#author("2021-01-14T12:59:58+09:00","","")
#author("2021-02-06T16:13:18+09:00","","")
*&ruby(リンフィニティ){輪廻∞}; [#w0ff9cf3]
|輪廻∞:このカードの呪文側を、バトルゾーンに置いたまま唱えてもよい(コストは支払う)。そうした時、バトルゾーンにある自分の《天地命動 バラギアラ》1体につき、自分の山札の上から1枚をマナゾーンに置く。|

[[DMRP-08]]で登場した[[マスター能力]]。
[[天地命動 バラギアラ]]のみが持つ。

|天地命動 バラギアラ MHZ 自然文明 (9)|
|クリーチャー:マスター・ハザード/グランセクト 17000|
|このクリーチャーが召喚によってバトルゾーンに出た時、自分のマナゾーンにあるカードをすべてアンタップする。|
|輪廻∞:このカードの呪文側を、バトルゾーンに置いたまま唱えてもよい(コストは支払う)。そうした時、バトルゾーンにある自分の《天地命動 バラギアラ》1体につき、自分の山札の上から1枚をマナゾーンに置く。|
|T・ブレイカー|
|BGCOLOR(#ccd):|
|天上天下輪廻独尊 MHZ 自然文明 (8)|
|呪文|
|このターン、自分のクリーチャーすべてのパワーを+8000し、「ワールド・ブレイカー」を与える。|
|次の相手のターン中、相手のクリーチャーが攻撃する時、可能ならクリーチャーを攻撃する。|

[[バトルゾーン]]に[[クリーチャー]]面を置いたまま、[[呪文]]面を唱える([[呪文能力]]を使う)ことが出来る。

他の[[ツインパクト]]の持つ[[ラスト・バースト]]は[[破壊]]時に、[[スマッシュ・バースト]]は[[攻撃]]時にとそれぞれ条件があるが、
こちらはただ[[マナ]]を支払うだけで発動できるので、場にいる限りは危険を冒さずに毎[[ターン]]唱える事が出来る。
また、[[コスト]]を支払うので[[《ハイドラ・ギルザウルス》]]や[[《死海竜ガロウズ・デビルドラゴン》]]や[[《闇鎧亜クイーン・アルカディアス》]]の[[コスト踏み倒しメタ]]にも引っかからず、[[マナゾーン]]のカードを[[タップ]]して唱えているため[[《百発人形マグナム》]]の[[コスト踏み倒しメタ]]にもひっかからない。

-使用する[[呪文能力]]は「呪文を唱える」扱いになり、[[呪文能力]]が[[《超神星マーキュリー・ギガブリザード》]]等に無効化された場合でも輪廻∞を使用したカードにはなにも影響はない。詳細は[[唱える]]を参照。

-[[《タイム3 シド》]]等の呪文の[[コスト増加]]・[[コスト軽減]]の影響を受ける。

-[[呪文]]面[[解決]]後の[[マナブースト]]は[[強制]]であり、[[ライブラリアウト]]を招きかねない。GP8th決勝戦においても「''[[《始虹帝 ミノガミ》]]を出していなかった''」というプレイングミスによって[[【バラギアラループ】]]が成立せずに[[ライブラリアウト]]で敗北という結末が実際に起きている。
--このような特徴は漫画版での「文明の力を吸いすぎて、バラギアラは爆発寸前。その強力な力ゆえバラギアラは自滅する」という紹介に符合する。

-輪廻∞の「''《天地命動 バラギアラ》1体につき、自分の山札の上から1枚をマナゾーンに置く。''」とは、能力を使った時点で置く枚数を決定し、一気にその枚数を置こうとする処理である。また、効果が実現不可能なことを要求している場合、可能な部分だけを実行するため、「置く枚数>山札の枚数」だった場合は「置く枚数=山札残りすべて」になる。この処理を行った結果[[ライブラリアウト]]が発生し、[[《始虹帝 ミノガミ》]]がいれば[[無敵虹帝]]の[[置換効果]]で敗北を回避し8枚[[山札回復]]して処理が終わる。
--2021年2月5日にこの裁定が確定するまでは、[[公認グランプリ]]でも輪廻∞のマナブーストは「1枚をマナゾーンに置く」という処理を1回ずつ行い[[山札操作]]を実現できていたため、[[【バラギアラループ】]]は事実上の弱体化を食らうことになった。

**裁定の問題 [#p441194e]
2021年1月初頭に、「自分の《天地命動 バラギアラ》1体につき、自分の山札の上から1枚をマナゾーンに置く」は、「《バラギアラ》の数だけ1枚ずつ山札の上からマナゾーンに置く」のか、それとも「《バラギアラ》の数と同じ枚数のカードを''同時''に山札の上からマナゾーンに置く」のか、という議題がネット上で話題になった。

この裁定は、[[【バラギアラループ】]]にて[[《始虹帝 ミノガミ》]]の[[無敵虹帝]]と組み合わせる場合に重要になってくる。《バラギアラ》の数が山札の枚数より多い場合、無敵虹帝の効果で[[山札回復]]した後、前者の裁定であれば、その多くなった分の数だけ山札の上からマナゾーンに置かれ、後者の裁定であればマナゾーンに置かれない。

これまでは、一般的に前者の裁定が適用されてきており、[[公認グランプリ]]でもこちらの裁定で行われてきたため、もし公式が後者の裁定を適用すれば、[[【バラギアラループ】]]は事実上の弱体化を食らうことになる。

[[デュエル・マスターズ 総合ルール]]では、「バトルゾーン以外のいずれかのゾーンに複数のカードが移動する時、それらはすべて同時に移動します。」と明記されているため、これになぞらえるなら後者の裁定が正しいことになる。
また、「《天地命動 バラギアラ》1体につき~」という書かれ方から、「山札の上から1枚をマナゾーンに置く」行為を《天地命動 バラギアラ》の数だけするという解釈なら、前者の裁定になると考えられるが、[[《“轟轟轟”ブランド》]]の「1枚(1体)につき、~する」という能力は、1度に同時に処理される裁定になっている(>[[参考>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/32491/]])ため、この観点から見ても後者の裁定が正しいことになる。

**この[[能力]]を持つ[[カード]] [#y3f1fdfa]
-[[《天地命動 バラギアラ/輪廻暴聖》]]
-[[《天地命動 バラギアラ/輪廻暴氷》]]
-[[《天地命動 バラギアラ/輪廻暴冥》]]
-[[《天地命動 バラギアラ/輪廻暴炎》]]
-[[《天地命動 バラギアラ/天上天下輪廻独尊》]]


**参考 [#pda2763c]
-[[マスター・ハザード]]
-[[グランセクト]]
-[[呪文]]
-[[ツインパクト]]
-[[マスター・ハザードカード]]

-[[マスター能力]]
**公式Q&A [#t2792ca9]
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公式Q&A

<Q.''輪廻∞''で[[《天地命動 バラギアラ/天上天下輪廻独尊》]]の呪文側を唱えたとき、[[《天地命動 バラギアラ/天上天下輪廻独尊》]]は墓地に行きますか?
A.いいえ、スマッシュ・バーストと同じく、バトルゾーンにいながら呪文側と同じ能力を使うことができるものです。
[[引用元>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/dmrp08-0003/]]

<Q.''輪廻∞''を使った時に、自分の山札の上から1枚をマナゾーンに置く効果は強制ですか?
A.はい。バトルゾーンにある自分の《天地命動 バラギアラ》1体につきカードを1枚マナゾーンに置いてください。
[[引用元>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/dmrp08-0003/]]

<Q.''輪廻∞''を使って山札のカードがなくなりました。この時、[[無敵虹帝]]を使って負けなくすることができますか?
A.はい。できます。山札切れによる負けを[[無敵虹帝]]で置き換えることで無効にし、山札が8枚に戻るのでそれ以上山札切れによる負けは発生しません。
[[引用元>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/dmrp08-0004/]]

<Q.''輪廻∞''に対して、[[《偽りの王 ナンバーナイン》>《偽りの王 ナンバーナイン/歓喜の歌》]]や[[《ジャミング・チャフ》>《奇石 ミクセル/ジャミング・チャフ》]]など「呪文を唱えられない」能力や効果があった場合、''輪廻∞''は使えますか?
A.使えません。単純に呪文側を唱えるという行為自体を実行できないということなので''輪廻∞''自体が失敗しています。これは呪文の効果が起こる以前の段階です。
[[引用元>https://twitter.com/t2duema/status/1103974307607142402]]

>Q.自分の[[《天地命動 バラギアラ/輪廻暴炎》>《天地命動 バラギアラ/輪廻暴炎》]]4体と[[《始虹帝 ミノガミ》]]がバトルゾーンにいます。自分の山札が3枚の状況で、自分は「''輪廻∞''」能力で[[≪輪廻暴炎≫>《天地命動 バラギアラ/輪廻暴炎》]]を唱えて、山札の上から3枚をマナゾーンに置きました。山札が0枚になり、[[《始虹帝 ミノガミ》]]の「無敵虹帝」効果で自分のマナゾーンにあるカードを8枚、シャッフルして山札にした後、≪[[天地命動 バラギアラ]]≫の「''輪廻∞''」能力で残りの1枚をマナゾーンに置きますか?
A.いいえ、一度山札が0枚になったら、その時点で山札から4枚をマナゾーンに置く処理は終了します。
[[引用元>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/39304/]]