#author("2021-12-10T14:18:06+09:00","","")
#author("2022-04-08T20:20:10+09:00","","")
*再構築 [#u6ab3883]

複数のカードが重なっている[[オブジェクト]]のうち、一番上のカードが離れる時に行われる処理。

主に[[進化クリーチャーの一番上]]のカードを取り除く、いわゆる「[[退化]]」に伴って行われることが多い。

[[スター進化]]の登場により2021年3月16日に[[大規模なルール改訂>2021年3月16日ルール改訂]]が行われた。
(後ろの括弧でくくってあるものがルール改訂によって制定されたもの)
[[スター進化]]の登場により[[2021年3月16日>2021年3月16日ルール改訂]]に、また[[タマシード]]の登場により2022年4月8日にルール改訂が行われた。

**ルール [#y60f6898]


-このようにしてバトルゾーンに残ったクリーチャーは、「出た」というプロセスが存在しない。
-このようにしてバトルゾーンに残ったカードは、「出た」というプロセスが存在しない。
--あらゆる[[バトルゾーン]]に出た時の[[能力]]はすべて[[誘発>トリガー]]しない。
例えば、[[《青銅の鎧》]]などの[[cip]]を持った[[クリーチャー]]は、その[[cip]]を使用できない。
[[バトルゾーン]]に[[《百発人形マグナム》]]がいたとしても、[[破壊]]する効果は発動しない。

-位相は引き継がれる。[[進化クリーチャー]]が[[タップ]]していたのなら、[[進化元]]も[[タップ]]して[[バトルゾーン]]に残る。
--ただし、[[クリーチャー]]でも[[タマシード]]でもない[[カードタイプ]](例:[[フィールド]])として残る場合、位相は正位置に戻る。

-進化元の、「自分のターンのはじめから続けてバトルゾーンにいたか」という情報は保存される。[[召喚酔い]]の有無に関係している。
--その為進化クリーチャーが出たのと同じターンに退化した場合は召喚酔いする。
--[[マナ進化]]や[[《時空工兵タイムチェンジャー》]]など、下のカードが直接バトルゾーンに置かれた場合は、その手段でバトルゾーンに置かれたターンで判断される。

-下記の例にあるようにあくまで再構築は''進化クリーチャーにのみ起こる''ことであり、進化の特性を持たないが下にカードがあるクリーチャーを構成する一番上のカードが離れた場合は残りの構成されていたカードは全て墓地に置かれる。([[無月の門]]によりバトルゾーンに出たクリーチャー等)

-離れたカードの下にあったカードに''[[進化]]という[[特殊タイプ]]は考慮されない。''([[2021年3月16日ルール改訂]])
--[[進化GV]]の下に、3枚の進化ではないクリーチャーがあったとする。一番上のカードがバトルゾーンを離れたら、''進化ではないクリーチャー1体の下に2枚のカードがある状態''でバトルゾーンに残る。
---例えば、[[《大邪眼B・ロマノフ》]]の下に[[《解体人形ジェニー》]]が3枚重なった状態で、一番上の《大邪眼B・ロマノフ》だけがバトルゾーンを離れた場合、[[《解体人形ジェニー》]]が3枚重なったままバトルゾーンに残る。
《ジェニー》が1枚だけ残って2枚が[[墓地]]に置かれたり、3体別々のクリーチャーとしてバトルゾーンに残ったりすることはない。
--下にあったカードが''適切な進化元を持たない進化クリーチャーだったとしても、特別な処理を行わず、1体のクリーチャーとしてバトルゾーンに残る''。
---例として[[《死神術士デスマーチ》]]の下に[[《超神羅ロマノフカイザー・NEX》]]が1枚だけあった場合に[[《龍脈術 落城の計》]]で《デスマーチ》が離れると、《ロマノフカイザー・NEX》1体が残る。

-[[進化V]]などで複数のカードを同時にカードの下に置く時、それらのカードを重ねる順番を決定する。その際、順番はそのクリーチャーを出すプレイヤーが好きに決められる。(2021年3月16日ルール改訂)
[[ゴッド]]や[[サイキック・スーパー・クリーチャー]]といった[[リンク]]状態を作る[[クリーチャー]]が[[進化]]する場合も同様に、1枚ずつカードを重ねる順番を決定する。この過程で[[リンク]]状態に関する情報は失われる。(2021年9月7日公式Q&A)

-''カードの下にカードを置く場合、それは一番下に置かれる''。(2021年3月16日ルール改訂)
--[[《時空工兵タイムチェンジャー》]]や[[《時空の庭園》]]、[[Evoチャージャー]]などに関係している。

-カードの下に置かれたカードの順番を''入れ替えることはできない''。(2021年3月16日ルール改訂)

-下にあったカードのうち、一番上のカードがバトルゾーンに残せないカードだった場合、一番上がクリーチャーになるまで上から順にカードを墓地に置いていく。(2021年3月16日ルール改訂)
-下にあったカードのうち、一番上のカードがバトルゾーンに残せないカードだった場合、一番上がバトルゾーンに残せるカードになるまで上から順にカードを墓地に置いていく。(2021年3月16日ルール改訂、2022年4月8日再改訂)
--バトルゾーンで、上から[[《「魔力」の極 ダークマター》]]・呪文・呪文・[[ツインパクト]]カード・ツインパクトカード・呪文・呪文というカードの束になっていた場合、退化したら上から最も近いツインパクトの特性を持つクリーチャーが残る。

-再構築の結果、一番上が単独でバトルゾーンに存在できるカードなら、[[進化クロスギア]]などでも残ることになる。[[《王子》]]を使うことで比較的少ない工数で実現できる。

-他の[[ゴッド]]と[[G・リンク]]している[[進化]][[ゴッド]]が再構築された時、再構築後の[[クリーチャー]]が[[リンク]]中の[[ゴッド]]の[[リンク]]対象として適切であれば、リンクが維持される。そうでない場合、再構築後にリンクが解除される。

-再構築は進化クリーチャーのみに適用されるルールなので、上から[[《卍月 ガ・リュザーク 卍/卍・獄・殺》]]・[[魔導具]]呪文・魔導具呪文・魔導具クリーチャー・魔導具クリーチャー・魔導具呪文・魔導具呪文というカードの束になっていた場合、[[カード指定除去]]により《ガ・リュザーク》のみ場を離れたら全て墓地に置かれる。
→https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/31668/

***不明な裁定 [#yd5ea295]

-[[サイキック・スーパー・クリーチャー]]から[[進化]]したクリーチャーが[[退化]]した場合、[[進化クリーチャーの下]]にあった[[セル]]は[[超次元ゾーン]]に戻されるが、この時に[[墓地]]を経由するかどうかは不明。((例えば[[《墓地の儀》]]の[[誘発]]条件に関わる))
--総合ルール801.4aと703.4gの適用条件を同時に満たしていると考えることでき、それぞれの[[状況起因処理]]による移動先が異なるため。

**過去のルール(2021年3月15日以前のもの) [#v4ef838c]
#region2(){{
#include(退化/「再構築」のルール変更前,notitle)

}}
**その他 [#d3a3c94c]


-上述のルール変更は、[[王来篇]]において退化によりクリーチャーが残ることを特徴とする[[スター進化]]が登場したことが主要因となっている。詳細は[[こちらを参照。>https://dm.takaratomy.co.jp/cls/creatorsletter40/]]

//-さらにこの俗称から「脱ぐ」という俗称に派生する。[[ドラゴン・サーガ]]期には退化を主軸とするデッキを「CASTOFF」と呼ぶこともあった。


**参考 [#z4979245]
-[[用語集]]
-[[進化]]
-[[退化]]
-[[の下]]
-[[オブジェクト]]

-[[スター進化]]

----
[[公式Q&A]]

>Q.自分のリンクしている[[《龍神ヘヴィ》]][[《暗黒破壊神デス・フェニックス》]][[《龍神メタル》]]がバトルゾーンにいる状況で、その[[《暗黒破壊神デス・フェニックス》]]の[[進化元]]に[[《ボルシャック・ドラゴン》]]がいます。この[[《暗黒破壊神デス・フェニックス》]]のみが離れ、再構築により進化元の[[《ボルシャック・ドラゴン》]]が残る際、[[《龍神ヘヴィ》]]と[[《ボルシャック・ドラゴン》]]、[[《龍神メタル》]]はリンクしたままですか?
A.いいえ、リンクは外れます。不適正なカードのリンクは外され、それぞれバトルゾーンに別々のクリーチャーとして残ります。&br;また、この場合、[[《破壊神デス》>破壊神デス]]がバトルゾーンを離れているので、リンクが外れた後、[[《龍神メタル》]]の「このクリーチャー、《龍神ヘヴィ》、《破壊神デス》の3体がリンクしていて、《破壊神デス》が離れた時」の能力で、[[《龍神ヘヴィ》]]と[[《龍神メタル》]]を再び「G・リンク」させることができます。
[[引用元>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/40118]]

>Q.自分のリンクしている[[《龍神ヘヴィ》]][[《暗黒破壊神デス・フェニックス》]]がバトルゾーンにいる状況で、その[[《暗黒破壊神デス・フェニックス》]]の進化元に[[《ボルシャック・ドラゴン》]]がいます。この[[《暗黒破壊神デス・フェニックス》]]のみが離れ、再構築により進化元の[[《ボルシャック・ドラゴン》]]が残る際、[[《龍神ヘヴィ》]]と[[《ボルシャック・ドラゴン》]]はリンクしたままですか?
A.いいえ、リンクは外れます。不適正なカードのリンクは外され、どちらもバトルゾーンに別々のクリーチャーとして残ります。&br;(総合ルール 703.4e((リンクしたゴッドの情報が不適正になった時、そのリンクは外れる。)))
[[引用元>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/40119]]

>Q.自分のリンクしている[[《龍神ヘヴィ》]][[《暗黒破壊神デス・フェニックス》]]がバトルゾーンにいる状況で、その[[《暗黒破壊神デス・フェニックス》]]の進化元に[[《龍神メタル》]]がいます。この[[《暗黒破壊神デス・フェニックス》]]のみが離れ、再構築により進化元の[[《龍神メタル》]]が残る際、[[《龍神ヘヴィ》]]と[[《龍神メタル》]]はリンクしたままですか?
A.はい、リンクした状態でバトルゾーンに残ります。リンクしていた[[《暗黒破壊神デス・フェニックス》]]の状態定義効果を、[[《龍神メタル》]]が引き継ぎます。&br;(総合ルール 801.4c((再構築されたクリーチャーは新たにバトルゾーンに出るわけではなく、すでにバトルゾーンにあったものとして扱います。バトルゾーンに出た時に誘発する効果は発生しません。また、それらのクリーチャーはターンのはじめから進化クリーチャーの下に存在していたのであれば、新たに召喚酔いしません。また、再構築前に受けていた効果があれば再構築後も引き継ぎます。)))
[[引用元>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/40120]]

>Q.自分のリンクしている[[《龍神ヘヴィ》]][[《龍神メタル》]]がバトルゾーンにいる状況で、その上に[[《ボルシャック・モモキング》]]を進化してバトルゾーンに出しました。この一番上の[[《ボルシャック・モモキング》]]のみが離れ、再構築により進化元のクリーチャーが残る際、下のカードはリンクしたままですか?
A.いいえ、どちらか片方のクリーチャーのみがバトルゾーンに残ります。[[《ボルシャック・モモキング》]]を出した時点で、進化元に置くカードの順番を決定する必要があります。[[《ボルシャック・モモキング》]]が離れて再構築が行われる際、重ねた[[《龍神ヘヴィ》]]と[[《龍神メタル》]]のうち、上に置いた方がクリーチャーとしてバトルゾーンに残り、もう一方はその下に重ねられたままになります。&br;(総合ルール 801.1b((複数のカードを進化元として進化クリーチャーをバトルゾーンに出す場合、進化元となるカードを好きな順番で、その進化クリーチャーの下に重ねて置きます。)))
[[引用元>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/40121]]

>Q.このターン、自分は[[《禁断英雄 モモキングダムX》]]を出したのですが、「出た時」の効果で山札を表向きにしたところ、下にカードが置かれませんでした。&br;自分は[[《時空の庭園》]]を唱え、この[[《禁断英雄 モモキングダムX》]]の下に[[《禁断竜王 Vol-Val-8》]]を置きました。その後、同ターン中に[[《禁断英雄 モモキングダムX》]]を破壊し、''再構築''で[[《禁断竜王 Vol-Val-8》]]をバトルゾーンに残した場合、この[[《禁断竜王 Vol-Val-8》]]は「ジャストダイバー」により、相手に選ばれなくなりますか?
A.いいえ、この場合でも相手に選ばれますし、攻撃もされます。''再構築''で残っても、バトルゾーンに新たに出たことにはなりませんので、「出た時」の能力はトリガーしません。「ジャストダイバー」は「出た時」にトリガーする能力なので、この状況ではトリガーしません。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/40524]](2021.11.19)

>Q.前のターンに出した、下にカードが置かれていない自分の[[《禁断英雄 モモキングダムX》]]がバトルゾーンにいます。&br;自分は[[《時空の庭園》]]を唱え、この[[《禁断英雄 モモキングダムX》]]の下に[[《超神龍バイラス・カースド》]]を置きました。その後、同ターン中に[[《禁断英雄 モモキングダムX》]]を破壊し、''再構築''で[[《超神龍バイラス・カースド》]]をバトルゾーンに残した場合、この[[《超神龍バイラス・カースド》]]は「マッハファイター」で相手のクリーチャーに攻撃できますか?
A.はい、攻撃できます。''再構築''で残った[[《超神龍バイラス・カースド》]]はこのターン[[《禁断英雄 モモキングダムX》]]の下に置かれたカードですので、このターンに出たクリーチャーとして扱います。「マッハファイター」は出たターン中は有効な能力ですので、このターン、[[《超神龍バイラス・カースド》]]はクリーチャーを攻撃できます。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/40525]](2021.11.19)

>Q.バトルゾーンに相手の[[《流星のガイアッシュ・カイザー》]]と、下にカードが置かれていない自分の[[《禁断英雄 モモキングダムX》]]がいます。&br;自分は[[《時空の庭園》]]を唱え、マナゾーンから[[《竜魔神王バルカディア・NEX》]]を[[《禁断英雄 モモキングダムX》]]の下に置きました。その後、同ターン中に[[《禁断英雄 モモキングダムX》]]を破壊し、''再構築''で[[《竜魔神王バルカディア・NEX》]]をバトルゾーンに残した場合、この[[《竜魔神王バルカディア・NEX》]]は相手を攻撃できますか?&br;類似例:[[《こたつむり》]]
A.いいえ、攻撃できません。''再構築''で残った[[《竜魔神王バルカディア・NEX》]]はこのターン[[《禁断英雄 モモキングダムX》]]の下に置かれたカードですので、このターンに出たクリーチャーとして扱います。そのため、[[《流星のガイアッシュ・カイザー》]]の「相手のクリーチャーは出たターン、自分を攻撃できない。」という効果の影響を受けます。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/40527]](2021.11.19)

>Q.相手の[[《流星のガイアッシュ・カイザー》]]がバトルゾーンにいる状況で、自分は[[《死神術士デスマーチ》]]を召喚し、[[《竜魔神王バルカディア・NEX》]]を下に重ねてバトルゾーンに出しました。そのターン中に[[《龍脈術 落城の計》]]を唱え、''再構築''により[[《竜魔神王バルカディア・NEX》]]をバトルゾーンに残した場合、この[[《竜魔神王バルカディア・NEX》]]は相手を攻撃できますか?&br;類似例:[[《こたつむり》]]
A.いいえ、攻撃できません。''再構築''で残った[[《竜魔神王バルカディア・NEX》]]はこのターン[[《死神術士デスマーチ》]]の下に置かれたカードですので、このターンに出たクリーチャーとして扱います。そのため、[[《流星のガイアッシュ・カイザー》]]の「相手のクリーチャーは出たターン、自分を攻撃できない。」という効果の影響を受けます。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/40528]](2021.11.19)

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