#author("2021-12-10T16:43:13+09:00","","")
#author("2021-12-11T12:47:22+09:00","","")
*能力名 [#f3ab0904]

能力につく名前のこと。

カードの一部の能力には名前がついている。
例えば[[《機神装甲ヴァルボーグ》]]は「[[進化]]」と「[[W・ブレイカー]]」という名前の能力と、特に名前のついていない能力を1つ持っている。

名前付きの能力はさらに「''キーワード能力''」と「''能力語''」に大別される((公式で区別されているものではない。キーワード能力と能力語との区別は[[MtG>Magic:The Gathering]]に準拠。))。
[[W・ブレイカー]]のように、注釈や補足がなくても効果が決まっている場合、それは[[キーワード能力]]である。
一方、[[進化]]のように、具体的な処理の対象やそもそもの処理内容がカードごとに設定され、名前だけでは処理がわからない場合、それは[[能力語]]である。

また、能力名のついていない能力でも、同じ能力や似たような能力が何度も登場すれば俗称がつくことがある。
例えば先述の[[《機神装甲ヴァルボーグ》]]の最後の[[能力]]は「擬似[[パワーアタッカー]]」と言えよう。
これは[[アンタッチャブル]]のようにファンによって[[Magic:The Gathering]]から輸入された名前から、[[ギャラクシーGO]]のように公式媒体で使われるものまでさまざまである。

-能力名は、他の能力から参照されることがある。
ほとんどの場合は[[キーワード能力]]が対象。[[能力語]]が参照されることもあるがまれ([[ファイナル革命]]など)で、代わりにそれによって起こる[[キーワード処理]]が参照されることが多い([[覚醒]]など)。

-[[カード名]]における[[名称カテゴリ]]と同じように、特定の能力名を参照する[[効果]]では、その文字列を名前に含む[[能力]]も参照される。
-[[カード名]]における[[名称カテゴリ]]、[[種族]]における[[種族カテゴリ]]と同じように、特定の能力名を参照する[[効果]]では、その文字列を名前に含む[[能力]]も参照される。
--例えば、[[《無双恐皇ガラムタ》]]の攻撃後は[[S・トリガー]]だけでなく[[スーパー・S・トリガー]]も使うことができなくなる。
--他の例として、[[極限ファイナル革命]]を使ったターンは[[ファイナル革命]]の使用条件である「そのターン中に他の[[ファイナル革命]]を使っていない」を満たせなくなる。

-[[ガチンコ・ジャッジ]]や[[Jトルネード]]は、公式媒体では「[[能力]]」として紹介されることがあるものの、実際には[[キーワード処理]]の一種である。

-[[Kaijudo]]では、[[クリーチャー]]の持つ[[能力]]のほぼ全てに名前がついている。

-[[十王篇]]では、10種の[[種族]]がそれぞれ持つ固有能力(キーワード能力と能力語が混在)が黒地に白というスタイルで強調された。

-[[王来篇]]からは、能力名は太字で表記されるようになった。

**俗称を持つ能力の一例 [#b801648d]
-[[タップ能力]]
-[[アンタップキラー]]
-[[アンタッチャブル]]
-[[アンブロッカブル]]
-[[マッドネス]]
-[[ギャラクシーGO]]
など

**参考 [#v6a41f30]
-[[用語集]]
-[[能力]]
-[[キーワード能力]]
-[[能力語]]