#author("2024-02-24T08:00:30+09:00","","") #author("2024-03-05T19:13:29+09:00","","") *《サイコロプス》 [#k26189cd] |サイコロプス R 火文明 (4)| |クリーチャー:ジョーカーズ 4000| |J・O・E 2(このクリーチャーを、コストを2少なくして召喚してもよい。そうしたら、このターンの終わりに、これを自分の山札の一番下に置く。下に置いたら、カードを1枚引く)| |このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、相手は自身のマナゾーンにあるカードの枚数よりコストが大きい自身のクリーチャーをすべて、好きな順序で持ち主の山札の一番下に置く。| [[デュエル・マスターズ]]5巻付録および[[DMRP-06]]で登場した[[火]]の[[ジョーカーズ]]。 たった2[[マナ]]で、早出しされた敵の巨獣を[[山札]]に送れる強力な[[メタ]][[カード]]。 [[cip]]を使った後はただの[[バニラ]]なので[[J・O・E]]2で使い捨てても苦にはならない。 むしろこの[[クリーチャー]]を棒立ちさせるより[[J・O・E]]で[[コスト]]を減らして出し[[カード]]を引いて次につなげた方が強い、という場面の方が多いだろう。 比較対象は[[《オリオティス・ジャッジ》]]。 どちらも大型獣の早出し戦略を対策する[[山札送り]]であり、[[コスト]]も近いことから同列に扱われることもある。 しかし実際この2枚の間には多くの相違点があるため、それをしっかりと理解し使い分けたい。 以下相違点。 |相違点|《サイコロプス》|《オリオティス・ジャッジ》|コメント| |効果の及ぶ対象|相手のみ|各[[プレイヤー]]|《サイコロプス》は大型獣早出し戦略と共存しやすい。| |[[除去]]範囲|[[マナ]]の枚数''より''[[コスト]]が大きい[[クリーチャー]]|[[マナ]]の枚数''以上''の[[コスト]]を持つ[[クリーチャー]]|《サイコロプス》は正しく召喚した(あるいはコストの数が理論上正しく召喚できる範囲だった)場合には除去できない。&br;《オリオティス・ジャッジ》の「以上」なら正味のマナで正しく召喚したクリーチャーも対象にできる。| |併せ持つ[[能力]]|[[J・O・E]]とそれに付随する[[キャントリップ]]|[[S・トリガー]]|《サイコロプス》は空打ちして[[《ムゥリャン》]]感覚の初動[[キャントリップ]]に使うこともできる。&br;《オリオティス・ジャッジ》は防御[[カード]]として優秀。| |[[コスト]]|4[[コスト]]|3[[コスト]]|ただし《サイコロプス》は自身の軽減能力で2[[コスト]]で使うこともできる。| |[[カードタイプ]]|[[クリーチャー]]|[[呪文]]|[[攻撃]]の可否、受けられるサポート、[[デッキ]]との相性、[[メタ]]などで有利不利が左右される。| |[[文明]]|[[火]][[文明]]|[[光]][[文明]]|~| |[[種族]]|[[ジョーカーズ]]|無種族|[[ジョーカーズ]]は[[種族]]サポートが充実しておりこの点は差別化を図る上で大きい。| //-こちらは[[クリーチャー]]、あちらは[[呪文]]。 //--こちらは運次第だが[[《ボルシャック・ドギラゴン》]]の[[革命0トリガー]]で捲っての逆転にも使える。 //-こちらは[[J・O・E]]を使った場合は[[キャントリップ]]。 //--最悪こちらは空打ちして[[《ムゥリャン》]]感覚の初動[[キャントリップ]]に使うこともできるため、[[【赤黒ドギラゴン剣】]]などでは4枚フル投入でも腐りにくい。 このように[[文明]]から[[カードタイプ]]まで違うため、入る[[デッキ]]も異なり、どちらが優れているとは一概に言えない。 **環境において [#wa1001d8] 登場当初は[[【赤単“轟轟轟”ブランド】>【“轟轟轟”ブランド】#b92b23f1]]や[[【赤黒ドギラゴン剣】]]、[[【5色ドギラゴン剣】]]に使われたが、[[《蒼き団長 ドギラゴン剣》]]が[[殿堂入り]]に指定されると環境から死滅。 それでも[[【ウォズレックバジュラズテラ】]]が流行していた一時期、そちらへの返し手として使われることもあった。特に[[【チェンジザドンジャングル】]]では、[[《神秘の宝箱》]]で[[《ニコル・ボーラス》]]を装填して大規模ランデスに対して[[《サイコロプス》]]を構える準備をするというガンメタが行われていた。 [[DMSP-02]]期の[[オリジナル]][[環境]]では、余りに[[【ドギラゴン閃】]]系統が多いことから、[[【赤黒ドギラゴン閃】]]に対策として投入されるようになった。 それ以降も[[【赤黒バクロ法師】]]に[[コスト踏み倒し]]系、早出し系の[[【速攻】]]や[[コンボデッキ]]への対策として稀に2枚程度積まれることがあるが、ドラゴン基盤のデッキなどコスト踏み倒しをする一方でマナも伸びるデッキも少なくなく、実際は手札交換として[[J・O・E]]を空撃ちされることも多い。 -[[殿堂ゼロデュエル]]では2マナで出て来られる後出し除去方式のコスト踏み倒しメタとして超速環境に食いつけるため、[[【赤緑ギフト】>【ギフトミランダ】]]に採用される場合がある。 **他のカード・デッキとの相性 [#cc2a93f8] -[[《灰になるほどヒート》>《ムシ無視のんのん/灰になるほどヒート》]]と合わせれば、[[S・トリガー]]のように使うことが出来る。 -『デュエル・マスターズ 双極篇フルコンプリートBOOK』には、[[《轟破天九十九語》>《キングダム・オウ禍武斗/轟破天九十九語》]]との組み合わせが紹介されている。ただし[[《轟破天九十九語》>《キングダム・オウ禍武斗/轟破天九十九語》]]で出してしまうと[[cip]]が使えないので、12[[マナ]]用意して同[[ターン]]中に使うことになる。 **アニメでの活躍 [#ja19100e] -アニメ『デュエル・マスターズ!』では第9話で新しいヒーロー系の[[ジョーカーズ]]を提案した[[ジョー>切札 ジョー]]によって作られた。声優は[[森田成一]]氏。 [[《アイアン・マンハッタン》]]との対戦では自身の能力を活かし、早期に登場した[[《ガヨウ神》]]、[[《カツラデランス》>《カツラデランス/「アフロ行きま〜す!!」》]]、[[《カメライフ》]]を除去する活躍を見せた。更に切札として[[《ジョット・ガン・ジョラゴン》]]を呼び出すも、ジョラゴンは寝起きで不機嫌だったために[[《アイアン・マンハッタン》]]と共に攻撃で吹き飛ばされてしまう。 -その後はあまり出番がなかったが、『[[キングMAX>デュエル・マスターズ キングMAX]]』では最終話である第17話の[[キラ]]戦でまさかの再登場を果たし、[[《ジョット・ガン・ジョラゴン》]]のコスト軽減能力と自身の[[J・O・E]]のコンボで2回召喚され、[[《煌龍 サッヴァーク》]]を2度除去し、表向きのシールドを減らした。 **その他 [#q72b0716] -モチーフは「サイコロ」と「ヒーロー」。名前の語感や、目からビームを出すという特徴から、MARVELコミックに登場するヒーローの一人「サイクロップス」が由来だろう((「サイクロップス」自体も名前の元を辿れば、ギリシア神話に登場する一つ目の巨人「キュクロープス」(サイクロプス)が由来である))。 -カードイラストには1の目が単眼になっているサイコロの姿をしたジョーカーズが描かれている。その周囲には双六が展開されており、[[ジョーカーズ]]の[[フィニッシャー]]達が駒になっている。 **戦績 [#w8861d25] ***デュエル・マスターズ! [#v605bd43] -通算戦績:1戦0勝0敗(1中断) |話数|対戦相手|勝敗|デッキ名|h |9話|[[《アイアン・マンハッタン》]]|中断|[[ヒーロー]]は目が命!| **関連カード [#d4e1faf5] -[[《サイコロ町の半兵衛》]] -[[《オリオティス・ジャッジ》]] -[[《シディアン・ビーティス》]] -[[《赤攻銀 ハムラービ/ハムラティス・ジャッジ》]] -このカードに描かれているクリーチャー -[[プロモーション・カード]]版 --[[《ヤッタレマン》]] --[[《チョコっとハウス》]] --[[《カメライフ》]] --[[《ゲラッチョ男爵》]] --[[《パーリ騎士》]] **収録セット [#l113d7d0] //***[[デュエル・マスターズ]] //デュエル・マスターズ プレイスで実装された場合は上のコメントアウトを外して、下部にデュエル・マスターズ プレイスの収録情報を追記してください。 -illus.[[IronPot]] --[[DMRP-06 「双極篇 第2弾 逆襲のギャラクシー 卍・獄・殺!!」>DMRP-06]](24/93) -illus.[[Itadakumike]] --[[プロモーション・カード]](P23/Y17) **参考 [#aa9598ce] -[[ジョーカーズ]] -[[J・O・E]] -[[マナゾーン]] -[[山札の下]] &tag(クリーチャー,火文明,赤単,単色,コスト4,ジョーカーズ,パワー4000,J・O・E,J・O・E2,cip,コスト踏み倒しメタ,除去,全体除去,山札送り,全体山札送り,R,レア,Iron Pot,Itadakumike);