#author("2021-02-03T11:01:14+09:00","","")
#author("2021-02-21T19:38:42+09:00","","")
*無限 [#zb210d27]
限りの無いことを表す概念。

一口に無限といっても、様々な種類があり、数学の正解では「正の無限大」を意味することが多いが、デュエマとは扱いが異なるため注意。

「∞(インフィニティ)」と表記されることもあり、[[能力]]テキスト、[[コスト]]、[[パワー]]でも使われる。

[[アウトレイジMAX]]の多くが、この無限を扱うことが多い。

該当するカードは「∞(インフィニティ)」を含む[[キーワード能力]]か[[テキスト]]に「無限」を含む[[能力]]持ち、[[《武闘将軍 カツキング》]]は[[パワー]]と[[マナ数]]の間、[[《超法無敵宇宙合金武闘鼓笛魔槍絶頂百仙閻魔神拳銃極太陽友情暴剣R・M・G チーム・エグザイル〜カツドンと仲間たち〜》>《チーム・エグザイル〜カツドンと仲間たち〜》]]は[[マナコスト]]、それ以外はカード右側中央に「(∞)」のマークが付けられている。
ゼロ([[無色]])の力を信仰する[[オラクル]]とは対称的。

後の[[十王篇]]にて、同じく無限を特徴とする[[∞マスター・ドラゴン]]が登場した。
[[∞ドラゴン]]は名前に∞が入るが[[特性]]には無限の特徴はない。

|武闘(カンフー)将軍 カツキング VIC 火文明 (8)|
|エグザイル・クリーチャー:アウトレイジMAX 11000+|
|スピードアタッカー|
|W・ブレイカー|
|このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、そのターン、このクリーチャーはタップされていないクリーチャーを攻撃できる。|
|∞パワーアタッカー(攻撃中、このクリーチャーのパワーは無限大になる)|
|このクリーチャーがバトルに勝った時、シールドを1枚ブレイクする。|
|ドロン・ゴー:このクリーチャーが破壊された時、名前に《武闘》とあるエグザイル・クリーチャーを1体、自分の手札からバトルゾーンに出してもよい。|
|自分の他の、名前に《武闘》とあるエグザイル・クリーチャーをバトルゾーンに出すことはできない。|

|激流(アチョー)剣砲(クリムゾン) カツ∞キング P 水/火文明 (9)|
|エグザイル・クリーチャー:アウトレイジMAX 12000|
|このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、相手の「ブロッカー」を持つクリーチャーを無限の数破壊する。その後、カードを1枚引いてもよい。|
|T・ブレイカー|
|自分の他の、名前に《剣砲》とあるエグザイル・クリーチャーをバトルゾーンに出すことはできない。|

**ルール [#ve172c04]
デュエル・マスターズにおける無限は、数学における無限とは解釈・扱いが異なる。共通している部分もあるが、基本的に別物として考えた方がいいだろう。解釈がややこしいカードが多いので、事前に必ず公式Q&Aのルールを確認しておくこと。

なおここでは、便宜上''無限も数値として扱う''。また、無限ではない1や2といった数値に関しては以後「整数」と記載する。

***正式裁定 [#w8fe86ca]

-デュエマにおいて、無限は''偶数''として扱われる。

-[[《奇天烈 シャッフ》]]などで[[数字選択]]を行う時、無限を宣言することはできる。しかし、無限より大きい数値や、無限に足し引きした数値は宣言できないため注意。例えば、「無限+1」や「無限-1」という数値を宣言するなどはできない。

-無限はどんな整数より大きい数値として扱われる。
--パワーが無限のクリーチャーと、パワーが整数のクリーチャーとバトルすれば、パワー無限のクリーチャーが勝つ。ただし、[[すべてのバトルに勝つ]]効果の影響下ではその限りではない。
--「X(整数)以下の」、または「Xより小さい」数値には無限は含まれないが、「X(整数)以上の」、または「Xより大きい」数値には無限が含まれる。そのため、パワー無限のクリーチャーは、[[《予言者マリエル》]]のような[[ロック]]の影響を受ける。
--逆に「無限以下」、「無限未満」には、すべての整数が含まれる。「無限以上」、「無限以下」は無限も含む。

-''無限は大きくなったり小さくなったりはしない''。そのため、無限に整数を足しても引いても、無限のままで、無限という数値が変動することはない。
-''無限は大きくなったり小さくなったりはしない''。そのため、無限に整数を足すことも引くこともできない。
--たとえば、なんのパワー変動の効果も受けていない[[《∞龍 ゲンムエンペラー》]]と、-1000の[[パワー低下]]を受けた[[《∞龍 ゲンムエンペラー》]]がバトルしても、[[相打ち]]になる。
--ただし、[[特性固定能力]]によって数値が変動する場合は、その指定された数値に変わる。現時点では、[[パワー固定]]能力のみがそれに該当する。
--無限または「無限のパワーを得る(パワーが無限大になる)」効果が適用されたクリーチャーに、「無限にパワーを失う」の効果がかかった場合は「無限にパワーを失う」が勝ち、パワーが0以下であるとして破壊される。パワーが0以下でもバトルゾーンにとどまれる場合、上記とは逆にいかなるバトルでも数値の小さい側となる(感覚としては、0より無限に小さいといった方が分かりやすいか)。

-無限より大きい数値は参照することはできない。例えば、[[《ヒラメキ・プログラム》]]でコスト無限のクリーチャーを破壊しても、無限より1大きいコストのクリーチャーは存在しないため、何も踏み倒すことができない。
//[[《転生スイッチ》]]でコスト無限のクリーチャーを手札に加えても、無限より1小さいコストのクリーチャーは存在しないため踏み倒せるクリーチャーは存在しない。
--この裁定は、上述の「無限は大きくなったり小さくなったりはしない」というルールと矛盾しているように思える。無限より1大きい数値も無限になるため、《ヒラメキ・プログラム》でコスト無限のクリーチャーを破壊したら、コスト無限のクリーチャーを踏み倒せるのではないかということである。しかし、無限という数値が変動しないのであれば、無限より1大きい数値も存在しえないので、それを参照することもできないと考えれば、別に矛盾していることはないのである。尤も、この裁定を出した者が、この見解を持っているかは定かではなく、単に「無限は大きくなったり小さくなったりはしない」というルールを忘れていた可能性もあるため、今後この裁定が変わる可能性がある。
--無限に整数を足すことも引くこともできないため、当然無限より1大きい数値も参照しようがない。

-バトルゾーンに相手のコスト無限のクリーチャーと他のクリーチャーがいる時に、こちらが[[《零分後の世界》]]を唱えてその効果でコスト無限のカードを捨てた時、コスト無限のクリーチャーを[[バウンス]]する場合、他の[[クリーチャー]]は[[バウンス]]できない。
--無限と他の数値を足すことができない。

-「無限の数[[破壊]]する」能力は対象の全てを''選ばずに''破壊する([[全体除去]]と同義)。1回ずつ選ぶことを無限に繰り返すのではないため、[[アンタッチャブル]]で防ぐ事はできない。
--[[∞ ブレイカー]]や[[∞ソウルシフト]]はそれぞれ対象を''[[任意]]の数''選ぶ。名前に無限とついていながら全てとは限らないので、勘違いしないように注意したい。

***暫定回答 [#k6bd7c51]

-バトルゾーンに相手がコスト無限のと他のクリーチャーを出している時に、こちらが[[《ゴゴゴ・Cho絶・ラッシュ》]]を唱えてコスト無限のカードを捨てた時、コスト無限のクリーチャーを破壊する場合、他のクリーチャーを破壊することはできず、他のクリーチャーを破壊する場合は、コスト無限でないクリーチャーはいくらでも破壊できる。
--ただし、これは上述の[[《ヒラメキ・プログラム》]]の無限より大きい数値を参照できないという裁定に基づいて事務局が出した暫定回答だが、あちらは「より大きい数値」を参照しているのに対して、《ゴゴゴ・Cho絶・ラッシュ》の場合は「合計数値」を参照しているため、事情が異なる。無限と何を足し合わせても無限のままなので、この裁定は誤りともとれるが、事務局側と公式側双方の意図が分からない現状、真偽は不明。

***裁定不明のルール [#ab9b5386]
-無限に整数を足しても無限のままであるが、逆に整数に無限を足した場合どうなるかは不明。
--例えば、相手の[[《∞龍 ゲンムエンペラー》]]がいる時に、自分の[[《イッスン・スモールワールド》]]のパワーは、《∞龍 ゲンムエンペラー》と同じになるか、《∞龍 ゲンムエンペラー》より自身の元のパワー分大きくなるかは不明。
---通常は《ゲン厶エンペラー》の能力で《イッスン》のパンプアップ効果は無視されてしまうが、[[《あたりポンの助》]]で《ゲン厶エンペラー》の能力を無視した場合に起こり得る。

-コスト無限のクリーチャーを[[《フェアリー・ギフト》]]などのコスト軽減能力を[[無限ループ]]で使い回してコストを下限まで減少させたり、パワーが無限のクリーチャーを[[《サンダー・ティーガー》]]などの[[パワー低下]]能力を[[無限ループ]]で使い回してパワーを0以下まで下げられるかは[[暫定回答なし]]になっている。
--ただ、上記の例は「∞にマイナス修正を行う」ことを繰り返しているだけであり、「無限は大きくなったり小さくなったりはしない」ことから過程を省略しても∞から変わらないように思われる。

-また、無限に無限を足したり、無限に整数を掛けた場合、どんな数値になるかも不明。
**その他 [#k87b5e6e]
先述のアウトレイジもそうだが、『無限 対 ゼロ』という構図は、デュエル・マスターズの[[背景ストーリー]]において何度か登場している。
-[[《暗黒凰ゼロ・フェニックス》]]対[[《龍炎凰インフィニティ・フェニックス》]]([[極神編]])
-「[[ゼロ文明>無色]]の[[オラクル]]」対「無限の[[アウトレイジ]]」([[エピソード3]])
-[[輪廻∞]]の[[天地命動 バラギアラ]]/[[自然]][[文明]] 対 [[ゼーロ]]の[[闇]][[文明]]([[双極篇]])

**関連するカード [#na118142]
-[[《武闘将軍 カツキング》]]
-[[《激流剣砲 カツ∞キング》]]
-[[《無限皇 ジャッキー》]]
-[[《無限の銃刃 ダン・クローリー》]]
-[[《勝利皇帝 Guy-R》]]
-[[《アルティメット無法伝説》]]
-[[《絶頂神話 カツムゲン》]]
-[[《凶槍乱舞 デスメタル・パンク》]]
-[[《最終章 カツエンド》]]
-[[《超法無敵宇宙合金武闘鼓笛魔槍絶頂百仙閻魔神拳銃極太陽友情暴剣R・M・G チーム・エグザイル〜カツドンと仲間たち〜》>《チーム・エグザイル〜カツドンと仲間たち〜》]]

-[[《∞龍 ゲンムエンペラー》]]

**名前に∞とあるキーワード能力 [#c1b9860c]
-[[∞ソウルシフト]]
-[[∞パワーアタッカー]]
-[[∞ ブレイカー]]

**参考 [#m8a492b6]
-[[用語集]]
-[[《武闘将軍 カツキング》]]
-[[《激流剣砲 カツ∞キング》]]