#author("2023-11-26T13:07:45+09:00","","")
#author("2023-12-03T17:00:57+09:00","","")
*《“&ruby(ランブル){乱振};”&ruby(マシン){舞神}; &ruby(ジー){G};・&ruby(ダブル){W};・&ruby(ディー){D};》 [#u3b0353d]

|“乱振”舞神 G・W・D SR 火文明 (6)|
|クリーチャー:ビートジョッキー 5000|
|B・A・D2|
|スピードアタッカー|
|このクリーチャーがバトルゾーンに出た時または攻撃する時、相手のクリーチャーを1体選んでもよい。その選んだクリーチャーとこのクリーチャーをバトルさせる。|
|このクリーチャーは、可能なら毎ターン、相手プレイヤーを攻撃する。|
|自分のクリーチャーがバトルに勝った時、カードを1枚引く。|

[[DMRP-04魔]]で登場した[[ビートジョッキー]]。

[[B・A・D]]2持ちの[[スピードアタッカー]]であり、[[cip]]と[[アタックトリガー]]で相手[[クリーチャー]]1体と[[効果バトル]]する[[能力]]と、自分の[[クリーチャー]]が[[バトル]]に勝った時[[ドロー]]する[[能力]]を持つ。ただし、[[可能であれば相手プレイヤーを攻撃する>可能であれば攻撃する]][[デメリット]]を持つ。

[[B・A・D]]2により、単体でも「実質4[[コスト]]で最大2体[[除去]]2[[ドロー]]」と破格の性能を誇る。
ただ単に[[呪文]]ではない[[火]]バージョンの[[《デモンズ・ライト》]]として使ってもよいし、ダメ押しのために打点補強として利用しても無駄が無い。

相手に[[《メガ・マグマ・ドラゴン》]]を警戒させて展開を抑止してからこのカードの2面除去で数を少なく抑えられた相手のクリーチャーを一掃するという二段構えも強力。

[[置きドロー]]として長期的な[[アドバンテージ]]を取るなら、[[【赤単ブランド】]]に採用して[[《ダチッコ・チュリス》]]から[[B・A・D]]を使わず着地させるとよい。[[双極篇環境]]初期における[[【ジョーカーズ】]]対面では[[《ガンバトラーG7》]]軸でもそこまで3ターンキルが安定しないため、多くの場合は一方的に相手の盤面を焼いて勝ちに行ける。

[[可能であれば攻撃する]][[デメリット]]は、上記の[[置きドロー]]としての運用の際に[[S・トリガー]]を踏みに行ってしまう可能性があるためやや厄介。
一方、[[B・A・D]]使用前提で使う場合、[[攻撃]]したくないなら出さなければよいだけの話であり、出せば後でどのみち[[破壊]]されるため、[[除去]]の心配も少ない。あまり無いが、シールドを[[ブレイク]]したくない場合は[[バトル]]の対象を大型クリーチャーや[[スレイヤーブロッカー]]にして自爆する事も出来る。

相手の[[《流星のガイアッシュ・カイザー》]]存在下の場合、出たターンのプレイヤーへの攻撃を制限するそちらのおかげで例外的にクリーチャーに攻撃することができるようになり、最大3面除去となる。また、[[《ボン・キゴマイム》>《ボン・キゴマイム/♪やせ蛙 ラッキーナンバー ここにあり》]]存在下なら、そちらのメタ能力が逆に相手に手札を与えずに除去できるようになるように作用する。

[[コスト軽減]]メタに弱いという点も、[[《制御の翼 オリオティス》]]や[[《絶対の畏れ 防鎧》]]を焼ける圏内にあるため心配がない。[[山札の下]]に送られても[[ドロー]]により遅れを挽回できる。

**環境において [#ced86891]
双極篇序盤から中盤の環境では[[【赤青ドギラゴン剣】]]や[[【トゥリオドギラゴン剣】]]のパーツとして利用されている。あちらの場合は[[ビートジョッキー]]サポートは積まれず[[B・A・D]]を前提とした単独採用がメインであり、そうするとクリーチャーが残りづらいが、「自軍のクリーチャーの数を参照する相手の[[カード]]」の起点にならないという利点がある。

『[[DMGP-7th>公認グランプリ]]』([[DM・双マーク2ブロック構築>DM・双マーク2ブロック構築環境]])ではTop32進出者中8人が使用と、使用率2位タイを記録。

[[【青黒ハンデス超次元】]]の中にはこれを採用したいがために火をタッチして[[青黒赤]]に仕上げるケースまで見られた。

しかし[[DMRP-08]]発売直前の環境になると流行している[[【赤白“轟轟轟”ブランド】]]には[[マナブースト]]無しで到達する4マナで出すこのカードすら遅く感じられるようになった。余りにも[[《奇石 ミクセル》>《奇石 ミクセル/ジャミング・チャフ》]]が増えたため、《奇石 ミクセル》が立っていると1回[[バトル]]しただけで[[山札の下]]に強制送還されて半分出落ちになるという面が目立つようになった。[[【赤青ドギラゴン剣】]]や[[【トゥリオドギラゴン剣】]]が準環境に転落したのも大きい。

[[双極篇環境]]終盤では[[【赤黒ドギラゴン剣】]]での採用が目立つが、実際に[[プレイ]]するのは【赤白“轟轟轟”ブランド】に対して手打ちしてよし、[[S・トリガー]]で捲ってよしという[[《ゼンメツー・スクラッパー》]]の方が目立ち、このカードは何が何でも使いたいカードとまでは行かなくなった。それでも、[[【赤青ドギラゴン剣】]]ミラーマッチや[[【白青赤ドギラゴン剣】]]対面では[[《異端流し オニカマス》]]で[[コスト踏み倒し]]を縛ってから素出しプランをこれで牽制すると強力であったため、それなりに使われることはあった。

[[超天篇環境]]から[[十王篇環境]]にかけては[[【クラッシュ“覇道”】]]が主な居場所となっている。

[[【“B-我”ライザ】]]では[[汎用>汎用性]][[除去]]として使われないことはないが、低コストクリーチャーで攻撃して[[《龍星装者 “B-我”ライザ》]]の能力で捲れた時に不発になる恐れがあるので、主流ではない。一応の[[《ダチッコ・チュリス》]]などの[[コスト軽減]]を使って[[召喚]]して予め場に残せば、高いコストが[[《龍星装者 “B-我”ライザ》]]の能力のヒット率を逆に上げる要素にはなる。

[[DMBD-15]]期に[[【赤黒ドギラゴン閃】]]が成立すると、その必須パーツとして活躍するようになった。[[《百鬼の邪王門》]]でのコスト踏み倒しの対象になるのは当然のこと、予め場に出しておけば溜め込んだ[[《百鬼の邪王門》]]を吐き出すことでバトル勝利時効果を大量に使用することができ、そうして大量[[ドロー]]によりさらに[[《百鬼の邪王門》]]の鬼エンドに繋げることもでき、場合によっては[[殿堂入り]]の[[《蒼き団長 ドギラゴン剣》]]を引き当ててそちらを使ったプランを実行することができる。

[[王来篇]]に入ると[[《とこしえの超人》]]という役割対象を得たが、入るデッキはというと精々が[[オリジナル]]構築の[[【赤黒ドギラゴン閃】]]程度である。

[[DMRP-22]]発売により強力な新規メタクリーチャーサイクルが登場すると、[[【赤黒バクロ法師】]]でその対策としてポツポツと使われるようになった。メタクリーチャーが複数並んだ状況に刺さり、[[《飛ベル津バサ「曲通風」》]]も[[ジャストダイバー]]が切れたタイミングなら問題ない。ただし、新規の中でも[[《煌ノ裁徒 ダイヤモン星》]]に対しては[[B・A・D]]が腐るので、完全な対策札とは言い切れなかった。

[[《キャディ・ビートル》]]が登場するとそもそも出られないケースが激増し、以降は稀に[[【青黒赤緑邪王門】]]などに終盤用の除去として挿される程度となった。しかし2023年のゴールデンウィーク中にはコスト軽減メタや[[《ボン・キゴマイム》>《ボン・キゴマイム/♪やせ蛙 ラッキーナンバー ここにあり》]]のような出た瞬間その後除去されるかどうかに関わらず相手を縛る速攻メタ以外なら1ターンに2体[[メタ]][[クリーチャー]]を[[除去]]できる性能を活かして[[【絶望神サガループ】]]に採用され、オリジナルのチャンピオンシップで優勝した。その後同じ理由で[[【青黒赤緑邪王門】]]での採用が散見されるようになった。実質4コストのスピードアタッカーなので、[[《デビル・ドレーン》]]から3→4と[[鬼エンド]]に繋がる[[鬼回り]]ルートを辿ることができる。

[[DM23-BD2]]・[[DM23-BD3]]期には[[DM23-BD2]]が発売された影響で[[DM23-BD2]]ベースなどの[[【赤黒バクロ法師】]]が若干流行し、汎用除去として2枚程度刺されるケースも見られるように。
[[DM23-BD2]]・[[DM23-BD3]]期には[[DM23-BD2]]が発売された影響で[[DM23-BD2]]ベースなどの[[【赤黒バクロ法師】]]が若干流行し、汎用除去として2枚程度挿されるケースも見られるように。
**その他 [#ned4ac59]
-B・A・Dで出すことが主流であることから2体並ぶことは珍しいが、複数体並んでいれば1回のバトル勝利にドロー能力が複数回反応する。

-[[【6軸ガチロボ】]]ではデッキの[[汎用性]]を下げない[[コスト踏み倒しメタ]]対策として利用価値がある。特に[[出せない]][[能力]]や[[着地置換効果]]によるものには[[《リツイーギョ #桜 #満開》]]を除けば事実上全て対応できる。

-[[【ハチ公ガチンコ・ジャッジ】]]においても、[[名目コスト]]が高いため[[ガチンコ・ジャッジ]]の勝率を下げずに済む汎用除去として役立つ。[[手札]]以外[[メタ]]や召喚以外、コストを支払わないことに反応する[[コスト踏み倒しメタ]]なら[[B・A・D]]を阻害されずに済む。

-類似スペックに[[《印鑑D》]]がいる。あちらはバトル時に強大なパワーを発揮する為にこちらのお株を奪いつつある。

-[[攻撃]]時の[[バトル]]直前に[[《革命類侵略目 パラスキング》]]や[[《超音速 ライディーン》]]に[[侵略]]すれば、焼ける範囲が広がる上、相打ちでなければ上がった打点で[[シールド]]を[[ブレイク]]しに行ける。ただし同時に[[ドロー]][[能力]]も無効になるので注意。

-相手プレイヤーへの[[攻撃]]が封じられている状況だと、相手[[クリーチャー]]を[[攻撃]]することで一度に3[[除去]]3[[ドロー]]を狙う事ができる。このクリーチャーに対して[[《タイマンやろうぜ!》]]でも使えば実現可能。効果バトル能力がパワーアップする利点もある。

-初心者の場合、[[【チェンジザダンテ】]]への刺さりが悪いため、そちらとの対面では安易にこれを[[マナチャージ]]してしまいがちだが、[[《奇石 ミクセル》>《奇石 ミクセル/ジャミング・チャフ》]]を焼けるので[[手札]]に抱えた方が良い。

-単に「ランブル」と言った場合''[[《時空の賢者ランブル》]]/[[《恐気の覚醒者ランブル・レクター》]]を指してしまう事がある''ので、混同に注意。
特に[[《時空の賢者ランブル》]]は[[カード]]名を指定する必要のある[[能力]]を持つためトラブルを避けるためにも注意したい。
//尤も、彼方を採用する[[デッキ]]でこの[[カード]]は採用しないし、その逆も然りであるが。

-[[DMEX-08]]では、対戦型格闘ゲーム「鉄拳」のキャラクター、三島一八との[[コラボカード]]として登場。ちなみに、同[[エキスパンション]]に収録されている[[《革命の鉄拳》]]と[[イラスト]]が繋がっている。
--イラストレーターの公開している一枚絵→https://www.pixiv.net/artworks/79272855

-名前の由来はロックバンド「THEE MICHELLE GUN ELEPHANT」の楽曲「G.W.D.」と思われる。同曲でのG.W.D.の意味は曲中に繰り返される「がなる われる だれる」というフレーズの頭文字をつなぎ合わせたもの。

**関連カード [#s8e538a3]
-[[《ナグナグ・チュリス》]]
-[[《爆炎シューター マッカラン》]]
-[[《リーリィ・ペロル》]]
-[[《絶対悪役 ヴィランヒヰル》]]
-[[《BAKUOOON <5000GT.Star>》]]
-[[《ミノガミ <サガ.Star>》]]

-[[《星舞神 G・W・D》]]
-[[《ブルンランブル》]]
-[[《“乱振”のハンマー》]]

**収録セット [#k88295e9]
//***[[デュエル・マスターズ]]
//デュエル・マスターズ プレイスで実装された場合は上のコメントアウトを外して、下部にデュエル・マスターズ プレイスの収録情報を追記してください。
-illus.[[Shishizaru]]
--[[DMRP-04魔 「デュエル・マスターズ 新4弾 誕ジョー!マスター・ドルスザク!!〜無月の魔凰〜」>DMRP-04魔]](S6/S7)
--[[DMBD-14 「クロニクル最終決戦デッキ 龍魂紅蓮譚」>DMBD-14]](9/25)
-illus.[[jintetsu]]
--[[DMEX-08 「謎のブラックボックスパック」>DMEX-08]](168/???)
 
**参考 [#f3512300]
-[[ビートジョッキー]]
-[[B・A・D]]
-[[スピードアタッカー]]
-[[タイタントリガー]]
-[[クリーチャー]]
-[[効果バトル]]
-[[可能であれば攻撃する]]
-[[バトル]]
-[[ドロー]]

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[[公式Q&A]]

-4つ目の能力について

>Q.自分のターン中、バトルゾーンに相手の[[《爆熱王DX バトガイ銀河》]]がいる状況で、自分は''《“乱振”舞神 G・W・D》''をバトルゾーンに出しました。&br;このターン中、自分の''《“乱振”舞神 G・W・D》''は相手を攻撃できますか?
A.いいえ、攻撃できません。
#region2((総合ルール 101.2)){{
:101.2. 「できない」効果は「できる」効果に勝つ|
あるイベントに対して「できる」とされている効果と「できない」とされる効果が同時に存在するとき、「できない」とされる効果が優先されます。また、「できない」とされる効果を「無視する」という効果がある場合、「できない」とされる効果は無視され効力を失います。ただし、カードはルールに勝つので、「できる」効果は「できない」ルールに勝ちます。(スピードアタッカーを持つクリーチャーは召喚酔いルールに勝ち、攻撃することができます。)
}}
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/38730]](2020.8.21)

>Q.相手のシールドが0枚です。バトルゾーンに相手の[[《古代王 ザウルピオ》]]がいる場合、自分の''《“乱振”舞神 G・W・D》''はどこに攻撃できますか?
A.その場合、''《“乱振”舞神 G・W・D》''は相手プレイヤーに攻撃することができないので、クリーチャーに攻撃することができます。''《“乱振”舞神 G・W・D》''の能力にある「可能なら」の部分が実行できないので、攻撃しないことを選ぶこともできます。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/38736]](2020.8.21)

>Q.バトルゾーンに相手のタップされている[[《ロールモデルタイガー》]]がいます。自分の''《“乱振”舞神 G・W・D》''は攻撃先を選ぶことはできますか?
A.はい、相手プレイヤーに攻撃することも、[[《ロールモデルタイガー》]]に攻撃することも選ぶことができます。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/38737]](2020.8.21)

&tag(クリーチャー,火文明,赤単,単色,コスト6,ビートジョッキー,戦車,パワー5000,B・A・D,B・A・D2,スピードアタッカー,cip,アタックトリガー,出た時または攻撃する時,効果バトル,可能であれば攻撃する,攻撃強制,バトルに勝った時,ドロー,・,SR,スーパーレア,Shishizaru,jintetsu);