#author("2024-01-24T04:11:06+09:00","","")
#author("2024-01-24T04:27:20+09:00","","")
* 水晶マナ [#x6b995b8]
[[DM23-EX3]]で登場した、「[[裏向き]]で置かれた[[マナゾーン]]のカード」を示す俗称。
テキスト内では使われていないが、公式由来の名称である。「裏向きマナ」とも呼ばれる。
このページでは便宜上、水晶マナを生成するカードや、水晶マナのルールについても扱う。

|クリス=タブラ=ラーサ OR 無色 (18)|
|クリーチャー:ゼニス・セレス 28482|
|''水晶ソウル3''(このクリーチャーを召喚する時、自分のマナゾーンにある裏向きのカードのマナの数字は3になる)|
|''ブロッカー''|
|''ワールド・ブレイカー''|
|このクリーチャーが召喚によって出た時、バトルゾーンと墓地にある相手のクリーチャーを好きな数選ぶ。その選んだクリーチャーの「このクリーチャーが出た時」で始まる能力をすべて、自分が使う。|
|''クリスターナル・K''(このクリーチャーが離れる時、または自分がゲームに負ける時、かわりに自分のマナゾーンにある裏向きのカードを3枚、表向きにしてもよい)|

|Dの寺院 タブラサ・チャンタラム UC 無色 (2)|
|D2フィールド:ゼニス|
|各ターンに一度、自分のマナゾーンにカードを置いた時、それを裏向きにしてもよい。(マナゾーンにある裏向きのカードは、マナの数字が1の無色カードとして扱う。その持ち主はそれをいつでも見てもよい)|
|(他のD2フィールドが出た時、このD2フィールドを破壊する)|
|''Dスイッチ'':自分のゼニス・クリーチャーが出た時、このD2フィールドをゲーム中で一度上下逆さまにしてもよい。そうしたら、自分のマナゾーンにある裏向きのカードをすべてアンタップする。|

[[ゼニス・セレス]]や[[オラクル・セレス]]など、「セレス」種族を持つクリーチャーが水晶マナの扱いをテーマにしている。

**ルール [#o460d2a3]
-裏向きでマナゾーンに置かれたカードは、元のカードが何であったかを問わず、''[[マナ数]]が1の[[無色]]カード''として扱う。
--[[マナ数]]のない[[5色]]カードだろうと、水晶マナになってしまえば全て無色1マナになる。
--「[[裏向き]]」という概念がない[[両面カード]]を水晶マナにした際の扱いは不明。とはいえ[[《伝説の禁断 ドキンダムX》]]が[[敗北回避能力]]でマナゾーンに留まっているか、[[《終焉の禁断 ドルマゲドンX》]]の[[禁断コア]]が[[カード指定除去]]を受けた時くらいしかそのような状況は発生し得ないので、あまり影響はないが。

-水晶マナは、その持ち主ならいつでも見る事ができる。
--したがって、[[《神聖麒 シューゲイザー》]]のようなマナゾーンからの踏み倒し((現時点では、そもそも《シューゲイザー》でマナゾーンからの踏み倒しができるとのアナウンスは出ていない。))で、持ち主すらギャンブルでカードを選び、表向きにしてみたら特性不適で不発に終わるという珍妙な事態は起こらない。
---[[非公開ゾーン]]から直接裏向きのままマナゾーンに置いた場合は相手の知り得ない情報となるが、[[《Dの寺院 タブラサ・チャンタラム》]]のような効果で表向きのカードを裏向きにする場合は、その時点で相手も把握することができる。裏返す前にはきちんと相手に見せる義務がある。
---似た事例ができる「''表向きだったカードを、裏向きに変えて[[シールド化]]''」とは決定的な違いがあり、「''カードの持ち主は[[マナゾーン]]の並び替えをしても良い''((総合ルール405.3.))」ということが挙げられる。1枚だけ裏向きマナがある状態だと相手も内容を確定できるが、2枚裏向きマナを作り出すと自分だけ知っている情報を拡張できる。
---似た事例ができる「''表向きだったカードを、裏向きに変えて[[シールド化]]''」とは決定的な違いがあり、「''カードの持ち主は[[マナゾーン]]の並べ替えをしても良い''((総合ルール405.3.))」ということが挙げられる。1枚だけ裏向きマナがある状態だと相手も内容を確定できるが、2枚裏向きマナを作り出すと自分だけ知っている情報を拡張できる。

-[[マナチャージ]]する際や、[[《フェアリー・ライフ》]]などでマナにカードを置く際に裏向きでカードを置くことはできない。あくまでカードの効果によって生成される。
-普段の[[マナチャージ]]する際や、[[《フェアリー・ライフ》]]などでマナにカードを置く際に裏向きでカードを置くことはできない。あくまでカードの効果によって生成される。
--逆に、裏向きにしたカードを表向きに戻すこともできない。[[エターナル・Κ]]などの能力でなら戻す事ができる。
--[[《シャングリラ・クリスタル》]]や[[水晶チャージャー]]のように、最初から裏向きでカードを置けるカードも存在する。非公開ゾーンから水晶マナが生成された場合、相手はその中身を知ることはできない。
--[[《シャングリラ・クリスタル》]]のように、最初から裏向きでカードを置けるカードも存在する。非公開ゾーンから水晶マナが生成された場合、相手はその中身を知ることはできない。[[水晶チャージャー]]は、実際に置く場面では裏向きにして置くが、唱えている段階は公開情報のため[[水晶チャージャー]]持ちが置かれたということは知ることができる。

-[[水晶ソウル]]のように、カードの効果で[[特性]]を変更することは可能。
明言されていないが、[[《薫風妖精コートニー》]]で[[染色]]することも可能と思われる。

-「[[裏向き]]」という概念がない[[両面カード]]を水晶マナにした際の扱いは以下の通り。とはいえ[[《伝説の禁断 ドキンダムX》]]が[[敗北回避能力]]でマナゾーンに留まっているか、[[《終焉の禁断 ドルマゲドンX》]]の[[禁断コア]]が[[カード指定除去]]を受けた時くらいしかそのような状況は発生し得ないので、あまり影響はないが。
#region2(ひっくり返した両面カード){{

[[《閻魔大王》]]の裁定から、どちらにしても裏向きにすることができないカードは、常に表向きのカードとして扱う。水晶マナの裁定はあくまで[[注釈文]]であるため、裏返したという処理を達成したとしても、物理的に表向きで存在するカードに対しては裏向き状態のルールが適用されるということにはならない。

}}


**裁定不明 [#pfc1f03a]

-マナゾーンからカードを移動させる効果の場合、裏向きの情報を参照するのか表向きの情報を参照するのかは不明。
--裏向きの情報を参照する場合、[[《神聖麒 シューゲイザー》]]で考えればそのカードが非進化クリーチャーなのか・コスト5以下なのかというのは確定できず、踏み倒しが成立しない。
--表向きの情報を参照する場合、[[《ピクシー・ライフ》]]で考えればそのカードが表向きになっても無色であるのかは相手に証明できないため、[[マナ回収]]が成立しない恐れがある。
---これらに関しては[[《剣参ノ裁キ》]]の[[エラッタ]]と同じように「特性指定のカード回収は、テキストにそう書いてなくても必ず相手に見せて証明する」という新ルールを作ることで解消はできる。

**水晶マナに関連する能力 [#cc8733c9]
-[[水晶チャージャー]]
-[[水晶武装]]
-[[水晶ソウル]]
-[[エターナル・Κ]]
-[[クリスターナル・Κ]]

**参考 [#g3846c5f]
-[[用語集]]
-[[ゼニス・セレス]]

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