#author("2020-04-28T12:38:31+09:00","","")
*マッハファイター [#s63805a7]

|マッハファイター(このクリーチャーは、バトルゾーンに出たターンの間、タップまたはアンタップしているクリーチャーを攻撃できる)|

月刊[[コロコロコミック]]2018年4月号[[付録>プロモーション・カード]]で初登場した[[キーワード能力]]、またはこの能力を持つクリーチャーの総称。

|ハザード・オウ禍武斗 SR 自然文明 (9)|
|クリーチャー:グランセクト 14000|
|マッハファイター(このクリーチャーは、バトルゾーンに出たターンの間、タップまたはアンタップしているクリーチャーを攻撃できる)|
|T・ブレイカー|
|BGCOLOR(#ccd):|
|禍武斗の轟印 SR 自然文明 (7)|
|呪文|
|このターン、自分のクリーチャーすべてのパワーを+12000し、「T・ブレイカー」を与える。|

[[自然]][[文明]]の[[クリーチャー]]のみが持つ[[能力]]で、主に[[グランセクト]]と[[ジョーカーズ]]が持っている。[[十王篇]]に入ってからは、[[水]]と[[自然]]の[[トリックス]]も持つようになった。
この[[能力]]を持つ[[クリーチャー]]は、[[バトルゾーン]]に出た[[ターン]]限定で相手の[[タップ]]、[[アンタップ]]状態に関係なく相手[[クリーチャー]]を[[攻撃]]できる。事実上、[[フュリー・チャージ]]の上位能力である。

[[火]][[文明]]の[[スピードアタッカー]]を強く意識した[[能力]]と思われる。

**ルール [#sf7472d1]
-テキストには書かれていないがこの能力は当然ながら[[召喚酔い]]を無視して、相手のクリーチャーに攻撃できる。

-この[[能力]]自体は[[バトルゾーン]]に出て[[トリガー]]している訳ではないので[[cip]]ではなく、[[常在型能力]]の一種である。そのため、この能力を持ったクリーチャーが進化した場合、その進化先のクリーチャーがこの能力の効果を[[引き継ぐ>引き継ぎ]]ことはできない。

-[[効果バトル]]系の能力と違って役割を遂行するには[[攻撃]]はしなくてはならないので、[[ブロッカー]]や[[ガードマン]]で止まる他、[[タップイン]]系の能力で無力化されてしまうという特徴がある。この辺りは、[[スピードアタッカー]]と同じ。

-マッハファイターがアンタップできるクリーチャーを攻撃できるのは出たターンのみ。
--気をつけなければならないのはマッハファイターを[[付与]]する場合([[《キノコ将軍》]]など)。[[付与]]したところで[[バトルゾーン]]に出た[[ターン]]にしか効果がない事には変わりがないため、''[[バトルゾーン]]に出た[[ターン]]が過ぎている[[クリーチャー]]にこの能力を[[付与]]しても[[アンタップ]]しているクリーチャーは攻撃できない''。もちろん、召喚酔いは解けているので、タップしているクリーチャーは攻撃できる。
--マッハファイターが有効な状態のクリーチャーから進化し、同一ターン中にそこからさらに退化した場合、マッハファイターは有効。(2018/8/6正式回答)

**その他 [#n599fb85]
-前述の通りバトルゾーンに出たターンにしか効果を発揮できない。そのため、バトルゾーンに出たターンに[[革命チェンジ]]や[[侵略]]の踏み台にしても能力が無駄になることはない。

-この能力を持つクリーチャーは高パワーが多いので、[[光]]文明のブロッカーでも犠牲を出さずに防ぐのは難しい。
--[[《デスマッチ・ビートル》]]は天敵。パワーが13000もあるので殆どのマッハファイターが返り討ちにされてしまう。低コストなのも凶悪。

-今までの[[火]][[文明]]でたまに出る[[スピードアタッカー]]の[[アンタップキラー]]もそうだが、[[召喚酔い]]している相手の[[クリーチャー]]を奇襲で倒せる点が強力。[[システムクリーチャー]]を倒しつつ場に残れれば有利。
-光の[[ブロッカー]]と同じく、[[相手プレイヤーを攻撃できない>攻撃できない]]デメリットを天秤にかけて高パワーを獲得する個別カードも多い。このような個体こそ[[革命チェンジ]]や[[侵略]]の種にしたいところだが、[[《異端流し オニカマス》]]等の[[コスト踏み倒しメタ]]と対峙する場合はまずそれを狩ることになるが、次のターンから相手のクリーチャーがタップしない限り、棒立ちを余儀なくされる。普通に進化することも頭に入れておいた方がいいだろう。

-バトルゾーンに出たターンではなく、[[《ΔΔΣ シグマティス》]]の能力などの[[解決]]で、クリーチャーに「このターン、タップまたはアンタップしているクリーチャーを攻撃できる」ようにする派生形も存在する。
この能力を持っているカードには、[[《ΔΔΣ シグマティス》]]の他に[[《生命と大地と轟破の決断》]]、[[《アカシシーマ/レッド・アグラフ》]](呪文面)がある。

**類似カード [#qcb3a141]
|>|>|>|>|CENTER:|c
||相手[[プレイヤー]]|[[タップ]]クリーチャー|[[アンタップ]]クリーチャー|備考|h
||>|>|CENTER:||c
|(普通のクリーチャーがバトルゾーンに出たターン)|BGCOLOR(gray):COLOR(white):攻撃できない|BGCOLOR(gray):COLOR(white):攻撃できない|BGCOLOR(gray):COLOR(white):攻撃できない||
|[[スピードアタッカー]]がバトルゾーンに出たターン|''攻撃できる''|''攻撃できる''|BGCOLOR(gray):COLOR(white):攻撃できない|ルールによって[[召喚酔い]]しないクリーチャー(([[進化クリーチャー]]や[[リンク]]した[[ゴッド]]等))。も同様|
|''マッハファイター''がバトルゾーンに出たターン|BGCOLOR(gray):COLOR(white):攻撃できない|''攻撃できる''|''攻撃できる''|出たターンのみアンタップクリーチャーも攻撃目標に選ぶことができる&br;出た次以降のターンはアンタップクリーチャーは攻撃目標に選べない|
|[[フュリー・チャージ]]がバトルゾーンに出たターン|BGCOLOR(gray):COLOR(white):攻撃できない|''攻撃できる''|BGCOLOR(gray):COLOR(white):攻撃できない||
|ターン指定[[アンタップキラー]]がバトルゾーンに出たターン|BGCOLOR(gray):COLOR(white):攻撃できない|BGCOLOR(gray):COLOR(white):攻撃できない|''攻撃できる''|「このターン攻撃できる」など、指定されたターン中の攻撃が認められたもののみ&br;ターン指定のないものは[[召喚酔い]]だと攻撃できない|
|[[逆フュリー・チャージ]]がバトルゾーンに出たターン|''攻撃できる''|BGCOLOR(gray):COLOR(white):攻撃できない|BGCOLOR(gray):COLOR(white):攻撃できない||

**参考 [#eb9ab656]
-[[ターン]]
-[[タップ]]
-[[アンタップ]]
-[[クリーチャー]]
-[[攻撃]]
-[[召喚酔い]]
-[[キーワード能力]]
-[[自然]]
-[[グランセクト]]
-[[マスター・マッハファイター]]
-[[スピードアタッカー]]
-[[アンタップキラー]]
-[[フュリー・チャージ]]
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公式Q&A
<Q.マッハファイターとスピードアタッカーはどう違うのですか?
A.スピードアタッカーは出たターンに攻撃することができる能力ですが、アンタップしているクリーチャーを攻撃することはできません。
マッハファイターを持つクリーチャーは出たターンにクリーチャーであればタップしていてもアンタップしていても攻撃できる能力ですが、プレイヤーを攻撃することはできません。

<Q.マッハファイターを持つクリーチャーは出た次のターン以降もアンタップしているクリーチャーを攻撃できますか?
A.いいえ、アンタップしているクリーチャーを攻撃できるのは出たターンの間だけです。