#author("2025-06-02T22:46:54+09:00","","")
#author("2025-06-16T17:17:08+09:00","","")
*《オヴ・シディア》 [#top]

|オヴ・シディア MAS 光文明 (8)|
|クリーチャー:メタリカ 13500|
|''T・ブレイカー''|
|このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、バトルゾーンにある相手のクリーチャーの数と同じ枚数、自分の山札の上からカードを表向きにしてもよい。その中から、コスト6以下のメタリカをすべてタップ状態でバトルゾーンに出し、残りを好きな順序で山札の一番下に置く。|
|''マスター・ラビリンス'':このクリーチャーが攻撃する時、自分のシールドまたはクリーチャーの数が相手より多ければ、自分の手札をすべて、それぞれ新しいシールドとして自分のシールドゾーンに置いてもよい。|

[[DMRP-02]]で登場した[[光]]の[[メタリカ]]。

[[cip]]で[[バトルゾーン]]にある相手の[[クリーチャー]]の数と同じ枚数、自分の[[山札の上]]から[[カード]]を[[表向き]]にしその中から[[コスト]]6以下の[[メタリカ]]をすべて[[タップ]]状態で[[バトルゾーン]]に出せ[[マスター・ラビリンス]]で自分の[[手札]]をすべて[[シールド]]にできる[[能力]]を持つ。

一見、相手に依存する不安定な[[能力]]だが、この[[カード]]の真価は[[ラビリンス]][[能力]]の弱点である「相手より優位に立っていればその優位性を維持し続けられるが、相手に優位性を奪われるとそのままジリ貧になってしまう」という特性をカバーできる点にある。

[[cip]]により[[クリーチャー]]の数を増やすだけでなく、[[マスター・ラビリンス]]により[[シールド]]の回復を同時に行う事で、止められた[[ラビリンス]]を再度発動させて再び有利に立ち回る事が可能となるのである。

もちろん、こちらが優位性を維持している状態で相手が[[クリーチャー]]を大量展開してきた場合には、勝利を確実にするダメ押しとして有効に働く。

ただし[[マスター・ラビリンス]]が[[アタックトリガー]]であること、そして何より[[手札]]を全て[[シールド]]にしなければならないという不器用な点が気になる。そもそも発動条件に制限がついている(かなり緩いとはいえ)のも厳しい。自身が数的[[アドバンテージ]]を得ている状況でこの[[効果]]が発動しても、場合によっては唯の[[オーバーキル]]になりかねない。
せっかくの[[マスター能力]]だが、こちらの方がおまけと考えた方がいいだろう。[[任意]][[能力]]なのでそこは安心するといい。

-[[シールド]]枚数を大きく増やすという能力から、[[《光霊姫アレフティナ》]]との[[コンボ]]による[[エクストラウィン]]を狙うのも有効。

-[[コスト]]6以下というと、[[《大迷宮亀 ワンダー・タートル》]]を思い起こす[[能力]]だが、こちらは[[メタリカ]]限定なので注意。

-名前の由来は[[メタリカ]]である事からも、[[オブシディアン>《オブシディアン・ビートル》]](黒曜石)で間違いないだろう。
--余談だが黒曜石の中には[[5色]]が混ざった[[レインボー>多色]]オブシディアンと言われる物もある。…なんて言ってたら[[色が無くなってしまった。>《オヴ・シディアDG》]]

-[[背景ストーリー]]では「[[メタリカ]]の王」とも呼ばれる存在として登場。
--[[《煌龍 サッヴァーク》]]の登場後は[[背景ストーリー]]上の主役も[[キラ]]の切り札の座もそちらに譲った。再登場時はいつのまにか[[《煌世主 サッヴァーク†》]]の下に仕える[[戦士>《オヴ・シディア†》]]へとなっていた。それでも†の名を手にしただけあって、その実力は流石か。
---当時の背景ストーリーでは、《サッヴァーク》は光の女王が直々に生み出した、失われし種族[[ドラゴン]]であり、種族のトップにすぎない《オブ・シディア》とは格が違うという事だろうか。
後発の新種族に取って代わられるという点では、後の[[ムートピア]]と[[トリックス]]に近いものがある。
--その後再登場する度にレアリティが下がっていき、[[スーパーレア]]から[[レア]]、最終的に[[《レク・シディア》]]となった際には[[アンコモン]]にまで降格してしまった。
ちなみに、対になる《サッヴァーク》は[[王来MAX]]まで[[ベリーレア]]以上のカードしか登場しなかった。

-漫画版およびアニメ版デュエル・マスターズ(2017)では、[[キラ]]の[[切り札]]にして[[マスターカード]]として登場。
アニメ版では第9話の[[ボルツ]]戦から使用された。
-見た目からして不気味な雰囲気が漂う[[クリーチャー]]ではあるが、アニメ第14話から第26話まで使用されたエンディングテーマ「嗚呼、夢神輿」の映像では[[《ジョルジュ・バタイユ》]]の傍でモジモジしているという可愛らしい面も見せた。

**[[デュエル・マスターズ プレイス]]では [#plays]

|オヴ・シディア MAS 光文明 (8)|
|クリーチャー:メタリカ 13500+|
|T・ブレイカー|
|バトルゾーンに出た時、自分の山札の上から6枚を表向きにする。その中からコスト6以下のメタリカを2枚までタップしてバトルゾーンに出す。残りをランダムな順番で山札の一番下に置く。|
|マスター・ラビリンス:攻撃する時、自分の、シールドまたはクリーチャーの数が相手より多ければ、自分の手札を好きな数シールド化する。そのターン、こうしてシールド化した手札1枚につき自分のメタリカすべてのパワーを+3000し、「パワード・ブレイカー」を与える。|

[[DMPP-31]]で実装。

[[cip]]の公開する数は6枚固定となり、踏み倒せる数は2枚までに変更された。
[[マスター・ラビリンス]]は[[シールド化]]する手札を取捨選択できるようになり、こうしてシールド化した分だけ自分のメタリカを[[パンプアップ]]して[[パワード・ブレイカー]]付与するように変更された。

[[DMPP-31]]実装を機にウィニー重用デッキが流行した影響で除去があちこちで飛ぶようになったため、変に[[フィニッシャー]]や[[ワンショット]]に拘ると結局勝率が悪くなるデッキも多くなった。彼が率いる【白単メタリカ】も例外ではなく、彼に拘らずに[[攻撃曲げ]]や[[ブロッカー]]での防御を駆使しつつ少しずつ[[ブレイク]]し、ある程度シールドを削ってから総攻撃するという方針が必要になるのかもしれない。
とはいえメタとデッキとしての強さの両立という点で一番の勝ち馬であるため、2025年6月中旬頃には環境のトップメタに君臨している。

-1枚も[[シールド化]]しなかったとしても[[パワード・ブレイカー]]付与は適用される。
-自分のシールドが10ある場合は[[マスター・ラビリンス]]で[[シールド化]]する手札を選べなくなる。ただし、仮に選べたとしてもパンプアップ効果に際して数えるのは「こうしてシールド化した手札」であるため、シールド化できず墓地に置かれたカードは数えられない。そのためこの挙動の意味合いとしては手札を擬似ディスカードできない程度である。

-自分のシールドが10あり、相手の任意の[[被アタックトリガー]]効果持ちエレメントがある状況で《オヴ・シディア》が攻撃する時の挙動に不具合が存在する。
具体的には、相手が[[被アタックトリガー]]の効果を使用する時、かわりにシールド化される。シールド化されるカードは[[被アタックトリガー]]効果持ちエレメントが[[クリーチャー]]ならそのクリーチャー自身が、それ以外ならデッキ内でデュエプレへの実装順が最も早いカードになる。

**関連カード [#related]
-''NEXT''
--[[《オヴ・シディアDG》]]

-[[《オヴ・シディア†》]]
-[[《オヴ・シディア <サザン.Star>》]]
-[[《レク・シディア》]]

-このクリーチャーが描かれているカード
--[[《オヴィデンス・メーザー》]]
--[[《シディアン・ビーティス》]]
--[[《スーパー・エターナル・スパーク》]]([[DMSP-01]])

-右手が独立したカードとなった。
--[[《コヴ・シディア/ライトハンド・ライトニング》]]

**[[フレーバーテキスト]] [#flavor_text]
-[[DMPP-31]]、[[DMPD-12]]&br;'''我こそは正義の[[マスター>マスターカード]]。汝の正義で照らせ。──オヴ・シディア'''
-[[DMPP-31]]([[Sec>シークレットカード]])&br;'''隻眼の王、オヴ・シディア。自らの正義を信じ、それに反するものに制裁を加える。'''

**収録セット [#pack]
***[[デュエル・マスターズ]] [#dm]
-illus.[[Mikio Masuda]]
--[[DMRP-02 「デュエル・マスターズ 新2弾 マジでB・A・Dなラビリンス!!」>DMRP-02]]
--[[DMEX-19 「マスター・ファイナル・メモリアル・パック」>DMEX-19]](M26/M40)

***[[デュエル・マスターズ プレイス]] [#dmpp]
-CV:[[小林親弘]]
-illus.[[Mikio Masuda]]
--[[DMPP-31 「自由の弾丸 -HERE COMES NEW WORLD!!-」>DMPP-31]](通常)([[Sec>シークレットカード]])
--[[DMPD-12 「キラのラビリンス・オヴ・メタリカ」>DMPD-12]]

**参考 [#reference]
-[[メタリカ]]
-[[T・ブレイカー]]
-[[cip]]
-[[サーチ]]
-[[タップイン]]
-[[コスト踏み倒し]]
-[[マスター・ラビリンス]]
-[[アタックトリガー]]
-[[シールド追加]]
-[[マスターカード]]

&tag(クリーチャー,光文明,白単,単色,コスト8,メタリカ,ゴーレム,パワー13500,パワーの最後の三桁が「500」,T・ブレイカー,cip,コスト6以下,メタリカサポート,自己タップイン,リクルート,コスト踏み倒し,マスター・ラビリンス,ラビリンス,アタックトリガー,シールド追加,《オヴ・シディア》,・,MAS,マスターカード,Mikio Masuda,クリーチャー (デュエプレ),光文明 (デュエプレ),白単 (デュエプレ),単色 (デュエプレ),コスト8 (デュエプレ),メタリカ (デュエプレ),パワー13500 (デュエプレ),パワー13500+ (デュエプレ),パワーの最後の三桁が「500」 (デュエプレ),T・ブレイカー (デュエプレ),cip (デュエプレ),コスト6以下 (デュエプレ),メタリカサポート (デュエプレ),自己タップイン (デュエプレ),リクルート (デュエプレ),コスト踏み倒し (デュエプレ),マスター・ラビリンス (デュエプレ),ラビリンス (デュエプレ),アタックトリガー (デュエプレ),シールド追加 (デュエプレ),1枚につき (デュエプレ),パンプアップ (デュエプレ),全体パンプアップ (デュエプレ),パンプアップ+3000 (デュエプレ),パワード・ブレイカー付与 (デュエプレ),・ (デュエプレ),MAS (デュエプレ),マスターカード (デュエプレ),シークレットカード (デュエプレ),Mikio Masuda (デュエプレ));