#author("2020-07-26T12:07:26+09:00","","")
#author("2020-07-27T14:22:28+09:00","","")
*疑似スピードアタッカー [#b0c81ce7]
[[スピードアタッカー]]ではないものの、[[バトルゾーン]]に出たターンから相手[[プレイヤー]]に攻撃を行うことが可能なものの総称。

-相手[[プレイヤー]]を攻撃することができるか否かが重点的になることが多い。出たターンに攻撃できる[[キーワード能力]]は[[マッハファイター]]や[[フュリー・チャージ]]が該当するが、それらの能力は相手[[プレイヤー]]を攻撃することはできないことから疑似スピードアタッカーと扱われない。
-相手[[プレイヤー]]を攻撃することができるか否かが重点的になることが多い。出たターンに攻撃できる[[キーワード能力]]に[[マッハファイター]]が該当するが、それらの能力は相手[[プレイヤー]]を攻撃することはできないことから疑似スピードアタッカーと扱われない。
--また、「[[マッハファイター]]」という独自の名前があるため、あえて「疑似スピードアタッカー」と別の呼び方をする必要がないという理由もある。

**疑似スピードアタッカーの一覧 [#p9090f63]
***[[進化クリーチャー]] [#pfcc2430]
-[[進化クリーチャー]]を疑似スピードアタッカーとして扱う戦術に関しては「[[進化速攻]]」という名前が付けられている。

-[[マナ進化]]や[[墓地進化]]など、[[バトルゾーン]]のクリーチャー以外を進化元とする進化クリーチャーを指すことが多い。

***[[G・リンク]]している状態の[[ゴッド]] [#l7b65de0]
-[[トライ・G・リンク]]、[[中央G・リンク]]、[[中央G・リンク360]]、[[右G・リンク]]、[[左G・リンク]]も同様。

***[[覚醒]]した[[サイキック・クリーチャー]] [#t73af031]
-[[《時空の踊り子マティーニ》]]や、[[《時空の戦猫シンカイヤヌス》]](→[[キルヤヌス]])などは[[覚醒]]の条件から擬似スピードアタッカーになりやすい。

-あくまでも[[バトルゾーン]]に出てから[[覚醒]]していることが条件。例として、[[《超次元シャイニー・ホール》]]から[[バトルゾーン]]に出た[[《舞姫の覚醒者ユリア・マティーナ》]]は[[召喚酔い]]した状態である。

-出たターンに[[覚醒]]した[[サイキック・クリーチャー]]がその[[ターン]]中に[[解除]]した場合、[[召喚酔い]]は復活する。

***[[バトルゾーンに出たターン、相手プレイヤーを攻撃できる]] [#r772f332]
-[[無色]][[ジョーカーズ]]が有する能力で、具体的な能力名を持たない。

***[[召喚酔い]]を無効にする[[ダイヤモンド状態]] [#fdc5a68f]
[[《ダイヤモンド・ソード》]]などは[[召喚酔い]]を無効にすることができる。
同じ[[ダイヤモンド状態]]を付加するものでも、[[《雷電の覚醒者グレート・チャクラ》]]など[[召喚酔い]]を無効化しないカードも存在する。

//***[[攻撃できない]][[効果]]を無効にする能力 [#b12a12e5]
//[[メタモーフ]]適用状態の[[《ブルータル・リベンジャー》]]が該当する。

//-類似能力を持つ[[《ガワラ入道》]]は[[攻撃できない]]''[[能力]]''が対象である為、疑似スピードアタッカーにはなれない。

**「疑似スピードアタッカー」に含まれる場合のあるもの [#t81b1971]
***[[フュリー・チャージ]] [#pd4ac517]
例:[[《Tatsurion》]]は、つまるところ「[[バトルゾーン]]に出した[[ターン]]は[[タップ]]されている[[クリーチャー]]以外を[[攻撃]]できない」という制約付きの[[スピードアタッカー]]である。

唯一の[[フュリー・チャージ]]持ちである[[《Tatsurion》]]は、実用に耐えうる性能ではない。
「[[攻撃]]する」由来の違い([[革命チェンジ]]の宣言、[[アンタッチャブル]]を対象にできる)などを除けば、[[cip]]の[[効果バトル]]でクリーチャーを破壊できる[[《ワイルド・シールド・クライマックス》]]に除去範囲で劣り、[[攻撃]]ではないので[[タップ]]も必要ない。

***相手ターンにバトルゾーンに出ることができるクリーチャー [#ee4c7c07]
例:[[S・トリガー獣]]は、次の自分のターンには[[召喚酔い]]が消えているため、疑似スピードアタッカーとなり、奇襲性が高い。

特に[[《終末の時計 ザ・クロック》]]は、相手のターンに出たら、[[ターンの残りをとばす]]効果を解決した瞬間に、召喚酔いが解けたクリーチャーが1体増えた状態で自分のターンが始まり、疑似スピードアタッカーとして十分機能する。

[[デュエル・マスターズ プレイス]]環境や、当時のTCG環境では[[《アクア・サーファー》]]が「[[除去]]付きの疑似スピードアタッカー」として活躍している。

-[[侵略ZERO]]や[[マスターJトルネード]]といった、[[召喚酔い]]を回避して[[踏み倒し]]する能力も登場している。

***[[追加ターン]]を獲得できるクリーチャー [#qa1deee0]
例:[[《引き裂かれし永劫、エムラクール》]]は、[[召喚]]時限定[[cip]]によるエクストラターン獲得が魅力。事実上の[[スピードアタッカー]]としても使える。

自分のターンに出て、それが攻撃できなくても、次の相手のターンが始まる前に攻撃できるようになるなら、それは[[召喚酔い]]してないようなものという考え方。

***[[ゲーム開始時にバトルゾーンに存在出来るカード]] [#o456497c]
例:かつては、ゲーム開始時に[[《Forbidden New Year》]]を3体並べることで[[1ターンキル]]が可能であった。しかし、2019/12/12の総合ルール改定により、[[ゲーム開始時にバトルゾーンに存在出来るカード]]は1セットのみとなったため、この挙動は不可能となった。

[[ゲーム開始時にバトルゾーンに存在出来るカード]]は[[召喚酔い]]しない。このことから[[《Forbidden New Year》]]や[[殿堂ゼロデュエル]]での[[《零龍》]]が1ターン目から[[ダイレクトアタック]]できる事態になっていた。
前述の通り、2019/12/12に総合ルール改定があり、その2つは実現不可能になっている。

改定後でも[[《禁断〜封印されしX〜》]]なら1ターン目に[[召喚酔い]]せず[[1ターンキル]]できる。
[[《ラッキー・ダーツ》]]で[[《オールデリート》]]を引き当て、[[禁断解放]]して登場した[[《伝説の禁断 ドキンダムX》]]が[[召喚酔い]]していないため、そのまま[[ダイレクトアタック]]で勝利となる。

**対策 [#qebd0e3f]
-[[《聖霊王エルフェウス》]]や[[《永遠のリュウセイ・カイザー》]]など、[[タップイン]]状態で[[バトルゾーン]]に出させるカードが効果的。
--ただし、[[《攻守の天秤》]]などにより[[アンタップ]]されれば攻撃を許してしまう。

-あくまでも[[スピードアタッカー]]ではない為、[[《ディオーネ》]]や[[《波乗りザブンプル》]]などによる[[スピードアタッカー]]用のメタカードでは攻撃妨害を行うことができない。
--[[《その子供、凶暴につき》]]や[[《龍装車 ピオドーロ》>《龍装車 ピオドーロ/毒汁100%》]]のように、疑似スピードアタッカーにもメタを張っているカードも存在する。

**参考 [#bbf6b465]
-[[用語集]]
-[[召喚酔い]]
-[[召喚酔いに反する]]
-[[スピードアタッカー]]