#author("2021-12-04T16:57:58+09:00","","")
#author("2024-02-22T02:15:19+09:00","","")
*&ruby(シールド){S};・トリガー&ruby(じゅう){獣}; [#e2c73e2f]

[[S・トリガー]]を持つ[[クリーチャー]]のこと。
初登場は[[DM-04]]。

|アクア・サーファー UC/R 水文明 (6)|
|クリーチャー:リキッド・ピープル 2000|
|S・トリガー(このクリーチャーをシールドゾーンから手札に加える時、コストを支払わずにすぐ召喚してもよい)|
|このクリーチャーがバトルゾーンに出たとき、バトルゾーンにあるクリーチャーを1体選び、持ち主の手札に戻してもよい。|

|ムラマサのコンセント C 火文明 (3)|
|クリーチャー:ゼノパーツ 1000|
|S・トリガー(このクリーチャーをシールドゾーンから手札に加える時、コストを支払わずにすぐ召喚してもよい)|
|このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、相手のパワー1000以下のクリーチャーを1体破壊する。|


[[S・トリガー]]を持っているので相手[[ターン]]中に[[召喚]]できる可能性がある。[[《アクア・サーファー》]]や[[《モエル 鬼スナイパー》]]など、何らかの[[除去]]を内蔵しているものも多く、守備に貢献することが可能。

相手の[[攻撃]]中に[[召喚]]されるため、[[除去]]されづらいのが長所。また、次の自分の[[ターン]]には[[召喚酔い]]が消えているため、[[疑似スピードアタッカー]]となり、奇襲性が高い。
逆に、[[手札]]から[[召喚]]するには、[[コスト]]が割高に設定されているので不利。ただし[[S・トリガー]]として使う際に[[《時の法皇 ミラダンテXII》]]の[[召喚ロック]]をすり抜けたり、[[《FORBIDDEN STAR〜世界最後の日〜》]]の[[封印]]を外せるなどの[[メリット]]も存在する。

相手の[[シールド]]を[[攻撃]]する際、自分の[[シールド]]が残り少ないならば、警戒が必要である。

-現時点で最も重いS・トリガー獣は[[《深海の伝道師 アトランティス》]]の10コスト。&br;次点が[[《閃光の守護者ホーリー》]]や[[《罠の超人》]]、[[《撃髄医 スパイナー》]]など9コストのカード群となる。
//次点が9コストの[[《閃光の守護者ホーリー》]]・[[《一極 マウチュ》]]・[[《三極 デュエナース》]]・[[《罠の超人》]]。

-[[《ハビエルネイチャー》]]や[[《エクスプレス・ドラグーン》]]など、[[S・トリガー]]以外の[[能力]]を持たない[[準バニラ]]のS・トリガー獣は実用性が低い。[[S・トリガー]]でめくれてもその場では何の仕事もできないためである。そのような[[カード]]はパックの枚数調整として作られたとしか思えない「ハズレカード」として見られやすい。

-[[S・トリガー]]分の増加[[コスト]]は基本的には+2であるが、+1〜3の範囲で誤差があり、[[コスト]]がいまいち安定して決定されていない。この部分が上記のハズレ[[カード]]現象を引き起こしている原因でもあろう。[[《雷珠の求道者ラ・バルザ》]]や[[《密室の破壊者クローズド》]]など、[[ブロッカー]]と[[S・トリガー]]を併せ持つクリーチャーの場合、さらに増加コストが大きくなる傾向にある。ただし、[[革命編]]あたりから[[ブロッカー]][[S・トリガー]]の[[コストパフォーマンス]]は大きく改善した。

-インフレがかなり進んだ現在においても、上記のような余程ひどかったものに大幅な修正が行われた場合を除いてS・トリガー獣のカードパワーは目立った上昇があまり見受けられず、同じ能力を持つ非[[S・トリガー]]の[[クリーチャー]]と比較すると[[コスト]]が高かったり[[パワー]]が低いという補正が顕著に加えられていることが多い。(例:[[《狼虎サンダー・ブレード》]]と[[《凶殺皇 デス・ハンズ》]]、[[《ナグナグ・チュリス》]]と[[《爆裂オーフェルノ》]])

-対[[ビートダウン]]ならば[[バニラ]]であってもある程度の活躍が見込める。[[バニラ]]の[[パワー]]を活かして殴り返しを狙っていきたい。

-[[S・トリガー]]は[[召喚]]扱いとなるため、[[《聖霊王アルファディオス》]]や[[《暴走龍 5000GT》]]の影響を受ける。&br;逆に、自分のターン中に[[暴発]]などで出す場合も[[《洗脳センノー》]]や[[《ガル・ラガンザーク》]]の影響は受けない。

-[[コスト踏み倒し]]で[[バトルゾーン]]に出るため[[《百発人形マグナム》]]や[[《死滅恐皇グラヴィッツZ》]]の対象になるので注意。

**主なS・トリガー獣 [#r98e1071]
-[[《閃光の守護者ホーリー》]]
-[[《アクア・サーファー》]]
-[[《終末の時計 ザ・クロック》]]
-[[《深海の伝道師 アトランティス》]]
-[[《サイバー・I・チョイス》]]
-[[《海姫龍 ライベルモット・ビターズ》]]
-[[《黒神龍オドル・ニードル》]]
-[[《凶殺皇 デス・ハンズ》]]
-[[《モエル 鬼スナイパー》]]
-[[《熱血龍 バトクロス・バトル》]]
-[[《破壊者 シュトルム》]]
-[[《青寂の精霊龍 カーネル》]]
-[[《闇鎧亜ジャック・アルカディアス》]]
-[[《逆転王女プリン》]]
など

**参考 [#w028e64a]
-[[用語集]]
-[[S・トリガー]]
-[[クリーチャー]]

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公式Q&A
>Q.「S・トリガー」で[[《インフェルノ・サイン》]]と[[《アクア・サーファー》]]の使用を宣言しました。[[《インフェルノ・サイン》]]の効果で、墓地から[[《黒神龍ブライゼナーガ》]]をバトルゾーンに出しました。
[[《アクア・サーファー》]]は使用宣言をしましたが、まだバトルゾーンに出ていない状態です。この状況で、[[《黒神龍ブライゼナーガ》]]の効果を解決してから[[《アクア・サーファー》]]をバトルゾーンに出し、「出た時」の能力を発動することはできますか?
A.いいえ、できません。
その場合、[[《黒神龍ブライゼナーガ》]]の効果を解決する前に、[[《アクア・サーファー》]]をバトルゾーンに出す必要があります。その後[[《アクア・サーファー》]]と[[《黒神龍ブライゼナーガ》]]の効果を、好きな順番で解決してください。(総合ルール 112.3a)
[[引用元>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/34395]]
[[公式Q&A]]

>Q.「S・トリガー」で[[《インフェルノ・サイン》]]と'''[[《アクア・サーファー》]]'''の使用を宣言しました。[[《インフェルノ・サイン》]]の効果で、墓地から[[《黒神龍ブライゼナーガ》]]をバトルゾーンに出しました。'''[[《アクア・サーファー》]]'''は使用宣言をしましたが、まだバトルゾーンに出ていない状態です。この状況で、[[《黒神龍ブライゼナーガ》]]の効果を解決してから'''[[《アクア・サーファー》]]'''をバトルゾーンに出し、「出た時」の能力を発動することはできますか?
A.いいえ、できません。&br;その場合、[[《黒神龍ブライゼナーガ》]]の効果を解決する前に、'''[[《アクア・サーファー》]]'''をバトルゾーンに出す必要があります。その後'''[[《アクア・サーファー》]]'''と[[《黒神龍ブライゼナーガ》]]の効果を、好きな順番で解決してください。
#region2((総合ルール 112.3a)){{
:112.3a |S・トリガーはブレイクなどでシールドが手札に加えられるとき、そのカードを対戦相手に見せて宣言することで、即座にコストを支払わずに使うことができます。複数のS・トリガーを持つカードがシールドから手札に加えられる場合、使用するカードを対戦相手に見せて宣言を行います。すべての宣言が終わったら、それらのカードを1枚ずつ使います。呪文の場合は呪文の効果解決までがS・トリガーの能力となりますが、クリーチャーは召喚することまでがS・トリガー能力です。バトルゾーンに出たことによって誘発する効果は別個のイベントとして扱います。これはクロスギアのジェネレートやフィールドを展開する事についても同義です。
}}
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/34395]](2020.11.13)

&tag(用語集,クリーチャー,S・トリガー,S・トリガー獣);