#author("2023-12-17T20:17:00+09:00","","")
*選ぶ [#o97e1f9d]

**基本ルール [#xd6ba7fd]

-ここでの「選ぶ」とは、バトルゾーンにあるカードやエレメントに関係することのみを指す。
--[[《キュロロ》]]や[[《メロッペ》]]といったバトルゾーン以外のゾーンからカードやオブジェクトを選ぶのは、管轄外。当然、[[セルフハンデス]]なども含まれない。

**自分のクリーチャーを相手が選ぶ時、このクリーチャーは選べない。(ただし、このクリーチャーを攻撃またはブロックしてもよい) [#z2f674a2]

俗に言う「[[アンタッチャブル]]」効果のこと。

この場合、[[注釈文]]の通り、[[攻撃]]と[[ブロック]]は選ぶこととは無関係。また、効果の発生源が相手であっても、その対象の選択権が自分にある[[選ばせ除去]]は選べてしまう。

だが、それ以外の疑わしき効果は軒並み選んだことに含まれる。

-例:[[《炎獄スマッシュ》]]の「相手の、多色ではないクリーチャーを1体破壊する。」には、どこにも選ぶとは書かれていないが、選ばないと破壊対象が決められないため、[[アンタッチャブル]]で弾ける範囲内。

実は上の「選ぶ」基準には[[エラッタ]]が出ている。

>[[カードテキストのテンプレート変更についてのお知らせ>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/rulechange/316640/]]
>>~テンプレート変更にあたって、過去の「選び(選んで)」と書かれていないカードテキストについても、「選び」があるものとして扱います。
今までテキストに書かれていなかったものを書き加えるだけなので、これによる裁定変更はありません。
対象となるのは、以下の効果を持つテキストです。
~1. 相手のカードを指定の数破壊する効果
例:[[《デーモン・ハンド》]][[《爆流奥義 紅蓮NEXTREME》]]
2.プレイヤーを問わず、カードを指定の数破壊する効果
例:[[《アウゼスの天黒筺》]][[《凶鬼33号 ブスート》]]
~以下の形式のテキストは、対象になりません。
1. 指定の範囲のカードをすべて破壊する効果
例:[[《悪魔神バロムスポーン》]][[《SMAPON》]][[《鬼ヶ王魔 エンド・ジャオウガ》]]
2. 自分のカードを指定の数破壊する効果
例:[[《学校男》]][[《死神覇王 XENARCH》]]

***補足 [#g4418b4e]

-「無限の数破壊する」というテキストを持つ[[《激流剣砲 カツ∞キング》]]と[[《最終章 カツエンド》]]は選んでいないとされている。(テンプレート変更に含まれているか不明なため。)

-[[《戦力外通告》]]や[[《ZEROの侵略 ブラックアウト》]]といった、バトルゾーンのパワーの最小・最大が狙い撃ちされる効果は、基本的には選んでいない扱いという裁定があるとのこと。ただし、同率がある場合は選ぶことに切り替わる。
--[[デュエル・マスターズ プレイス]]で、パワーの最小・最大が自動で選ばれる[[《恐怖の影スクリーム・アサシン》]]や[[《神羅スカル・ムーン》]]などの効果は、候補が複数ある場合はランダムで決定され、誰も選ぶ処理を行わないアレンジが加えられている。

**次の自分のターンのはじめまで、このクリーチャーは自分に選ばれず [#fa477841]

かなり特殊な状況だが、相手が[[《The邪悪 寄成ギョウ》]]を出していて、自分が[[ジャストダイバー]]を[[解決]]した場合に発生する。

#region2(公式Q&Aの引用){{

>Q.自分の[[《The邪悪 寄成ギョウ》]]がバトルゾーンにいる状況で、相手が「[[ジャストダイバー]]」を持つ[[《R.S.S. アアルカイト》]]をバトルゾーンに出しました。次の自分のターンのはじめまで、この[[《R.S.S. アアルカイト》]]を選べないのは、自分と相手どちらのプレイヤーですか?
A.[[《The邪悪 寄成ギョウ》]]の効果により、[[《The邪悪 寄成ギョウ》]]を出しているプレイヤーが「[[ジャストダイバー]]」を使用します。結果的に、[[《R.S.S. アアルカイト》]]を出したプレイヤーが、その[[《R.S.S. アアルカイト》]]を選べなくなります。&br;また、「攻撃されない」能力はプレイヤーが指定されていないので、[[《The邪悪 寄成ギョウ》]]を出しているプレイヤーからも攻撃されなくなります。
[[引用元>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/39868/]](2021.6.25)

}}

これそのものには、特に重要な裁定は含まれていない。次の[[《偽りの嘘 ネメシス》]]の裁定が部分的にこちらにも使われるということだけ知っておけば良い。

**誰も、このクリーチャーを選べない [#y8939f11]

[[アンタッチャブル]]に近いが、条件が合致するなら[[選ばせ除去]]も無効化できるのが優れる。
自分が[[《偽りの嘘 ネメシス》]]1体のみを出していて、''相手が''[[《学校男》]]を出した場合、[[選ばせ除去]]は「選ぶ」なので自分含め《ネメシス》は選ぶことができない。

注意点として、前述の[[テンプレート変更>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/rulechange/316640/]]では、[[《学校男》]]と[[《死神覇王 XENARCH》]]のそれぞれ前半部分は変更対象になっていないと明記されている。

その結果、自分が[[《偽りの嘘 ネメシス》]]1体のみを出していて、''自分が''[[《学校男》]]を追加で出した場合、自分のクリーチャーを2体破壊するのは「選ぶ」ではないため、《ネメシス》は破壊されてしまう。

>Q.自分の[[《偽りの嘘 ネメシス》]]のみがバトルゾーンにいる状況で、自分は[[《堕魔 ドゥポイズ》]]を出しました。その「出た時」の能力で[[《偽りの嘘 ネメシス》]]は破壊されますか?
A.はい、破壊されます。&br;[[《堕魔 ドゥポイズ》]]の「自分のクリーチャーを2体破壊する」効果は自分のクリーチャーを選ばずに破壊します。そのため[[《偽りの嘘 ネメシス》]]の「選べない」効果の影響を受けません。
[[引用元>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/44193/]](2023.12.15)

この点は[[デュエチューブでも触れられている。>https://www.youtube.com/watch?v=h1JsSHimvn4&t=576s]]

**相手のかわりに自分が選ぶ [#z627ba30]

-[[《「迅雷」の鬼 ライジン天》]]と[[《「復活」の鬼 ヨミノ晴明R》]]が持つ[[常在型能力]]。
ルールの詳細については、[[《「迅雷」の鬼 ライジン天》]]のページを参照。

--[[《シン・ガイギンガ》]]や[[《霊宝 ヒャクメ-4》]]などの「相手が選んだ時」の能力は、この[[置換効果]]でかわりに自分が選んだ場合、誘発しない。

>Q.自分の[[《霊宝 ヒャクメ-4》>《霊宝 ヒャクメ-4》]]と、「鬼タイム」が発動している[[《「迅雷」の鬼 ライジン天》]]がバトルゾーンにいる状況で、相手は[[《デーモン・ハンド》]]を唱えました。相手が選ぶかわりに[[《「迅雷」の鬼 ライジン天》]]の効果で自分が破壊するクリーチャーを選びますが、自分の[[《霊宝 ヒャクメ-4》>《霊宝 ヒャクメ-4》]]を選んだ場合、「相手に選ばれた時」の能力はトリガーしますか?
A.いいえ、相手に選ばれていないので、トリガーしません。[[《「迅雷」の鬼 ライジン天》]]の置換効果を適用した場合、選ぶプレイヤーは自分になります。
[[引用元>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/40251/]](2021.9.24)

**参考 [#n539718b]
-[[用語集]]
-[[アンタッチャブル]]
-[[ジャストダイバー]]
-[[選ばせ除去]]
-[[《偽りの嘘 ネメシス》]]

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