を想起させるものになっている。

**呪文能力、および誘発型能力による代表的な呪文キャスト制限 [#xe5b493f]
|()はマナコスト|踏み倒し能力、および留意事項|制限対象|継続期間|継続期間失効の具体例|禁止・制限|h
|《シヴィル・バインド》(5)|[[S・トリガー]]|指定文明1つを含む呪文|[[解決]]後から非使用者の次のターンの終わりまで|非使用者の[[追加ターン]]連続行使|なし|
|[[《ミラクルストップ》]](4)|[[G・ゼロ]]&br;自分の[[エンジェル・コマンド・ドラゴン]]がバトルゾーンに1体以上|呪文すべて|[[解決]]後から使用者の次のターンのはじめまで|使用者の[[追加ターン]]連続行使|なし|
|[[《ミラクルストップ》]](4)|[[G・ゼロ]]&br;自分の[[エンジェル・コマンド・ドラゴン]]がバトルゾーンに1体以上|呪文すべて|[[解決]]後から使用者の次の[[ターンのはじめ]]まで|使用者の[[追加ターン]]連続行使|なし|
|[[《音精 ラフルル》]](5)☒|[[革命チェンジ]]&br;[[光]]か[[水]]の[[クリーチャー]]|~|[[解決]]したターンのみ|[[ターンエンド]]|[[プレミアム殿堂]]|
|[[《ファイナル・ストップ》]](4)|踏み倒し能力なし&br;[[キャントリップ]]あり|~|[[解決]]後から非使用者の次のターンの終わりまで|非使用者の[[追加ターン]]連続行使|なし|
|[[《ジョジョジョ・マキシマム》]](9)|[[G・ゼロ]]&br;自分の[[ジョーカーズ]]がマナゾーン、およびバトルゾーンに合計11体以上|~|[[付与]]対象のクリーチャーの[[攻撃]]中のみ|攻撃の中止|なし|
|[[《ジャミング・チャフ》>《奇石 ミクセル/ジャミング・チャフ》]](5)|踏み倒し能力なし&br;[[ツインパクト]]カード「《奇石 ミクセル/ジャミング・チャフ》」の呪文側&br;[[キャントリップ]]あり|~|[[解決]]後から使用者の次のターンのはじめまで|使用者の[[追加ターン]]連続行使|なし|
|[[《ジャミング・チャフ》>《奇石 ミクセル/ジャミング・チャフ》]](5)|踏み倒し能力なし&br;[[ツインパクト]]カード「《奇石 ミクセル/ジャミング・チャフ》」の呪文側&br;[[キャントリップ]]あり|~|[[解決]]後から使用者の次の[[ターンのはじめ]]まで|使用者の[[追加ターン]]連続行使|なし|

**[[フレーバーテキスト]] [#t159fa66]
-[[DMPP-09EX]]
'''それはまったくの予想外。しかし、あまりにも重い一手。'''

**収録セット [#x8e624c4]
***[[デュエル・マスターズ]] [#j5fb0054]
-illus.[[Norikatsu Miyoshi]]
--[[DM-24 「極神編(バイオレンス・ヘヴン) 第1弾」>DM-24]](14/110)

***[[デュエル・マスターズ プレイス]] [#ib7fe578]
-illus.[[Norikatsu Miyoshi]]
--[[DMPP-09EX 「聖竜凱旋 -REBORN OF THE SURVIVOR-」>DMPP-09EX]]

**参考 [#e60eaeaa]
-[[S・トリガー]]
-[[文明]]
-[[ターン]]
-[[呪文]]
-[[唱える]]
-[[ロック]]

&tag(呪文,光文明,白単,単色,コスト5,S・トリガー,文明選択,呪文メタ,ロック,・,R,レア,Norikatsu Miyoshi,呪文 (デュエプレ),光文明 (デュエプレ),白単 (デュエプレ),単色 (デュエプレ),コスト5 (デュエプレ),S・トリガー (デュエプレ),文明選択 (デュエプレ),呪文メタ (デュエプレ),ロック (デュエプレ),UC (デュエプレ),アンコモン (デュエプレ),Norikatsu Miyoshi (デュエプレ));