#author("2021-12-22T12:54:18+09:00","","")
#author("2022-04-22T02:23:54+09:00","","")
*パワー [#j96cd677]

→[[基本情報>#data]]
→[[計算方法>#cal]]

*パワー(基本情報) [#data]

[[クリーチャー]]の[[特性]]の一つ。

[[クリーチャー]][[カード]]の左下に書いてある数字で、多くは1000の倍数。一部の[[光]]の[[クリーチャー]]には500の端数が付いているものもあるほか、[[《伝説の禁断 ドキンダムX》]]などの例外も一部存在する。

基本的に上限は設定されておらず、何らかの[[能力]]を使えば[[無限]]に上げることすら可能。
逆に、パワー0以下の[[クリーチャー]]は即時[[破壊]]されるという[[ルール]]があるため、基本的な下限は実質500である((ただし、場を[[離れない]][[クリーチャー]]に[[パワー低下]]を施せば、パワー0でもとどまることができる。また、[[《零龍》]]は[[パワー]]が元から0だが、自身の[[能力]]によって場を[[離れない]]。))。
逆に、パワー0以下の[[クリーチャー]]は即時[[破壊]]されるという[[ルール]]があるため、基本的な下限は実質500である((ただし、場を[[離れない]][[クリーチャー]]に[[パワー低下]]を施した場合は、パワー0以下でもとどまることができる。また、[[《零龍》]]はパワーが元から0だが、自身の[[能力]]によって場を[[離れない]]。))。

傾向としては、[[光]][[文明]]には標準よりやや高めのものが多い。初期は[[水]]と[[闇]]で低く設定される傾向があったが、そういった傾向は無くなりつつある。
傾向としては、[[光]][[文明]]には標準よりやや高めのものが多い。初期は[[水]]と[[闇]]で低く設定される傾向があったが、そういった傾向は無くなりつつある。近年では特に[[自然]]の大型クリーチャーのパワーが高めに設定される傾向がある。

[[クリーチャー]]同士で[[バトル]]が行われた時の勝敗判定に使用され、この数字の高い方がその[[バトル]]に勝ち、同じか低い場合は負けとなる。パワーを上下する要因として、[[パワーアタッカー]]、[[パンプアップ]]、[[パワー低下]]などが存在する。

また、[[クリーチャー]]の[[破壊]]や他の[[効果]]の際にパワーを参照することもある。例として、パワーによって[[除去]]対象を決める[[火力]]、前述のパワー0が[[破壊]]される[[ルール]]を利用した[[パワー低下]]による[[除去]]、パワーによって[[攻撃制限]]をする[[《予言者マリエル》]]など、様々である。

[[DM]]では、パワーがどんなに高くても相手[[プレイヤー]]に対する打撃力、すなわち[[シールド]]の[[ブレイク]]数には影響しないので、基本的には[[クリーチャー]]の[[破壊]]されにくさを示す値といえる。([[《轟く侵略 レッドゾーン》]]のような例外もある)

また、強力な[[能力]]を持った[[クリーチャー]]は、当然その分パワーが低く設定されるため、一概にパワーだけでは[[クリーチャー]]の強さは決まらない。その逆も然りである。

あくまでステータスの一つと考えるのがいいだろう。

**ゲームにおいて [#zf8b57ff]
-積極的に高いパワーを活かせる方法としては[[アンタップキラー]]や[[マッハファイター]]を[[付与]]して相手[[クリーチャー]]を殴り倒したり、[[タップキル]]することが挙げられる。通常の[[除去]]が通じない[[アンタッチャブル]]にとってもパワーが高いことは重要。

-[[【クリーチャーコントロール】]]タイプの[[デッキ]]はその特性上、[[バトル]]に勝って[[バトルゾーン]]を制圧していけるよう、パワーの高いクリーチャーが特に重要視される。

-ある程度[[メタデッキ]]が決まってくると、「『その[[デッキ]]の主力となる[[クリーチャー]]』を突破するために必要なパワー」のボーダーラインが決まってくることもある。やはり[[デュエル]]のメインとなるのは[[バトル]]なので、これを[[クリーチャー]]を選ぶ指標の一つにしても良いだろう。

-[[パワー]]の高さが、勝敗に影響を及ぼすことは当然ある。[[能力]]を重視されやすい[[デュエル・マスターズ]]だからこそそのことを忘れないようにしなければならない。

**パワーランキング [#Ranking]
現在までにおける、全[[クリーチャー]]中の最高基礎パワーの順位は以下の通り。

※[[使用禁止カード]]

|1位|[[《∞龍 ゲンムエンペラー》]]|∞|
|2位|[[《終焉の禁断 ドルマゲドンX》]]|999999|
|3位|[[《Volzeos-Balamord》]]|555555|
|BGCOLOR(silver):参考|BGCOLOR(silver):※[[《Forbidden New Year》]]|BGCOLOR(silver):201711|
|BGCOLOR(silver):参考|BGCOLOR(silver):[[《Forbidden New Year》]]([[使用禁止カード]])|BGCOLOR(silver):201711|
|4位|[[《伝説の禁断 ドキンダムX》]]|99999|
|~|[[《伝説の禁断 ドキンダムX GS》]]|~|
|~|[[《禁時混成王 ドキンダンテXXII》]]|~|
|~|[[《禁断英雄 モモキングダムX》]]|~|
|8位|[[《伝説の正体 ギュウジン丸》]]|71000|
|9位|[[《禁断竜王 Vol-Val-8》]]|54321|
|10位|[[《トランプ・だいとうりょう》]]|52000|
|11位|[[《極真龍魂 オール・オーバー・ザ・ワールド》]]|50000|
|~|[[《大樹王 ギガンディダノス》]]|~|
|13位|[[《「我」の極 エゴイスト》]]|44444|
|14位|[[《世紀末ヘヴィ・デス・メタル》]]|39000|
|~|[[《シャチホコ・GOLDEN・ドラゴン》]]|~|
|~|[[《破壊龍神ヘヴィ・デス・メタル GS》]]|~|
|~|[[《ゲンムエンペラー <ヘヴィ.Star>》]]|~|
|18位|[[《超覚醒ラスト・ストーム XX》]]|35000|
|~|[[《無限の銃刃 ダン・クローリー》]]|~|
|BGCOLOR(silver):参考|BGCOLOR(silver):[[《超神星アポロヌス・ドラゲリオン》]]([[デュエプレ>デュエル・マスターズ プレイス]]版)|BGCOLOR(silver):30000|
|20位|[[《界王類絶対目 ワルド・ブラッキオ》]]|27000|
|21位|[[《唯我独尊ガイアール・オレドラゴン》]]|26000|
25000以下は多数あるので割愛。

**その他 [#r2452cb5]
ほとんどのクリーチャーのパワーは[[500>パワーの最後の三桁が「500」]]の倍数である。
パワー0〜20000までの間は、パワー500ごとに、その基礎パワーのクリーチャーが存在する。ただし、基礎パワー16500のクリーチャーは存在しない。
パワー20000〜27000までの間は、パワー1000ごとに、その基礎パワーのクリーチャーが存在する。
-基礎パワー17500であるクリーチャーは[[《神羅サンダー・ムーン》]]1体のみである。
-基礎パワー18500であるクリーチャーは[[《金色目 ポラリス》]]1体のみである。
-基礎パワー19500であるクリーチャーは[[《豪遊!セイント・シャン・メリー》]]1体のみである。
-基礎パワー20000であるクリーチャーは[[《雲龍 ディス・イズ・大横綱》]][[《伝説の切札龍》]]2体のみである。
-基礎パワー22000であるクリーチャーは[[《神羅トルネード・ムーン》]][[《蒼炎の覚醒者サイキック・NEX》]][[《地龍神バラフィオル》]]3体のみである。
//パワーランキングに無く、3体以下である場合のみ記述
-基礎パワー10000であるクリーチャーは2016年1月29日まで存在していなかった((ただし、[[《メテオ・ドラゴン》]]や[[《咆哮するグレート・ホーン》]]、[[《爆竜凰ドラギリアス》]]など、自身の能力でパワー10000になるクリーチャーもいる。))。そのため、[[DMX-22]]に[[《10月》]]が登場した際は、初の基礎パワー10000のクリーチャーとして話題を呼んだ。
かつてはそのような背景があったが現在では[[《ジョリー・ザ・ジョニー》]]とその派生カードの多くに加え、[[《爆弾魔オーバスト》]]、[[《最騒音奏 プーーーンギ》]]、[[《オーシャン・ズーラシマ》]]など、たびたび登場するようになっている。

-基礎パワーが10000ちょうどのクリーチャーは2016年1月29日まで存在していなかった((ただし、[[《メテオ・ドラゴン》]]や[[《咆哮するグレート・ホーン》]]、[[《爆竜凰ドラギリアス》]]など、自身の能力でパワー10000になるクリーチャーもいる。))。そのため、[[DMX-22]]に[[《10月》]]が登場した際は、初の基礎パワー10000のクリーチャーとして話題を呼んだ。
--かつてはそのような背景があったが現在では[[《ジョリー・ザ・ジョニー》]]とその派生カードの多くに加え、[[《爆弾魔オーバスト》]]、[[《最騒音奏 プーーーンギ》]]、[[《オーシャン・ズーラシマ》]]など、たびたび登場するようになっている。

-現時点で他の[[カード]]に頼らない最高パワーは[[《∞龍 ゲンムエンペラー》]]の[[パワー]][[無限大>無限]]。[[パワーアタッカー]]も含むなら、[[《武闘将軍 カツキング》]]、[[《無限超邪 クロスファイア》]][[攻撃]]時の[[無限大>無限]]。ロマンこそあるが、もはやこれ以上にない[[オーバーキル]]である。
基礎パワーが0、もしくは0未満の[[クリーチャー]]も存在する。[[王来篇]]・[[DMRP-20]]までのリストは以下の通り。

逆に、基礎パワーが0、もしくは0以下の[[クリーチャー]]も存在する。[[王来篇]]・[[DMRP-20]]までのリストは以下の通り。
+[[《ポンズ・DE・オイシイタケ》]]
+[[《モエルグレンオー》]]
+[[《紅神龍オグリストヴァル》]]
+[[《緑神龍アンリストヴァル》]]
+[[《黒神龍イゾリストヴァル》]]
+[[《無敵悪魔カースペイン》]]
+[[《黙示聖霊ラグナシア》]]
+[[《超神龍バリアント・バデス》]]
+[[《無敵悪魔カースペイン》]]
+[[《モエルグレンオー》]]
+[[《命運の守護者ティオス》]]
+[[《黙示聖霊ラグナシア》]]
+[[《ポンズ・DE・オイシイタケ》]]
+[[《勇気の爪 コルナゴ》]]
+[[《緑神龍アンリストヴァル》]]
+[[《フォー・ユー》]]
+[[《零龍》]]
+[[《ゾンビポンの助》]](パワー-5000)
+[[《ウマキン☆プロジェクト》]]
+[[《刻一黒の成長 グレートブリテン》]]
+[[《夢幻なる零龍》]]
-一部を除き、[[パンプアップ]]能力を持ち合わせている。条件に合致せずパワーが0以下になると[[ルール]]によって即[[破壊]]されてしまう。
--[[《零龍》]]と[[《ゾンビポンの助》]]、[[《夢幻なる零龍》]]は[[パンプアップ]]能力を持たない。《零龍》は自身の[[破壊耐性>離れない]]によってパワー0のままでも戦えるようになっている。残り2種は逆にパンプアップどころか耐性も持っておらず、破壊される前提のクリーチャーとなっている。
--[[《零龍》]]と[[《ゾンビポンの助》]]、[[《夢幻なる零龍》]]は[[パンプアップ]]能力を持たない。《零龍》は自身の[[破壊耐性>離れない]]によってパワー0のままでも戦えるようになっている。残り2種は逆にパンプアップどころか耐性も持っておらず、[[破壊]]される前提のクリーチャーとなっている。

基本的にパワーは[[500>パワーの最後の三桁が「500」]]の倍数だが、一部例外も存在する。具体的には以下の通り。

言葉や記号をもじったもの
-820:[[《はずれポンの助》]](8=はち、2=ツー、0=れい、∴はずれ)
-1111:[[《素晴らしい犬 ワンワンワン》]](1=ワン)
-2130:[[《爆笑必至 じーさん》]](2=二(じ)、1=いち、3=さん、∴じいさん)
-21300:[[《めっちゃ! デンヂャラスG3/ケッシング・ゼロ》]](〃)
-2222:[[《寝転ぶ猫 ニャンニャン》]](2=に、そこから2≒にゃん)
-2222:[[《フットンダ/ネルネ・ネルネルネ》]](2とZの見た目が似ている、∴ZZZZ、あるいは「ネル」から《寝転ぶ猫》の連想)
-5656:[[《ボルシャック・コロドラゴン》]](5=ご、そこから5≒こ、6=ろく、∴コロコロ(コミック))
-44444:[[《「我」の極 エゴイスト》]](4=し、そこから4≒私)
一部、基礎パワーが500の倍数でないクリーチャーも存在する。一覧は以下の通り。
-そのカードにまつわる事柄をもじっているもの、そのカードの発行年をそのままパワーにしたものが存在する。[[ジョークカード]]としてデザインされたものも多い。
また、[[禁断]]に関係するクリーチャーは、500の倍数でない基礎パワーとなっている。

数字をもじったもの
-2013:[[《巳年の強襲者 コブラ》]](西暦)
-2016:[[《ザ・ブラック・ボックス》]](〃)
-2017:[[《酉年の炎上者 ポンティアック》]](〃)
-201711:[[《Forbidden New Year》]](〃)+1月1日
-2018:[[《戌年の縁上者 ブルドッグ》]](〃)
-2019:[[《亥年の宴上者 ベンベー》]](〃)
-2020:[[《デュエマン》]](〃)
-2022:[[《寅年の演上者 プージョ》]](〃)
-12250:[[《デュエプリンス ノエル》]](ノエル=フランス語のクリスマス、そこから12月25日)
-670:[[《CanCam》]](旧本体価格670円から)
-7777:[[《キング・ザ・スロットン7/7777777》]]
-3333:[[《光器トリプリカ》]]([[ゲームオリジナルカード]]/プレイヤー入手不可能)(トリプル=3)
|[[《CanCam》]]|670|
|[[《はずれポンの助》]]|820|
|[[《夜のポンの助》]]|~|
|[[《自由の末弟 トド松》]]|910|
|[[《素晴らしい犬 ワンワンワン》]]|1111|
|[[《GRの犬 ワンワンワン》]]|~|
|[[《煌めく五男 十四松》]]|1400|
|[[《巳年の強襲者 コブラ》]]|2013|
|[[《ザ・ブラック・ボックス》]]|2016|
|[[《酉年の炎上者 ポンティアック》]]|2017|
|[[《戌年の縁上者 ブルドッグ》]]|2018|
|[[《亥年の宴上者 ベンベー》]]|2019|
|[[《デュエマン》]]|2020|
|[[《寅年の演上者 プージョ》]]|2022|
|[[《爆笑必至 じーさん》]]|2130|
|[[《寝転ぶ猫 ニャンニャン》]]|2222|
|[[《フットンダ/ネルネ・ネルネルネ》]]|~|
|[[《漆黒の四男 一松》]]|~|
|[[《GRの猫 ニャンニャン》]]|~|
|BGCOLOR(silver):[[《光器トリプリカ》]]([[ゲームオリジナルカード]]/プレイヤー入手不可能)|BGCOLOR(silver):3333|
|[[《自然の三男 チョロ松》]]|4545|
|[[《ボルシャック・コロドラゴン》]]|5656|
|[[《閻魔大王》]]|7160|
|[[《キング・ザ・スロットン》]]|7777|
|[[《キング・ザ・スロットン7/7777777》]]|~|
|[[《禁断》]]|9999|
|[[《禁断のドキンダム》]]|~|
|[[《禁断の影 〜ドキンダム・ソウル〜》]]|~|
|[[《FORBIDDEN 〜禁断の星〜》]]|~|
|[[《ドキンダム・アポカリプス》]]|~|
|[[《禁断のモモキングダム》]]|~|
|[[《デュエプリンス ノエル》]]|12250|
|[[《禁断機関 VV-8》]]|12345|
|[[《めっちゃ! デンヂャラスG3/ケッシング・ゼロ》]]|21300|
|[[《20thSP じーさん》]]|~|
|[[《「我」の極 エゴイスト》]]|44444|
|[[《禁断竜王 Vol-Val-8》]]|54321|
|[[《伝説の禁断 ドキンダムX》]]|99999|
|[[《伝説の禁断 ドキンダムX GS》]]|~|
|[[《禁時混成王 ドキンダンテXXII》]]|~|
|[[《禁断英雄 モモキングダムX》]]|~|
|BGCOLOR(silver):[[《Forbidden New Year》]]([[使用禁止カード]])|BGCOLOR(silver):201711|
|[[《Volzeos-Balamord》]]|555555|
|[[《終焉の禁断 ドルマゲドンX》]]|999999|
|[[《∞龍 ゲンムエンペラー》]]|∞|

[[《禁断》]]、[[禁断クリーチャー]]、種族に[[禁断]]を持つクリーチャーのいずれか
//《禁断》は禁断クリーチャーでも種族に禁断を持つクリーチャーでもない
-9999
--[[《禁断》]]
--[[《禁断のドキンダム》]]
--[[《禁断の影 〜ドキンダム・ソウル〜》]]
--[[《ドキンダム・アポカリプス》]]
--[[《禁断のモモキングダム》]]
-99999
--[[《伝説の禁断 ドキンダムX》]]
--[[《伝説の禁断 ドキンダムX GS》]]
--[[《禁時混成王 ドキンダンテXXII》]]
--[[《禁断英雄 モモキングダムX》]]
-999999
--[[《終焉の禁断 ドルマゲドンX》]]
-12345
--[[《禁断機関 VV-8》]]
-54321
--[[《禁断竜王 Vol-Val-8》]]
-理論上は、バトルゾーンに自分のアウトレイジが7体以上いて、マナゾーンにある闇のカードの枚数が7の倍数ではない時、[[《必殺!ワイの龍炎》]]と[[《炎獄デス・サンライズ》]]を繰り返し唱える[[ループ]]を行うことで、自分の[[アウトレイジ]]のパワーを1単位で任意の値に調整することが可能。
//パンプアップ量とパワー低下量の値が互いに素になるため

その他
-555555
--[[《Volzeos-Balamord》]]

*パワー(計算方法) [#cal]

以下[[デュエル・マスターズ公式HP]]Q&Aから引用
<'''''まずカード左下に表記されているパワーの数字を見ます。それに、呪文やクロスギア、クリーチャーの能力で得た(+)パワーをすべて足します。(そのクリーチャー自身のパワープラス能力も含まれます。)次に、(−)パワーをすべてそこから引きます。最後に、「パワーが2倍になる」という効果があればこれを2倍します。パワー計算は必ずこの順番を守ってください。どの効果や能力が先に発生したかは関係ありません。'''''

普通の数学の計算式とは順序が逆なので注意。[[効果]]発生の順番が関係ないため、例えば[[《パワード・スタリオン》]]を[[クロス]]してパワー2000になった[[《青銅の鎧》]]は、[[タップ]]すると[[《古の羅漢バグレン》]]の[[効果]]で[[破壊]]されてしまう。
普通の数学の計算式とは順序が逆なので注意。[[効果]]が発生した順番は関係ないため、例えば[[《パワード・スタリオン》]]を[[クロス]]してパワー2000になった[[《青銅の鎧》]]は、[[タップ]]すると[[《古の羅漢バグレン》]]の[[効果]]で[[破壊]]されてしまう。

計算中はパワー0以下の[[ルール]]で[[破壊]]されることはない。計算が終わってからルールによる[[破壊]]が開始される。
例えば[[《爆竜凰ドラギリアス》]]に[[《エメラルド・クロー》]]がクロスされていて、[[《S級不死 デッドゾーン》]]の-9000の[[パワー低下]]を使うと、
 ( 5000 + 2000 - 9000 ) * 2 = -4000
となるので、パワー-4000の状態で破壊される。2倍する前の-2000になった時点で破壊されるわけではない。

**パワー計算のルール [#x35931d1]
-[[常在型能力]]([[《古の羅漢バグレン》]]など)と[[誘発型能力]]([[《怒髪の豪腕》]]など)が同時に発生した場合は、[[常在型能力]]が優先される。
--よって、[[《怒髪の豪腕》]]がいる時に[[《希望の親衛隊ファンク》]]を出すと、[[《希望の親衛隊ファンク》]]の[[常在型能力]]が先に処理されるので、[[《怒髪の豪腕》]]は[[パンプアップ]]する前に[[破壊]]される。

-[[誘発型能力]]同士だった場合は、[[ターン・プレイヤー]]の[[能力]]から[[解決]]される(詳しくは[[解決]]の項を参照)。
--例えば、自分の[[《怒髪の豪腕》]]が[[バトルゾーン]]にいる時に、相手が[[《威牙忍ヤミノザンジ》]]を出した場合、[[ターン・プレイヤー]]がどちらかによって、結果が変わる。
--[[《怒髪の豪腕》]]側だった場合、[[《怒髪の豪腕》]]の[[パンプアップ]]が[[《威牙忍ヤミノザンジ》]]の[[パワー低下]]よりも先に[[解決]]されるので、[[破壊]]を免れる。
--逆に、[[《威牙忍ヤミノザンジ》]]側が[[ターン・プレイヤー]]だと、[[パワー低下]]を先に[[解決]]するので、[[《怒髪の豪腕》]]を[[破壊]]することができる。

-特殊なパターンとして[[《超神龍イエス・ヤザリス》]]や[[《零龍》]]、[[《永遠の無》]]の[[能力]]や[[効果]]が存在する。《イエス・ヤザリス》の[[能力]]を受けた[[クリーチャー]]は[[パワー]]が500で、《零龍》の能力や《永遠の無》の効果を受けたクリーチャーはパワーが0で''固定''され、[[パンプアップ]]や[[パワー低下]]など一切のパワーの変動の影響を受けなくなる。

-[[パワー低下]]によってパワーが0以下になると、その[[クリーチャー]]は即時[[破壊]]される。これは[[ルール]]によるものであり、[[カード]]の[[能力]]ではない。
-[[パワー低下]]によってパワーが0以下になっている[[クリーチャー]]は即座に[[破壊]]される。これは[[ルール]]による[[状況起因処理]]であり、[[カード]]の[[能力]]ではない。

-[[クリーチャー]]を[[バトルゾーン]]に出した瞬間に[[《ローズ・キャッスル》]]などで[[破壊]]されても、その時何か[[能力]]が誘発していれば、[[破壊]]された後で[[解決]]できる。
--[[《猛菌剣兵チックチック》]]が[[攻撃]]し、[[《古の羅漢バグレン》]]の[[効果]]で[[破壊]]されても1[[ドロー]]は可能。
--別の例として、相手が[[《ローズ・キャッスル》]]を要塞化している時に[[《青銅の鎧》]]を[[召喚]]すると、即[[破壊]]されるが直後に[[マナブースト]]ができる。

-パワー0以下の[[カード]]が特殊な状況で場に存在できる時、パワーは0と見なされる。よって[[《スーパー炎獄スクラッパー》]]などのパワーのトータルを参照する[[効果]]によって選ばれた時、マイナスとして計算してより多くの対象を巻き込むことはできない。 
-パワー0以下の[[カード]]が特殊な状況で場に存在できる時、パワーは0と見なされる。よって[[《スーパー炎獄スクラッパー》]]などのパワーの合計を参照する[[効果]]によって選ばれた時、マイナスとして計算してより多くの対象を巻き込むことはできない。 
--ただし、マイナスされた[[効果]]は無効にはならない。そのため、[[バトル]]においては0と見なされた[[クリーチャー]]同士でも、マイナスの度合いが少ないほうが勝つ。
--カードに書かれたパワーを参照する[[《イッスン・スモールワールド》]]は例外的に、マイナスのパワーでそのまま計算される。[[《ゾンビポンの助》]]が対象になってしまえば[[《イッスン・スモールワールド》]]のパワーが-4000になり破壊される。

-[[サイキック・クリーチャー]]と[[ゴッド]]は、[[覚醒]]、[[解除]]、[[G・リンク]]の状態変化が起こった後も、[[効果]]によるパワーの変動を引き継ぐ。ただし、[[龍回避]]した[[ドラグハート・クリーチャー]]は[[クリーチャー]]以外の[[カードタイプ]]になるので、[[パワー低下]]などの[[継続的効果]]は消滅する。
-[[サイキック・クリーチャー]]と[[ゴッド]]は、[[覚醒]]、[[解除]]、[[G・リンク]]の状態変化が起こった後も、[[効果]]によるパワーの変動を引き継ぐ。ただし、[[クリーチャー]]を[[裏返し>裏返す]]、それによって[[カードタイプ]]が変更された時は、[[パワー低下]]などの[[継続的効果]]は引き継がない。

-ちなみにこのパワーという特性は、現時点ではクリーチャーのみが持つ。[[オレガ・オーラ]]には、パワーが書かれているが、これは特性ではなく、クリーチャーのパワーに加算する数値である。
-パワーという特性は、クリーチャーのみが持つ。[[オレガ・オーラ]]のカードの左下に書かれた数値は、パワーではない。よって、カードのパワーを参照する能力でオーラを参照することになっても、この数値を参照することはできない。

**参考 [#x92d2e13]
-[[用語集]]
-[[パワー高低判断基準表]]
-[[パワー高低判断基準表 (デュエプレ)]]
-[[パワーアタッカー]]
--[[∞パワーアタッカー]]
-[[パンプアップ]]
-[[パワー低下]]
-[[パワーの最後の三桁が「500」]]
-[[パワー6000以上]]
-[[パワー12000以上]]

&tag(用語集,パワー);