#author("2022-05-25T00:28:02+09:00","","") *手札誘発 [#vc56cd4a] 相手視点では見ることのできない領域である手札から、反撃もしくは追撃する形でカードの効果を発動させる''俗語''のこと。よくある質問や総合ルールでは「手札誘発」という用語は一切登場しない。 //&color(red){''別TCGである遊戯王が発祥である。''}; なのでデュエル・マスターズのルールでの「誘発([[誘発型能力]])」とは無関係。([[ハンデス]]が[[手札破壊]]と呼ばれることがあるのと同様。) //↑「手札誘発して~」は「自分のバトルゾーン」と同じくらいルール用語として不適正すぎて気持ちが悪いです。堂々と遊戯王の用語は止めませんか。 非公開ゾーンである手札から効果を発動させる関係上、総合ルール506.3bより、必ず[[使用宣言]]が必要となる。ルールについてはそちらを参照のこと。 ただし、置換効果は[[待機]]する期間が存在せず、即座に割り込まれるので、結果として[[使用宣言]]は必要ない。相手に見せて適用する必要はあるものの、見せた瞬間にその効果が処理される。 -[[S・トリガー]]は「特定の条件下で''手札から使う''」ことになっている。しかし、自分視点からも知らない領域から不意に使うことになることも少なくなく、手札誘発の「''手札に隠し持っていたカードを誘発させて使う''」というイメージに反するので、手札誘発とは扱われない。 --[[S・バック]]などは、宣言タイミングやカードパワーが[[S・トリガー]]と亜種としてデザインされているもののため、[[S・トリガー]]と同様に手札誘発と呼ばれづらい。 -[[G・ゼロ]]などの[[代替コスト]]や、[[《BAKUOOON・ミッツァイル》]]などのマナ以外の条件を媒体にした[[コスト軽減]]は、マナゾーンの残りからは予想外のカードのプレイを可能にするが、[[誘発型能力]]ではなく[[常在型能力]]なので手札誘発ではない。 --[[ビビッドロー]]は[[誘発型能力]]であるが、[[ターボラッシュ]]と同様にある期間中働き続ける[[継続的効果]]を生成するので手札誘発ではない。 --[[キリフダッシュ]]は、本来ならクリーチャーを召喚できない[[攻撃ステップ]]中に、特定のタイミングで[[使用宣言]]を行うことでカードを使う能力なので手札誘発である。 **手札誘発に該当する[[能力語]]・[[キーワード能力]] [#g266b184] //※漏れがあるかもしれません -[[バイオ・K]] -[[バイオ・T]] -[[ニンジャ・ストライク]] -[[リベンジ・チャンス]] -[[アタック・チャンス]] -[[革命0トリガー]] -[[侵略ZERO]] -[[マスターJトルネード]] -[[キリフダッシュ]] -[[鬼エンド]](呪文のみ) -[[サイキック・チャンス]] ---- 以下は手札誘発でコストを支払わずに手札からバトルゾーンに出す能力(手札以外からも出せるものを含む) -[[侵略]] -[[S級侵略[宇宙]]](バトルゾーンからも重ねられる) -[[S級侵略[不死]]](墓地からも出せる) -[[S級侵略[原始]]](マナゾーンからも出せる) -[[S級侵略[轟速]]](墓地、バトルゾーンからも重ねられる) -[[SSS級侵略[天災]]](バトルゾーン、墓地、マナゾーンからも重ねられる) -[[革命チェンジ]] -[[無月の門]](墓地からも出せる) -[[無月の門・絶]](墓地からも出せる) -[[虚無月の門]](墓地からも出せる) //「無月の門99」はバトルゾーンでトリガーする能力 //「無月の門・終」は代替コスト **手札誘発を持つカードの例 [#d0de8e0e] -[[《オンセン・無敵タイム》]] -[[《超次元ごっつぁん・ホール》]] -[[《完全防御革命》]] -[[《龍装者 バルチュリス》]] -[[《ワイルド・シールド・クライマックス》]] -[[《ジョギライド・ファイナルフィーバー》]] //-[[《友情の誓い》]] 自己完結した代替コストなので手札誘発ではない -[[《一王二命三眼槍》]] -[[《アンヤク夜叉》]] -[[《「ちくしょおおおおおおっー!!」》]] など **参考 [#j7e8b11c] -[[用語集]] -[[コンバット・トリック]] ---- [[公式Q&A]] >Q.相手の[[《ウラミ入道》]]の「攻撃する時」の能力で、相手はその[[《ウラミ入道》]]自身を破壊しました。自分は[[《光牙忍ハヤブサマル》]]の「ニンジャ・ストライク」を使えますか?&br;類似例:[[《ボルシャック・ドギラゴン》]]の「革命0トリガー」 A.いいえ、使えません。非公開ゾーンにあるカードの「相手のクリーチャーが攻撃する時」の能力や、「クリーチャーが自分を攻撃する時」の能力は、ターンプレイヤー側の攻撃する時にトリガーした待機状態の能力をすべて解決した後で、その使用宣言を行わないと使えません。使用宣言を行う前に攻撃クリーチャーもしくは攻撃先のクリーチャーがバトルゾーンを離れてしまうと、使用宣言が行えず、能力を使うこともできなくなります。 #region2((総合ルール 505.6a)){{ :505.6a |一旦クリーチャーが攻撃クリーチャーかブロッククリーチャーとして指定されたなら、そのクリーチャーが攻撃やブロックに参加することを禁止する能力がその後で発動したとしても、そのクリーチャーを現在行われている攻撃やブロックから取り除くことはありません。ただし、何らかの効果によって攻撃クリーチャーまたは攻撃先のクリーチャーが「その攻撃」から取り除かれた場合、その攻撃は即座に終了し、攻撃終了ステップへ移行します。この時、すでに解決待ちの効果は解決されますが、(506.3d で定義される)非ターン・プレイヤーの任意で使用を宣言できる能力を新たに追加することはできません。 >(総合ルール 506.3d) :506.3d |非ターン・プレイヤー側の、使用宣言が必要な誘発型能力の宣言を行います。攻撃クリーチャーを指定した時点では条件を満たしていなかったものであっても、この時点で条件を満たしていれば使用宣言が可能です。 }} [[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/41282]](2022.5.20) &tag(用語集,手札誘発,タグ未設定);