#author("2021-02-01T03:06:29+09:00","","")
*リモートデュエマ [#Remote]

Webカメラやスマートフォンを用いて通話ツール((メジャーどころではSkypeやDiscordなど))を使い、自分と対戦者はお互い自分の席を撮影し、遠方にいる相手と[[デュエル・マスターズ]]を行う方法。
パソコンとカメラまたはスマートフォンを用意すれば相手が目の前にいなくても対戦できるため場所に縛られないのが特徴。
2020年以前は細々と一部のコミュニティで行われていたが、2020年から流行した新型コロナウイルス感染拡大の影響と後述のフォーマットもあって爆発的に広まった。

**始める時の注意するべきこと [#pf67c10e]

-盤面全体を映さないと相手に状況が伝わらないため、この方法でデュエマをする際には事前にカメラ位置の調整を行うのが望ましい。
--カメラの位置は一般的には盤面の真上にカメラがあるとよい。
#fold(){{{
カメラを相手の目線で置き、各[[ゾーン]]が相手にこのような配置で映像が映ればよい
''画面上側''
|>|>|>|>|BGCOLOR(white):CENTER:&br;[[マナゾーン]]&br; |
|BGCOLOR(white):CENTER:[[超GRゾーン]]&br;または&br;超次元ゾーン|BGCOLOR(white):CENTER:[[超次元ゾーン]]&br;または&br;超GRゾーン|BGCOLOR(white):CENTER:[[墓地]]|BGCOLOR(white):CENTER:[[山札]]|BGCOLOR(white):CENTER:[[シールドゾーン]]|
|>|>|>|>|BGCOLOR(white):CENTER:&br;[[バトルゾーン]]&br; |
''画面下側''

バトルゾーンが相手の画面上では手前に映っていることで通常の対面している場合と同じ様にゲームが進行できる
}}}
--使用するWebカメラや通話ツールによって相手の画面に映る範囲も異なる((カメラによっては同じ位置にカメラを置いていてもSkypeとDiscordを比較した時、Discordの方が範囲が狭く映るものもある))場合もある為、各種通話ツールのカメラテストを用いてしっかりと映る範囲を確認しよう。

-通話を始める前もしくは盤面を映す前から[[シールド]]を並べている状態だと積み込み等[[不正]]を疑われる可能性があるので、ゲームの準備は何もない盤面を映しながら始めるのが望ましい。
--シャッフルもカメラに移すことで不正を疑われなくする人も居る。

-普段のデュエマでは[[超次元ゾーン]]や[[超GRゾーン]]や[[ゲーム開始時にバトルゾーンに存在出来るカード]]の使用の有無を伝える必要がないが、こちらの場合使用する際には試合を始める前にそれらの使用の有無、超次元ゾーンで使用するカードの一覧を伝えるのが望ましい。((特に[[《滅亡の起源 零無》]]と[[零龍星雲]]を使用する場合は相手の初期手札の枚数が変わる為必ず使用の有無を伝える事))

-[[ゲーム開始時にバトルゾーンに存在出来るカード]]はどうしてもスペースを取るため、相手に了承をもらってからなるべくバトルゾーンを圧迫しないように設置する。

-[[公式ルール]]どおりじゃんけんで先攻後攻を決めるのはどうしてもタイムラグが生まれるため難しい。その代わりとして、サイコロやカードのマナ数の奇数偶数などで決めるのがわかりやすい。

-カメラの位置や画質や光の当たり方によっては各ゾーンにあるカードやバトルゾーンに何があるか相手が分かりづらい為、相手がどのゾーンに何があるか尋ねてきた場合正確に教えてあげよう。

-[[《ホーガン・ブラスター》]]や[[《ミステリー・キューブ》]]の様なシャッフルによって結果が大きく変わることがある場合は対戦相手に任意のタイミングでストップコールをしてもらうといい。
--フリー対戦のみであるが、人によっては不正防止の観点から山札の上から何枚目のカードを選びますか?という旨を聞く場合もある。

リモートデュエマの大まかな説明を公式サイトで説明しているのでそちらを参考にしてもいいだろう。[[参考>https://dm.takaratomy.co.jp/remote-duema/]]
フリー対戦に関してもTwitterのアカウントを作成して『#リモートデュエマ』と検索をかけると相手を募集している人とマッチングしやすくなる。
また、動画配信サイトなどで対戦を募集している人((いわゆる対戦凸待ち配信))やDiscordであればカードショップを経営する企業等が作った『サーバー』という名称のコミュニティにフリー対戦が申し込めるルームがあるため、要領がイマイチつかめない人はそういった人にコンタクトを取ってアドバイスをもらうとよいだろう。

*リモートデュエマ([[フォーマット]]) [#Format]
2020年新型コロナウィルス感染症による世界規模の危機によりGP-10thを初めとする多くの公認大会が中止となった事を受け、新しく公式が正式に採用したフォーマット。[[参考>https://dm.takaratomy.co.jp/cls/creatorsletter36/]]
リモートデュエマという文化そのものは、先述の通り新型コロナウィルス感染拡大以前からあったものの、この手法が感染を拡大させずに対戦できるとしてこの対戦形式に公式が乗っかった形でこのフォーマットが誕生した。

**このレギュレーションにおけるルール [#hc40ae07]
-使用できるカードは通常のカードのみ。

-[[超次元ゾーン]]に置くカード、[[超GR]]、[[ゲーム開始時にバトルゾーンに存在出来るカード]]の使用ができない。

**課題と対策 [#m9dcf5d9]

通常の対面形式の[[フォーマット]]と比較すると、ネット上でのやりとりになりそこに敷居が高く感じるプレイヤーが少なくない為、参加者が圧倒的に少ない。
そのため、主催者が赤字を負ってしまうこともある。ましてや、ネットでの振り込みが多いため、参加費を回収するのに数か月かかることもあるので、最終的に黒字になるとしても、一時的に赤字経営になるのは必然である。

また、このフォーマットでは監視がないため、[[手札]]をすり変えたり、カードを[[シールド]]や[[山札]]に積み込むなど、対面時より[[不正]]が横行しやすい。
不正への対策は主催者の判断によるが、一例として
-手札の裏面を必ず映し続ける
-上位景品をランダム配布にする

等が上げられる。

**余談 [#jc1408e9]

-このフォーマットで[[超次元ゾーン]]、[[超GR]]、[[ゲーム開始時にバトルゾーンに存在出来るカード]]の使用ができないのは、画面に映せる限界や、不正防止の目的があると思われる。

-お互い離れているため、[[地域を参照する>《鋼龍 クシャルダオラ》]]、[[シールドを狙撃する>《インビンシブル・ナーフ》]]等の変則的なカードが使えなくなる。

**参考 [#fdbefd56]
-[[用語集]]
-[[オリジナル]]…同じくメインデッキの40枚以外を使えない。

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