#author("2021-03-08T14:54:13+09:00","","") *攻撃強制 [#kc86d932] 文字通り、攻撃することを強制的に強いる効果のこと。 攻撃先のターゲットを限定的にする[[攻撃誘導]]とはまた別。 **種類 [#r4bc8918] ***このクリーチャーは、可能であれば毎ターン攻撃する。 [#j90c77c4] この能力を持つクリーチャーは、[[召喚酔い]]などで攻撃できない時を除き、毎ターン1回は攻撃しなければならない。 |凶戦士ブレイズ・クロー C 火文明 (1)| |クリーチャー:ドラゴノイド 1000| |このクリーチャーは、可能であれば毎ターン攻撃する。| もし何らかの方法で[[アンタップ]]し2回目以降の[[攻撃]]ができる場合も、やはり攻撃しなければならないとされていた。 後に[[《不吉の悪魔龍 テンザン》]]にて、「そのターン攻撃した」のならアンタップして攻撃が可能になったとしても攻撃しない選択が可能になった。 |不吉の悪魔龍 テンザン VR 闇文明 (4)| |クリーチャー:デーモン・コマンド・ドラゴン 13000| |T・ブレイカー| |このクリーチャーは、可能なら毎ターン攻撃する。| |このクリーチャーが攻撃する時、自分の山札の上から13枚を墓地に置く。| ***このクリーチャーは、可能なら各ターン2度攻撃する。 [#l8f03070] 基本的には一番上と同じ。ただし何らかの原因で''ターン中3度目以降の攻撃ができる場合は任意である''。 |ニドギリ・ドラゴン R 火文明 (5)| |クリーチャー:アーマード・ドラゴン/ハンター 5000| |各ターン、このクリーチャーがはじめてタップした時、アンタップする。| |このクリーチャーは、可能なら各ターン2度攻撃する。| ***このクリーチャーが攻撃したターン、自分の他のクリーチャーも、可能であれば攻撃する。 [#idb5cf04] この能力を持つクリーチャーは、攻撃したターン、他のクリーチャーを攻撃に参加させる。 元々「[[攻撃できない]]」クリーチャーや[[召喚酔い]]などで攻撃できないクリーチャーは除く。「相手プレイヤーを攻撃できない」(クリーチャーのみ攻撃できる)クリーチャーは、攻撃目標として適正な(タップされている)相手クリーチャーがいる場合のみ、攻撃を行う。 この能力を持つクリーチャーが[[バトルゾーン]]からいなくなっても、その効果は残る。([[継続的効果]]参照) [[不死鳥編]]の[[火]]の[[カード]]にいくらか存在する。 |一撃勇者ホノオ UC 火文明 (2)| |クリーチャー:ヒューマノイド 1000+| |パワーアタッカー+5000| |このクリーチャーが攻撃したターン、自分の他のクリーチャーも、可能であれば攻撃する。| ***相手のクリーチャーはすべて、可能であれば攻撃する。 [#n65a885f] 相手クリーチャーに「可能であれば攻撃する」[[デメリット]]能力を与え、自滅を誘うことができる。 [[《ファントム・ベール》]]、[[《強制突撃》]]、[[《魂縛》]]などは、相手クリーチャーに「可能であれば攻撃する」デメリット能力を与える呪文である。 [[不死鳥編]]の[[クリーチャー]]には自身が[[タップ]]されていることを条件にするものがいくらか存在する。 |ファントム・ベール R 闇文明 (1)| |呪文| |次の相手のターンに、相手のクリーチャーはすべて、可能であれば攻撃する。| |悪魔聖霊バルホルス VR 光/闇文明 (8)| |クリーチャー:エンジェル・コマンド/デーモン・コマンド 6000| |ブロッカー| |相手のクリーチャーはすべて、可能であれば毎ターン攻撃する。| |このクリーチャーは、相手プレイヤーを攻撃できない。| |このクリーチャーがブロックした時、バトルの後、このクリーチャーをアンタップする。| |イガルス・ドラグーン UC 火文明 (5)| |クリーチャー:ティラノ・ドレイク 4000+| |パワーアタッカー+2000| |W・ブレイカー| |相手のターンにこのクリーチャーがタップされていれば、相手のクリーチャーはすべて、可能であれば攻撃する。| ***すべてのクリーチャーは、可能であれば攻撃する。 [#tcd5ea3c] 敵味方問わず、すべてのクリーチャーが攻撃しなければならない状態を作り出す。[[常在型能力]]である場合が多い。 |爆裂オトコダ・マー UC 火文明 (4)| |クリーチャー:フレイム・コマンド 4000| |すべてのクリーチャーは、可能であれば攻撃する。 | **[[よくあるルールの勘違い]] [#b20f586b] ***攻撃可能から攻撃不可能へ [#qe87cb01] 時折、「可能であれば攻撃しなければならないのだから、(自分から)攻撃可能な状況から攻撃不可能な状況には(可能であれば)してはいけない」といった考え方を持つ人がいるが、''誤り''である。もし、それが通用してしまうなら[[召喚酔い]]しているクリーチャーも、そのターン攻撃できることになってしまう。 この[[能力]]は、可能であれば[[攻撃]]しなければならないというだけであって、可能であれば必ず[[攻撃]]できる状況にしなくてはならないという[[能力]]ではない。 よって、その他の欄にも記載してある通り、[[《光線人形ストリウム》]]等を使って[[攻撃]]できる状態から[[攻撃できない]]状態にするということは可能。 ***強制攻撃と攻撃できない [#b4125f2d] 「可能であれば攻撃する([[強制]])」と「[[攻撃できない]](禁止)」が同時に適用されている場合、''禁止が優先される''。 [[《予言者マリエル》]]がバトルゾーンにある状態で[[《強制突撃》]]を唱えても、パワー3000以上のクリーチャーは攻撃できない。 同じように、[[《凶戦士ブレイズ・クロー》]]に[[《マキシマム・ディフェンス》]]を[[クロス]]させた場合、《凶戦士ブレイズ・クロー》は攻撃できない。 ***攻撃目標 [#b35b56e9] [[《戦いの化身》]]や[[《戦祭の化身》]]などに表記される、「相手の[[攻撃クリーチャー]]は、可能であれば(◯◯を)攻撃する」は、''攻撃を強制させる効果ではなく、攻撃目標を限定させるだけ''の[[能力]]である。そのため、相手には[[攻撃]]しないという選択肢も存在する。 よく目にする可能であれば攻撃する、特に[[《龍神ヘヴィ》]]を代表とする、[[攻撃]]目標を限定した上で[[攻撃]]を[[強制]]させる[[能力]]とはまた違うので注意が必要。[[《龍神ヘヴィ》]]等の目標限定かつ[[強制]][[攻撃]]能力と併用した場合はそちらが優先される。 簡単な見分け方として、「''相手のクリーチャーは~''」等と書いてあれば[[強制]][[攻撃]]、「''相手の攻撃クリーチャーは~''」「''相手のクリーチャーが攻撃するとき~''」等と書いてあれば[[攻撃]]目標の限定である **参考 [#lf692d1a] -[[用語集]] -[[攻撃]] -[[ガードマン]] -[[ダイヤモンド状態]] -[[攻撃できない]] ---- 公式Q&A >Q.自分のターン中、バトルゾーンに相手の[[《爆熱王DX バトガイ銀河》]]がいる状況で、自分は[[《“乱振”舞神 G・W・D》]]をバトルゾーンに出しました。 このターン中、自分の[[《“乱振”舞神 G・W・D》]]は相手を攻撃できますか? A.いいえ、攻撃できません。(総合ルール 101.2) [[引用元>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/34002]]