#author("2021-05-29T15:32:27+09:00","","")
#author("2021-06-07T16:20:50+09:00","","")
*置換効果(広義) [#wide]

後述の「[[継続的効果]]に属する狭義の置換効果」と[[《ボルシャック・大和・ドラゴン》]]等の「[[自己置換効果]]」を総称して「広義の置換効果」と呼ぶことがある。
[[自己置換効果]]に期間は存在せず、後述の置換効果(狭義)とは区別される。詳細は[[該当ページ>自己置換効果]]を参照。

*置換効果(狭義) [#narrow]

[[効果]]の一種。
この効果はあるイベントを、他のイベントに置き換える。
[[継続的効果]]の一種である。
元は[[Magic:The Gathering]]用語。デュエル・マスターズでは「置き換え効果」と呼ばれることもある。

|アクア・ソルジャー UC 水文明 (3)|
|クリーチャー:リキッド・ピープル 1000|
|このクリーチャーが破壊される時、墓地に置くかわりに自分の手札に戻す。|

|斬隠蒼頭龍バイケン SR 水文明 (6)|
|クリーチャー:ポセイディア・ドラゴン/シノビ 6000|
|W・ブレイカー|
|相手のターン中にこのクリーチャーが自分の手札から捨てられる時、墓地に置くかわりにバトルゾーンに出してもよい。そうしたら、バトルゾーンにあるクリーチャーを1体選び、持ち主の手札に戻してもよい。|
|自分のシノビの「ニンジャ・ストライク」能力を使った時、カードを1枚引いてもよい。|

置換効果に分類されるカードはいくつか見られる。

例えば上の[[《アクア・ソルジャー》]]の場合、「破壊される」というイベントを「かわりに手札に戻す」という別のイベントで置き換えている。

[[《斬隠蒼頭龍バイケン》]]の場合、相手のターン中に手札から墓地に置かれるというイベントを「かわりにバトルゾーンに出す」をつくる。

このような[[効果]]を置換効果と呼ぶ。難解なルールだが、これらの事を知らないと全く違う結果になることもあるので注意が必要である。

基本的に「かわりに」と能力[[テキスト]]に表記されていれば、それは置換効果を生成する。
----
-''「Aする時、かわりにBする」''(Aする場合、AのかわりにBする)
この書式の置換効果が最も多い。狭義にはテキストに「かわりに」とあるこれのみを置換効果と言う。
代表的なものは[[モヤシ]]、[[解除]]、[[マッドネス]]、[[セイバー]]など。

-''「Cする時、AするかわりにBする」''(CによってAする場合、かわりにBする)は上記の置換前イベントAに条件Cが加わったものである。
<「([[キーワード処理]])する場合、AするかわりにBする」という置換効果はAがキーワード処理の定義または定義の一部であるため1.1に該当する。&br;[[《ボルメテウス・ホワイト・ドラゴン》]]の[[シールド焼却]]は、一見すると[[ブレイク]]そのものが置換されているように見えないが、[[ブレイク]]によって発生する[[シールド回収]]を[[墓地送り]]に置き換えるので、他の[[ブレイク]]置換効果と競合(後述)する。

***例外 [#oe19ccc9]
-.''「Aする時、Bする」''(Aする場合、かわりにBしてからAする)
この書式には、「攻撃する時」([[アタックトリガー]])を除けば、単なる[[常在型能力]]であることが多いが、中には[[置換効果]]を生成するものもある。すなわち、BがAされる前に処理されるならば[[置換効果]]、Aが実行されると同時にBが発生するのであれば単なる[[常在型能力]]である。

例えば、[[《大革命のD ワイルド・サファリ・チャンネル》]]で[[マナ数]]を変動させる場合、実際には多色カードをタップする前に[[マナ数]]を変動させているので[[置換効果]]となる。[[タップ]]してから[[マナ数]]が2に変動しても遅いので、タップする前に変動させていることになる。逆に、[[《アクア・ハルカス》]]などの[[cip]]能力は[[バトルゾーン]]に出てから誘発するので、[[誘発型能力]]である。

//以下は主に1.と2.のパターンである「かわりに」と明記されている置換効果についての裁定である。
**置換効果の大原則 [#e1a3204e]
***「AするかわりにBする」という[[効果]]なので、''「Aした」ことにはならない''。 [#x5c1428a]
この場合、Aしたことを誘発条件とする[[誘発型能力]]は誘発しない。
-例)[[《封魔妖スーパー・クズトレイン》]]が[[バトルゾーン]]にある時に、[[《アクア・ソルジャー》]](置換効果)を対象に[[《デッドリー・ラブ》]]を唱えた場合。
この場合、[[《アクア・ソルジャー》]]が[[破壊]]されるかわりに[[手札]]に戻る。よって、[[《アクア・ソルジャー》]]が''「[[墓地]]に移動した」という結果は残らない''。そのため、[[《封魔妖スーパー・クズトレイン》]]の[[能力]]は誘発せず、[[ドロー]]は出来ない。
そのため、言い換えると、置換効果は置き換える前のゾーンから生成されると言える(参考:2017年11月18日事務局暫定回答)。

ただし、「Aした」ことにはならないが、「Aする」タイミング自体は訪れたことになる。
例)バトルゾーンに自分の[[《ジョギラスタ・ザ・ジョニー》]]がいる状態で自分のシールドがそのターンはじめてブレイクされる時、そのブレイクが置換されてシールドがブレイクされなかった場合、「自分のシールドがブレイクされる」タイミングは一度来ている。そのため、同一ターンにもう一度自分がブレイクを受ける時は、「自分のシールドがブレイクされる」タイミングが2度来たことになるので、《ジョギラスタ・ザ・ジョニー》によるブレイク置換効果は発生しない。
----
***置換効果は、''指定の効果を生成する呪文や能力の解決中でも適用される''。 [#c9ae2e61]
-例) [[《アクア・ソルジャー》]]に[[《ガンヴィート・ブラスター》]]を使った場合。
この場合、[[《アクア・ソルジャー》]]は[[《ガンヴィート・ブラスター》]]の''[[解決]]中に[[手札]]に戻る''。よって、[[《ガンヴィート・ブラスター》]]の[[呪文能力]]の2つ目の[[効果]]で[[手札]]から捨てさせることができる。
----
***置換効果は、置換前のイベントが実際に起きた順番に処理する。 [#m6c6d9ef]
一つのイベントに両プレイヤーの置換効果が同時に発生した場合を除き、ターン・プレイヤーと非ターン・プレイヤーの違いに関係無く実際に置換前のイベントが発生した順番に処理する。
-例)[[《単騎連射 マグナム》]]の持ち主が[[《ゴースト・タッチ》]]で相手の[[《斬隠蒼頭龍バイケン》]]を捨てさせた場合、《単騎連射 マグナム》の持ち主がターン・プレイヤーか否かに関係なく、相手の《斬隠蒼頭龍バイケン》のマッドネスは発動する。

例外として、一つのイベントに両プレイヤーの置換効果が同時に発生した場合の処理があるが、そちらは後述。

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***''[[コスト]]を置換して別の行動を取っても、「そうした場合〜」の[[効果]]を実行できる''。 [#oc277890]
「[[捨てる]]。そうした場合〜」「[[破壊]]する。そうした場合〜」といった[[能力]]に使用しても、所定の行動を行うことができる。ただし[[《破壊と誕生の神殿》]]のように参照ゾーンが指定されている場合は結果的に不発に終わるケースもある。
-例) [[《光器パーフェクト・マドンナ》]]に[[《邪魂創世》]]を使用した場合でも、[[ドロー]]はできる。詳細は[[コスト]]の項を参照。
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***''同一のイベントに対し、置換効果は一つしか適用できない''。 [#vfab2a43]
「AするかわりにBする」と「AするかわりにCする」の二つは同時には起こり得ないので、一方しか適用できない。「AするかわりにBする」二つでも同様。
-例1) 自分の[[《リンネ・ルピア》]]がバトルゾーンにある状態で自分の[[《悠久を統べる者 フォーエバー・プリンセス》]]が破壊される場合、一方の置換効果しか適用できず、他方は適用されず何もしない。※この例の二者は適用条件が同じではないが、どちらの適用条件も「バトルゾーンから墓地に置かれること」を含んでいる。
-例2) バトルゾーンに自分の[[《侵攻の守護者ガチャピンチ》]]が2体あり、自分の[[ガーディアン]]がバトルゾーンを離れる場合、[[ウルトラ・セイバー]]は片方のものしか適用できない。
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***''置換効果に別の効果は割り込めず、結果としてCOLOR(blue){置換効果は連鎖しない}''。これが[[Magic:The Gathering]]における置換効果との最大の相違点である。 [#r933dfd7]
-例)[[シールド・フォース]]中の[[《不滅の精霊パーフェクト・ギャラクシー》]]を[[《威牙忍ジンナイ》]]などの置換効果で[[破壊]]する時、[[バトルゾーン]]を離れるかわりにとどまるという置換効果が適用できず、結果的に[[《不滅の精霊パーフェクト・ギャラクシー》]]は[[墓地]]に送られてしまう。&br;このように、置換効果を適用すると別の置換効果は適用することはできない。なお、''このルールが適用されるのは文中に「かわりに」という単語を含む''一文''を持つ置換効果節だけである''。
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***''置換した後の効果が発生しない場合、置換することはできない''。 [#o17b4e01]
元々は[[《神羅スカル・ムーン》]]が、相手クリーチャー無しでも破壊耐性を得られる事態を避けるために設けられた追加ルールだったが、[[《絡繰の悪魔龍 ウツセミヘンゲ》]]がリリースされた頃にはすっかり忘れ去られ、原則から逸脱した暫定回答が出される事態を招いた。以降はこのルールの重要性が再認識されている。その一方で、[[《S級宇宙 アダムスキー》]]や[[《宇宙 タコンチュ》]]のように、カード開発時には意図しなかったであろうと予想される挙動になってしまうケースもある。公式動画チャンネルで[[デッドマン>Deadman]]らも普通に間違えている。
-例1)自分の[[《神羅スカル・ムーン》]]が破壊される時、バトルゾーンに相手のクリーチャーがいなければ、「破壊する」効果が発生できないため、《神羅スカル・ムーン》はそのまま墓地に置かれる。
-例2) [[《絡繰の悪魔龍 ウツセミヘンゲ》]]が破壊される時、「かわりにカードを4枚、自分の墓地から山札の一番下に好きな順序で置いてもよい。」を適用しようとしても、墓地のカードが4枚未満なら1枚も山札に戻すことなく破壊される。
-例3) [[《S級宇宙 アダムスキー》]]が[[ブレイク]]する時、相手の山札が1枚以下なら、デッキデス不可能。そのまま通常ブレイクに入る。相手の山札が奇数で、デッキデス可能な枚数がそれを上回った場合に発生する。
-例4) [[《宇宙 タコンチュ》]]が相手ターン中に破壊される時、相手の山札が4枚以下なら、引かせることができない。そのまま破壊される。
-例5) 相手の[[《界王類邪龍目 ザ=デッドブラッキオ》]]で[[《無敵剣 プロト・ギガハート》]][[装備]][[クリーチャー]]が[[マナ送り]]される時、[[龍解]]が禁じられているのでそのままマナ送りされる。

ただし、置換した後の効果が発生しない時に置換されないだけであって、処理が実行されない時に置換できないわけではない。
ややこしいが、置換した後の効果が発生しない時に置換されないだけであって、処理が実行されない時に置換できないわけではない。
-例1)[[《不死身のブーストグレンオー》]]などの「[[破壊されない]]」や「[[離れない]]」を持っているクリーチャーは、「破壊する」や「離れる」という効果自体が生成された上でその結果を無視するだけなので、[[ウルトラ・セイバー]]や[[《神羅スカル・ムーン》]]、[[《恐気の覚醒者ランブル・レクター》]]や[[《ベジタバッタ・パンツァー》]]の[[置換効果]]を使用することができる。
-例2)自分のシールドがブレイクされなくなる3体[[G・リンク]]された[[《神人類 ヨミ》]]は、「ブレイクする」という効果自体が生成された上でその結果を無視するので、[[《ジョギラスタ・ザ・ジョニー》]]のブレイク置換効果を使用することができる。

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***一つのイベントに両プレイヤーの置換効果が同時に発生した場合、''[[ターン・プレイヤー]]のものが優先され、それ以外は連鎖せず無効となる''。 [#q5a0927f]
-例) お互いの[[《恐気の覚醒者ランブル・レクター》]]が[[バトル]]する場合、[[ターン・プレイヤー]]の《ランブル・レクター》が優先され、生き残る。&br;ひとつのイベントに同一[[プレイヤー]]の置換効果が同時に発生した場合は、その[[プレイヤー]]がどれかひとつを選んで処理し、それ以外は連鎖せず無効となる。

***置換効果の細則 [#sad90092]
-[[《鎧亜の咆哮キリュー・ジルヴェス》]]など、置換効果を生成する[[誘発型能力]]はあるが、''置換効果自体は[[誘発型能力]]ではない''。置換効果は解決に割り込む効果であり、そもそも、効果と能力は別物である。単に「効果」といった場合は「能力による影響」を指す。

-[[《不滅の精霊パーフェクト・ギャラクシー》]]のような、「Aする時、かわりにBする」という能力は、一見[[誘発型能力]]に思えるが、継続期間の表記が省略された[[常在型能力]]である。

-「Aする時、Bする」という能力は、Bを行うのがAした後であれば[[誘発型能力]]である([[《アクア・ハルカス》]]等)。だが、Aを実行する直前に作用し、別の結果をもたらすのであれば「 Bに割り込んでAする 」という置換効果(を生成する[[常在型能力]])である。[[Magic:The Gathering]]では混同を避けるため、誘発型能力に「〜するたび」を、置換効果に「〜する際」を当てている。

-置換効果が連鎖していないか調べる時は、2つの[[効果]]を一つの文にまとめて見るとわかりやすい。&br;上の例で言うと「自分の[[シノビ]]を[[破壊]]する''かわりに''[[《不滅の精霊パーフェクト・ギャラクシー》]]を[[破壊]]する''かわりに''[[バトルゾーン]]にとどまる。」となる。このとき、「かわりに」という語が2つ以上出ていたら置換効果が連鎖しているということであり、2つめ以降の「かわりに」の後の[[テキスト]]が示す[[効果]]は行えない。

-[[《ロスト・ソウル》]]などで同時に[[捨てられる>捨てる]]複数の[[マッドネス]][[クリーチャー]]を全て[[バトルゾーン]]に出すことはできる。&br;これは[[単発的効果]]によって、それぞれに置換効果を適用できる''別々のイベント''が同時に発生しており、置換効果の連鎖に当てはまらないためである(枚数分[[《ゴースト・タッチ》]]を使ったと考えるとわかりやすい)。&br;このように、置換効果以外で同時に発生したイベントには置換効果を適用することができる。
--[[《邪脚護聖ブレイガー》]]等も同様の裁定だったが、[[ルール]]の変更で使用できなくなった。

-2011年11月24日に施行される新裁定に伴い、[[《不滅の精霊パーフェクト・ギャラクシー》]]を[[《ボルシャック・大和・ドラゴン》]]の[[効果]]を受けた[[《ボルメテウス・武者・ドラゴン》]]で''[[破壊]]することが可能となった''。同じように、[[《ヘリオス・ティガ・ドラゴン》]]のような自分で自分の[[能力]]を置き換える[[能力]]も自己置換効果という扱いになる。

-上記の新裁定は、''「〜のかわりに〜する」という単語が含まれていれば、COLOR(red){文章内の効果は}それ以上置換できない''とあるが、このCOLOR(red){''文章内''}というのは''句点(。)で区切られる文章までのことを指す。''
--例えば[[《斬隠蒼頭龍バイケン》]]の場合、''「相手の[[ターン]]中にこの[[クリーチャー]]が自分の[[手札]]から捨てられる時、[[墓地]]に置くかわりに[[バトルゾーン]]に出してもよい。そうした場合、[[バトルゾーン]]にある[[クリーチャー]]を1体選び、持ち主の[[手札]]に戻してもよい。」''という[[能力]]を持っている。この場合は、「かわりに」という[[テキスト]]が入っているのは『〜。(句点)そうした場合(そうしたら)〜』で区切られるまでの''「相手の[[ターン]]中にこの[[クリーチャー]]が自分の[[手札]]から捨てられる時、[[墓地]]に置くかわりに[[バトルゾーン]]に出してもよい。」''の部分。COLOR(red){''この部分は''}置換効果とし、他に何か置換効果が連鎖することは無い。
その後に続いている''「そうした場合、[[バトルゾーン]]にある[[クリーチャー]]を1体選び、持ち主の[[手札]]に戻してもよい。」''という[[能力]]は置換効果では無い。よって、[[《巨人の覚醒者セツダン》]]の能力の「[[手札]]に戻されるかわりに[[バトルゾーン]]にとどまる」という[[効果]]は適用できる。
---ただしこの[[バウンス]]処理の部分は置換効果でなくとも、置換効果と一連の能力であるため[[マッドネス]]部分に続けて他の効果に割り込んで処理される。(2017年10月3日付公式HP掲載)

--勘違いされやすいが、[[カード]]は句点(。)後の文章も置換効果に含めないと思われがちだが、上記の「。そうしたら」でなければ置換効果でないものとして扱われる。句点(。)のみでは読点(、)と同じ扱いをする。&br;例えば[[《ガイアール・ゼロ》]]の[[能力]]は文章上、[[ブレイク]]を「シールドを見せる」処理に置換した後に改めて[[ブレイク]]する事になっているが、これだと最後の[[ブレイク]]を同じ[[能力]]でさらに置換することになり[[無限ループ]]が発生してしまう。この場合、置換先は「〜その後、このクリーチャーはそのシールドをブレイクする。」までとする事で、置換の連鎖を回避している。


-[[破壊置換効果]]を適用させないようにするには、''置換効果を持った[[カード]]に、より早く別の置換効果を与え、割り込めない状態にすればよい''。&br;例)[[《雷電の覚醒者グレート・チャクラ》]]の[[解除]]を無効にする場合、[[《恐気の覚醒者ランブル・レクター》]]との[[バトル]]を発生させればよい。&br;この場合、発生タイミングが早い[[《恐気の覚醒者ランブル・レクター》]]の置換効果が優先され、《グレート・チャクラ》の[[解除]]は割り込むことができない。

-[[メタモーフ]]は[[常在型能力]]であるが、[[呪文]]が持つ[[メタモーフ]]能力によって得られる能力の効果はいずれもその呪文の解決時に機能する[[自己置換効果]]である。
--例)[[《デュエマの鬼!キクチ師範代》]]が居る時には[[《フェアリー・ライフ》]]や[[《霞み妖精ジャスミン》]]等の能力は不発になるが、条件を満たした[[《セブンス・タワー》]]は自身の「自分の山札の上から1枚目を自分のマナゾーンに置く。」を[[メタモーフ]]で得た「自分の山札の上から1枚目を置くかわりに、上から3枚を自分のマナゾーンに置く。」で置き換えるため、[[《デュエマの鬼!キクチ師範代》]]の置換効果は上記のように適用できず[[マナブースト]]することができる。

**代表的な物 [#re93d535]
以下の能力はいずれも置換効果を生成する。
-[[キーワード能力]]
--[[チャージャー]]
--[[Evoチャージャー]]
--[[サイレントスキル]]
--[[サイクロン]]
--[[L・ゲート]]
--[[G・L・ゲート]]
--[[セイバー]]
--[[ウルトラ・セイバー]]
--[[シールド・セイバー]]
--[[解除]]
--[[エターナル・Ω]]
-その他の能力
--[[マッドネス]]
--[[モヤシ]]
--[[ブレイク]]時の[[シールド焼却]]
--[[呪文]]の[[メタモーフ]]

----
//*置換効果(広義) [#y9be13fc]

//上述の「[[継続的効果]]に属する狭義の置換効果」と[[《ボルシャック・大和・ドラゴン》]]等の「[[自己置換効果]]」を総称して「広義の置換効果」と呼ぶことがある。&br;[[自己置換効果]]に期間は存在せず、上述の置換効果(狭義)とは区別される。詳細は該当ページを参照。

**参考 [#wf9ea04f]
-[[用語集]]
-[[効果]]
--[[単発的効果]]
--[[継続的効果]]
--''置換効果''
---''置換効果(狭義)''
---[[自己置換効果]]
-[[能力]]
--[[常在型能力]]
--[[誘発型能力]]
--[[起動型能力]]
-[[解決]]
----
公式Q&A
>Q.バトルゾーンに自分の[[《ドラグ変怪》]]がいる状況で、相手は[[《S級宇宙 アダムスキー》]]で自分を攻撃しました。 [[《S級宇宙 アダムスキー》]]がシールドをブレイクする際、''置換効果''によって自分の山札は墓地に置かれますか?
A.はい、置換効果は連鎖しないので、ブレイクされるシールド1枚につき山札の上から2枚を墓地に置きます。(総合ルール101.5)
[[引用元>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/33624]]

>Q.自分の[[《暴筋の父豹》]]の「出た時」の能力は、相手の選べるクリーチャーが1体もいなかった、もしくはバトルゾーンを離れない能力によってマナゾーンに置くことができなかった場合でも、相手のマナゾーンから進化ではないクリーチャーを1体、バトルゾーンに出せますか?
A.クリーチャーを選べなかった場合は「そうしたら」以前が達成できていないので、相手のマナゾーンから進化ではないクリーチャーをバトルゾーンに出すことはできません。ですが[[《零龍》]]や[[《不滅の精霊パーフェクト・ギャラクシー》]]のような離れない能力を持ったクリーチャー選んだ上で置けなかった場合は出すことができます。
[[引用元>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/34318]]

>Q.自分の[[《ソウルフル・ズキンヘッド》]]の「出た時」の能力で、バトルゾーンにいる相手の[[《不滅の精霊パーフェクト・ギャラクシー》]]を選びましたが、''置換効果''によってバトルゾーンを離れませんでした。この場合、「その後」以降の能力はどうなりますか?
A.この場合でも、[[《不滅の精霊パーフェクト・ギャラクシー》]]よりコストが小さいクリーチャーをマナゾーンからバトルゾーンに出せます。後半の効果は[[《ソウルフル・ズキンヘッド》]]によって選んだクリーチャーのコストを参照し、それが実際にマナゾーンに置かれたかどうかは問いません。
[[引用元>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/34207]]

>Q.自分は[[《鬼槍の一撃》]]を「鬼タイム」能力が発動している状態で唱えました。相手の[[《超奇天烈 マスターG》]]や[[《インフィニティ・ドラゴン》]]の「破壊される時」の能力はどうなりますか?
A.[[《鬼槍の一撃》]]の「鬼タイム」能力は、離れない効果を無視するので、「離れる時」「破壊される時」のような''置換効果''を解決できず、山札の上から1枚目のカードを見たり、墓地に置くこと自体できなくなります。
[[引用元>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/34214]]

&tag(用語集,ルール,能力,置換,効果,置換効果);