#author("2020-07-31T10:52:41+09:00","","")
*DMX-18 「&ruby(さんだんへんけい){三段変形};!&ruby(りゅうかい){龍解};オールスターズ」 [#l76fe12d]

-''PREV'':[[DMX-17 「龍の祭典!ドラゴン魂フェス!!」>DMX-17]]

-''NEXT'':[[DMX-19 「スーパーレア100%パック」>DMX-19]]

2014年10月18日発売。値段は333円(税抜)。全50種。現在は[[絶版]]。

10種類(中身の判別不可)があり、それぞれのパックに[[3D龍解]]カード1枚、新規[[カード]]1枚、[[再録]]カード3枚が固定で封入されている。[[DMX-16]]タイプの亜種とも言える。

なんといっても注目はカードゲームでも史上初となる折りたたみができる[[3D龍解]]カード。
今回のパックに入っているカードの内訳は[[3D龍解]]カード1枚、通常の新規カード1枚、[[再録]]カード3枚である。
その中の1枚は3D龍解カードを出す為の[[ドラグナー]]である為、[[カード資産]]の少ない初心者にとって嬉しいところである。
今回は[[再録]]も割と豪華で、約10年ぶりの再録カードや、[[ドラゴン・サーガ]]の限定戦をさらに熱くさせてくれるカードが盛りだくさんである。

更に全ての3D龍解カードの[[ドラグハート・クリーチャー]]面は全て[[ホイル]]加工されており、カードを広げた時の派手さと迫力に磨きがかかっている。

-封入率は12シリーズと比べると割と良心的。[[勝太>切札 勝太]]のパックはBOXを買えば1/2の確率で当たる。次点が[[ルシファー]]、[[コジロー]]、[[寄生虫>ギョウ]]の3種で1箱にいずれか2種が収録されている。他は1箱に1、2枚といったところ。

-今回の新規ドラグナー[[《龍覇 グレンモルト「爆」》]]と[[《龍覇 イメン=ブーゴ》]]は[[フォイル]]でないカードにも関わらず[[ドラグハート]]とともに高騰した。8枚の枠しかない[[超次元ゾーン]]に入る[[ドラグハート]]と40枚もの枠に入るクリーチャーが同数しか市場に存在しないのだから、当然の話であろう。
--その後[[《龍覇 グレンモルト「爆」》]]は[[DMX-26 「ファイナル・メモリアル・パック 〜DS・Rev・RevF編〜」>DMX-26]]で、[[《龍覇 イメン=ブーゴ》]]は[[DMEX-06 「絶対王者!! デュエキングパック」>DMEX-06]]で[[再録]]された。
 
-12シリーズと比べ、値段がやや上がっているにも関わらず枚数が減っているが、[[3D龍解]]カードが実質通常カード3枚分のサイズである上、ホイルである為であろう。

-今回もシークレットパックは存在しない。

-このエキスパンションの[[ドラグハート]]は[[《悪夢卍 ミガワリ》]]以外は全て[[龍解]]を[[任意]]に行う事ができる。状況に応じて[[ウエポン>ドラグハート・ウエポン]]、[[フォートレス>ドラグハート・フォートレス]]、[[クリーチャー>ドラグハート・クリーチャー]]それぞれの面をうまく使い分けよう。

-ちなみに公式の紹介動画では「通常版」と「暴走版」があり、暴走版ではデュエマで負けてばかりで落ち込むペンタに[[Deadman]]が3D龍解カードを紹介するといった、海外の通販番組のようなノリとなっている。

**収録セット [#a8707e82]

新規カード=&size(10){''&color(red){New!};''};

***1.[[勝太>切札 勝太]]の超熱血デラックスドラゴン連打パック [#o6a49b30]
-[[《爆熱剣 バトライ刃》]]/[[《爆熱天守 バトライ閣》]]/[[《爆熱DX バトライ武神》]]([[ビクトリー]])&size(10){''&color(red){New!};''};
-[[《龍覇 グレンモルト「爆」》]]&size(10){''&color(red){New!};''};
-[[《極武者カイザー「斬鬼」》]]
-[[《ボルシャック・スーパーヒーロー》]]
-[[《モエル 鬼スナイパー》]]

[[火]]文明[[ドラゴン]]と[[ヒューマノイド]]で構成されたパック。
このパックの目玉は新規カードの[[《爆熱剣 バトライ刃》]]と[[ドラグナー]]で直接[[《爆熱天守 バトライ閣》]]を呼び出せる[[《龍覇 グレンモルト「爆」》]]。
[[ドラグハート]]はいずれも龍解が容易であり、[[《爆熱DX バトライ武神》]]になった時の制圧力は尋常ではない。
[[《龍覇 グレンモルト「爆」》]]もこれまでの[[ドラグナー]]の中で出せる範囲が最も広く汎用性の高いカードとなっている。
[[再録]]されたカードも強力な[[火力]]持ちの[[《ボルシャック・スーパーヒーロー》]]、[[《龍覇 グレンモルト》]]キラーとして需要が高まっている[[《モエル 鬼スナイパー》]]、実質手札を増やせる[[《極武者カイザー「斬鬼」》]]と新規、再録ともに嬉しい収録となっている。
しかし[[ビクトリー]]が収録されているパックである為、封入率は最も低い。

***2.[[ルシファー]]のシールドカウントダウンパック [#r9fedcb8]
-[[《百獣槍 ジャベレオン》]]/[[《百獣聖堂 レオサイユ》]]/[[《頂天聖 レオザワルド》]]&size(10){''&color(red){New!};''};
-[[《音感の精霊龍 エメラルーダ》]]&size(10){''&color(red){New!};''};
-[[《龍覇 エバーローズ》]]
-[[《DNA・スパーク》]]
-[[《グローリー・スノー》]]

守り主体の[[光]]でありながら、[[シールド]]が少ないほど能力を発揮しやすい珍しいドラグハート[[《百獣槍 ジャベレオン》]]を中心としたパック。
[[《百獣槍 ジャベレオン》]]を出せる[[ドラグナー]]の[[《龍覇 エバーローズ》]]、[[《百獣槍 ジャベレオン》]]らの能力発動の準備ができる[[《音感の精霊龍 エメラルーダ》]]、そして[[シールド]]の少なさをカバーする[[《DNA・スパーク》]]が[[DMX-16]]に続き再び収録。
[[《グローリー・スノー》]]の[[再録]]も喜ばれた。[[DM-05]]で登場してから実に11年ぶりの収録である。

***3.[[コジロー]]のクリーチャー減りすぎ地獄パック [#ld5c16dd]
-[[《煉獄刃 ヘルフエズ》]]/[[《煉獄宮殿 ヘルクライム》]]/[[《大殺壊 ヘルセカイ》]]&size(10){''&color(red){New!};''};
-[[《深淵の悪魔龍 バセオアビス》]]&size(10){''&color(red){New!};''};
-[[《暗黒の悪魔神ヴァーズ・ロマノフ》]]
-[[《龍覇 ウルボロフ》]]
-[[《停滞の影タイム・トリッパー》]]

[[《大殺壊 ヘルセカイ》]]を中心とした[[闇]]文明お得意の[[除去]]が多めなパック。
[[《煉獄刃 ヘルフエズ》]]らの[[龍解]]に必要な[[除去]]手段が多いのは嬉しいが、それ抜きにしても単体で強力なカードは多く、(デメリットはあるものの)[[《魔城の黒鬼オルガイザ》]]以上の働きができる[[《深淵の悪魔龍 バセオアビス》]]は注目される。
[[《暗黒の悪魔神ヴァーズ・ロマノフ》]]は[[ドラゴン・サーガ]]で[[優勝者賞]]として登場していたが、優勝の難しい初心者の為の再録だろう。
少々入手が難しい[[《停滞の影タイム・トリッパー》]]の[[再録]]も嬉しいところ。[[ドラゴン・サーガ]]限定戦の駆け引きをさらに熱くしてくれるだろう。

***4.[[寄生虫>ギョウ]]の5文明マナからドンドコ召喚パック [#q3f07925]
-[[《邪帝斧 ボアロアックス》]]/[[《邪帝遺跡 ボアロパゴス》]]/[[《我臥牙 ヴェロキボアロス》]]&size(10){''&color(red){New!};''};
-[[《龍覇 イメン=ブーゴ》]]&size(10){''&color(red){New!};''};
-[[《鳴動するギガ・ホーン》]]
-[[《天真妖精オチャッピィ》]]
-[[《ベニジシ・スパイダー》]]

[[《我臥牙 ヴェロキボアロス》]]を中心とした[[自然]]のカードが集まったパックだが、パックの名前にもあるように組み方によっては[[《龍覇 イメン=ブーゴ》]]のおかげで5文明全てを組み合わせることができる。
新規カードの他3枚は優秀な[[マナ加速]]要員の[[《天真妖精オチャッピィ》]]、[[《ベニジシ・スパイダー》]]、[[《龍覇 グレンモルト》]]から繋がることから需要が高まっている[[サーチ]]要員の[[《鳴動するギガ・ホーン》]]といった地味ながら嬉しい[[再録]]となっている。

***5.[[ヘレン]]の皆集え!黒い太陽のもとに!パック [#n4869ca4]
-[[《太陽槍 ラヴェリテ》]]/[[《白夜教会 ブランノワール》]]/[[《日蝕の精霊龍 ソレイルノワール》]]&size(10){''&color(red){New!};''};
-[[《救援の翼 サスペーガ》]]&size(10){''&color(red){New!};''};
-[[《ダイヤモンド・ソード》]]
-[[《純白の翼 キグナシオン》]]
-[[《龍覇 アリエース》]]

小型クリーチャーの展開に長けた[[光]]文明のパック。
これまでに光文明では小型クリーチャーを展開するカードはいくつか登場したが、より大量展開を促進する新規カード[[《日蝕の精霊龍 ソレイルノワール》]]、小型用[[《雷鳴の守護者ミスト・リエス》]]といったスペックの[[《救援の翼 サスペーガ》]]が登場。これらの指定するコスト3以下のクリーチャーは[[光]]以外の[[文明]]も対象とするため、[[光]]単以外で小型の大量展開デッキも作成できるだろう。
初登場から半年で早くも[[DSマーク]]に対応した[[《純白の翼 キグナシオン》]]、味方を総攻撃できるようにする[[《ダイヤモンド・ソード》]]等[[再録]]も嬉しいところ。
[[DMR-13]]、[[DMX-17]]から引き続き収録された[[《龍覇 アリエース》]]はこれで3度目の登場となる。

***6.策士[[孔明]]の大作戦!相手戦略利用の計パック [#h537d52c]
-[[《龍芭扇 ファンパイ》]]/[[《龍脈空船 トンナンシャーペ》]]/[[《亜空艦 ダイスーシドラ》]]&size(10){''&color(red){New!};''};
-[[《龍覇 トンプウ》]]&size(10){''&color(red){New!};''};
-[[《スクランブル・タイフーン》]]
-[[《セイレーン・コンチェルト》]]
-[[《氷牙フランツI世》]]

相手の[[呪文]]をも使ってしまう[[《亜空艦 ダイスーシドラ》]]を中心としたトリッキーな[[水]]文明のパック。
新規、[[再録]]共に[[呪文]]及び[[呪文]]サポートの多い特殊なカード軍となっているが、中でも注目は[[《セイレーン・コンチェルト》]]。[[DM-10]]で登場して以来、[[コンボ]]デッキの繋ぎとして多く使われるも中々[[再録]]されず価値が上がっていたが、10年の時を経てようやく[[再録]]となった。

***7.[[ベンちゃん>べんちゃん]]の[[リキピー>リキッド・ピープル]]軍団引きまくりパック [#q3ef3cba]
-[[《立体兵器 龍素ランチャー》]]/[[《龍素戦闘機 エウクレイデス》]]/[[《龍素記号Ad ユークリッド》]]&size(10){''&color(red){New!};''};
-[[《アクア闘士 サンダーボルト》]]&size(10){''&color(red){New!};''};
-[[《クリスタル・ブレイダー》]]
-[[《アクア・スーパーエメラル》]]
-[[《龍覇 ガンバランダー》]]

[[ドロー]]に長けた[[リキッド・ピープル]]中心のパック。
[[ドラグハート]]の他は小型の[[リキッド・ピープル]]で構成されており、[[DMD-17]]にそのまま入れてもいい程のカード群となっている。
[[《アクア闘士 サンダーボルト》]]は[[《電脳提督アクア・ジーニアス》]]以来の[[マッドネス]]持ち[[リキッド・ピープル]]である上、軽い[[クリーチャー]]の多い[[リキッド・ピープル]]デッキには噛み合っているといえる。
[[再録]]として登場した[[《クリスタル・ブレイダー》]]は[[DMC-61]]以来4年ぶりの[[再録]]である。
また[[《アクア・スーパーエメラル》]]の登場によって[[ドラゴン・サーガ]]限定戦で[[《終末の時計 ザ・クロック》]]を仕込めるようになった。

***8.[[隠れ中>ハットリ]]のニンニン身代わり!空蝉の術パック [#i6cd1aae]
-[[《悪夢卍 ミガワリ》]]/[[《忍者屋敷 カラクリガエシ》]]/[[《絡繰の悪魔龍 ウツセミヘンゲ》]]&size(10){''&color(red){New!};''};
-[[《シバカゲ斎》]]&size(10){''&color(red){New!};''};
-[[《白骨の守護者ホネンビー》]]
-[[《龍覇 ドクロスカル》]]
-[[《埋葬の守護者ドルル・フィン》]]

[[《絡繰の悪魔龍 ウツセミヘンゲ》]]を切札とした[[墓地肥やし]]が得意なカードで構成された[[闇]]文明のパック。
[[ドラグナー]]、[[ドラグハート]]以外のカードで[[墓地肥やし]]しつつ、[[墓地]]のカードで[[破壊]]耐性を持つ[[《絡繰の悪魔龍 ウツセミヘンゲ》]]を使おうといった内容。
また[[《悪夢卍 ミガワリ》]]等の[[龍解]]には自身の[[クリーチャー]]の[[破壊]]が条件となっている為、上記の[[コジロー]]パックと組み合わせるのも良いだろう。

***9.[[土瓶マスク]]のバリッバリのキレッキレパック [#t4d8077f]
-[[《熱龍爪 メリケン・バルク》]]/[[《熱決闘場 バルク・アリーナ》]]/[[《熱血龍 バリキレ・メガマッチョ》]]&size(10){''&color(red){New!};''};
-[[《オニチャッカリ 爆ゾウ》]]
-[[《爆山伏 リンクウッド》]]&size(10){''&color(red){New!};''};
-[[《龍覇 ストラス・アイラ》]]
-[[《斬込隊長マサト》]]

[[ドラグハート]]以外が[[ヒューマノイド]]で構成された[[火]]文明のパック。
こちらは[[ヒューマノイド]]をたくさん並べ、[[《熱龍爪 メリケン・バルク》]]等の能力を活かし相手の[[クリーチャー]]を[[火力]]で[[除去]]することで[[バトルゾーン]]の頭数に差をつけ、[[《熱血龍 バリキレ・メガマッチョ》]]を繰り出そうといった内容。
注目は不確定ながらも[[ヒューマノイド]][[デッキ]]で[[手札補充]]要員となる[[《爆山伏 リンクウッド》]]。比較的当てやすいパックに収録されている為、4枚集めるのも苦労はしないだろう。

***10.[[サソリ]]のむっちゃセクシーでマナマナパック [#y30c180d]
-[[《卵殻塊 ジュラピル》]]/[[《生誕神秘 ル=ピラッジュ》]]/[[《成長類石塊目 ジュランクルーガ》]]&size(10){''&color(red){New!};''};
-[[《有毒類罠顎目 ドクゲーター》]]&size(10){''&color(red){New!};''};
-[[《偽りの名 13》]]
-[[《龍覇 サソリス》]]
-[[《躍喰の超人》]]

[[《成長類石塊目 ジュランクルーガ》]]を切札とした[[自然]]文明のパック。
とにかくマナ加速する事で[[《成長類石塊目 ジュランクルーガ》]]へ繋げ、ジュランクルーガの能力で[[マナ]]から大型[[クリーチャー]]を出してしまおうといった内容。
[[《龍覇 サソリス》]]が[[再録]]されているおかげで、[[ドラグハート・フォートレス]]面の[[《生誕神秘 ル=ピラッジュ》]]を直接出せるのでそこからマナ加速と[[龍解]]を狙うのもアリ。
他にマナ加速が必要なら上記の[[寄生虫>ギョウ]]のパックで[[再録]]されたカード達と組み合わせると良いだろう。
もう1枚の新規カードである[[《有毒類罠顎目 ドクゲーター》]]も見逃せない。[[マッドネス]]持ちであり[[クロスギア]]や[[フォートレス]]を除去できる数少ないカードである。
更に[[背景ストーリー]]で[[エピソード2]]の世界と[[ドラゴン・サーガ]]の世界を(意図的ではないが)分離させた張本人[[《偽りの名 13》]]が[[再録]]されている。[[背景ストーリー]]上で死んだはずのこのクリーチャーが登場するのは何故と思うプレイヤーは多いだろうが、これに関しては[[フレーバーテキスト]]で一切の言及もない為、ただ[[《成長類石塊目 ジュランクルーガ》]]で出したい大型[[自然]][[クリーチャー]]として抜擢されただけと思われる。

**参考 [#i90e0cd0]
-[[エキスパンション(デュエル・マスターズ)]]
-[[再録]]

&tag(エキスパンション(デュエル・マスターズ),特別拡張パック,固定パック);