#author("2024-09-02T16:15:03+09:00","","")
#author("2024-11-21T11:34:00+09:00","","")
*《「&ruby(じんらい){迅雷};」の&ruby(おに){鬼}; ライジン&ruby(てん){天};》 [#xbe5b3f2]

|「迅雷」の鬼 ライジン天 SR 闇/火文明 (6)|
|クリーチャー:デモニオ/鬼札王国 6000|
|W・ブレイカー|
|自分のターンの終わりに、相手は自身のクリーチャーを1体選び、破壊する。|
|<鬼タイム>相手がクリーチャーを選ぶ時、自分と相手のシールドの数が合計6つ以下なら、相手のかわりに自分が選ぶ。|

[[DMRP-15]]で登場した[[闇]]/[[火]]の[[デモニオ]]/[[鬼札王国]]。

自分の[[ターンエンド]]時に相手のクリーチャー1体を[[選ばせ除去]]するが、[[鬼タイム]]発動時はそれが[[確定除去]]に変わる。

[[鬼タイム]]発動時の能力は相手が[[バトルゾーン]]にある[[クリーチャー]]を選ぶすべてのタイミングで使用できる。そのためテキストの見かけ以上にこのクリーチャーの能力が活用できる場面は多い。

-[[1ショットキル]]を仕掛けに行く時に[[S・トリガー]]などで[[除去]]が飛んできても、攻撃済みのクリーチャーを選ばせるというプレイングが出来る。

//-[[《ゴゴゴ・Cho絶・ラッシュ》]]などの[[割り振り火力]]を「0体選ぶ」ことにして実質無効化することができる。
//数を決めるのは相手

-相手が[[ニンジャ・ストライク]]で出した[[《光牙忍ハヤブサマル》]]の''[[ブロッカー]]付与先を自分が決められる''。[[タップ]]しているクリーチャーや最も[[パワー]]が低いクリーチャーにこれを[[付与]]すれば大きくアドバンテージを稼げるだろう。また、相手の[[《伝説の禁断 ドキンダムX》]]に[[ブロッカー]]が付与された場合、[[《キリサキ童子》]]などの軽量[[スレイヤー]]でアタックするだけでゲームの勝敗が決まりかねない。
もちろん《ハヤブサマル》以外の[[ブロッカー]][[付与]]でも同種のプレイングが可能。

-''ほとんどのコンボデッキを機能停止させられる''。
--ソリティアを行うデッキは、コンボパーツの[[盾落ち>埋まる]]をケアするためにしばしば[[シールド回収]]を行うが、その結果このクリーチャーの[[鬼タイム]]が発動し、場に出たクリーチャーの使い回しを行うことができなくなる。

-[[選ばせ除去]]が[[確定除去]]に変化した結果、相手の[[アンタッチャブル]]を除去できなくなる点には注意。

-味方の[[アンタッチャブル]]とは相性が悪い。[[鬼タイム]]時に[[クリーチャー]]を相手の代わりに自分が選ぶのは強制であり、本来除去されなかった[[クリーチャー]]を選ばなくてはいけなくなる可能性があるため。
--例)[[《英知と追撃の宝剣》]]や[[《ムシムタマ》]]など、同時にちょうど2体(または3体)選ぶ効果で、自分の場に《ライジン天》と[[《異端流し オニカマス》]]2体しかいない時。

しかし、お世辞にもそのスペックが高いとは言えない。
毎ターン相手のクリーチャーを1体破壊できると言えば聞こえはいいが、破壊の誘発タイミングがターン終了時であるという点、種族サポートが皆無に等しく、コストも6と重めなど、かなりの欠点を抱えるクリーチャーである。また、[[鬼タイム]]を発動した際に得られる[[メリット]]が[[召喚コスト]]と比べて小さすぎるのも問題である。

総じて、シールドの数で全く違う効果になる上に、取り回しも上級者向けのクリーチャーと言えるだろう。
諸刃の剣とならぬ様、[[《トライガード・チャージャー》]]や[[《Dの楽園 サイケデリック・ガーデン》]]でシールド枚数を調節しながら戦いたい。
文明柄、[[月光王国]]とも相性が良いだろう。

後に同[[コスト]]で同じ[[デモニオ]]の[[単色]]に、[[鬼タイム]]なしで選択誘導を利用できる[[《「復活」の鬼 ヨミノ晴明R》]]が登場した。
そちらはサポートの豊富な[[鬼レクスターズ]]種族を活かし、環境でも活躍している。能力のポテンシャルは高かったものの、発動条件が厳しかったと言ったところか。

-[[背景ストーリー]]では、[[《「疾風」の鬼 フウジン天》]]に加勢する形で[[チーム切札]]を襲撃。[[《フウジン天》>《「疾風」の鬼 フウジン天》]]とのコンビネーションでチーム切札を苦しめ、さらに[[《勝熱英雄 モモキング》]]を雷撃によって戦闘不能に追い詰める。しかし、突如乱入した[[《∞龍 ゲンムエンペラー》]]に[[《フウジン天》>《「疾風」の鬼 フウジン天》]]を倒され激昂。[[《ゲンムエンペラー》>《∞龍 ゲンムエンペラー》]]に雷撃を放つも全く通じず、お返しとばかりに放たれた漆黒の翼の一撃で消し飛ばされてしまった。

-ゲームでの[[《「疾風」の鬼 フウジン天》]]は捨て身の[[ビートダウン]]寄りのカードなので、[[コントロール]]寄りのこちらと同じデッキで共存させようとすると噛み合わない。
--そういう事情もあってかアニメでは[[《「疾風」の鬼 フウジン天》]]は登場するのに、このクリーチャーは未登場という憂き目に合う。

-[[カード名]]の由来は「[[風神>《「疾風」の鬼 フウジン天》]]雷神」の雷神だろう。

**ルール [#i954e900]
「[[選ぶ]]」の内容も参照。

以下は全て、''自分の''[[鬼タイム]]発動中の《「迅雷」の鬼 ライジン天》がいることを前提とする。
-このクリーチャーの能力の対象となるのは、''バトルゾーンにある''クリーチャーを選ぶときのみである。他のゾーンのクリーチャーを選ぶ能力には干渉しない。
-この能力を使った場合、置換先のプレイヤー(自分)がクリーチャーを選ぶ扱いとなる。[[アンタッチャブル]]や「[[選んだ時>選ばれた時]]」の能力の[[誘発]]条件に関わる。
--相手が[[《デーモン・ハンド》]]を唱えて、このクリーチャーの[[置換効果]]によって自分の[[《霊宝 ヒャクメ-4》]]を選んだ時は、「相手に選ばれた時」の能力は[[誘発]]しない。
--自分が[[《邪風風邪》]]を唱えて、このクリーチャーの[[置換効果]]によって相手の[[《霊宝 ヒャクメ-4》]]を選んだ時は、「相手に選ばれた時」の能力が[[誘発]]する。
-[[置換効果]]なので、その発生源は変更されない。(裁定変更)
--自分が[[《邪風風邪》]]を唱えた時、このクリーチャーの[[置換効果]]によって、相手の[[《龍装艦 ゴクガ・ロイザー》]]を選ぶことはできないが、相手の[[《時空の支配者ディアボロス Z》]]を選ぶことはできる。同様に、[[《魂と記憶の盾》]]で[[《勝熱英雄 モモキング》]]を選べるが、[[《邪風風邪》]]では選べない。
//--自分が[[《邪風風邪》]]を唱えた時、このクリーチャーの[[置換効果]]によって、相手の[[《龍装艦 ゴクガ・ロイザー》]]を選ぶことはできるが、相手の[[《時空の支配者ディアボロス Z》]]を選ぶことはできない。
-相手がクリーチャーを選ぶ効果の[[解決]]が[[任意]]である場合(「選んでもよい。」と書かれている場合)、クリーチャーを選ぶかどうかを決めるのは相手である。相手がクリーチャーを選ぶことに決めた場合、自分がクリーチャーを選ぶ。
-クリーチャーを選ぶ効果に条件がある場合、その条件は守る必要がある。
--場に自分の《「迅雷」の鬼 ライジン天》と自分の[[《異端流し オニカマス》]]がいて、相手が[[《スチーム・ハエタタキ》]]を唱えた時は、自分が《異端流し オニカマス》を選んで[[破壊]]する。
--[[《ストリート・スパーク》]] は相手のクリーチャーを「3体まで」選んでタップする呪文である。
相手がこの呪文を唱えた時は、まず相手が「何体タップさせるか」を選択し、その数だけ《ライジン天》側のプレイヤーが選んでタップする。選ぶ数の選択権は奪えない。

--[[《オヴィデンス・メーザー》]]は相手のクリーチャーをちょうど「3体」選んでタップする呪文である。
相手がこの呪文を唱えた時は、必ず自分のクリーチャーを3体選んでタップしなければならない。自分のクリーチャーが2体以下ならそれらをすべて選んでタップする。
--相手が[[《ジョリー・ザ・ジョルネード》]]の[[マスターJトルネード]]を使う時、相手に「何体戻すか」を決めさせた後、自分はコストの合計が10以上になるように相手の[[ジョーカーズ]]クリーチャーを選ばなければならない。
ただし、相手は条件をどうやっても満たせない数のクリーチャーを選択する事はできない(例えば、相手のコスト6と4のクリーチャーだけがバトルゾーンにいる時、「1体」と宣言する事は不可能)。
--残り1マナしかない状況で相手が[[《BAKUOOON・ミッツァイル》]]を召喚する場合、相手は必ずクリーチャーの数を4体(もしくはそれ以上)と宣言し、自分は必ず相手のクリーチャーを4体以上選ばなければならない。[[参考>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/39628]]
--[[《学校男》]]の「自分のクリーチャーを2体破壊する」という部分には「[[選ぶ]]」が含まれておらず、[[テンプレート変更>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/rulechange/316640/]]もされていない。したがって、「かわりに自分が選ぶ」の対象外。

-[[置換効果]]によってクリーチャーを選ぶ時は、このクリーチャーの[[置換効果]]の対象にはならない。
--相手の《「迅雷」の鬼 ライジン天》がいる時、「相手が選ぶかわりに自分が選ぶ」[[置換効果]]はそれ以上置換されない。
--相手が[[《大和ザンゲキ剣》>《ボルシャック・大和・ドラゴン/大和ザンゲキ剣》]]を唱え、その[[自己置換効果]]を適用した場合、[[破壊]]するクリーチャーを選ぶのは相手である。
--相手が[[《煉獄の悪魔龍 フォーエバー・オカルト》]]を召喚する時、コストを支払うかわりに[[破壊]]するクリーチャーを選ぶのは相手である。

-[[置換効果]]として扱うのは、「クリーチャーを選ぶ」処理だけである。
--相手が[[《デーモン・ハンド》]]を唱えた時、自分の[[破壊されない]]クリーチャーや[[離れない]]クリーチャーをその対象に選ぶことができる。
--相手の[[《デーモン・ハンド》]]の対象を自分の[[《不滅の精霊パーフェクト・ギャラクシー》]]にした時、それは場を離れるかわりにとどまる。
--相手の[[《堕呪 カージグリ》]]の対象を自分の[[《巨人の覚醒者セツダン》]]にした時、それは手札に戻されるかわりにとどまる。

-同じ条件でクリーチャーを選ぶ時は、1回だけクリーチャーを選ぶ。そのため、[[置換効果]]は1回だけ適用される。
--[[《“轟轟轟”ブランド》]]は相手が捨てた手札の枚数と同じ数の自分のクリーチャーを1度に選ぶ。
-異なる条件でクリーチャーを選ぶ時は、その条件ごとに1回ずつクリーチャーを選ぶ。そのため、[[置換効果]]はその都度適用される。
--相手の[[《最凶の覚醒者デビル・ディアボロス Z》]]が攻撃する時、自分が、指定された文明を持つ自分のクリーチャーを合計5回選ぶ。ただし同じクリーチャーを選ぶことはできない。
自分の《「迅雷」の鬼 ライジン天》と[[《封魔妖スーパー・クズトレイン》]]がいる時、闇のクリーチャーを選ぶ時に《「迅雷」の鬼 ライジン天》を選ぶことで[[《封魔妖スーパー・クズトレイン》]]を生き残らせることができる。

-[[置換効果]]を適用した結果、選べるクリーチャーがいなくなる場合でも、問題なく[[置換効果]]を適用できる。((このクリーチャーの能力は、「クリーチャーを選ぼうとする''プレイヤー''」を置換する能力である。一方、[[アンタッチャブル]]のテキストは「''相手がクリーチャーを選ぶ時''、このクリーチャーは選べない」と書かれている。つまり、[[アンタッチャブル]]は相手プレイヤーに「クリーチャーを選ぼうとする」行為を禁止させる能力ではない。よって、「置換先のイベントが実行できない場合、置換されない」ルールが適用されることはない。))
--場にいる相手のクリーチャーが[[《異端流し オニカマス》]]のみである時も、自分のターンの終わりの[[選ばせ除去]]は[[確定除去]]に置換される。結果、相手の[[《異端流し オニカマス》]]は選ばれないので[[破壊]]されない。

-クリーチャーの[[召喚]]を宣言する際には、その時点でのゲームの情報を全て参照して、適正に[[召喚]]手順を完了できる場合でなければ[[召喚]]手順を開始できない。
--場に相手の[[《異端流し オニカマス》]]2体と相手の他のクリーチャー3体がいる時、自分は相手のクリーチャーを3体までしか選べないので、相手は残り3マナ以上残っていなければ[[《BAKUOOON・ミッツァイル》]]の[[召喚]]宣言ができない。

-クリーチャーを選んだ段階では、まだそのクリーチャーは[[ゾーン]]移動を行っていない。
--自分の[[《ラジコンBOY》]]の[[スーパー・ボーナス]]能力を使った時、自分が相手のクリーチャーを3体(2体しかいなければその2体を、1体しかいなければその1体を)選ぶ。それらのクリーチャーの移動先も自分が1体ずつ選んで決める。
--自分が[[《英知と追撃の宝剣》]]を唱えた時、まず自分が相手のクリーチャーを2体(1体しかいなければその1体を)選ぶ。その後、自分がその中から1体選び[[バウンス]]する。「(手札に戻さなかった方の)もう1体を破壊する」と書かれているため、残りの1体は誰も選ばずに[[破壊]]される。
--相手が[[《英知と追撃の宝剣》]]を唱えた時、まず自分が自分のクリーチャーを2体(1体しかいなければその1体を)選ぶ。その後、自分がその中から1体選び[[バウンス]]する。残りの1体は誰も選ばずに[[破壊]]される。
--場に両プレイヤーの《ライジン天》がいて、相手が[[《英知と追撃の宝剣》]]を唱えた時、まず自分が自分のクリーチャーを2体(1体しかいなければその1体を)選ぶ。その後、相手がその中から1体選び[[バウンス]]する。残りの1体は誰も選ばずに[[破壊]]される。2体とも[[アンタッチャブル]]だった場合、2体とも「もう1体」として扱い、2体とも誰も選ばずに[[破壊]]される。
---いずれにしろ、[[マナゾーン]]のカードを選ぶ効果はこのクリーチャーの影響を受けない。
//参考:《守護と偶然の象徴》

//-[[進化クリーチャー]]の[[進化元]]もこのクリーチャーの[[置換効果]]の対象となり、可能な範囲で相手に進化元の選択を強要される。
//不明瞭な点が多いので下に移動。裁定が出たら復元
-[[超無限進化・Ω]]のように、テキストに「選ぶ」とある[[進化クリーチャー]]の[[進化元]]もこのクリーチャーの[[置換効果]]の対象となり、可能な範囲で相手に進化元の選択を強要される。
--[[超無限進化・Ω]]のような複数のゾーンから進化元を選ぶ能力も影響を受ける。この場合、バトルゾーンからの進化元は《ライジン天》側が自由に選べ、それ以外からの進化元は相手が選ぶ。
--[[マナ進化]]や[[墓地進化]]など、バトルゾーン外から[[進化元]]を選ぶ場合は、テキストに「選ぶ」と書かれているが、バトルゾーンからカードを選択しないので影響を受けることはない。
--当然、不可能な進化を強いることはできない。
例えば相手のバトルゾーンに[[《白骨の守護者ホネンビー》]]と[[《腐敗無頼トリプルマウス》]]だけがいて、相手が[[《「無情」の極 シャングリラ》]]を召喚しようとした時、[[ガーディアン]]ではない《トリプルマウス》を進化元として選ばせることはできず、必ず《ホネンビー》の上に進化させる事になる。
あくまで《ホネンビー》以外にも[[ガーディアン]]がいて、それらを全て進化元にしないなら、どちらに進化させるかは《ライジン天》側が決められる、というだけ。
//--一般的な[[進化]]は「1体の上に置く」であり「選ぶ」という単語は使われていないが、例外的にこの能力の対象となる。また、一部の[[超無限進化]]はテキストに「選ぶ」と書かれており、そちらと統一された形と言えるか。
なお、[[マナ進化]]や[[墓地進化]]など、バトルゾーン外から[[進化元]]を選ぶ場合は、テキストに「選ぶ」と書かれている(この場合はバトルゾーン以外が対象なので上述の通り《「迅雷」の鬼 ライジン天》の適用外)。
//下に移動

-[[リンク]]した[[ゴッド]]が離れる時、そのうちの1体を選んで離れる[[状況起因処理]]もこのクリーチャーの[[置換効果]]の対象となる。つまり、どのカードが離れるのかを《ライジン天》側が選べる。

-選ぶカードの個数が変動する効果の場合、元々の持ち主がその個数を決める。
--[[《爆殺!! 覇悪怒楽苦》]]が「好きな数選ぶ」場合、元々の持ち主が選ばれる個数を宣言し、かわりに選ぶプレイヤーはその個数を守るように選ぶ((https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/44325/))。
--[[《「無月」の頂 $スザーク$》]]の[[無月の門・絶]]が、手札または墓地から6つを選ぶ場合、元々の持ち主が6つのうちいくつバトルゾーンから選ぶかを宣言し、かわりに選ぶプレイヤーはその個数を守るように選ぶ((https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/44320/))。

-[[バトルゾーン]]のクリーチャーと他の[[ゾーン]]のクリーチャーの両方に干渉しうる能力について。
--まず、[[《シャドーウェーブ・サイクロン》]]のような、「バトルゾーンを含む複数のゾーンから一つを選ぶ」効果。
この場合、まず効果を解決する側のプレイヤーが、カードをバトルゾーンから選ぶか、マナゾーンから選ぶかを決定する。こうして前者が選ばれた場合に限り、《ライジン天》側のプレイヤーに選択権が移り、クリーチャーを自由に選んで[[バウンス]]できる。マナゾーンが選ばれた場合、《ライジン天》の能力は何もしない。
--次に、[[《「祝」の頂 ウェディング》]]、[[超無限進化・Ω]]、[[無月の門・絶]]などの、「複数のゾーンから複数のカードを選ぶ」効果。
この場合、''まず効果の対象となるプレイヤーが、「バトルゾーンから何枚選ぶか、他のゾーンから何枚選ぶか」を決定する''。そうして選ばれた数に基づき、《ライジン天》側のプレイヤーがバトルゾーンのカードをその数選び、対象のプレイヤーが他のゾーンから選ぶカードを決定する。
この時、枚数を宣言した段階でバトルゾーンのカードを選ぶ必要はない。どのゾーンのカードを最初に決めるかは対象プレイヤーが自由に選択でき、《ライジン天》側の選択を見てから選ばせることも、先に他のゾーンから選択してから《ライジン天》側に選択させることもできる。
---こちらも当然だが、できないことを宣言することはできない。[[《「祝」の頂 ウェディング》]]に対し、手札が0枚なのに「バトルゾーンから2体だけシールド化します」と宣言するのは不可能。

***不明な処理 [#db55a61d]
-[[クロスギア]]を[[クロス]]する[[クリーチャー]]を選ぶ行為は、このクリーチャーの[[置換効果]]の対象となるのか。

-[[オーラ]]を[[使い>使う]]、既に場にいる[[GRクリーチャー]]につけることにした場合、つける[[GRクリーチャー]]を選ぶ行為は、このクリーチャーの[[置換効果]]の対象となるのか。

-通常の[[進化]]はこのクリーチャーの能力の対象となるのか。
--通常の進化はテキストに「選ぶ」が含まれていない。この場合、超無限進化・Ωの裁定を準用して《ライジン天》の対象に含まれるのか。
--[[進化は選ぶ行為ではない>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/45224/]]という裁定もあるが、この「進化」が指すのが[[キーワード処理]]なのか[[キーワード能力]]なのかは不明。前者なら、超無限進化・Ωも「進化」には変わりないので矛盾が発生する。後者なら矛盾はないものの、同じ[[超無限進化]]でも[[《無限銀河ジ・エンド・オブ・ユニバース》]]は引っかからないのに[[《愛の無限オーケストラ》]]は引っかかる(([[超無限進化]]クリーチャーは「進化元で条件○○を揃えるようにして重ねる」場合、テキストに「選ぶ」が含まれる傾向がある。))という、テキストの差による違いが起きてしまう。

-[[カード指定除去]]や[[エレメント]]除去でカードを選ぶ際、バトルゾーンに[[クリーチャー]]ではない[[オブジェクト]]がいるとどうなるのか。(例:[[《引き裂かれし永劫、エムラクール》]])
--[[《同期の妖精/ド浮きの動悸》]]のような「可能ならこのクリーチャーを選ぶ」能力は、[[カード指定除去]]や[[エレメント]]指定であっても選択権を奪われるという裁定になっている。このクリーチャーの場合、クリーチャー以外のカードかクリーチャーかを選択する権利まで奪われるのかは不明。
--なお、類似能力を持つ[[《「復活」の鬼 ヨミノ晴明R》]]の場合は「カード」指定のため、この問題は起きない。

**関連カード [#m619f664]
-[[《鬼面超人エル・アンドレ》]]
-[[《豪獣王ディス・オルトロス》]]
-[[《「復活」の鬼 ヨミノ晴明R》]]

-[[《「疾風」の鬼 フウジン天》]]
-[[《鬼星の絆 フウジン天&ライジン天》]]

**[[フレーバーテキスト]] [#m4e69fc0]
-[[DMRP-15]]
'''ワシと[[フウジン天>《「疾風」の鬼 フウジン天》]]のコンビネーションを見よ! これにかけては、[[鬼札王国]]でも右に出る者はおらぬ! ― 「迅雷」の鬼 ライジン天'''

**収録セット [#ab3e56d6]
-illus.[[Murakami Hisashi]]
--[[DMRP-15 「十王篇 第3弾 幻龍×凶襲 ゲンムエンペラー!!!」>DMRP-15]](S10/S11)

**参考 [#h5d5d11e]
-[[デモニオ]]
-[[鬼札王国]]
-[[W・ブレイカー]]
-[[ターン終了ステップ]]
-[[破壊]]
-[[鬼タイム]]
-[[置換効果]]

----
[[公式Q&A]]

-3つ目の能力について

>Q.バトルゾーンに自分の''《「迅雷」の鬼 ライジン天》''が1体いて「鬼タイム」が発動中です。自分のターンの終わりに自分が相手のクリーチャーを1体選び破壊しますが、「かわりに」選ぶ能力なので[[《不滅の精霊パーフェクト・ギャラクシー》]]を破壊することはできますか?
A.いいえ、破壊できません。''《「迅雷」の鬼 ライジン天》''の能力はクリーチャーを選ぶプレイヤーを置換効果で変更しているだけで、破壊する効果自体を置き換えているわけではありません。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/34254]](2020.9.18)

>Q.バトルゾーンに自分の''《「迅雷」の鬼 ライジン天》''が1体いて「鬼タイム」が発動中です。相手が[[《父なる大地》]]を唱えた際、バトルゾーンからマナゾーンに置くクリーチャーと、マナゾーンからバトルゾーンに出すクリーチャーを選ぶのは、どちらのプレイヤーですか?
A.''《「迅雷」の鬼 ライジン天》''を出しているプレイヤーが、バトルゾーンから自分のマナゾーンに置くクリーチャーを1体選べます。この効果はバトルゾーンでのみ影響を与えますので、マナゾーンから出すクリーチャーを1体選ぶのは[[《父なる大地》]]を唱えたプレイヤーです。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/34256]](2020.9.18)

>Q.相手の「鬼タイム」能力が発動している状態の''《「迅雷」の鬼 ライジン天》''がバトルゾーンにいる状況で、自分は[[《大翔勇士ヒロト》]]をバトルゾーンに出しました。[[《大翔勇士ヒロト》]]の「出た時」の能力は「選んでもよい」なのですが、どうなりますか?
A.「選んでもよい」能力なので、選ばないことにした場合、相手の''《「迅雷」の鬼 ライジン天》''の置換効果は何も起こりません。
#region2(([[総合ルール]] [[609.5>総合ルール本文#rule609_5]])){{
:609.5. |置換効果があるイベントを置換する場合、そのイベントが発生しなければ、置換効果は何もしません。
}}
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/39139]](2020.12.15)

>Q.自分の''《「迅雷」の鬼 ライジン天》''の「鬼タイム」が発動している状況で、自分は[[《邪風風邪》]]を唱えました。相手が選ぶかわりに''《「迅雷」の鬼 ライジン天》''の効果で自分が破壊するクリーチャーを選びますが、自分は相手の[[《聖魔連結王 バロディアス》]]を選べますか?
A.いいえ、選べません。''《「迅雷」の鬼 ライジン天》''の効果で相手のかわりに自分が選ぶ場合も、[[《聖魔連結王 バロディアス》]]のような、「相手に選ばれない」能力を持つ相手のクリーチャーを選ぶことはできません。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/39545]](2021.4.2)

>Q.自分の[[《霊宝 ヒャクメ-4》]]と、「鬼タイム」が発動している''《「迅雷」の鬼 ライジン天》''がバトルゾーンにいる状況で、相手は[[《デーモン・ハンド》]]を唱えました。相手が選ぶかわりに''《「迅雷」の鬼 ライジン天》''の効果で自分が破壊するクリーチャーを選びますが、自分の[[《霊宝 ヒャクメ-4》]]を選んだ場合、「相手に選ばれた時」の能力はトリガーしますか?
A.いいえ、相手に選ばれていないので、トリガーしません。''《「迅雷」の鬼 ライジン天》''の置換効果を適用した場合、選ぶプレイヤーは自分になります。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/40251]](2021.9.24)
#region2(類似裁定(2024.1.18)){{
>Q.自分の[[《「復活」の鬼 ヨミノ晴明R》]]と、下にクリーチャーが1枚置かれた[[《禁断英雄 モモキングダムX》]]がバトルゾーンにいる状況で、相手は[[《スライサー=グライサー》]]を出しました。&br;[[《スライサー=グライサー》]]の「出た時」の能力で破壊するクリーチャーを、[[《「復活」の鬼 ヨミノ晴明R》]]の効果で相手のかわりに自分が選ぶ際、自分の[[《禁断英雄 モモキングダムX》]]は選べますか?&br;類似例:''《「迅雷」の鬼 ライジン天》''
A.はい、選べます。相手が出した[[《スライサー=グライサー》]]の能力ですが、相手のかわりに自分が選ぶので、[[《禁断英雄 モモキングダムX》]]のような「相手に選ばれない」クリーチャーも選べます。&br;この場合でも、[[《禁断英雄 モモキングダムX》]]は「禁断スター進化」により一番上のカードのみが離れ、再構築により進化元のクリーチャーがバトルゾーンに残ります。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/44220]]
}}

>Q.相手の[[《歓楽のタギャースツ》]]と他のクリーチャーが1体、自分の「鬼タイム」が発動している''《「迅雷」の鬼 ライジン天》''がバトルゾーンにいる状況です。自分のターンの終わりに、''《「迅雷」の鬼 ライジン天》''の「自分のターンの終わりに」の能力で、相手が自身のクリーチャーを破壊するかわりに自分が相手のクリーチャーを選びますが、自分は[[《歓楽のタギャースツ》]]を選ばなくてはいけませんか?
A.はい、[[《歓楽のタギャースツ》]]を選ぶ必要があります。他のクリーチャーを選ぶことはできません。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/40641]](2021.12.17)

>Q.自分の[[《「復活」の鬼 ヨミノ晴明R》]]がバトルゾーンにいる状況です。&br;相手のリンクしたゴッドを[[《デーモン・ハンド》]]で破壊する際、どちらを破壊するか、自分が選べますか?&br;参照:[[《極限龍神ヘヴィ》]][[《極限龍神メタル》]]&br;類似例:''《「迅雷」の鬼 ライジン天》''
A.はい、自分がどちらか好きな方を選び、破壊します。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/44321]](2024.1.18)

>Q.自分の[[《「復活」の鬼 ヨミノ晴明R》]]がバトルゾーンにいる状況です。&br;相手が「フシギバース」でマナゾーンに置くクリーチャーや「ムゲンクライム」でタップするクリーチャーは、かわりに自分が選べますか?&br;参照:[[《大樹王 ギガンディダノス》]][[《∞龍 ゲンムエンペラー》]]&br;類似例:''《「迅雷」の鬼 ライジン天》''
A.いいえ、相手が選びます。&br;テキストに「選ぶ」や「選び」と書かれている効果で相手がカードを選ぶ時のみ、[[《「復活」の鬼 ヨミノ晴明R》]]の置換効果を適用できます。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/44322]](2024.1.18)
 
Q.自分の[[《「復活」の鬼 ヨミノ晴明R》]]がバトルゾーンにいる状況で、相手は[[《歌舞音愛 ヒメカット/♪蛙の子 遭えるの何処?好きと謂ひて》]]を出しました。&br;「マジック・フレンド・バースト」で相手がマジック・クリーチャーをタップする際、[[《「復活」の鬼 ヨミノ晴明R》]]の効果で自分がタップするクリーチャーを選べますか?&br;類似例:''《「迅雷」の鬼 ライジン天》''
A.いいえ、相手が選びます。&br;テキストに「選ぶ」や「選び」と書かれている効果で相手がカードを選ぶ時のみ、[[《「復活」の鬼 ヨミノ晴明R》]]の置換効果を適用できます。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/44323]](2024.1.18)

>Q.自分の[[《「復活」の鬼 ヨミノ晴明R》]]がバトルゾーンにいる状況で、相手が自分のターンの終わりに[[《ジョリー・ザ・ジョルネード》]]の「マスターJトルネード」の使用を宣言しました。&br;「マスターJトルネード」の効果には「自分のジョーカーズ・クリーチャーをコストの合計が10以上になるように好きな数選び」とあるのですが、クリーチャーは誰がどうやって選びますか?&br;類似例:''《「迅雷」の鬼 ライジン天》''
A.「好きな数選ぶ」とある効果を解決する際、その効果を解決するプレイヤーが選ぶ数を指定した後、[[《「復活」の鬼 ヨミノ晴明R》]]を出しているプレイヤーが指定された数のカードを選びます。&br;「マスターJトルネード」の場合、まず相手が手札に戻すジョーカーズの数を指定します。(この時、その数戻しても必ずコストが10以上にならないような、効果処理ができなくなる数は指定できません)&br;その後、自分は相手が指定した数のジョーカーズを、コストの合計が10以上になるように選び、手札に戻します。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/44324]](2024.1.18)
 
Q.自分の[[《「復活」の鬼 ヨミノ晴明R》]]がバトルゾーンにいる状況で、相手は[[《爆殺!! 覇悪怒楽苦》]]を唱えました。&br;[[《爆殺!! 覇悪怒楽苦》]]の効果には「相手のクリーチャーを、コストの合計が8以下になるよう好きな数選び」とあるのですが、クリーチャーは誰がどうやって選びますか?&br;類似例:''《「迅雷」の鬼 ライジン天》''
A.「好きな数選ぶ」とある効果を解決する際、その効果を解決するプレイヤーが選ぶ数を指定した後、[[《「復活」の鬼 ヨミノ晴明R》]]を出しているプレイヤーが指定された数のカードを選びます。&br;[[《爆殺!! 覇悪怒楽苦》]]の場合、まず相手が破壊するクリーチャーの数を指定します。(この時、その体数選んだら必ずコスト8以上になってしまうような、効果処理時に実際に選べない数は指定できません)&br;その後、相手が指定した数のクリーチャーを、[[《「復活」の鬼 ヨミノ晴明R》]]を出している自分が選び、破壊します。&br;&br;処理例:&br;バトルゾーンに自分の、コスト6の[[《「復活」の鬼 ヨミノ晴明R》]]、コスト2のクリーチャー1体、コスト4のクリーチャー2体がいる状況で、相手が[[《爆殺!! 覇悪怒楽苦》]]を唱えた場合、以下のような処理になります。&br;まず、相手が破壊したいクリーチャーの数を指定します。この状況でコスト8以下になるよう選んで破壊できるクリーチャーは最大2体なので、指定できるのは0~2体までです。&br;その後、自分は相手が指定した数の自分のクリーチャーを選び、選ばれたクリーチャーが破壊されます。&br;相手が2体と指定した場合、コスト8以下になるよう、好きな組み合わせで自分のクリーチャーを2体選びます。(今回の場合、コスト2とコスト4のクリーチャー1体ずつ、コスト2と[[《「復活」の鬼 ヨミノ晴明R》]]、コスト4のクリーチャー2体が選べる選択肢になります)
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/44325]](2024.1.18)

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#region2(過去裁定){{
>Qバトルゾーンに自分の''《「迅雷」の鬼 ライジン天》''が1体いて「鬼タイム」が発動中です。相手が自分のターンの終わりに[[《ジョリー・ザ・ジョルネード》]]の能力の使用を宣言しました。この[[《ジョリー・ザ・ジョルネード》]]で手札に戻すジョーカーズ・クリーチャーを選ぶのは、どちらのプレイヤーですか?
A.''《「迅雷」の鬼 ライジン天》''を出しているプレイヤーが、手札に戻すジョーカーズ・クリーチャーを選べます。例えば、バトルゾーンに相手のコスト5のジョーカーズ・クリーチャーが3体いた場合、そのうち好きな2体だけを手札に戻すことも、3体すべてを手札に戻すこともできます。1体も選ばない事はできません。
※%%%URL削除済み%%%(2020.9.18)
//[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/34255]]
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&tag(クリーチャー,闇文明,火文明,黒赤,2色,多色,コスト6,デモニオ,鬼札王国,パワー6000,W・ブレイカー,ターン終了時,除去,単体除去,選ばせ除去,破壊,単体破壊,鬼タイム,選ぶ時,置換効果,選択指定,確定除去,終音「ん」,SR,スーパーレア,Murakami Hisashi,十王篇ブロック);
&tag(クリーチャー,闇文明,火文明,黒赤,2色,多色,コスト6,デモニオ,鬼札王国,パワー6000,W・ブレイカー,ターン終了時,除去,単体除去,選ばせ除去,破壊,単体破壊,鬼タイム,選ぶ時,置換効果,選択指定,確定除去,終音「ん」,SR,スーパーレア,Murakami Hisashi,十王篇ブロック,不明確な裁定);