#author("2021-08-12T16:27:22+09:00","","")
*&ruby(す){捨};てる [#r516da8b]

[[カード]]を[[手札]]から[[墓地]]に置くこと。ディスカードと同義。[[DM-10 「聖拳編(エターナル・アームズ) 第1弾」>DM-10]]から[[カード]]の[[テキスト]]に見られるようになった表現。
[[DM-09]]までは、手札の[[カード]]を「[[墓地]]に置く」という明確な[[テキスト]]だった。

-[[DM-09]]までの「[[手札]]の[[カード]]を[[墓地]]に置く」[[能力]]はすべて「捨てる」に読み換える必要があり、少々ややこしいため注意すること。

-以前の[[S・バック]]は、[[シールド]]から直接[[カード]]を[[墓地]]に置くにもかかわらず、その動作を「捨てる」と表現しており、[[手札]]以外から「[[カード]]を捨てる」唯一の例外であった。現在の[[S・バック]]は、動作としては変わらないが[[総合ゲームルール>デュエル・マスターズ総合ゲームルール]]509.3bと701.7aの追加・改訂により、''[[手札]]から[[捨て>捨てる]]た''ものと見なされる。結果として半ば強引に一般的な「捨てる」と同様の扱いを受けることになり、矛盾は消失した。

-捨てるという単語が手札を墓地に置くと決まっている為、[[《絶望の悪魔龍 フューチャレス》]]のように「手札を」というワードが省かれていることがある。目的語が省略されている場合は「手札を」を補って読み直すこと。

**ルール [#vdbbbebe]
-''[[手札]]から[[カード]]を[[墓地]]に置く事がすべて「捨てる」に該当するわけではない''。例えば、手札から唱えた[[呪文]]が、唱え終わった後に墓地に置かれるのは捨てたことにはならない。また、クリーチャーを[[召喚]]しようとして[[《龍世界 ドラゴ大王》]]の[[置換効果]]の対象となった[[クリーチャー]]は(結果的に)[[手札]]から[[墓地]]に置かれるが、これも捨てたことにはならず、[[《復讐 ヘルクロー》]]の能力は[[トリガー]]しない。
--このルールについては、[[どこでもないゾーン]]のページも参照。

-複数のカードが手札から捨てられる時、その中に[[マッドネス]]能力を持ったカードや[[《悠久を統べる者 フォーエバー・プリンセス》]]などがあれば、まず他の手札が墓地に置かれてから、それらの置換効果が発生する。
--そのため、手札が5枚あり、そのうち1枚が《フォーエバー・プリンセス》だった時に、相手の[[《ロスト・ソウル》]]で手札が全て墓地に置かれる時、4枚の手札が墓地に置かれてから、《フォーエバー・プリンセス》の[[置換効果]]が適用される。よって、《フォーエバー・プリンセス》と一緒に捨てられた4枚のカードは墓地には残らない。

-複数の手札が同時に捨てられる時の手順は次の通り。
++まず、それらの手札が「捨てられることが予約された」状態になる。この時点ではまだこれらは手札にある。
++まず、[[マッドネス]]による置換効果から処理。
++「捨てられることが予約された」が同時に墓地に置かれる。また、「捨てられた時」、「どこからでも墓地に置かれた時」能力などの誘発型能力が誘発しても、ハンデスの効果が終わるまで[[待機]]状態になる。待機状態の能力を解決する。この時、実際に誘発した順番とは関係なく[[ターン・プレイヤー]]から解決していく。[[誘発型能力]]参照。

**参考 [#lb609ab1]
-[[用語集]]
-[[ハンデス]]
-[[手札]]
-[[墓地]]
-[[ディスカード]]
-[[手札破壊]]

&tag(用語集,ディスカード,ハンデス);