#author("2020-12-19T16:18:19+09:00","","")
*&ruby(エターナル・アームズ){聖拳編};&ruby(かんきょう){環境}; [#u12368e5]

-''Prev'':[[闘魂編環境]]

-''Next'':[[転生編環境]]

**[[メタゲーム]] [#lb83cad0]
***[[DM-10 「聖拳編(エターナル・アームズ) 第1弾」>DM-10]]期 [#zb8410e9]
[[DM-10]]で[[多色]][[カード]]が登場すると、[[《アクアン》]][[デッキ]]で[[水]]・[[光]]・[[闇]]の3[[色]]が同時に扱いやすくなる。【アクアンホワイト】本来の強さを保ちつつ[[闇]]の[[ハンデス]]や[[サルベージ]]を扱える[[【アクアンホワイトブラック】]]が[[《アクアン》]][[デッキ]]の主流となった。
[[DM-10]]では各[[文明]]の主力[[種族]]に強力な[[カード]]が増え、特に[[イニシエート]]の充実は目を見張るものがあった。これまでの[[《アクアン》]]+[[光]][[デッキ]]は[[【ガーディアン】]]を中心に組まれてきたが、だんだんと[[【イニシエート】]]に主役がシフトしていく。

同時期に[[DMC-14 「紅の鋼鉄兵団(クリムゾン・アーマロイド)デッキ」>DMC-14]]や[[DMC-15 「幻想の無限龍(エターナル・ドラゴン)デッキ」]]、[[DMC-16 「紺碧の守護聖天(ガーディアン・ブルー)デッキ」]]に[[DMC-17 「戦場の暗黒皇女(ダーク・ウォリアー)デッキ」]]といった四対のデッキが登場。これまでのデッキの中ではどれも段違いで強く、高い実用性と派手さを兼ね揃えており、たちまち売り切れとなった。一方でデッキのコンセプトすら無かった[[DMS-03 「聖拳編(エターナル・アームズ)スターターセット」>DMS-03]]は[[極神編>DM-24]]の初めまで売れ残ったそうな。

2004年[[公式大会]]エターナル・リーグでは、当初これらの[[《アクアン》]]ベースの[[デッキ]]や[[【青黒赤ライブラリアウト】]]、[[黒赤]]や[[赤緑]]などの[[【速攻】]]が主役となるかに思われたが、新鋭[[《無双竜機ボルバルザーク》]]を扱った[[【ボルバルステロイド】]]が地方の大会で成績を残すにつれ、[[ボルバル]][[デッキ]]が台頭し始める。

エターナル・リーグが佳境になると、[[【ボルバルステロイド】]]に[[水]]を組み込んだ[[【青赤緑ビートダウン】]]形式の[[【ボルバルブルー】]]が浸透し、各地でその強さを発揮した。
この当時の[[環境]]は[[ボルバル]]一[[色]]ではなかったものの、結果的にエターナル・リーグオープンクラスでは[[【ボルバルブルー】]]が日本一を収める。
***[[DM-11]]期 [#r3bdac61]
[[DM-11]]では[[《魂と記憶の盾》]]などの有能な[[多色]][[呪文]]や[[《宣凶師ベリックス》]]が登場し、これらを[[【青黒赤ライブラリアウト】]]に組み込んだ[[【白青黒赤ライブラリアウト】]]が生まれた。
この[[デッキ]]と[[【速攻】]]、[[【イニシエート】]]型[[【アクアンホワイトブラック】]]、そして[[【ボルバルブルー】]]の四者を軸にして、[[ウェーブストライカー]]などの新鋭を交えて[[メタ]]が形成される。
***[[DM-12]]期 [#mbac1615]
長い間4枚体制での活躍を続けた[[《アクアン》]]だが、ついに[[DM-12]]発売後に[[殿堂入り]]が決まる。
誰もが第二回の[[殿堂入り]]の際は、[[《アクアン》]]と共に日本一[[カード]]の[[《無双竜機ボルバルザーク》]]が一枚制限になると考えたが、なんとこの時に[[ボルバル]]ザークには全く規制がかけられなかった。

結果的に[[トップメタ]][[デッキ]]の中で[[《アクアン》]]を投入していた[[【アクアンホワイトブラック】]]と[[【白青黒赤ライブラリアウト】]]がやや弱体化し、[[【ボルバルブルー】]]は相対的に凶悪化。手が付けられなくなっていった。
***[[DM-13]]期 [#df39dd0e]
2005年スプリングチャレンジバトルで、案の定《ボルバルザーク》は猛威をふるう。
特にその関東大会ではオープン&レギュラー上位入賞者16名がすべて[[《無双竜機ボルバルザーク》]][[デッキ]]だったという、悪夢としか言えない結果まで出ていた。これらから、一時期[[プレイヤー]]たちは[[デュエル・マスターズ]]は[[ボルバル・マスターズ]]と皮肉った。

[[DM-13]]で[[ボルバル]][[デッキ]]に相性のいい[[カード]]が出ていたのも[[ボルバル]]にとっては追い風で、特に[[《炎槍と水剣の裁》]]はその圧倒的な[[カードパワー]]から[[コントロール]]寄りの[[ボルバル]][[デッキ]]である[[【ボルバルブラック】]]などを増やし、また、[[ボルバル]][[デッキ]]以外の[[コントロール]]系[[デッキタイプ]]にもこぞって投入された。
さすがに批判が集中したのか、[[《無双竜機ボルバルザーク》]]はスプリングチャレンジバトル後に7月15日からの[[殿堂入り]]が決まる。

**当時の主流デッキ [#m3aac2da]
-[[【アクアンホワイトブラック】]]([[【イニシエート】]]を中心に[[【ガーディアン】]]、[[【グラディエーター】]])
-[[【白青黒赤ライブラリアウト】]]
-[[【ボルバルステロイド】]]
-[[【ボルバルブルー】]]
-[[【リーフボルバル】]]
-[[【ボルバルホワイト】]]
-[[【ボルバルブラック】]]
-[[白赤]]
-[[黒赤]]
-[[赤緑]]

**主なカード [#ab1e3c2b]
-[[《アクアン》]]
-[[《母なる大地》]]
-[[《無双竜機ボルバルザーク》]]
-[[《魂と記憶の盾》]]
-[[《聖天使グライス・メジキューラ》]]
-[[《炎槍と水剣の裁》]]

**参考 [#j97f57ba]
-[[デッキ・カードプールの変遷]]
-[[聖拳編]]
-[[DM-10 「聖拳編(エターナル・アームズ) 第1弾」>DM-10]]
-[[DM-11 「聖拳編 第2弾 無限軍団の飛翔(エターナル・ウェーブ)」>DM-11]]
-[[DM-12 「聖拳編 第3弾 魔封魂の融合(エターナル・ボルテックス)」>DM-12]]
-[[DM-13 「聖拳編 第4弾 龍炎鳳神誕(エターナル・フェニックス)」>DM-13]]