#author("2021-04-02T20:54:43+09:00","","")
*&ruby(エクスト){EX};ライフ [#n4d10129]

[[DMSD-18]]で登場した[[キーワード能力]]。読みは「エクストライフ」であって、「エクスト''ラ''ライフ」ではない。

|聖魔連結王 バロディアス KGM 光/闇/火文明 (8)|
|クリーチャー:ディスペクター/デーモン・コマンド/エンジェル・コマンド 13000|
|EXライフ(このクリーチャーを出す時、自分の山札の上から1枚目をシールド化する。このクリーチャーが離れる時、かわりにそのシールドを墓地に置く)|
|T・ブレイカー|
|多色ではない呪文の効果によって、相手がクリーチャーを選ぶ時、このクリーチャーは選ばれない。|
|このクリーチャーが出た時、またはこのクリーチャーの「EXライフ」シールドが自分のシールドゾーンを離れた時、相手のクリーチャーを1体破壊する。|

この能力を持つクリーチャーが出る際に[[シールド追加]]を行い、その追加したシールドがあれば[[置換効果]]でそれが[[シールド焼却]]され除去を免れることができる。

それ以外はあくまで普通のシールドであり、このクリーチャーが離れる前にその[[シールド]]が[[ブレイク]]などされてしまってもクリーチャーがバトルゾーンを離れることはない。
[[プレイヤーもクリーチャーも生き残りやすくなるので、より大型クリーチャーで大暴れしやすくなる>https://youtu.be/IenaVY_xtFI?t=3218]]デザインである。

一部のカード([[キングマスターカード]]の[[《聖魔連結王 ドルファディロム》]]や[[《聖魔連結王 バロディアス》]])では、EXライフで得たシールドが[[離れた時]]に[[誘発]]する能力も持つ。




**ルール [#wffe1c0c]
「出''た''時」ではなく「出''す''時」である。[[状態定義効果]]の一種であり、[[バトルゾーン]]に出る前に効果が処理される。

-[[cip]]ではないため、[[《界王類絶対目 ワルド・ブラッキオ》]]などの[[cip]]に関する[[能力]]の影響を受けない。

-バトルゾーンに出そうとしたEXライフを持ったクリーチャーが、[[着地置換効果]]で出せなかった場合、[[シールド化]]をすることもできない。[[参考>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/39552/]]

-EXライフを持つクリーチャーが[[《ミステリー・キューブ》]]などの[[効果]]で[[山札]]の一番上から出る場合、そのクリーチャーの下にあるカードを[[シールド化]]する。[[参考>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/39546/]]

-EXライフでシールド化されたシールドは、「''「EXライフ」シールド''」と呼ばれ、EXライフで出たクリーチャーと紐付けされた状態になる。
--「このクリーチャーの「EXライフ」シールド」とある場合、その能力を持ったクリーチャーが[[出す時]]にEXライフで追加したシールドという意味になる。

-「EXライフ」シールドが、[[シールド・プラス]]などで構成カードが増えた場合、その構成カードもすべて「EXライフ」シールドとして扱われ、紐付けが解除されることもない。[[参考>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/39550/]]

-複数のカードで構成されているシールドのうち、一部のシールドカードが離れても、「「EXライフ」シールドが離れた時」の[[能力]]は誘発しない。誘発させるには、そのシールドのカードがすべて離れなければならない。[[参考>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/39550/]]
--複数のカードで構成されている「EXライフ」シールドが丸ごと離れても、「「EXライフ」シールドが離れた時」は1回しか誘発しない。[[参考>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/39548/]]

-「EXライフ」シールドが一度離れた場合は紐付け状態も解除され、再度同じ位置にカードをシールド化しても、紐付けされることはない。[[参考>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/39547/]]
--「[[入れ替える]]」ことによって、シールドが離れた場合も同じ。[[参考>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/39537/]]

-バトルゾーンに出る前から状態が決定される能力なため、バトルゾーンに[[着地]]すると同時に能力が無視されても、[[シールド化]]も紐付けもきちんと行われる。ただし、能力が無視されている間は、EXライフ能力の置換効果は機能しない。[[参考>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/]]

-「EXライフ」シールドと紐付けされているクリーチャーが進化しても、EXライフ能力の置換効果は消滅するが、紐付け状態は[[引き継ぎ]]が行われるため、[[退化]]して再度EXライフ能力が復活すれば、EXライフ能力の置換効果も復活する。[[参考>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/39543/]]

**その他 [#tafb94f0]

-この能力を持つクリーチャーの枠の下側には、追加したシールドを指し示すことができるような、特殊な模様が描かれている。

-性質としては、[[シールド・フォース]]に似ている。あちらと違い、自分のシールドがない状態でも使用可能になり、1つのシールドに1体しか紐付けできなくなったような能力となる。

-「ex」は「接頭辞」で、語源はギリシャ語にあたり「外へ」という意味を持つ。そのため、EXライフは直訳で「生命を外に」となる。
クリーチャーの「生命」を、「外(シールドゾーン)」に配置する点で見事に合致している。
-直感的に思い浮かぶ「エクストラ」+「ライフ」の造語は、「生命延長」として意訳でき、能力の性質的にも専らこちらが主な由来だろう。
--なお、シューティングゲームにおいて残機が1増えることは「エクステンド」と呼ばれる。

-メタ的な見方になるが、[[無限ループ]]による悪用を防ぐための能力とも思える。
元来よくある[[cip]]による[[シールド化]]であったならば、無限ループの最後に処理をすれば[[ライブラリアウト]]の危険がなくなり実質無意味になっていただろう。
しかし[[cip]]よりも早い段階で[[シールド化]]が行われるため(シールド化を封じる手段を用意しなければ)出す度にライブラリアウトへ近づいていく。
さらに強制的な疑似[[エスケープ]]な能力によりcip目当てで使いまわすのも困難となる。
仮に使いまわす事ができても[[無限ループ]]は主に特定カードを使いまわしながら[[山札]]のキーカードを[[サーチ]]しつつループへと繋げていくが、
EXライフの強制シールド化によって使いまわすたびにシールドも増えていき所謂「盾落ち」の危険度も格段に増していく。
総じて強力なクリーチャーを生み出しながら[[無限ループ]]による悪用を防ぐために設置された能力とも考えられる。((ループによる悪用によって早期殿堂入りというプレイヤーなら誰もが懸念する事態も回避される。))

//[[参考>]]
//[[参考>]]

//**EXライフに関連する能力を持つカード

**参考 [#l5ae557d]
-[[用語集]]
-[[《聖魔連結王 バロディアス》]]
-[[出す時]]
-[[シールド追加]]
-[[置換効果]]
-[[シールド・フォース]]
-[[エスケープ]]

//----
//公式Q&A
//>


&tag(用語集,能力,常在型能力,状態定義効果,耐性,シールド追加,EXライフ);