#author("2023-10-28T11:26:56+09:00","","")
#author("2023-11-05T11:08:15+09:00","","")
*《オラマッハ・ザ・ジョニー》 [#ufa054ae]

|オラマッハ・ザ・ジョニー MAS 自然文明[ジョーカーズ] (8)|
|クリーチャー:ジョーカーズ 13000|
|''T・ブレイカー''|
|''マスター・マッハファイター''(このクリーチャーは、バトルゾーンに出たターンの間、タップまたはアンタップしているクリーチャーを攻撃できる。このターン、このクリーチャーがバトルに勝った時、アンタップし、相手のシールドを1つブレイクする)|
|このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、カードを1枚自分のマナゾーンから手札に戻す。|
|相手が呪文を唱えた時、その呪文とコストが同じジョーカーズ・カードを1枚、自分の手札から捨ててもよい。そうしたら、その呪文は効果を失う。|

[[DMRP-08]]で登場した[[自然]]の[[ジョーカーズ]][[クリーチャー]]。

一つ目に[[マッハファイター]]の上位[[能力]]、[[マスター・マッハファイター]]で[[バトルゾーン]]に出た[[ターン]]に[[クリーチャー]]を殴ることができ、さらに[[バトル]]に勝てば相手の[[シールド]]を[[ブレイク]]し、[[アンタップ]]して[[再攻撃>無限アタッカー]]が行える。
これを活かせば、これより[[パワー]]の小さい[[クリーチャー]]が存在する限り[[バトル]]による[[除去]]と[[アンタップ]]、加えて[[シールド]]をその分[[ブレイク]]することが可能。加えて13000の高[[パワー]]を保有しているため、大抵の大型にも打ち勝てる。

しかし、出たターンにしか[[効果]]を発揮しない[[能力]]のため、[[《卍 デ・スザーク 卍》]]や[[《無修羅デジルムカデ》]]の[[タップイン]]の前ではその能力は完全に腐る。相手クリーチャーがいなかったり、このクリーチャーよりパワーが高い[[クリーチャー]]しかいない場合も[[腐る]]など、通常の[[マッハファイター]]の欠点が、そのままこの[[能力]]にも当てはまってしまう。

そうでなくても、この[[能力]]で[[ブレイク]]した[[シールド]]から[[《閃光の守護者ホーリー》]]や[[《終末の時計 ザ・クロック》]]が捲れてしまうと、相手に大した痛手を負わせることができないまま、ターンを渡してしまうなんてこともある。
なにより[[スピードアタッカー]]のように出たターンに相手[[プレイヤー]]を攻撃できるわけでもなく、[[《ジョリー・ザ・ジョニー》]]のように[[エクストラウィン]][[能力]]を持っているわけでもないので、バトルゾーンに出たターン中にこのクリーチャーだけで勝利まで持っていくことはできない。

二つ目に相手が[[呪文]]を[[唱えた>唱える]]際、その[[呪文]]と[[コスト]]が同じで右上に[[Jマーク>ジョーカーズ]]を持つ[[カード]]を1枚[[ディスカード]]すれば、その[[呪文]]は[[効果]]を失わせる、史上2例目となる[[《超神星マーキュリー・ギガブリザード》]]方式の[[呪文]]の[[打ち消し]]能力を持つ。
相手が[[S・トリガー]]を使ってきた際も対象なので、効果発揮の機会は多いだろう。
[[cip]]で1枚[[マナ回収]]できるので、最低でも[[ディスカード]]に使う[[コスト]]の補充にも困らない。

もっとも、[[打ち消し]]を行う際は同じ[[コスト]]の[[カード]]を捨てなければならず、[[手札]]が少ないと発揮しづらい。
また、[[除去]]や[[クリーチャー]]の[[攻撃]]を制限する呪文となれば[[コスト]]も高くなりがちなので、出来ればコスト6〜8圏内の[[カード]]を[[手札]]に揃えておきたい。[[ツインパクト]]を多めにするとなお良い。
幸い、ジョーカーズは[[手札補充]]を得意とするのでこの点は気になりにくいか。

このように弱点こそ多々あるものの、[[クリーチャー]]の全[[破壊]]と、呪文の[[打ち消し]]を両方狙える強力な[[クリーチャー]]なのは間違いないだろう。
ただ、[[クリーチャー]]との[[バトル]]、ひいては[[シールド]]を貫通させることに特化された性能にまとめられているが、あくまで[[プレイヤー]]への攻撃はできないものと考えておきたい。トドメを刺す時の保険も兼ねて、登場時にプレイヤーへの攻撃ができる[[《ガンバトラーG7》]]を組ませるのがいいだろう。[[cip]]で+7000ものパワー強化もこのクリーチャーと噛み合う。

**ルール [#f50f28bd]

-1回の呪文に対して複数体の[[《オラマッハ・ザ・ジョニー》]]のディスカード能力を発動させてもよい(2019年1月11日正式回答)。

-呪文打ち消しの際、クリーチャー側に[[ジョーカーズ]]種族を持ったツインパクトカードの呪文側のコストを参照して打ち消しを行うことが出来る。

-[[《超神星マーキュリー・ギガブリザード》]]や[[《王来文具ケシキング》]]の「呪文の効果が実行される時」とはテキストが異なるが、[[《闘龍騎リューガライザー》]]のように[[誘発型能力]]だとしたら辻褄が合わなくなるため、非[[ターン・プレイヤー]]でも即座に割り込んで実行できると考えざるを得ない。

**環境において [#fc0330e8]

[[双極篇環境]]終期には[[【緑ジョーカーズ】]]で使われることはなくはないが、むしろ[[【チェンジザダンテ】]]の打点補強兼[[除去]]として利用された。ただ、[[超天篇]]になると[[マッハファイター]]として役割が被る上に、より拡張性が高く腐りにくい[[《ドンジャングルS7》]]に立場を譲るようになった。プレイヤー達からの初期評価の高さとは裏腹に、このカードの活躍はかなり乏しい。

[[超天篇]]では[[《魂穿ツ煌世ノ正裁Z》]]や[[《7777777》>《キング・ザ・スロットン7/7777777》]]が環境で想定される主な[[打ち消し]]対象となる。

**その他 [#t90c284e]

-[[《ガンバトラーG7》]]の他に[[《ジョジョジョ・マキシマム》]]も高相性。[[マスター・マッハファイター]]のブレイク数を増やし、呪文封じも合わせてより破壊力が増す。これらのカードは、このクリーチャーのマナ回収と低コストで使える点で噛み合っており、序盤はマナゾーンに温存すれば[[ハンデス]]に妨害され難いコンボとなるだろう。

-[[ジョラゴン・ビッグ1]]とも相性が良く、捨てた分の補充や相手への更なる追い打ちにも使うことが可能。

-[[《ジョリー・ザ・ジョニー》]]、[[《ゴールデン・ザ・ジョニー》]]、[[《メラビート・ザ・ジョニー》]]に続いて、4体目の「ジョニー」の名を持つ[[マスターカード]]。

-[[松本しげのぶ]]氏の原案では「[[自然文明]]の力を得て、目に見えない物すら撃ち落とせるようになった[[ジョニー]]」という設定だった。
その設定をカードの[[能力]]に落とし込むにあたり、目に見えない物=[[呪文]]と解釈し、呪文[[打ち消し]]能力が付けられている。

//-同一[[コスト]]の[[ディスカード]]を伴う[[呪文]][[打ち消し]]能力のデザイン原型は、
//[[Magic:The Gathering]]に登場した[[無色]]の巨大[[クリーチャー]]、<<大いなる歪み、コジレック/Kozilek, the Great Distortion>>だと考えられる。
//あちらとは違い「呪文」という言葉の範囲が異なるが、元々の[[ジョーカーズ]]が有した[[無色]]という特徴がある[[ゼニス]]の原型であるエルドラージ、「2番目に復活した」点など、
//こじつけの様だが意識させる点は多い。
//--そして次弾の[[DMRP-09]]において、[[《サイバー・K・ウォズレック/ウォズレックの審問》]]という、まさにコジレック関連そのもの[[テキスト]]やフレーバーを持ったパロディカードが登場してしまった。

**関連カード [#o9230ad7]
-''PREV''
--[[《マキシマム・ザ・ジョニー》]]

-''NEXT''
--[[《ジョラゴン・ビッグ100》]]

-[[《無限掌》]]
-[[《超竜アバレ・ムゲン》]]
-[[《唯我独尊ガイアール・オレドラゴン》]]
-[[《超神星マーキュリー・ギガブリザード》]]

-[[《ジョリー・ザ・ジョニー》]]
-[[《ジョリー・ザ・ジョニー Joe》]]
-[[《ジョニー・ザ・ビギニング》]]
-[[《メラビート・ザ・ジョニー》]]
-[[《ビギニング・ザ・メラビート》]]
-[[《ゴールデン・ザ・ジョニー》]]

-[[《メッサー・シュミット》]]


**収録セット [#j3fdc20c]
//***[[デュエル・マスターズ]]
//デュエル・マスターズ プレイスで実装された場合は上のコメントアウトを外して、下部にデュエル・マスターズ プレイスの収録情報を追記してください。
-illus.[[YOICHI ITO]]
--[[DMRP-08 「双極篇 第4弾 超決戦!バラギアラ!!無敵オラオラ輪廻∞」>DMRP-08]](M1/M2)
--[[DMEX-19 「マスター・ファイナル・メモリアル・パック」>DMEX-19]](M37/M40)

**参考 [#vc2e5ce1]
-[[クリーチャー]]
-[[ジョーカーズ]]
-[[T・ブレイカー]]
-[[マスター・マッハファイター]]
-[[cip]]
-[[マナ回収]]
-[[打ち消し]]
-[[マスターカード]]

-[[ジョニー]]

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[[公式Q&A]]

-4つ目の能力について

>Q.''《オラマッハ・ザ・ジョニー》''の最後の能力はどう使うのですか?
A.相手が呪文を唱えた時、その呪文とコストが同じジョーカーズ・カードを手札から捨てることで、その呪文の効果をなかったことにします。これは、相手の呪文が解決され、その効果が行われてからなかったことにして巻き戻すのではなく、呪文の解決前に効果を失わせることになります。
[[引用元>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/31832]](2019.7.2)

>Q.''《オラマッハ・ザ・ジョニー》''の最後の能力の呪文の効果を失うとは、唱えなかったことになりますか?
A.いいえ、呪文は唱えられますが、その効果は得られないということです。テキストの何も書かれていない呪文を唱えたようなものです。
[[引用元>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/31833]](2019.7.2)

>Q.''《オラマッハ・ザ・ジョニー》''の「相手が呪文を唱えた時」の能力でジョーカーズのツインパクトカードを捨てる際、クリーチャー側と呪文側、どちらのコストを参照できますか?
A.どちらでも好きな方を参照できます。例えば、相手がコスト5の呪文を唱えた場合でも、コスト6の呪文を唱えた場合でも、[[《スゴ腕プロジューサー/りんご娘はさんにんっ娘》]]を捨てることで、その効果を失わせられます。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/41265]](2022.5.20)

>Q.自分の''《オラマッハ・ザ・ジョニー》''がバトルゾーンにいる状況で、相手は「B・A・D・S 2」を使って[[《“必駆”蛮触礼亞》]]を唱えようとしました。''《オラマッハ・ザ・ジョニー》''の能力で、その効果を失わせたいのですが、手札からコスト5のジョーカーズを捨てるのは相手が手札を捨てる前ですか?後ですか?
A.手札を捨てた後です。''《オラマッハ・ザ・ジョニー》''の能力を使うタイミングは、相手が呪文のコストを支払い終わり、効果を解決する直前です。今回の場合、マナを支払い、手札を捨てた後で、''《オラマッハ・ザ・ジョニー》''の能力を使うことを相手に伝え、手札からジョーカーズを捨ててください。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/41564]](2022.7.22)

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