#author("2022-04-08T20:16:32+09:00","","")
#author("2022-04-11T03:23:24+09:00","","")
*&ruby(ネオ){NEO};&ruby(しんか){進化}; [#w33877f9]

[[DMRP-01]]で登場した[[能力語]]。[[NEOクリーチャー]]のみが持つ。

|崇高なる智略 オクトーパ VR 水文明 (5)|
|NEOクリーチャー:ムートピア 3000|
|S・トリガー|
|NEO進化:自分の水のクリーチャー1体の上に置いてもよい。(クリーチャーが下にあれば、これをNEO進化クリーチャーとして扱う)|
|このクリーチャーがバトルゾーンに出た時または攻撃する時、相手のクリーチャーを1体選ぶ。そのクリーチャーは、次の自分のターンのはじめまで攻撃もブロックもできない。|
 
[[進化]][[能力]]の新たなバリエーションの一つだが、最大の特徴は''[[進化]]が[[任意]]''であること。[[バトルゾーン]]に出す際に[[進化]]させるか否かによって、以下の2種類の[[クリーチャー]]として使い分けることができる。

-[[進化]]せずそのまま出す場合 → ''[[NEOクリーチャー]]''
-[[進化元]]に重ねて出す場合 → ''[[NEO進化クリーチャー]]''

[[NEO進化クリーチャー]]として出せば、頭数は増えない代わりに、新しい[[進化クリーチャー]]として即座に[[攻撃]]することができる。[[NEOクリーチャー]]として出した場合は即座には[[攻撃]]できないが、[[進化元]]を潰さずに頭数を増やすことができる。

例えば上記の[[《崇高なる智略 オクトーパ》]]のケース。
-[[コスト]]を支払って[[召喚]]する場合、[[進化]]せずに出しても最後の[[能力]]を1回使うことができるが、[[進化]]させて出し[[攻撃]]すれば、その[[ターン]]は合計2回使うことができる。このため[[進化]]させた方が基本的に得。
-一方[[S・トリガー]]で相手の[[ターン]]に出した場合、[[召喚酔い]]が関係なくなるため、[[進化]]して出しても出さなくても[[能力]]を使える回数は変わらないが、[[進化]]せずに普通に出すことで頭数を増やせる。よって[[進化]]させない方が基本的に得。

このように状況に応じて通常[[クリーチャー]]、あるいは[[進化クリーチャー]]として使い分けられ、プレイングの幅を広げてくれる。

**ルール [#s57dc278]

[[NEOクリーチャー]]が[[NEO進化クリーチャー]]として扱われるのは、

+下にカードのある状態でバトルゾーンにある間
+NEOクリーチャーをNEO進化クリーチャーとしてバトルゾーンに出そうとしている間

である(総合ルール 802.2.)。以下は発生する状況の例。

-[[進化クリーチャー]]だけを出せる[[《貴星虫ヤタイズナ》]]などでは、[[NEOクリーチャー]]を出す対象に選べない。

-[[進化クリーチャー]]を出せない[[《インフェルノ・サイン》]]などは、[[NEOクリーチャー]]を出す対象に選べる。その後、出る際に[[NEOクリーチャー]]として出すか[[NEO進化クリーチャー]]として出すかプレイヤーが決めることができる。

-[[進化クリーチャー]]に[[タップイン]]を強制する[[《その子供、可憐につき》]]は、[[進化]]する前にチェックが入るため、[[進化]]して出そうとしている[[NEOクリーチャー]]として扱われる。よって[[タップイン]]する。

-[[《クリスタ <ヴォイジャ.Star>》]]など、進化クリーチャーを[[コスト軽減]]する効果で、召喚コストは少なくなる。

//-「バトルゾーンにあり」かつ「下にカードがある」という状態でようやく進化扱いになる。つまり、NEO進化しても進化クリーチャーを''召喚した''扱いにはならない。よって、[[《封魔トリノマンサー》]]や[[《パラボラ・ボラッピ》]]などと組み合わせることはできない。

-裁定変更でNEO進化しても進化クリーチャーを''召喚した''扱いになるようになった。よって、[[《封魔トリノマンサー》]]や[[《パラボラ・ボラッピ》]]などと組み合わせることはできる。
--[[誘発型能力]]は、[[常在型能力]]による[[特性]]の修正が加えられてからチェックする((具体例は、先に出ていた[[《奇石 ミクセルフ》>《奇石 ミクセル/ジャミング・チャフ》]]は後から出てくる[[《∞龍 ゲンムエンペラー》]]を山札の下に置けないなどがある。))ので、進化クリーチャーが出たら反応する[[《封魔ハーゲンディ》]]は、裁定変更前から組み合わせることができた。

-場に自分の[[NEO進化クリーチャー]]と[[《ヤシチグレンオー》]]がいる場合、[[《ヤシチグレンオー》]]は[[スピードアタッカー]]を得るが、[[カード指定除去]]などで[[NEO進化クリーチャー]]の下のカードがなくなった場合、[[《ヤシチグレンオー》]]は[[スピードアタッカー]]を失う。

-「(クリーチャーが下にあれば、これをNEO進化クリーチャーとして扱う)」はNEO進化の能力によるものではない。[[《あたりポンの助》]]などでNEO進化の能力が無視されていたとしても、下にカードがあればNEO進化クリーチャーとして扱われる。
--[[スター進化]]の「(このクリーチャーが離れる時、かわりに一番上のカードが離れる)」というテキストも同様である。
--なお、2022年4月8日のルール改訂に従い、「クリーチャーが下にあれば」とある部分は「カードが下にあれば」と読み替えることとなった。

-NEO進化で[[NEOクリーチャー]]を[[バトルゾーン]]に出した場合でも、[[キズナプラス]]などで下に[[カード]]がなくなると[[NEO進化クリーチャー]]として扱わない。
逆に、NEO進化せずに出した[[NEOクリーチャー]][[の下]]に[[カード]]を置くと[[NEO進化クリーチャー]]になる。この場合、[[進化クリーチャー]]のルールに従って[[召喚酔い]]も解除される。
--ただし、[[《時空の庭園》]]など「[[進化クリーチャー]]の下」にしか[[カード]]を置くことができないものがあるので注意。これらの[[能力]]では下に[[カード]]のない[[NEOクリーチャー]]に新たに[[カード]]を仕込むことはできない。

-[[サイキック・スーパー・クリーチャー]]の上に乗せて[[進化]]した場合でも、[[進化元]]として下に[[カード]]があることには違いないため、[[NEO進化クリーチャー]]として扱われる。
--2022年4月8日のルール改訂以前は、この場合は下に[[クリーチャー]]がある扱いにならず、[[NEOクリーチャー]]として扱われる裁定だった。

-[[進化クリーチャー]]を出せない[[《インフェルノ・サイン》]]等で出す場合も[[進化]]させることが可能。当然だが、[[進化元]]となる[[クリーチャー]]がいない場合は[[進化]]せずに出すことになる。このため、他の[[進化]]方法を持つ[[クリーチャー]]を[[コスト踏み倒し]]した際に起こる「[[進化元]]がいないため[[バトルゾーン]]に登場できず不発」といった事態は起こらない。
無論、該当する[[進化元]]がいたとしても[[進化]]せずに出しても構わない。

**その他 [#hf20ddb8]

-即座に[[攻撃]]できることが[[進化クリーチャー]]として出す際の何よりの恩恵であるため、[[《永遠のリュウセイ・カイザー》]]等で[[スピードアタッカー]]化できる状況では[[進化]]する意味があまりなくなってしまう。
逆に相手の[[《永遠のリュウセイ・カイザー》]]によってこちらが[[タップイン]]を[[強制]]される状況では、[[進化]]したか否かにかかわらず[[攻撃]]できないため、同じく[[進化]]する意味を削がれることになる。

-[[進化]]が[[任意]]になり[[デメリット]]でなくなったので当然だが、[[コストパフォーマンス]]は他の[[進化]]方法と比べると低め。
--一方でインフレによって既存の通常[[クリーチャー]]にそのままNEO進化を加えた[[上位互換]][[クリーチャー]]も存在する。

-[[進化]]条件は基本的に、[[ジョーカーズ]]または旧[[種族]]の場合は[[種族]]、そのほかの新章[[種族]]は[[文明]]参照(本体と同じ[[文明]])である。[[DMEX-02]]では[[文明]]すら問わないものが登場。

-当初は新章種族だけにしか存在しなかったが、[[DMRP-07]]にて旧[[種族]]のNEO進化が登場。
[[DMEX-03]]では逆に新章種族でNEO進化以外の[[進化]]を持ったものが初登場した。

**参考 [#f946c842]
-[[進化クリーチャー]]
-[[NEO]]
-[[NEOクリーチャー]]
-[[NEO進化クリーチャー]]
-[[キーワード能力]]
-[[キズナプラス]]
-[[用語集]]

#include(進化の一覧,notitle)

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[[公式Q&A]]

>Q.相手の[[《あたりポンの助》]]の「出た時」の能力で[[《革命の絆》]]を選ばれている状況です。その後、自分は[[《革命の絆》]]を「''NEO進化''」した状態でバトルゾーンに出しましたが、召喚酔いしますか?
A.いいえ、召喚酔いしません。下にクリーチャーが置かれたNEOクリーチャーは、能力が無視されていても進化クリーチャーとして扱われます。
(総合ルール 802.2)
[[引用元>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/39780/]]
#region2((総合ルール 802.2.)){{
:802.2. |NEOクリーチャーは、NEO進化能力を使うなどして下にカードのある状態でバトルゾーンにある間と、NEOクリーチャーをNEO進化クリーチャーとしてバトルゾーンに出そうとしている間、「NEO進化クリーチャー」として扱います。その他のゾーンにある間は進化ではないクリーチャーとして扱います。&br;例: 進化設計図で山札の上から6枚を表向きにした時、NEOクリーチャーが含まれていた場合でも、これは通常のクリーチャーとして扱うため手札に加える事は出来ません。&br;例: NEOクリーチャーを効果によって墓地からバトルゾーンにNEO進化クリーチャーとして出そうとした時、その子供、可憐につきの能力によってそのNEO進化クリーチャーはタップ状態でバトルゾーンに出ます。
}}
[[引用元>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/39780]](2021.5.21)

>Q.自分の[[《「正義星帝」》]]の上に[[《ギガントウサギロボ・フューチャーX》]]を「''NEO進化''」を使って重ねる場合、その「シンカパワー」はトリガーしますか?
A.はい、トリガーします。NEOクリーチャーを進化クリーチャーとして重ねますので、「シンカパワー」もトリガーします。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/40928]](2022.02.18)

>Q.相手の[[《その子供、可憐につき》]]がバトルゾーンにいる状況で、自分は[[《ギガントウサギロボ・フューチャーX》]]を「''NEO進化''」を使ってバトルゾーンに出す場合、タップ状態で出ますか?
A.はい、タップ状態で出ます。NEOクリーチャーを進化クリーチャーとして重ねますので、状態定義効果が適用され、タップ状態で出ます。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/40929]](2022.02.18)

>Q.自分の[[《クリスタ <ヴォイジャ.Star>》]]がバトルゾーンにいる状況で、「''NEO進化''」して召喚するNEOクリーチャーのコストも1少なくなりますか?
A.はい、その場合でもコストは1少なくなります。
#region2((総合ルール 802.2.)){{
:802.2. |NEOクリーチャーは、NEO進化能力を使うなどして下にカードのある状態でバトルゾーンにある間と、NEOクリーチャーをNEO進化クリーチャーとしてバトルゾーンに出そうとしている間、「NEO進化クリーチャー」として扱います。その他のゾーンにある間は進化ではないクリーチャーとして扱います。&br;例: 進化設計図で山札の上から6枚を表向きにした時、NEOクリーチャーが含まれていた場合でも、これは通常のクリーチャーとして扱うため手札に加える事は出来ません。&br;例: NEOクリーチャーを効果によって墓地からバトルゾーンにNEO進化クリーチャーとして出そうとした時、その子供、可憐につきの能力によってそのNEO進化クリーチャーはタップ状態でバトルゾーンに出ます。
}}
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/41070]](2022.4.8)

&tag(用語集,能力,キーワード能力,能力語,進化,NEO進化);