#author("2020-07-24T12:14:52+09:00","","")
*召喚酔いに反する [#r2c68c2f]

自分のターンに出したばかりのクリーチャーで、あたかも[[召喚酔い]]を[[無視]]したかのように[[攻撃]]すること。

**「召喚酔い」による制限を無視するもの [#yb929f6c]

:[[マッハファイター]]|
「このクリーチャーは、バトルゾーンに出たターンの間、タップまたはアンタップしているクリーチャーを攻撃できる」能力。
上位能力の[[マスター・マッハファイター]]も召喚酔いに反して攻撃できる。

:[[フュリー・チャージ]]|
「このクリーチャーは、バトルゾーンに出たターンに、タップしているクリーチャーを攻撃できる」能力。[[《Tatsurion》]]のみが持つ。
[[《チッタ・ペロル》]]などで[[《Tatsurion》]]がアンタップしているクリーチャーを攻撃できる状態だったとしても、アンタップクリーチャーには攻撃はできない。

:このターン、タップまたはアンタップしているクリーチャーを攻撃できる&br;このターン、アンタップしているクリーチャーを攻撃できる|
[[召喚酔い]]している場合でも、この[[継続的効果]]を受けたクリーチャーは、その対象を攻撃できる。
[[《生命と大地と轟破の決断》]]や[[《クエイク・ゲート》]]などで起こりうる。

:バトルゾーンに出たターンの間、相手プレイヤーを攻撃できる|
[[召喚酔い]]している場合でも、この[[常在型能力]]を持つクリーチャーまたは[[継続的効果]]を受けたクリーチャーは、相手プレイヤーを攻撃できる。
ほとんどが[[常在型能力]]だが、[[トリガー能力]]でこの[[継続的効果]]を発生させるものに[[《超特Q ダンガンオー》]]、[[《キング・ザ・スロットン7》>《キング・ザ・スロットン7/7777777》]]が存在する。

:[[覚醒]]した[[サイキック・クリーチャー]]|
厳密には、「[[覚醒]]」およびその派生能力によって[[裏返す]]ことによって登場したクリーチャーのことを指す。
コストの大きいほうを直接[[超次元ゾーン]]からバトルゾーンに出したり、[[召喚酔い]]している「[[覚醒]]した[[サイキック・クリーチャー]]」を[[解除]]や[[《覚星龍界 剣聖ジゲン》]]で[[裏返す]]と、「[[覚醒]]した[[サイキック・クリーチャー]]」ではなくなり召喚酔いの影響を受けるようになる。

//総合ルール804.6.によると、覚醒サイキックは「召喚酔いに影響されません」であり、「召喚酔いしません」とは書かれてないのでこっちに。

***ダイヤモンド状態について [#q1d5c108]
[[ダイヤモンド状態]]には[[召喚酔い]]に反するものとそうではないものが存在する。。
[[注釈文]]や裁定によって「召喚酔いを無効にする」とあるもののみ、召喚酔いに反することができる。それ以外だと召喚酔いに反することはできない。

|アシガル変怪 C 火文明 (1)|
|クリーチャー:ドラゴノイド/鬼札王国 2000|
|このクリーチャーは攻撃できない。|
|<鬼タイム>自分と相手のシールドの数が合計6つ以下なら、真上の能力を無視する。|

例えば、[[《アシガル変怪》]]は、自身の能力を対象とした[[ダイヤモンド状態]]だが、その能力が無視されたとしても召喚酔いに反することができない。

|ブルータル・リベンジャー UC 水文明 (3)|
|クリーチャー:マーフォーク 3000+|
|ブロッカー|
|このクリーチャーは攻撃することができない。|
|メタモーフ|
|MM−このクリーチャーのパワーは+2000される。|
|MM−このクリーチャーの「このクリーチャーは攻撃することができない」という効果を無効にする。|

[[《ブルータル・リベンジャー》]]は、「効果を無効」とあり、裁定によって召喚酔いの攻撃制限も無効にするとなっているため、召喚酔いに反することができる。

**そもそも「召喚酔い」にはならないもの [#jaaa408f]
以下の条件に当てはまるクリーチャーは、「クリーチャーがバトルゾーンに出たターン、そのクリーチャーは[[召喚酔い]]する」というルールに勝つ。

-[[スピードアタッカー]](「スピードアタッカー」を持つクリーチャーは召喚酔いしない)
-[[進化クリーチャー]](総合ルール801.3.)
-クリーチャーが下にある[[NEOクリーチャー]](総合ルール802.3.)
-[[リンク]]した[[ゴッド]](総合ルール803.5.)
--あるクリーチャーで「[[スピードアタッカー]]を失う」「[[NEOクリーチャー]]の下からクリーチャーがなくなる」「[[ゴッド]]の[[リンク]]が外れる」場合、そのイベントがバトルゾーンに出たターンに起こったのなら[[召喚酔い]]した状態になる。

**その他 [#o82fb504]
-[[《チッタ・ペロル》]]などのターンが指定されていない「アンタップしているクリーチャーを攻撃できる」には、召喚酔いを反する効果を有していない。あくまで[[召喚酔い]]していないクリーチャーの攻撃対象を拡張する能力である。

-召喚酔いは「そのカードがいつバトルゾーンに出されたか」で判断される。召喚酔いに反しているように見えて、実は召喚酔いしていないだけというケースもある。
--[[ゲーム開始時にバトルゾーンに存在出来るカード]]のクリーチャーは、「出したばかりの''ターン''」が存在しないため、召喚酔いにはならない。
--相手のターンに[[S・トリガー]]で出たクリーチャーや、[[進化]]して1ターン以上経過した[[退化]]による再構築などでは[[召喚酔い]]にならない。

-TCG版では「召喚酔いに反する」と「召喚酔いしない」の違いはほぼないが、[[デュエル・マスターズ プレイス]]では「''召喚酔いしていない''」という状態を参照する[[《悪魔聖霊バルホルス》]]が存在するので影響がある。

**参考 [#redcb603]
-[[用語集]]

-[[《全能ゼンノー》]]

-[[進化クリーチャー]]
-[[ダイヤモンド状態]]
-[[スピードアタッカー]]
-[[G・リンク]]
-[[覚醒]]
-[[フュリー・チャージ]]
-[[逆フュリー・チャージ]]
-[[マッハファイター]]