#author("2024-07-27T01:09:49+09:00","","")
#author("2024-08-28T20:20:10+09:00","","")
*《“&ruby(バッド){罰怒};”ブランド》 [#d5eff16f]

|“罰怒”ブランド MAS 火文明 (7)|
|クリーチャー:ビートジョッキー 9000|
|''マスターB・A・D''(このクリーチャーを、コストを2少なくし、さらに、このターンに召喚した自分の他の火のクリーチャー1体につき追加で2少なくして召喚してもよい。そうしたら、このターンの終わりに自分のクリーチャーを1体破壊する。ただし、このクリーチャーのコストは0以下にならない)|
|''W・ブレイカー''(このクリーチャーはシールドを2つブレイクする)|
|自分の火のクリーチャーすべてに「スピードアタッカー」を与える。(「スピードアタッカー」を持つクリーチャーは召喚酔いしない)|

[[DMRP-02]]で登場した[[火]]の[[ビートジョッキー]]。

マスター契約によって真の姿を現した[[《“罰怒”ブランド Ltd.》]]。

[[B・A・D]]の上位能力である[[マスターB・A・D]]を持っており、通常の[[B・A・D]]と同じく自身の[[召喚]][[コスト軽減]][[能力]]に加え、同じ[[ターン]]中に他の[[火]]の[[クリーチャー]]を[[召喚]]する事でさらに[[召喚]][[コスト]]を2ずつ下げることができる。
これにより最低でも5マナ、軽量[[クリーチャー]]の事前の展開次第でさらに3マナ、1マナと軽いコストで[[召喚]]することができる。

この[[能力]]は自分の火の[[クリーチャー]]全てに[[スピードアタッカー]]を与える、2つ目の[[常在型能力]]と大変噛み合っており、奇襲性能は抜群。
[[コスト]]を軽減する[[《一番隊 チュチュリス》]]や、後述する[[《ダチッコ・チュリス》]]などと組み合わせることで、序盤から小型獣と共に猛攻をしかけることが可能。

また、[[マスターB・A・D]]は通常の[[B・A・D]]と異なり、他の[[クリーチャー]]を[[破壊]]することで[[バトルゾーン]]に留まることができる。
[[pig]]持ちの[[《アッポー・チュリス》]]や[[《TEKUTEKU・ボンバヘイ》]]、[[B・A・D]]の使用で[[自壊]]が確定している他の[[ビートジョッキー]]と組み合わせると効率的だろう。[[《我我我ガイアール・ブランド》]]と一緒に並べたが[[《我我我ガイアール・ブランド》]]が[[攻撃]]する前に自軍が[[オールタップ]]を喰らわされてしまったという場合には、自壊能力で[[《我我我ガイアール・ブランド》]]を指定すれば取り敢えず疑似的な[[自分のターンの終わりに、このクリーチャーをアンタップする]][[能力]]して扱うことは可能。

ただし、これは[[自壊]]がどれか1体の[[破壊]]に成り代わることになるので、《“罰怒”ブランド》自体が除去された場合は、ターンエンドを迎えると着実に[[フィールドアドバンテージ]]を1つ損することになる。わざわざ[[破壊]]が確定している[[B・A・D]]を[[S・トリガー]]等で狙う相手は少ないだろうが、[[《オリオティス・ジャッジ》]]等に対する耐性は他の[[B・A・D]]より脆弱である。

[[《ダチッコ・チュリス》]]とは好相性。《ダチッコ》で3、[[マスターB・A・D]]で4、それぞれ軽減されるので、[[《ダチッコ・チュリス》]]を出すだけで1マナで召喚することが可能になる。余裕があれば[[《ダチッコ・チュリス》]]の軽減を他のクリーチャーに割り振っても同様に1コストで召喚できる。
また、召喚扱いで踏み倒せる[[G・ゼロ]]との相性もかなりのもの。特に、ややデッキ構築が専用的なものになるものの、[[《無重力 ナイン》]]との組み合わせは特筆すべきものがある。踏み倒しメタの[[《単騎連射 マグナム》]]や防御札の[[《終末の時計 ザ・クロック》]]は自然とデッキに投入できる[[アウトレイジ]]なので、[[G・ゼロ]]の条件を達成しやすい。その際は、1マナで召喚できる[[《飢えと乾き ケローラ》]]や、もう1つの[[G・ゼロ]]を持った[[アウトレイジ]]である[[《百万超邪 クロスファイア》]]辺りも候補に入るか。

**ルール [#e5adb2f9]
-[[着地置換効果]]や特定の[[ゾーン]]を[[離れない]][[効果]]によって結果として「[[召喚]]」のみを行い「[[出す]]」を行わなかった場合でも、その召喚した分が[[マスターB・A・D]]で参照される。

**環境において [#i95eab8a]
このカードが登場して成立した[[【赤単ブランド】]]は当初から十分な3ターンキルのルートを持っており、実際に3ターンキルが横行する非常に攻撃性の高いデッキに仕上がった。

[[新章デュエル・マスターズ>デュエル・マスターズ]]期のトップメタである[[【緑単ループ】]]は典型的な[[チェイン・コンボ]]であり、せいぜい防御札がピン挿しの[[《光牙忍ハヤブサマル》]]と1〜2枚の[[《光牙忍ライデン》]]、多くて2枚積みの[[《革命の巨石》]]程度しかないため、身も蓋もない言い方をすれば[[ループ]]が始まる前に殴りさえすればそのまま殴り切れるという訳である。

顕著であったのは[[【赤青ブランド】]]での活躍であり2018年3月1日の殿堂レギュレーション改訂までトップメタの一角に鎮座した。

その後、[[【“轟轟轟”ブランド】]]のサブフィニッシャーとして利用されたが、[[【赤白“轟轟轟”ブランド】]]への発展によって一旦環境から姿を消した。

[[DMBD-09]]・[[DMBD-10]]期に確立された[[《GIRIGIRI・チクタック》]]軸の[[【赤単ブランド】]]が環境に進出し、再び真剣勝負でよく見かけるカードとなった。この頃になると[[《BAKUOOON・ミッツァイル》]]と同時に1体ずつ並べることで[[《テック団の波壊Go!》]]をケアできるカードとしての個性が際立った。

2020年1月1日の[[殿堂レギュレーション]]改訂で[[【“B-我”ライザ】]]が環境上位に躍り出るとそちらのサブフィニッシャーとして活躍するようにもなった。時にはこれを出しても攻撃せずに一旦ターンを渡し、スピードアタッカー化手段が複数並んでから[[1ショットキル]]を始めるいうプレイングも取られる。

[[【赤単ブランド】]]を発展的解消させた[[【我我我ブランド】]]でも永らく5枚目以降のフィニッシャーとして使われたが、[[《“逆悪襲”ブランド》]]が登場した辺りから立場が揺らぎ、遅くとも[[DMRP-20]]期になるとこのクリーチャーの代わりにサブフィニッシャーとして[[《“逆悪襲”ブランド》]]を使い、このクリーチャーを不採用とする構築がざらになった。しばらくすると4枚積みする構築がまた主流化したが、[[DMBD-18]]終期頃になると、[[《希望のジョー星》]]でほぼ[[腐り>腐る]]、単体では役に立ちにくい上に[[《我我我ガイアール・ブランド》]]より[[打点]]を用意しづらく[[G・ストライク]]に脆弱なこちらを2枚に抑えた構築が目立つようになった。ただしそれは[[オリジナル]]での話であり、[[アドバンス]]では[[GR召喚]]で打点形成には困らないため、圧倒的に[[《“逆悪襲”ブランド》]]よりも採用率が高い。

その後、2022年1月1日に《ジョー星》が殿堂入りすると、オリジナルでもこちらの採用率が回復した。

**その他 [#bda1ab28]
-能力の性質上、火のクリーチャーであれば[[G・ゼロ]]等を手札に溜め込めば溜め込むほど威力を発揮する。そのためプレイング次第では、返しのターンに出すことを前提とした[[《メガ・マグマ・ドラゴン》]]が全く刺さらないケースもある。

-アニメでは第11話で[[ボルツ]]が[[《“罰怒”ブランド Ltd.》]]に対して契約を打診し、それを受諾されたことで[[《“罰怒”ブランド Ltd.》]]からこのカードに書き換わった。声優は強化前と同じく[[林大地]]氏。

-漫画版でも同様に使用した。

-[[《“必駆”蛮触礼亞》]]の[[フレーバーテキスト]]を始めとして、一人称には[[ボルツ]]と同じように「俺ちゃん」を使っている。

-[[双極篇背景ストーリー]]では[[自然]][[文明]]に乗り込み、[[《キングダム・オウ禍武斗》]]と対峙。だが[[《轟破天九十九語》>《キングダム・オウ禍武斗/轟破天九十九語》]]の前に敗れたことで、[[《勝利龍装 クラッシュ“覇道”》]]と共に修行場へと向かう。その結果、[[新たな必殺技>マスターG・G・G]]と[[新たな姿>《“轟轟轟”ブランド》]]を手に入れた。
--[[王来篇背景ストーリー]]では[[《ガイゼキアール》>《魔帝連結 ガイゼキアール》]]の力かこの形態に戻っていた。[[《ダイナボルト <エタフェニ.Star>》]]と共に[[《ガイゼキアール》>《魔帝連結 ガイゼキアール》]]を倒し、そして[[ガイアール・カイザー>《ガイアール・カイザー GS》]]の魂と共鳴して、[[レクスターズ>《“罰星怒”ブランド》]][[となる>《我我我ガイアール・ブランド》]]。

-後のフィニッシャー系のブランド群はパワー9000に統一されており、その後の[[火力]]系[[防御札]]もそのラインを一定の指標として調整されている感がある。

-デュエチューブによると、カード名の由来は"Brand-new(真新しい)"から連想した"Brand-bad"という造語。意訳すると「マジでBAD」になるとのこと。
--また、「Brand」という英単語には「焼印」という、ちゃんと火文明らしい意味もある。

**関連カード [#tbe28951]
-''Prev''
--[[《“罰怒”ブランド 1st》]]

-''Next''
--[[《“轟轟轟”ブランド》]]

-[[《“罰怒”ブランド Ltd.》]]
-[[《“罰星怒”ブランド》]]

-[[《オプティマスプライム》]]([[別名]]にこのカードを持つ)

-このクリーチャーが描かれているカード
--[[《ギアード・エクストリーム》]]
--[[《勇愛の天秤》]]
--[[《“必駆”蛮触礼亞》]]
--[[《“破舞”チュリス》]]

**[[フレーバーテキスト]] [#flavor_text]
-[[DM23-RP4]]、[[DM23-RP4X]]&br;'''仲間とともに闘い、仲間を鼓舞する。それがリーダーの資質だ。'''

**収録セット [#tc65bd45]
//***[[デュエル・マスターズ]]
//デュエル・マスターズ プレイスで実装された場合は上のコメントアウトを外して、下部にデュエル・マスターズ プレイスの収録情報を追記してください。
-illus.[[Yuukoo009]]
--[[DMRP-02 「デュエル・マスターズ 新2弾 マジでB・A・Dなラビリンス!!」>DMRP-02]]
--[[DMEX-19 「マスター・ファイナル・メモリアル・パック」>DMEX-19]](M㊙︎7/M㊙︎10)
--[[DM24-SD1 「いきなりつよいデッキ 攻めの王道」>DM24-SD1]](3/12)
-illus.[[出水ぽすか]]
--[[DMRP-17 「王来篇 第1弾 王星伝説超動」>DMRP-17]](17A/20)
-illus.[[ikeda_cpt]]
--[[DM23-RP4 「アビス・レボリューション第4弾 竜皇神爆輝」>DM23-RP4]](TR2/TR9)
--[[DM23-RP4X 「アビス・レボリューション第4弾 竜皇神爆輝」超刺激パック>DM23-RP4X]](TR2/TR9)

**参考 [#q7d7e3fd]
-[[マスターカード]]
-[[ビートジョッキー]]
-[[マスターB・A・D]]
-[[W・ブレイカー]]
-[[スピードアタッカー]]
-[[【赤単ブランド】]]
-[[【赤青ブランド】]]
-[[【ビートジョッキー】]]

&tag(クリーチャー,火文明,赤単,単色,コスト7,ビートジョッキー,猿人,パワー9000,マスターB・A・D,B・A・D,W・ブレイカー,スピードアタッカー付与,《“罰怒”ブランド》,ブランド,MAS,マスターカード,20thレア,20thSPレア,クリエイターズコラボ,Yuukoo009,出水ぽすか,Toshiaki Takayama,ikeda_cpt);

&tag(クリーチャー,火文明,赤単,単色,コスト7,ビートジョッキー,猿人,パワー9000,マスターB・A・D,B・A・D,W・ブレイカー,スピードアタッカー付与,《“罰怒”ブランド》,ブランド,MAS,マスターカード,20thレア,20thSPレア,クリエイターズコラボ,Yuukoo009,出水ぽすか,ikeda_cpt);