#author("2021-03-16T22:19:46+09:00","","")
#author("2021-05-07T23:22:11+09:00","","")
*ブレイカー [#o564bf66]

名前に「ブレイカー」とある[[キーワード能力]]の総称。
基本的には[[クリーチャー]]の[[ブレイク]]数を変化させる[[能力]]である。

相手[[プレイヤー]]の[[攻撃]]に成功し、[[シールド]]を[[ブレイク]]する時に機能する[[能力]]。
通常の[[クリーチャー]]は1度の[[攻撃]]につき1枚の[[シールド]]しか[[ブレイク]]できないが、この系統の[[能力]]を所有している場合、1度の[[攻撃]]で複数の[[シールド]]を[[ブレイク]]できる(例外有り)。

**ブレイカーの種類 [#z89dd5f7]
***基本的なブレイカー [#f10ade68]
-[[W・ブレイカー]]
-[[T・ブレイカー]]
-[[Q・ブレイカー]]
-[[ワールド・ブレイカー]]
//ワールド・ブレイカーがシールドの枚数によってブレイク数が変動するのはブレイカー能力全体で共通の特徴なので、こちらに記述

[[ブレイク]]する枚数が[[能力]]ごとに決められている、もっとも単純なブレイカー。
これらのブレイカーは上下関係がはっきりしているほか、獲得できる[[パワー]]ラインが設定されている。[[攻撃]]可能な[[クリーチャー]]のほとんどは、パワーが6000を超えるものは[[W・ブレイカー]]、12000を超えるものは[[T・ブレイカー]]、18000を超えるものは[[Q・ブレイカー]]、24000を超えるものは[[ワールド・ブレイカー]]を最初から持っている。

当然だが規定のパワーに達していたとしても能力にブレイカーを持たない場合は1枚しかブレイクできない。(例:[[《激竜王》]])

***条件で変動するブレイカー [#meaf2f23]
-[[クルー・ブレイカー]]
-[[文明ブレイカー]]
-[[∞ ブレイカー]]
-[[エイジ・ブレイカー]]
-[[パワード・ブレイカー]]

[[能力]]自体にブレイク枚数は決められておらず、ゲームの状態などによってブレイク数が変動するブレイカー。

***追加能力を持つブレイカー [#f3c3ff3f]
-[[G・ブレイカー]]
-[[マスター・ブレイカー]]
-[[マスター・W・ブレイカー]]
-[[ドラゴン・W・ブレイカー]]
-[[ドラゴン・T・ブレイカー]]

相手の[[シールド]]をブレイクするのに加えて、独自の追加効果を発揮するブレイカー。

***ブレイクを置換するブレイカー [#f3c3ff3f]
-[[ネクスト・ブレイカー]]

[[置換効果]]により、[[シールド]]のブレイクを別の処理に置き換えるブレイカー([[ブレイク置換効果]])。
[[シールド焼却]]や[[呪文横取り]]などで同様の処理をする[[能力]]は多いが、ブレイカーのような[[能力]]名を与えられているものは少ない。

**ルール [#b1968b98]

「ブレイカー」は、相手[[プレイヤー]]への[[攻撃]]によって、[[ルール]]に沿って[[シールド]]を[[ブレイク]]する時にのみ機能する。
''「[[能力]]による[[ブレイク]]」では「ブレイカー」は機能しない''([[ブロック貫通]]など)。

[[クリーチャー]]が複数の「ブレイカー」を持っている場合、どれかひとつを選ぶ。
例えば、[[W・ブレイカー]]と[[T・ブレイカー]]を同時に持っている[[クリーチャー]]は、[[T・ブレイカー]]を選んで[[シールド]]を3枚割ることも、[[W・ブレイカー]]を選んであえて[[ブレイク]]数を抑えることもできる。
[[W・ブレイカー]]と[[T・ブレイカー]]が融合して4枚以上の[[シールド]]を[[ブレイク]]したりといったことは無い。

「ブレイカー」を所有している[[クリーチャー]]は、必ずその「ブレイカー」を使わなければならない。
例えば、[[W・ブレイカー]]だけを持っている[[クリーチャー]]が[[攻撃]]した時、[[W・ブレイカー]]を選択せずに[[シールド]]を1枚だけしか[[ブレイク]]しない、ということはできない。

どの「ブレイカー」を使用するかを選択する[[タイミング]]は「[[ブロック]]処理が行われた後」「[[シールド]]を[[ブレイク]]する直前」である。攻撃宣言時にブレイカー能力を持っていなくても、この[[タイミング]]までの間にブレイカー能力を得ることができれば、それが適用される。(詳細については「[[攻撃]]」のページを参照のこと)

[[追加ブレイク]]は「ブレイカー」と併せて使うことができる。また、[[追加ブレイク]]は重複させても[[ブレイク]]数を増やすことができる。

-先述の「[[能力]]による[[ブレイク]]」には[[追加ブレイク]]は適用される。ややこしい違いなので正確に把握しておきたい。

-1回の[[攻撃]]で複数枚[[シールド]]を[[ブレイク]]することになった場合、''同時に[[ブレイク]]される''。([[2017年3月25日ルール改訂]]以降のルール)
#region2(旧ルール){{
1回の[[攻撃]]で複数枚[[シールド]]を[[ブレイク]]することになった場合、[[シールド]]を1枚ずつ[[ブレイク]]し、[[S・トリガー]]を持つ[[カード]]の場合その[[効果]]をすべて[[解決]]したのち、次の[[シールド]]を[[ブレイク]]することになっていた。
-このルールでは「ブレイカー」を持つ[[クリーチャー]]が[[シールド]]を[[ブレイク]]して、[[ブレイク]]の途中で[[S・トリガー]]などで[[バトルゾーン]]を離れても、[[シールド]]は最後まで[[ブレイク]]される。
-[[ブレイク]]の途中で[[シールド]]が追加された、あるいは[[シールド・セイバー]]などによって[[ブレイク]]予定だった[[シールド]]が[[ブレイク]]されなかった場合、残りの[[ブレイク]]でその[[シールド]]を選ぶことができた。
-[[効果]]による[[ブレイク]]によって複数枚の[[シールド]]が[[ブレイク]]される場合(例えば、[[《「黒幕」》]][[《魔の革命 デス・ザ・ロスト》]][[《超熱血 フルボコ・ドナックル》]]など)は現行ルールのブレイカーと同じく同時ブレイクであった。当時のブレイカー能力とは異なる処理が必要であったため混乱を招くことがあった。
}}

-[[マナゾーン]]に有色のカードが存在しないときの[[文明ブレイカー]]はブレイク数を1として扱う。この状況で、クリーチャーが他の「ブレイカー」を持つ場合でも、[[文明ブレイカー]]を選択して1枚だけ[[ブレイク]]することも可能である。
-[[ブレイク]]成立時に「0以上の任意の整数」を指定できる[[∞ ブレイカー]]は0枚[[ブレイク]]を指定できる。
-[[エイジ・ブレイカー]]は10の位が0のとき、あるいは10の位が存在しない場合0枚ブレイクすることになる。つまり他にブレイカー能力を持つか、[[追加ブレイク]]を得ないとブレイクすることができない。

-[[《九極の精霊 マウリエル》]]にてブレイク数を1から0に減らされた場合ブレイクはできなくなる。
//2012/09/07事務局回答。

-追加能力があるブレイカーとないブレイカーを持つ[[クリーチャー]]が、追加能力のないブレイカーを選んだ場合、追加能力は適用されない。
--当初は「○○・ブレイカー」とブレイク時の追加能力は別々に扱われ、ブレイカー[[能力]]でブレイク数が増えても追加能力は常に適用される裁定だった。
--なお、追加能力があるブレイカーを選びつつ、[[追加ブレイク]]によってブレイク枚数が増えている場合は、すべてのブレイクに対して追加効果が適用される。

**参考 [#ce7f1c1e]
-[[用語集]]
-[[シールド]]
-[[ブレイク]]
-[[追加ブレイク]]
-''ブレイカー''
--[[シングル・ブレイカー]](俗称)
--[[W・ブレイカー]]
--[[T・ブレイカー]]
--[[Q・ブレイカー]]
--[[クルー・ブレイカー]]
--[[ワールド・ブレイカー]]
--[[文明ブレイカー]]
--[[G・ブレイカー]]
--[[∞ ブレイカー]]
--[[エイジ・ブレイカー]]
--[[パワード・ブレイカー]]
--[[マスター・ブレイカー]]
--[[マスター・W・ブレイカー]]
--[[ドラゴン・W・ブレイカー]]
--[[ドラゴン・T・ブレイカー]]
--[[ネクスト・ブレイカー]]

&tag(用語集,ブレイク,ブレイカー);