#author("2021-10-08T07:44:44+09:00","","")
#author("2021-10-19T11:25:45+09:00","","")
*フェニックス [#bb13167b]

[[DM-12]]で大型[[種族]]として初登場。その後[[DMX-21]]にて、[[セル]]を除くすべての[[カードタイプ]]に[[付与]]されうる[[サブタイプ]]となった。

[[クリーチャー]]の[[種族]]としては、ほぼすべてが[[進化V]]または[[進化GV]]であるのも特徴。例外は以下の通り。
-単一の[[進化元]]から[[進化]]する[[《究極銀河ユニバース》]]、[[《無限銀河ジ・エンド・オブ・ユニバース》]]、[[《ダイナボルト <エタフェニ.Star>》]]
-そもそも[[進化クリーチャー]]ではない[[《メテヲシャワァ・ヲヲロラシアタァ》]][[《破壊龍神ヘヴィ・デス・メタル GS》]]

主に2種類があり、[[聖拳編]]で登場したものは名前の通り不死鳥(Phoenix)をモチーフとした姿形をしている。一方、[[不死鳥編]]で登場したものは惑星を主題にした抽象的なデザインになっている。

[[ドラゴン]]などと同じく[[デュエル・マスターズ]]の花形[[種族]]の1つであり、[[背景ストーリー]]上でも重要な存在。[[レアリティ]]の高いものが高く、総じてド派手な[[能力]]を持つ。

命名ルールは、不死鳥型は漢字の冠詞の後に「〜・フェニックス」、惑星型は、小型の「〜彗星アステロイド・〜」、大型の「超神星(惑星や天体に関連する言葉)・〜」などが代表的。
[[エキスパンション]]や[[サイクル]]によってまちまちであり、これに当てはまらないものも多い。

また、能力に[[メテオバーン]]を持つ者達 (時期などによって一部例外あり)は「不死鳥」を模ったと思われる特別仕様のイラスト枠 (以下「特別枠」と呼ぶ)を持っており、ビジュアル的にもほかのカードとは違った風格をもっている。

|暗黒王デス・フェニックス SR 闇/火文明 (4)|
|進化クリーチャー:フェニックス 9000|
|進化V−自分のドラゴン・ゾンビ1体とファイアー・バード1体を重ねた上に置く。|
|W・ブレイカー|
|このクリーチャーがシールドをブレイクする時、相手はそのシールドを手札に加えるかわりに自身の墓地に置く。|
|このクリーチャーがバトルゾーンを離れた時、相手は自身の手札をすべて捨てる。|

|超神星プルート・デスブリンガー SR 闇文明 (4)|
|進化クリーチャー:フェニックス 13000|
|進化GV−自分のデスパペット、グランド・デビル、ティラノ・ドレイクのいずれか3体を重ねた上に置く。|
|メテオバーン−このクリーチャーが攻撃する時、このクリーチャーの下にあるカードを1枚選んで墓地に置いてもよい。そうした場合、相手のクリーチャーを1体破壊する。|
|T・ブレイカー|

ほぼ全てが実質[[進化元]]を2体以上要求するため、運用性は[[究極進化]]にも劣らない劣悪なものである。しかし、その分性能は[[オーバーキル]]気味なものが多く、出すのに苦労する分派手で強烈な[[能力]]を持っている。必然的に、[[デッキ]]に投入される場合[[コンセプト]]の中心に位置することになる。

[[フィニッシャー]]に位置する[[種族]]だけあってサポートカードも豊富で、いかにフェニックスの運用性・性能を高めていくかが構築のカギとなる。特に[[DMX-21]]で登場した[[《神滅翔天ポッポ・ジュヴィラ》]]により、長年ネックとなっていた場に大量の[[進化元]]を要求する点がある程度改善された。これは単純に出しやすくなっただけでなく、[[除去]]された時の[[ディスアドバンテージ]]を大幅に軽減できるようになった。

[[聖拳編]]や[[不死鳥編]]の頃に比べると、[[召喚]]の難易度は大分下がっている。大型[[種族]]ならではの派手さを求めるならば、フェニックスを[[コンセプト]]にした[[デッキ]]を組んでみるのもいいだろう。

また、[[戦国編]]から近年にかけて素で[[バトルゾーン]]以外の場所から[[進化元]]を要求するフェニックスが登場しており、出しにくさを改善するばかりでなく奇襲性を得た例もある。性能・運用性共に良好であり、様々な[[デッキ]]への投入が検討できる。こうした経緯もあって、[[コンセプト]][[デッキ]]以外でもフェニックスを見る機会は増えつつあるようだ。

-初の[[エクストラウィン]][[能力]]を持つ[[クリーチャー]]である[[《究極銀河ユニバース》]]はこの[[種族]]である。フェニックスの持てる能力の強烈さが良く分かる1例である。

-[[《ザ・ユニバース・ゲート》]]や[[《森の歌い手ケロディナンス》]]など、[[デッキ]]に大量にフェニックスを入れることを前提に強力な効果を発揮する[[カード]]もあり、それらを中心とした「フェニックスを出すことを[[コンセプト]]にしていないフェニックス[[デッキ]]」が存在する。そのため、[[フィニッシャー]]としてではなく[[コンボ]]のパーツとして採用されることもしばしば。中には色基盤等の役割を主とし、そもそも[[デッキ]]構成上出すことが出来ない者が投入されることもある。

--[[《ユニバース・ラピア》]]の登場により、[[山札]]、[[マナゾーン]]、[[墓地]]そして[[バトルゾーン]]の[[カード]]すべてに《フェニックス》を与えることが可能となり、[[デッキ]]の大半をフェニックスで埋める必要は無くなった。故に実質的「死に札」であった彼らを抜くor減らすことが可能となったため、[[デッキ]]構築の幅が大きく広がった。そのため、「フェニックスが入っていないフェニックスデッキ」なるものが生まれることになった。

-不死鳥型のフェニックスは主に[[火]]単色、もしくはその[[友好色]]の[[闇]]か[[自然]]で構成される。例外である[[《星狼凰マスター・オブ・デスティニー》]]のみ[[火]]を含まない[[闇]]と[[自然]]で構成されている。惑星型は[[サイクル]]での登場が多いこともあって全[[文明]]に存在している。

-[[《ヒートウェイブ・ドラグーン》]]、[[《封魔ザミジール》]]の[[フレーバーテキスト]]を見るに、惑星型のフェニックスは本当に惑星が[[クリーチャー]]と化した姿であるようだ。

-[[DMX-21]]で[[サブタイプ]]にフェニックスを持つ[[呪文]][[《フェニックス・ライフ》]]が登場。特別枠である。また、同[[エキスパンション]]では、[[呪文]]に止まらず[[城]]や[[フィールド]]にさえ[[サブタイプ]]にフェニックスを追加できる[[クリーチャー]][[《ユニバース・ラピア》]]が登場。
呪文を内包する[[サブタイプ]]は[[ナイト]]と[[スペシャル・クライマックス]]に続き3つ目であり、[[クリーチャー]]の[[種族]]も兼ねるものとしては2つ目。

-[[背景ストーリー]]では幾度か絶滅している。[[聖拳編]]と[[不死鳥編]]のフェニックスは一見して別種の[[クリーチャー]]であるが、両者とも[[戦国編]]や[[DMX-21]]などで復活・生存が描かれた。さすがは不死鳥といったところか。
--[[DMEX-08]]の[[《神滅翔天ポッポ・ジュヴィラ》]]で、[[聖拳編]]と[[不死鳥編]]より前に、それらフェニックスには共通祖先「[[イデア・フェニックス>フレーバーテキストが初出のカード]]」がいたことが示唆された。
--さらに後年「[[イデア・フェニックス>フレーバーテキストが初出のカード]]」の不死の力は人々の「美」への憧れと結合し、[[《メテヲシャワァ・ヲヲロラシアタァ》]]となったことが明らかとなった。

-[[イラスト]]は、不死鳥型は読んで字のごとく「不死鳥」のような鳥型をしたものが殆どであり、[[進化]]玉が背景に2つ重なって設置されている。型が変わっても翼らしきもの、翼に位置するものが確認できる。&br;惑星型はどことなく抽象的なイラストで、上半身は明確に描かれていることが多いが下半身は扇状になっており、足といったものは確認できず宙に浮いている。大半は体に[[進化元]]と同数の巨大な球体をもっており、[[進化]]玉も別々に設置され、イラストと一体化して体の一部となり尾を引いている。[[DM-19]]の[[スーパーレア]]陣など、中には代わりに巨大な球体を持っているものもおり、この場合[[進化]]玉がかさなって設置されている。

-[[不死鳥編]]以降は基本的に「初出が[[不死鳥編]]以降かつ、[[メテオバーン]]を持つこと」が特別枠を与えられる条件のようである。以下が考察材料となる。
--[[不死鳥編のエキスパンション>不死鳥編]]における特別枠の使われ方 (彗星サイクル中唯一メテオバーンを持つ[[《ルクサス》>《光彗星アステロイド・ルクサス》]]のみ特別枠であることなどが示唆的)。
---[[《超神星ブラックホール・サナトス》]]、[[《超神星ビッグバン・アナスタシス》]]がこの原則に従わない。[[メテオバーン]]を持たないにも関わらず特別枠である。
--[[DMX-21]]で、後述する[[《暗黒王デス・フェニックス》]]が敢えて通常枠に戻されたこと。
--その一方で、[[DMX-22]]で[[《双流星キリン・レガシー》]]が特別枠へ変更されたこと。
--[[《メテヲシャワァ・ヲヲロラシアタァ》]]がフェニックス用の特別枠ではなく、[[キングマスターカード]]の仕様になっていること。

-一方、[[戦国編]]〜[[エピソード1]]頃まで、以上の原則に従わずに特別枠 / 通常枠が決定されていた感がある。
--[[DMC-53]][[再録]]の[[《龍炎鳳エターナル・フェニックス》]]や[[DMC-55]][[再録]]の彗星サイクルの一部、およびこれらに続いて[[再録]]された[[《龍炎凰インフィニティ・フェニックス》]]、[[《暗黒凰ゼロ・フェニックス》]]、[[《暗黒王デス・フェニックス》]]に、[[メテオバーン]]がないにも関わらず特別枠が用いられていた。
--[[戦国編]]で登場した[[《JK神星シャバダバドゥー》]]に、[[メテオバーン]]がないにも関わらず特別枠が用いられていた。

-また[[エピソード1]]でいわゆる「[[新枠]]」が出てからしばらくの間、度々フェニックスが[[再録]]されたもののいずれも通常枠だった。新枠用の特別枠が用意できていなかったためでは、と推測されている。
--[[エピソード1]]以降[[再録]]された[[《超天星バルガライゾウ》]]、[[《超神星ヴィーナス・ラ・セイントマザー》]]、[[《超神星ペテルギウス・ファイナルキャノン》]]が通常枠になっていた。
--[[DMX-21]]での[[《超神星グランドクロス・アブソリュートキュア》]]、[[《究極銀河ユニバース》]]のいわゆる「[[旧枠]]」仕様の特別枠[[再録]]、[[《暗黒王デス・フェニックス》]]の通常枠[[再録]]で[[不死鳥編]]頃の原則に立ち返り、[[DMX-22]]で[[《双流星キリン・レガシー》]]で[[新枠]]仕様の特別枠が登場することになった。

-ちなみに現状イラスト枠を参照する[[能力]]は存在しないので、枠が様々あろうがプレイに支障はない。

**関連カード [#paaa1f31]
***フェニックスに関連する効果を持つカード [#d009e7a2]
''太字''は[[クリーチャー]]でないフェニックスも参照可能。
-[[《龍炎鳳エターナル・フェニックス》]]
-[[《光彗星アステロイド・ルクサス》]]
-''[[《森の歌い手ケロディナンス》]]''
-[[《ロッポ・ロッポ》]]
-[[《封魔アウグルン》]]
-[[《ブラッサム・シャワー》]]
-[[《ザ・ユニバース・ゲート》]]
-''[[《究極銀河ユニバース》]]''
-[[《連龍毒》]]
-[[《鋼流星ペングカイザー》]]
-[[《黒神龍ドボルザーク》]]
-[[《龍炎凰インフィニティ・フェニックス》]]
-[[《滅亡の光》]]
-[[《ネイチャー・グレンニャー》]]

-[[《パッピ・ラッピー》]]([[ゲームオリジナルカード]])
-[[《魔鳥機フェニコーラー》]] ([[ゲームオリジナルカード]])
-[[《ヘリオライズ・ドラゴン》]] ([[ゲームオリジナルカード]])
-[[《戦攻闘竜アルドロン》]]  ([[ゲームオリジナルカード]])
--いずれも[[デュエル・マスターズ プレイス]]オリジナルカード。《アルドロン》以外の3種については、文面上[[クリーチャー]]でないフェニックスも参照可能であるように思われるが、同作には現状、フェニックスを[[サブタイプ]]に持つ[[クリーチャー]]以外のカードは存在しない。

-[[《セレスティアル・アーク》]]
-[[《闘流星ナイトスクリーマー》]]

-[[《ユニバース・ラピア》]]

***進化フェニックスに関連する効果を持つカード [#r61c382c]
-[[《神滅翔天ポッポ・ジュヴィラ》]]

**フェニックスを進化元とするカード [#k975438e]
-[[《究極銀河ユニバース》]]

**主なフェニックス [#qfeca543]
-[[《龍炎鳳エターナル・フェニックス》]]
-[[《龍炎凰インフィニティ・フェニックス》]]

-[[《暗黒王デス・フェニックス》]]
-[[《太陽王ソウル・フェニックス》]]

-[[《超神星ヴィーナス・ラ・セイントマザー》]]
-[[《超神星マーキュリー・ギガブリザード》]]
-[[《超神星プルート・デスブリンガー》]]
-[[《超神星マーズ・ディザスター》]]
-[[《超神星ジュピター・キングエンパイア》]]

-[[《超神星アポロヌス・ドラゲリオン》]]
-[[《究極銀河ユニバース》]]

-[[《超天星バルガライゾウ》]]

-[[《無限銀河ジ・エンド・オブ・ユニバース》]]

各種専用デッキを参照すると良い。

**参考 [#zf733f39]
-[[種族リスト]]
-[[【ザ・ユニバース・ゲート】]]
-[[【ユニバースエクストラウィン】]]
-[[【ケロディナンスライブラリアウト】]]
-[[進化GV・Ω]]

&tag(種族,フェニックス);