#author("2022-02-21T09:17:09+09:00","","")
#author("2024-03-27T05:35:32+09:00","","")
*ハイド [#fe566680]
アニメ『[[キング!>デュエル・マスターズ キング!]]』と続編である『[[キングMAX>デュエル・マスターズ キングMAX]]』および漫画『キング』に登場したキャラクター。アニメ版での声優は土岐隼一氏。
本名は「天王寺(てんおうじ) ハイド」。アニメ『キング!』では名字は明かされていなかった((第30話での回想でハイドのテストの答案の氏名欄にも「ハイド」とだけ書かれていた。))が、『キングMAX』でフルネームが明かされた。
ただし、漫画『キング』では最初からフルネームが明かされている。

アニメ「デュエル・マスターズ キング!」から登場する[[キャラクター]]。声優は土岐隼一氏。
本名は「天王子 ハイド」。
[[ガットルズ]]のリーダー格、ガットル1の超絶エリートであり、[[ジェンドル]]からの信頼も高いようだ。常に落ち着いている。
身長158cm、体重48kg。((アプリ「[[デュエマであそぼう!]]」より))
超絶エリートで、常に落ち着いている。かつて王来学園の生徒会長をしていた。
しかし、エリート意識が強い故にプライドが高く、アニメ版のみ後述の精神崩壊を引き起こしたり、敗北を認めることが出来なかったりする。

デュエマでは[[青赤緑]]の「電融」[[ディスペクター]]と[[青黒緑]]の「縫合」[[ディスペクター]]を使用する。

担当声優の土岐氏は[[デュエル・マスターズ]]のプレイヤーでもあり、出演者コメントで「[[モルネク>《超戦龍覇 モルト NEXT》]]を使ってます」と回答している(([[https://twitter.com/duema_anime/status/1369256658036285444]]))。

名前の由来は英語で隠すの意味を持つ「hide」から(([[鬼札 アバク]]の名前の由来である「暴く」と対になっている))。また、後述するアニメ版の展開から「ジキルとハイド」も由来の1つと考えられる。

**アニメでの活躍 [#h0bf6931]
デュエマの実力は、過去の世界の[[白凰]]に勝てるほど。その後も[[ボルツ]]や[[切札 ジョー]]に伝説のカードを懸けた戦いで勝利しており、長らくガットルズ唯一の負け知らずだった。
エリート意識故かジェンドルの手足として忠実に動くことを旨としており、独断で強引にカードを奪おうとした[[ヒミコ]]を叱責したことも。
***『デュエル・マスターズ キング!』 [#l67ede62]
第3話から登場したが、それ以前から第1期オープニングテーマ「Updating Life」およびエンディングテーマ「Act」の映像で登場していた。

[[ガットルズ]]のリーダー格であるガットル1であり、[[ジェンドル]]からの信頼も高いように見える。

デュエマでは[[青赤緑]]の「電融」の[[ディスペクター]]を使用し、実力は過去の世界の[[白凰]]に勝てるほどである。その後も[[ボルツ]]や[[切札 ジョー]]に伝説のカードを懸けた戦いで勝利しており、長らくガットルズ唯一の負け知らずだった。

エリート意識故かジェンドルの手足として忠実に動くことを旨としており、独断で強引にカードを奪おうとした[[ヒミコ]]を叱責したこともあった。
-とはいえ白凰については、彼の使用カードは[[神化編]]当時のもの。[[インフレ]]が進んだ[[ジョー編]]のカードを使っているハイドはそもそものデッキパワーが違いすぎる。この点はハイド本人も言及しており、むしろ[[ジェレミー]]を撃破した[[白凰]]がすごいというべきか。

しかし、29話にてついに[[切札 ジョー]]に敗北し、相当なショックを受けていた。それに追い打ちをかけるように30話にて[[ジェンドル]]から「貴方は特別ではありません」と切り捨てられるような言葉をかけられ、ストレスが溜まり精神崩壊を起こしてしまう。
以降は人が変わったようになって独自に動き出し、ジェンドルの命と偽ってガットル3~5をけしかけたり、[[ジェンドル]]のためと言って彼が使うオーブを勝手に持ち出すまでになってしまった。また、目の下に隈が出来た他、突然笑い出したり、オーブを持ち出す際には多重人格になったかのような様子を見せており、症状の酷さが見受けられる。
さらに31話では「ただのデュエリストとしてリベンジしたい」と偽ってジョーにデュエマを挑む。これは自身の経験から、彼らの強さである「カードを信じること」に目を付けたためであり、デュエマ中には新カードを手に入れるに際してデッキから抜けたカードをダシにしてジョーの精神を抉る言葉をかけ続ける。ジョーカーズと自らを重ねており、使われなくなったカードについて指摘する時笑いながら涙を流す様子が見られる。そして終盤[[《終末縫合王 ミカドレオ》]]から[[《偽槍縫合 ヴィルジャベリン》]]3体を呼び出し絶望的な盤面を作り上げ、ターンをジョーに返した。普段なら諦めず戦うはずのジョーだったが、この時は精神攻撃の影響もあり、《ミカドレオ》の[[特殊勝利]]にも気付かず諦めて何もしないままターンを返してしまい、あっさりと敗北してしまう。
ハイドの勝利後ジョーは伝説のカードに失望され、伝説のカードたちは(ボルツが持つ[[《ガイアール・カイザー GS》]]含め)全く抵抗せずハイドの手に渡った。さらに、最後の伝説のカードである《モモキング》さえも、自分もいずれはジョーに使われなくなってしまうのではないかとジョーを一瞬疑ってしまい、その隙を突かれてハイドに奪われた。その後回収した伝説のカードをジェンドルに渡した後ジェンドルに誉められはしたが、誉め方に納得が行かなかったのかジェンドルに対して殺気を出し睨みつける描写があった。
33話ではジェンドルに命じられ、ジョーとモモキングを完全に排除するべくデュエマを挑む。[[《邪偽縫合 デスネークニア》]]による心理戦も用いてジョーを追い詰めつつ、禁断の力に呑まれかけ戦えないモモキングを嘲笑する。しかし「みんな特別だ」という答えを得ていた今のジョーには通じず、モモキングもジョーと心を通わせ[[《未来王龍 モモキングJO》]]へとパワーアップを遂げた。
続く34話では《モモキングJO》の連続攻撃により、《ミカドレオ》をブロックに回さざるを得なくなるほどに形勢が逆転し、追い詰められたことで「自分はそもそもジェンドルに何を望んでいたのか」と自問する。そして「自分を救ってくれたジェンドルの特別になりたい」「僕はもう負けるわけにはいかない」という思いを自覚し、[[G・ストライク]]や[[《飢限電融 ファタル・エレガンス》]]でギリギリまで抵抗するも最終的には敗北。思わず自分の苦しみを漏らしたハイドにジョーとデッキーは「まずは自分が他の誰かを特別だと認めなければいけない」「これから変わっていけばいい」と諭し、ハイドは恨み言を吐きつつもジョーの勝利を認めて帰っていった。
35話では目つきも元に戻り、ジェンドルに自ら提案するなど精神的にかなり落ち着いた様子。ジェンドルが[[《Volzeos-Balamord》]]を改めて捕獲し、合体してジョーを排除しに行くのを追いかけ、[[キラ]]達ジョー一行と共に戦いを見届ける。
デュエマ自体はジェンドルが勝利し、ジェンドルの水晶に閉じ込められたジョーはゆっくりと次元の狭間に吸い込まれていく。ハイドは最初こそキラ達のジョー救出を妨害にかかるが、最終的には以前水晶を使ったことがあるのを利用してその水晶を破壊、ジョーはキラ達によって助け出された。
[[スペシャルドロー>今引き]]の口上は「決して負けず、決して止まらず、ただ頂きを求めるだけ…。このカードを標(しるべ)として…!」となっている。

しかし、第29話にてついに[[切札 ジョー]]に敗北し、相当なショックを受けていた。
それに追い打ちをかけるように続く第30話にて[[ジェンドル]]から「貴方は特別ではありません」と切り捨てられるような言葉をかけられ、ストレスが溜まり精神崩壊を起こしてしまう。
以降は人が変わったようになって独自に動き出し、ジェンドルの命と偽ってガットル3~5をけしかけたり、[[ジェンドル]]のためと言って彼が使うオーブを勝手に持ち出すまでになってしまった。
また、目の下に隈が出来た他、突然笑い出したり、オーブを持ち出す際には多重人格になったかのような様子を見せており、症状の酷さが見受けられる。

さらに第31話では「ただのデュエリストとしてリベンジしたい」と偽ってジョーに[[青黒緑]]の「縫合」の[[ディスペクター]]のデッキで3度目のデュエマを挑む。
これは自身の経験から、彼らの強さである「カードを信じること」に目を付けたためであり、デュエマ中には新カードを手に入れるに際してデッキから抜けたカードをダシにしてジョーの精神を抉る言葉をかけ続け、ジョーカーズと自らを重ねており、使われなくなったカードについて指摘する時笑いながら涙を流す様子が見られる。
そして終盤[[《終末縫合王 ミカドレオ》]]から[[《偽槍縫合 ヴィルジャベリン》]]3体を呼び出し絶望的な盤面を作り上げ、ターンをジョーに返した。普段なら諦めず戦うはずのジョーだったが、この時は精神攻撃の影響もあり、《ミカドレオ》の[[特殊勝利]]にも気付かず諦めて何もしないままターンを返してしまい、2度目の敗北を喫してしまい、勝利後にジョーは伝説のカードに失望され、伝説のカードたちは(ボルツが持つ[[《ガイアール・カイザー GS》]]含め)全く抵抗せずハイドの手に渡った。さらに、最後の伝説のカードである《モモキング》さえも、自分もいずれはジョーに使われなくなってしまうのではないかとジョーを一瞬疑ってしまい、その隙を突かれてハイドに奪われた。その後に回収した伝説のカードをジェンドルに渡した後ジェンドルに誉められはしたが、「特別」という言葉は貰えず誉め方に納得がいかなかったのかジェンドルに対して殺気を出し睨みつける描写があった。

第33話ではジェンドルに命じられ、ジョーとモモキングを完全に排除するべく4度目のデュエマを挑む。[[《邪偽縫合 デスネークニア》]]による心理戦も用いてジョーを追い詰めつつ、禁断の力に呑まれかけ戦えないモモキングを嘲笑する。しかし「みんな特別だ」という答えを得ていた今のジョーには通じず、モモキングもジョーと心を通わせ[[《未来王龍 モモキングJO》]]へとパワーアップを遂げた。
続く第34話では《モモキングJO》の連続攻撃により、《ミカドレオ》をブロックに回さざるを得なくなるほどに形勢が逆転し、追い詰められたことで「自分はそもそもジェンドルに何を望んでいたのか」と自問する。そして「自分を救ってくれたジェンドルの特別になりたい」「僕はもう負けるわけにはいかない」という思いを自覚し、[[G・ストライク]]や[[《飢限電融 ファタル・エレガンス》]]でギリギリまで抵抗するも、最終的には2度目の敗北を喫する。
思わず自分の苦しみを漏らしたハイドにジョーとデッキーは「まずは自分が他の誰かを特別だと認めなければいけない」「これから変わっていけばいい」と諭し、ハイドは恨み言を吐きつつもジョーの勝利を認めて帰っていった。

第35話では目つきも元に戻り、ジェンドルに自ら提案するなど精神的にかなり落ち着いた様子である。ジェンドルが[[《Volzeos-Balamord》]]を改めて捕獲し、合体してジョーを排除しに行くのを追いかけ、[[キラ]]達ジョー一行と共に戦いを見届ける。
デュエマ自体はジェンドルが勝利し、ジェンドルの水晶に閉じ込められたジョーはゆっくりと次元の狭間に吸い込まれていき、ハイドは最初こそキラ達のジョー救出を妨害にかかるが、最終的には以前に水晶を使ったことがあるのを利用してその水晶を破壊し、ジョーはキラ達によって助け出された。
ジェンドルやヒミコから疑いの目を向けられながらも[[《海龍神クリスド》]]の力の奪取に向かわされるが、[[キャップ]]が自らの意志で戦い《クリスド》に勝利したのを見届け、彼らを羨むような言葉をこぼして何もせずに去って行った。
-30話では彼の過去が語られた。
彼は生まれついてのエリートであり、常に親から「お前は完璧だ」と言われながら育ち、自らもそれを当然としていた。学校でも座学・運動共に完璧な成績を残し、完璧の呼び名を欲しいままにしていた。
しかし、たった一度デュエマに敗北して以来、周囲は「完璧じゃなかったのか」と失望をあらわにし手の平を返す。親にすら見捨てられ、高層ビルの屋上で黄昏る(あるいは自殺しようとしていた)ハイドに声をかけたのが[[ジェンドル]]だった。「今度こそ完璧な人生を送りませんか?あなただけ特別です」と言われ、それ以来ジェンドルに誰よりも尽くし、その最終目的も2人だけの秘密だと思い込まされてきていたのだった。常に「ガットル1・ハイド」と名のっていたのはこの為だろうか。
しかし、特別に自分だけが共有されていたはずの最終目標は他の四人に伝えられ、なぜ四人にその事を教えたのかをジェンドルに聞く時に、ジョーに伝説のカードを奪われたことを責められ、親に見捨てられた記憶をリフレインするかのように自分が特別であることを否定され、上記のとおり精神が崩壊してしまったのだ。
--34話のジェンドルの独白では、本来の歴史ではハイドはジョーへの2度目の敗北で完全に正気を失うはずだったとのことであり、ハイドの思いもむなしくジェンドルにとっては最初から捨て駒だったと思われる。
--30話のデュエマに敗北するシーンでは、[[鬼札 アバク]]と思しき対戦相手のシルエットが映っている。もしこれがアバク本人なら、勝利した者と敗北し捻じ曲がった者の立ち位置がアニメと漫画で逆になっていることになる。

-「電融」勢力の[[ディスペクター]]は合成が一定のルールに則って行われる低レアの[[サイクル]]以外は実際の[[環境]]で成果を残したクリーチャーが使われ、[[殿堂入り]]、[[プレミアム殿堂]]のカードも多い。ハイドのエリート設定を反映した物と言える。
第39話では他のガットルズも五龍神の力の回収に失敗し、ついに我慢の限界に達したジェンドルによって全員追放されてしまう。
続く第40話でハイドはついにジェンドルに反旗を翻し、独立した一人の人間として生きるため[[《邪帝縫合王 ザ=デッドルナ》]]を携え勝負を挑むが敗北してしまう。
さらに続く第41話では動き出したジェンドルを止めに向かう[[切札 ジョー]]の前に立ち塞がり、「これ以上ジェンドルの思い通りにはさせない。お前を倒すのはこの僕だ!」と言って5度目のリベンジに挑む。
「ジョーの言う通りに誰かを特別だと思っても、何も変わらなかった」と恨み言を吐きつつ、[[《終末縫合王 ミカドレオ》]]とかつての切札である[[《禁断竜王 Vol-Val-8》]]を組み合わせた4色デッキでジョーと拮抗するも、ジョーは[[ジョーカーズ]]と改めて友情を結び、ジョーカーズ自身の言葉と共にハイドの言い分に「離れていてもちゃんと心の中にいる」と反論。最終的に[[《ボルメテウス・モモキング》]]と[[《究極英雄 キング・モモキング》]]の力で防御を打ち破られ3度目の敗北を果たし、「ジェンドルを倒せるのはお前だけなのかもしれない」とジョーを認めて去って行った。

-第30話では彼の過去が語られた。
彼は生まれついてのエリートであり、常に親から「お前は完璧だ」と言われながら育ち、自らもそれを当然としていた。学校でも座学・運動共に完璧な成績を残し、完璧の呼び名をほしいままにしていた。
しかし、たった一度で[[ある人物>鬼札 アバク]]とデュエマに敗北して以来、周囲は「完璧じゃなかったのか」と失望を露にし手の平を返す。親にすら見捨てられ、高層ビルの屋上で黄昏る(あるいは自殺しようとしていた)ハイドに声をかけたのが[[ジェンドル]]だった。「今度こそ完璧な人生を送りませんか?あなただけ特別です」と言われ、それ以来ジェンドルに誰よりも尽くし、その最終目的も2人だけの秘密だと思い込まされてきていたのだった。常に「ガットル1・ハイド」と名乗っていたのはこのためだろうか。
しかし、特別に自分だけが共有されていたはずの最終目標は他の四人に伝えられ、なぜ四人にその事を教えたのかをジェンドルに聞く時に、ジョーに伝説のカードを奪われたことを責められ、親に見捨てられた記憶をリフレインするかのように自分が特別であることを否定され、上記の通り精神が崩壊してしまった。
--第34話のジェンドルの独白では、本来の歴史ではハイドはジョーへの2度目の敗北で完全に正気を失うはずだったとのことであり、ハイドの思いも虚しくジェンドルにとっては最初から捨て駒だったと思われる。
--また、第30話の回想でデュエマに敗北するシーンでは本編で登場しなかった[[鬼札 アバク]]と思しき相手のシルエットが映っているが、もしこれがアバク本人ならば、勝利した者と敗北し捻じ曲がった者の立ち位置がアニメと漫画で逆になっていることになる。
--第3期エンディングテーマ「みんなといる世界」の映像では[[ジェンドル]]が持つオーブにハイドが映った後、表情が歪んだ笑みに一変するというエンディングの雰囲気とは異なる不穏な描写となっていた。

-「電融」勢力の[[ディスペクター]]は合成が一定のルールに則って行われる低レアの[[サイクル]]以外は実際の[[環境]]で成果を残したクリーチャーが使われ、[[殿堂入り]]、[[プレミアム殿堂]]のカードも多い。ハイドのエリート意識が強い設定はそれを反映した物と言える。
エリートとしての自分が折れ精神崩壊して以降は、[[ヒミコ]]の勢力だった「縫合」を使うようになっている。

--色が合う為か、「縫合」を使うようになっても[[《呪帝電融 カーペラー・キリテム》]]や[[《飢限電融 ファタル・エレガンス》]]はデッキに入れており、後者は「特別でありたい」という感情を爆発させた際に召喚している。
-実は「キング」47話の終盤にて、アバクチームの最後のメンバーであるフードの男の正体として登場していた。
--ジョーに「自分のカードを特別だと思わなきゃ」と言われた影響なのか、第41話では一度捨てた「電融」と「縫合」を組み合わせた4色のデッキを使用していた。また、それまでと比べてデュエマ中の表情が豊かになっている。

-実は『[[キング>デュエル・マスターズ キング(アニメ)]]』での第47話(最終話)のエンディング映像にて第35話から登場した「[[キング・オブ・デュエマッチ]]」のファイナルタワーチャレンジに参加していたアバクチーム(通称はアバクチ)と言われたチームの最後のメンバーである黒いフードの少年の正体であり後ろ姿のみで登場していた。
しかし、どういう目的で参加したかは最後まで不明となり詳細はシリーズを通して明かされることはなかった。

***『デュエル・マスターズ キングMAX』 [#x9999c99]
[[ヒミコ]]と共にガットルズを脱退し、訳あって[[鬼札 アバク]]に協力している。
衣装は変更しており、背丈は高くなった他、剣も所有することになった。

スペシャルドローの口上および演出は変更され、口上は「僕の辞書に、敗北という文字は存在しない。立ちはだかるものは斬り捨て、進み続ける…。ただ頂きを目指すのみ…。このカードを標(しるべ)として…!」となっており、演出は図書館らしき場所で本を読んだ後に剣を抜いてそれを一刀両断させた後に本棚も斬り、その上を駆け抜けた先にある扉も剣で斬り、その後にカードをドローする演出になっている。
ただし、第12話および第14話では「立ちはだかるものは斬り捨て、進み続ける…。」の口上と本棚を斬る演出はカットされた。

[[鬼S-MAX進化]]時の演出は「鬼よ、僕に勝利をもたらせ!」と共に[[《「亜堕無」-鬼MAX》]]のカードを手にし、[[「亜堕無」>《「亜堕無」-鬼MAX》]]が現れ、さらに[[鬼の槍>《邪王来混沌三眼鬼》]]が「我が贄となれ…!」と共に4本の腕のような触手でハイドを捕らえてもがき苦しませるが、「だったら、寄越せよ…!力をなぁ!」と共に「亜堕無」と一体化する。

[[切札 ジョー]]に対する敵意は依然として消えていないようで、第2話ではアバクがジョーから奪った[[デッキー]]を剣で斬ろうとしていた。

本作ではアバクの回想で王来学園時代のエピソードが描かれたが、アニメ『キング!』でのハイド自身の回想として描かれたものとは異なっており、漫画『キング』に近い状態になっている。
アニメ『キング!』ではアバクらしき人物に敗れていたが、本作では漫画『キング』と同様に[[ヒミコ]]と共謀してアバクに勝っているが、[[ジェンドル]]によって学園時代の記憶を改竄させられてしまったのだろうか((この時のハイドが王来学園のデュエマ大会で[[《革命龍程式 シリンダ》]]、[[《プラチナ・ワルスラS》]]、[[《虹彩奪取 アクロパッド》]]と[[革命ファイナル]]までのカードを使用しているのだが、『キング!』で[[《燃える革命 ドギラゴン》]]に対して「こんなカード、未来には……!?」と困惑した様子を見せていた。))?

敵同士でありながらアバクに従う理由は、彼には「アバクと同じく、あの日を取り戻すため」と説明していたが、実際にはアバクの鬼の力を利用するつもりで従ったふりをしているようであったが、王来学園が復活した際は心から喜ぶ様子が見られ前述の話も全くの嘘ではないと思われる。

また、アバクと同様にアニメ版限定の展開が多くなり、第4話では彼と再戦し、当初は新たな切り札である[[《神ナル機カイ「亜堕無」》]]の能力で優位に進めていたが、5ターン目にスペシャルドローで[[《邪王来混沌三眼鬼》]]を引き当て逆転を許し、かつての雪辱を果たされ敗北した。

第7話ではDMキーを奪うために切札家に現れ、[[切札 勝太]]とデュエマで対決し、続く第8話ではその対戦中に突如現れた[[鬼の槍>《邪王来混沌三眼鬼》]]の力で[[「亜堕無」>《「亜堕無」-鬼MAX》]]の中に取り込まれ、最初に[[鬼S-MAX進化]]の力に覚醒を果たし、鬼の槍によって傷つき、全力を出せなくなった勝太を倒し勝利した。

第12話では勝太の敵を討つジョーの挑戦状を受けて通算6回目のデュエマをするも、新たな切り札である[[《MAX-Gジョラゴン》]]の力の前に4度目の敗北を喫した。

第14話では王来学園が完全に復活し、目的を達成したもののどこか物足りない様子のアバクや過去の裏切りを悔やむヒミコと違い、生徒会長としてゾンビになった生徒に演説するなど彼等よりは歪んだ学園生活を謳歌していたが、学園に侵入してきた[[キラ]]とデュエマをする。前述の鬼S-MAX進化の力の覚醒を「勝太に負けそうになったから鬼の力にすがった」、そして自身のことを「自分の正義を信じ抜けない哀れで弱い奴」と切り捨てられた上で、新たな切り札である[[《サッヴァーク-MAX》]]の力の前に完敗し、絶叫した。

鬼の槍との最後決戦後は精神が落ち着いたこともあってか駆け付けて王来学園が[[デッキー]]の最後の力で完全復活したこともあり、その時は「鬼の紛い物じゃない…、本当の学園が戻った…!」と喜んでいた。

その後はヒミコと共にジョー達やアバクと和解したようであり、第17話(最終話)では生徒会長に復帰し生徒会室で王来学園に入学してくるジョーを初めとした新入生をアバク、ヒミコと共に出迎えた。

デュエマでは[[水]][[単色]]の[[鬼レクスターズ]]と[[タマシード]]の[[デッキ]]を使用する。
切り札は[[《神ナル機カイ「亜堕無」》]]で、第8話以降からはアバクの[[槍>《一王二命三眼槍》]]により変化した[[《「亜堕無」-鬼MAX》]]となった。
ちなみに第4話で描かれた回想シーンでは[[水]]と[[光]]のデッキを使用していた。

**漫画での活躍 [#b566e750]
デュエルの中学生チャンピオンであり、その功績で王来学園の生徒会長となった。[[アバク>鬼札 アバク]]とは同級生。次期生徒会長を決めるデュエル大会の決勝戦で[[アバク>鬼札 アバク]]と対戦。
[[アバク>鬼札 アバク]]の味方のふりをした[[ヒミコ]]にデッキをすり替えさせて一方的に勝つことで[[アバク>鬼札 アバク]]にトラウマを植え付けることを画策し、同時に学園ぐるみで鬼札家を焼き討ちに。
その直後、[[アバク>鬼札 アバク]]は鬼の力に覚醒したため、無事では済まなかったと考えられるが……?
アニメ『キングMAX』と同様にデュエルの中学生チャンピオンであり、その功績で王来学園の生徒会長となった。アバクとヒミコとは同級生である。
次期生徒会長を決めるデュエル大会の決勝戦でアバクと対戦し、アバクの味方のふりをした[[ヒミコ]]にデッキをすり替えさせて一方的に勝つことでアバクにトラウマを植え付けることを画策し、同時に[[ジェンドル]]に唆されて[[ヒミコ]]と共に学園ぐるみで鬼札家を焼き討ちにし、アバクの父を殺害した。
その直後にアバクが鬼の力に覚醒し、爆発に巻き込まれ死亡してしまった。

その後は[[ジェンドル]]から仮初めの命を与えられる事で[[ガットルズ]]として復活する。
第19話で宇宙にいた[[勝太>切札 勝太]]を奇襲して殺害、[[カツドン]]も[[ディスペクターにした>《勝災電融王 ギュカウツ・マグル》]]。
続く第20話ではこのことで怒りを爆発させた[[ジョー>切札 ジョー]]にデュエルを挑まれ、[[《禁断竜王 Vol-Val-8》]]で追い詰めるも、それが[[モモキングの新たなる力>《禁断英雄 モモキングダムX》]]を[[覚醒させ>禁断解放]]、憎しみを込めたダイレクトアタックを食らい再び死亡する。

その後、第28話でアバクによってジョーから強奪した[[デッキー]]の力で[[ヒミコ]]や他の生徒達と共に三度復活、続く第29話では新たな切り札である[[《神ナル機カイ「亜堕無」》]]を使用して[[キラ]]の足止めをしていた。
決戦後は不明だが、第31話で[[ヒミコ]]と共にアバクに駆け寄っていた事から、生きてはいるようである。

エピローグを描いた第32話ではアバクとヒミコと共に登場しなかったため、その後の動向については読者の想像に任せる形になっている。

デュエマではアニメ版と同様に[[青赤緑]]の「電融」[[ディスペクター]]のみを使用し、終盤ではアニメ『キングMAX』と同様に[[《神ナル機カイ「亜堕無」》]]を使用した。
また、[[《神ナル機カイ「亜堕無」》]]は[[《「亜堕無」-鬼MAX》]]に強化されなかった。

-ちなみにアニメ版とは異なり、衣装は変更せずに背丈は最後までそのままであり、剣は所有しなかった他、ジョーとのリベンジは叶わなかった。

**CM [#k8a0a7c3]
[[DMSD-19]]のCMでは彼と「白雪姫」の「ハイ・ホー」を掛けた構成になっている。また映像は「[[俺のデッキは52枚]]」と似た構成であり、あちらと同じく一度見たら忘れられない内容となっている。
-なお、ポーズはアニメ『キング!』の第1期オープニングテーマ「Updating Life」の映像中の動作も含まれている。

**プロフィール((公式サイト、アプリ「[[デュエマであそぼう!]]」、「[[デュエマであそぼう!2022]]」より)) [#l3085604]
-身長:156cm→172㎝((16cm高くなった。))
-体重:48kg→53㎏((5kg増えた。))
-文明:不明
-好きなもの・こと:特になし

ガットル1。冷静沈着、頭脳明晰なガットルズのリーダー。生まれも育ちもエリートで、 挫折を経験したことがない。(キング!)

冷静沈着、頭脳明晰。生まれも育ちもエリート。かつて王来学園の生徒会長をしていた。(キングMAX)

**戦績 [#me4629de]
-通算戦績:6戦4勝2敗
-通算成績:12戦5勝7敗
***デュエル・マスターズ キング! [#we114636]
-通算戦績:8戦4勝4敗
|話数|対戦相手|勝敗|h
|8話|[[ボルツ]]|勝利|
|25話|~|~|
|26話|[[切札 ジョー]]|~|
|29話|~|敗北|
|31話|~|勝利|
|33-34話|~|敗北|
|40話|[[ジェンドル]]|~|
|41話|[[切札 ジョー]]|~|

***デュエル・マスターズ キングMAX [#mbb02707]
-通算戦績:4戦1勝3敗
|話数|対戦相手|勝敗|h
|4話|[[鬼札 アバク]]|敗北|
|7~8話|[[切札 勝太]]|勝利|
|12話|[[切札 ジョー]]|敗北|
|14話|[[キラ]]|~|

**使用カード [#gb4cd862]
***[[切り札]] [#ra34de0d]
-[[《偽爆電融 ゾルネードシヴァ》]]
-[[《竜界電融 N・EXT》]]
-[[《禁断竜王 Vol-Val-8》]]
-[[《終末縫合王 ミカドレオ》]]
-[[《邪偽縫合 デスネークニア》]]
-アニメ・漫画共通で使用した切り札
--[[《偽爆電融 ゾルネードシヴァ》]](アニメ『キング!』・漫画『キング』)
--[[《禁断竜王 Vol-Val-8》]](″)
--[[《神ナル機カイ「亜堕無」》]](アニメ『キングMAX』・漫画『キング』)

-アニメのみで使用した切り札
--[[《竜界電融 N・EXT》]](『キング!』)
--[[《終末縫合王 ミカドレオ》]](″)
--[[《邪偽縫合 デスネークニア》]](″)
--[[《邪帝縫合王 ザ=デッドルナ》]](″)
--[[《「亜堕無」-鬼MAX》]](『キングMAX』)

***その他 [#lbaf21bb]
-[[《Disノメノン》]]
-[[《斬龍電融 オロチリュウセイ》]]
-[[《ドンドン火噴くナウ》]]
-[[《禁断竜秘伝エターナルプレミアムズ》]]
-[[《飢限電融 ファタル・エレガンス》]]
-[[《電脳 ハルカス-1》]]
-[[《無頼 ブロンズ-1》]]
-[[《電磁 アクアン-2》]]
-[[《賢樹 エルフィ-1》]]
-[[《無頼 ダイチ-3》]]
-[[《フェアリー・Re:ライフ》]]
-[[《終末王秘伝オリジナルフィナーレ》]]
-[[《A・A・A》]]
-[[《天災 デドダム》]]
-[[《絶望と反魂と滅殺の決断》]]
-[[《偽槍縫合 ヴィルジャベリン》]]
-[[《腐敗 スケバイ-3》]]
-アニメ・漫画共通で使用したカード
--[[《無頼 ブロンズ-1》]](アニメ『キング!』・漫画『キング』)

-アニメのみで使用したカード
--[[《Disノメノン》]](『キング!』)
--[[《ドンドン火噴くナウ》]](″)
--[[《禁断竜秘伝エターナルプレミアムズ》]](″)
--[[《飢限電融 ファタル・エレガンス》]](″)
--[[《電脳 ハルカス-1》]](″)
--[[《電磁 アクアン-2》]](″)
--[[《賢樹 エルフィ-1》]](″)
--[[《無頼 ダイチ-3》]](″)
--[[《フェアリー・Re:ライフ》]](″)
--[[《終末王秘伝オリジナルフィナーレ》]](″)
--[[《A・A・A》]](″)
--[[《絶望と反魂と滅殺の決断》]](″)
--[[《偽槍縫合 ヴィルジャベリン》]](″))
--[[《腐敗 スケバイ-3》]](″)
--[[《Re:奪取 マイパッド》]](『キング!』・『キングMAX』)
--[[《コーライルの海幻》]](『キングMAX』)
--[[《ツヴァイの海幻》]](″)
--[[《アストラルの海幻》]](″)
--[[《バイケンの海幻》]](″)
--[[《ギュウジン丸の海幻》]](″)
--[[《戦カウ駆ルマ「輪断罪」》]](″)

-漫画のみで使用したカード
--[[《天災 デドダム》]](『キング』)
--[[《妖精 アジサイ-2》]](″)

-マナゾーンや墓地に置かれていたカード
--[[《斬龍電融 オロチリュウセイ》]](『キング!』)
--[[《呪帝電融 カーペラー・キリテム》]](″)
--[[《森海縫合 デスブレード・オリオン》]](″)
--[[《スパイラル・ビジョン》]](『キングMAX』)
--[[《飛ベル津バサ「曲通風」》]](″)

-回想シーンで使用したカード
--[[《時の秘術師 ミラクルスター》]](漫画『キング』のみ)
--[[《真・龍覇 ヘブンズロージア》]](〃)
--[[《革命龍程式 シリンダ》]](アニメ『キングMAX』のみ)
--[[《プラチナ・ワルスラS》]](〃)
--[[《虹彩奪取 アクロパッド》]](〃)

***登場カード [#h247a9f8]
-[[《ブレイン・Re:チャージャー》]](P54/Y20版、アニメ『キング!』のイラスト)

**参考 [#s1139e4f]
-[[キャラクター]]
-[[ガットルズ]]
-[[DMSD-19 「キングマスタースタートデッキ ハイドのディスペクターN・EXT」>DMSD-19]]

&tag(キャラクター,敵キャラ,ガットルズ);
&tag(キャラクター,敵キャラ,ガットルズ,王来学園);