#author("2021-08-08T23:37:12+09:00","","")
*デュエル・マスターズ(カードゲーム) [#l4c6b0a3]

このwikiで扱っているトレーディング・カードゲーム。

米[[ウィザーズ・オブ・ザ・コースト>Wizards of the Coast]]社が開発し、株式会社[[タカラトミー]](旧:株式会社タカラ)が発売している、史上最高に激しくアツかりしTCG商品である。

略称は[[デュエルマスターズ]](中点なし)、[[デュエマ]]、[[DM]]など。

日本での発売日は2002年5月30日。発売から19年以上が経過しており、国内のTCGの中でも息の長い部類に入る。長い歴史を持つことから[[カードプール]]も非常に膨大であり、戦略は幅広く存在する。興味があれば当Wikiを閲覧し、色々と調べてみるといいだろう。

現在はオリジナリティを確立しているものの、元は同社のカードゲーム[[Magic:The Gathering]]を低年齢に分かりやすいルールにした派生商品である。[[マナ]]や[[タップ]]、[[アンタップ]]などの基本的な[[ルール]]や用語はそちらから流用されており、MTGにあったギミックが改良されて投入されている事も多い。

反対に、「[[ターボラッシュ]]」→「狂喜」のようにDMのギミックが改良されてMTGに投入されることもある。
また、タカラトミーで同じく製作されているTCGの「[[WIXOSS]](ウィクロス)」では名称は変わっているものの、デュエマのルールから影響を受けている物が多い。

小学生などの低年齢層を対象にしてデザインされており、基本的に自分の[[ターン]]にしか行動できず(相手ターン中に取れる行動は[[ブロック]]や[[S・トリガー]]、[[ニンジャ・ストライク]]など、ごく限られる)、行動するにしても原則[[マナコスト]]の束縛があるため、基本的に[[1ターンキル]]が発生し得ないという特徴がある。

上記の経緯もあり当初は単調なギミックが多かったが、シリーズを追う毎に高年齢層でもルールを把握するのに戸惑うカードや難解な裁定が目立つようになった。

-玩具対象年齢は「AGES 10+」(10歳以上対象)。&br;…なのだが、[[公認大会]]・[[公式大会]]では小学生以下対象のイベントが多い。その為、小学生以下でないと手に入らないカードもあり、高年齢層に反感を買っている。
--もっとも、そういったカードは既存のカードの[[アルトアート]]版であったり、後に[[再録]]されるパターンがほとんどであるため、重度のコレクターでなければそこまで気にならない場合が多いのが救いである。

-正式商品名称は「[[デュエルマスターズ]]」ではなく「デュエル・マスターズ」。しかし、ネット上や店頭などでは区別されずに用いられることも多い。&br; 「・」を打たないほうがタイピングでも手書きでも手間が少ないため「デュエルマスターズ」を使う場合も多く、実際に検索エンジンでのヒット数にも大きな差はない。

-[[背景ストーリー]]が存在し、[[カードイラスト]]や[[フレーバーテキスト]]などで少しずつ語られている。

-アメリカでの発売日は2004年3月5日。キャッチコピーは「Kaijudo(怪獣道)」だった。しかし、第12弾を最後に展開は終了。その後は長らく日本以外での展開は行われなかったが、2009年より、韓国での販売を開始。だがこちらも、2012年に第14弾を最後として展開を終了した。

-一方、2012年6月26日よりアメリカで、「[[Kaijudo]]: Rise of the Duel Masters」の名称で販売が再開。日本版と同じルールで遊ぶことができるものの、裏面のデザインが異なり、従来のシリーズとの互換性がなくなっている。&br;最終的に、2014年8月には全ての海外展開が打ち切られることとなった。

-漫画では[[NAC]]が「究極のカード」「真のデュエリストのみが使えるカード」「使うには危険が伴う」「敗者は死に至ることもある恐ろしいカード」といった触れ込みで紹介した。後に「真のデュエリスト同士で戦うと危険」という設定に変遷し、老人から赤ちゃんまでの誰でもが楽しめるカードゲームとして普及していた。

**派生ゲーム [#v198a0c1]
-[[Kaijudo]]
-[[デュエル・マスターズ バトルカードゲーム]]
-[[デュエル・マスターズ プレイス]]

*デュエル・マスターズ(その他の用法) [#d294785d]

+1999年の[[コロコロコミック]]5月号から連載された漫画。作者は[[松本しげのぶ>Shigenobu Matsumoto]]。
当初は[[Magic:The Gathering]]を題材にした漫画であった。デュエル・マスターズ(カードゲーム)に題材が移ったのは[[白凰]]戦から。
+2002年放送のアニメ。上記の漫画版を原作とする。ただし題材とするカードゲームはデュエル・マスターズで一貫している。
+2003年に発売されたゲーム。
+[[背景ストーリー]]用語。[[ドラゴン・サーガ]]において、10年に1度定期的に開催される武闘レースの名称。([[《超次元ロマノフ・ホール》]]、[[《めった切り・スクラッパー》]]の[[フレーバーテキスト]]より)
+2017年の[[エキスパンション]]シリーズ。カードゲームの名称と区別するために『[[新章デュエル・マスターズ]]』と呼ばれることが多い。これに伴い、以下のものも改めて「デュエル・マスターズ」のタイトルになっている。
++2017年〜2018年(2017年度)に放送されていたアニメ。主に「デュエル・マスターズ(2017)」と表記される。
++2017年から連載されている漫画。1.の間接的な続編。

**参考 [#j8e393e8]
-[[公式ルール]]
-[[用語集]]
-[[デュエル・マスターズ公式HP]]
-[[Shigenobu Matsumoto]]
-[[Wizards of the Coast]]

&tag(用語集);