#author("2020-06-14T03:17:25+09:00","","")
#author("2020-08-31T23:54:27+09:00","","")
*ビクトリー [#x9ab2ae5]

[[レアリティ]]の一つ。
[[DM-01 第1弾>DM-01]]の発売から11年の歳月を経て、[[DMR-01]]にて新たに設定され、最後の新規収録となる[[DMR-16真]]に至るまでの4年間存在した[[レアリティ]]である。

パックの裏のレアリティ表記欄には''ビクトリーカード''と表記されている。また、これらの呼び方よりは''ビクトリーレア''と俗称される場合が多い。このWikiではVICと表す。

基本的に[[スーパーレア]]の延長のような位置付けで、そちらを思わせるような派手な[[スペック]]のカードが多い。[[エキスパンション]]の目玉として設定されるために実用的な[[カード]]も多く、[[メタゲーム]]で活躍したものも多数存在する。

また、[[デュエル・マスターズ]]が始まって以来、[[レアリティ]]がゲームの進行に影響を及ぼす事はなかったが、ビクトリーの登場によってそれが覆された。
ビクトリーを参照するカードは下記の一覧を参照。

**特徴 [#o767577f]
-[[エピソード1]]で[[ビクトリー]]の[[レアリティ]]を持つ[[カード]]はすべて[[サイキック・クリーチャー]]であったが、[[エピソード2]]でサイキックでない[[クリーチャー]]にも登場した。

-各弾で[[ビクトリー]]の封入率とフォイルは異なる。
--[[エピソード1]]では、[[スーパーレア]]か[[レア]]とほぼ同じ封入率である。
---[[DMR-01]]では約3boxに0〜1枚で、覚醒前にのみ[[スーパーレア]]と同じフォイル加工がされている。
---[[DMR-02]]、[[DMR-03]]ではboxに0〜1封入されており、ホイルは覚醒後にのみ[[MODE→CHANGE]]と同じフォイル加工が加えられている。
---[[DMR-04]]は[[スーパーレア]]と同じ封入率で、覚醒前に[[スーパーレア]]、覚醒後[[MODE→CHANGE]]と、ともにフォイル加工が加えられている。
--[[エピソード2]]では[[スーパーレア]]と封入率は変わらないが、フォイルが大幅に変化し全体に印刷されていた竜のマークがビクトリーのマークになり、コスト、パワー、ビクトリーのマーク、イラストの一部が金箔になった。
--[[エピソード3]]以降ではイラストの一部になんらかの色が付き、クリーチャー部分が縁どられ立体感のあるイラストとなった。
--[[ドラゴン・サーガ]]の[[ビクトリー]]である[[ドラグハート]]はどちらにも[[ビクトリー]]のフォイルが施されている。だが、色が付き縁どられているのは[[クリーチャー]]側のみである。またフォイルに若干の変化があり、ビクトリーのマークの下に描かれていた「victory」の文字がなくなった。

-ビクトリーマークの位置は4種類ある。
--[[覚醒リンク]]前の[[サイキック・クリーチャー]]や[[ドラグハート]]には、本来[[カード]]の[[マナ]]数の部分に当たる場所にビクトリーのマークがある。
--[[サイキック]]でない[[クリーチャー]]の場合は、カード名の欄の中央に、カード名を2つに割るようにして置かれる。ダブルビクトリーを持つ場合は上記の位置に加えてここにもマークがある。
--[[サイキック・スーパー・クリーチャー]]の場合は、元々ビクトリーを持った[[サイキック・セル]]の部位にマークが当てられている(基本的に、ビクトリーを持った[[サイキック・セル]]は一番上を担当しており、マークは[[種族]]欄の下にある。[[V覚醒リンク]]の場合は一番下のカードもビクトリーであり、これは通常の[[サイキック・クリーチャー]]と同じ[[マナ]]数字に当たる部分にマークがある)。つまり、表にも裏にもビクトリーのマークがある事になる。位置が違うので勘違いするかもしれないが、ビクトリー[[クリーチャー]]が[[覚醒リンク]]してもビクトリーは持っているので注意。
--[[《爆銀王剣 バトガイ刃斗》]]/[[《爆熱王DX バトガイ銀河》]]の場合、カード名の欄の中央の部分に記されている。


-封入率は基本的に[[スーパーレア]]とは大差ないのだが、それでも[[スーパーレア]]より上のレアリティということもあり、[[シングルカード]]での初動価格は非常に高い。実用性問わず3000円を超えることがほとんどである。

-漫画や[[背景ストーリー]]の関係か[[火]]の[[カード]]が圧倒的に多い。また、[[エピソード2]]で主役級の[[クリーチャー]]がゼロの力に目覚めていった経緯もあって次点で[[無色]]の[[カード]]が多い。
--その点を反省してか、続く[[レジェンドカード]]、[[マスターカード]]では各文明バランスよく収録されることとなった。

-[[ビクトリー]]のカードは[[ハンター]]が多い関係上、名称ルールを無視するカードが多い。

**その他 [#r72c22d3]
-[[ドラゴン・サーガ]]に移り、全5文明にそれぞれビクトリーが収録された。これにより、ようやく[[自然]][[単色]]のビクトリーが登場することとなった。[[スーパーVデッキ>スーパーデッキ]]の登場もあり、今後も[[単色]]の[[ビクトリー]]が増えていくことが期待される。

-[[DMX-16]]までの間で[[火]]を含まない、または[[無色]]でないものは、[[サイキック・スーパー・クリーチャー]]を省くと以下の7種のみ。
--[[《ガロウズ・セブ・カイザー》]]
--[[《ヴォルグ・サンダー》]]
--[[《光器セイント・アヴェ・マリア》]]
--[[《アクア・アタック<BAGOOON・パンツァー>》]]
--[[《不死帝 ブルース》]]
--[[《無法神類 G・イズモ》]]
--[[《聖霊龍王 バラディオス》]]

-[[呪文]]・[[クロスギア]]・[[城]]のビクトリーは未だ存在しない。[[ウエポン]]、[[フォートレス]]には存在するが、この2[[カードタイプ]]はどちらも[[クリーチャー]]を片面に持つため、現時点ですべてのビクトリーがクリーチャーであると言える。
--ちなみに、[[進化]]や[[エグザイル]]など、それまでに登場した[[特殊タイプ]]はコンプリートされている。
--[[セル]]に[[レアリティ]]が印字されているため誤解されやすいが、[[セル]]には[[レアリティ]]すら規定されていないというのが実態である。現時点で[[セル]]を参照する[[ビクトリー]]サポートは存在しないので、あろうとなかろうと実用上は問題ないが。

-[[ドラゴン・サーガ]]に入ると、[[エピソード1]]の[[《ガイアール・カイザー》]]、[[《唯我独尊ガイアール・オレドラゴン》]]のセット、[[エピソード2]]の[[《勝利宣言 鬼丸「覇」》]]のように、ビクトリーの[[カード]]が次々と[[再録]]されていった。いずれも高価な[[スーパーデッキ]]での収録だが、この[[再録]]で[[シングルカード]]での価格も幾分か下がるようになるだろう。

-ある[[カード]]が[[再録]]される際、[[レアリティ]]が変更されることもあるが、ビクトリーを参照する[[能力]]がある都合上、ビクトリーにそのようなことは起こらないと思われる。

-タカラトミーの方針転換により、[[ビクトリー]]は[[ドラゴン・サーガ]]までの[[レアリティ]]となり、以降は[[レジェンドカード]]に取って代わられることになった。
--後に[[DMEX-06]]で新たなるビクトリーである[[《爆銀王剣 バトガイ刃斗》]]/[[《爆熱王DX バトガイ銀河》]]が登場。

*ビクトリーに関連する能力を持つカード [#o08b097e]
-[[《サイチェン・ピッピー》]]
-[[《巡霊者ウイニング・スター》]]
-[[《巡霊者スーパー・ウイニング・スター》]]
-[[《鬼姫ローリエ》]]
-[[《炎龍秘伝カイザー・フレイム》]]
-[[《希望の絆 鬼修羅》]]

**参考 [#p80d5f55]
-[[用語集]]
-[[レアリティ]]
--[[コモン]]
--[[アンコモン]]
--[[レア]]
--[[ベリーレア]]
--[[スーパーレア]]
--[[スペシャルスーパーレア]]
--''ビクトリー''
--[[ダブルビクトリー]]
--[[レジェンドカード]]
--[[禁断レジェンドカード]]
--[[最終禁断レジェンドカード]]
--[[マスターカード]]
--[[DG]]
--[[マスター・ドラゴンカード]]
--[[マスター・ドルスザクカード]]
--[[マスター・ハザードカード]]
--[[マスター必殺カード]]
--[[マスター・ゼットカード]]
--[[キングマスターカード]]
--[[レアリティなし]]
-[[シークレットカード]]

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