#author("2021-03-21T19:48:54+09:00","","")
*スペース [#q46b7cab]

[[デッキビルディング]]において、作成途中の[[デッキ]]に[[カード]]を入れることができる枚数的余裕のこと。「スロット」、「自由枠」(単に「枠」)とも。
「[[デッキ]]にこの[[カード]]を入れたいが、スロットが無い」、「このデッキは[[キーカード]]が少ない分自由枠が多い」等の表現をされる。

[[デュエル・マスターズ]]では[[デッキ]]の[[カード]]枚数は過不足なく40枚で固定されているため、一つの[[デッキ]]に様々な戦略を持たせることは難しい。
そのため、[[デッキ]]に入れる[[カード]]の取捨選択は非常に重要である。

[[デッキ]]に入れたい[[カード]]が多くてスペースが不足するという事は多いが、逆に主要[[カード]]が十分入るがためにスペースが余るというケースも存在する。この場合は[[S・トリガー]]を投入してターンを凌いだり、[[サーチ]]や[[山札圧縮]]の役割を持った[[カード]]を投入して主要[[カード]]が回ってくるのを早めたりするのが定石。

1枚で複数の役割を持てるカードはデッキスペースの確保に貢献する。[[モード]]を持つ[[カード]]や[[ツインパクト]]がその例。ただし、複数の役割を持てるカードの多くは、一つの役割しか持てないカードに比べると個々の[[効果]]のスペックが低いものが多い([[《轟速 ザ・レッド》]]と[[《スチーム・ハエタタキ》]]に対する[[《暴走 ザバイク/ブンブン・バースト》]]など)。

-『そのデッキにとって重要ではないが使えなくもないカード』を余ったスペースに入れることを俗に「穴埋め」「枠埋め」と呼ぶ。これらの[[カード]]は、[[カードプール]]や[[カード資産]]が拡充してよりその[[デッキ]]に合ったカードができた場合、優先的に差し替えられる。
--[[構築済みデッキ]]に入っているカードの一部も枠埋めと目されることがある。[[SpDeck6>デュエマGR爆速スタート52枚デッキセット]]版の[[《メタルポンの助》]]に至っては、自身が枠埋めであることを[[フレーバーテキスト]]で解説している。 
--40枚ですでに完成している[[デッキ]]についても、枠埋めが投入されている枚数を指して、擬似的にスペースと呼ぶことがある。


-[[メインデッキ]]のみならず、[[超次元ゾーン]]や[[超GR]]についてもスペースの考え方は存在する。
[[超次元ゾーン]]からは[[カード]]を選んで出せるため、スペースが余って困ることはまずない。8枚『まで』なので開いたスペースにそもそもカードを入れなくていいのはもちろん、あえて癖の強いカードで埋めて相手に[[ブラフ]]を仕掛けることもできる。

-[[デュエルスペース]]の略語として使われる事もあるので、混同には注意。

-他のカードゲームではサイド[[デッキ]](先に二勝したほうが最終的に勝利、などの[[ルール]]で戦う[[カード]]ゲームにおいて、[[デュエル]]ごとに[[デッキ]]と交換できる[[カード]]のこと)があったり枚数制限が緩かったりするため、デュエマに比べてスペースの重要性は相対的に低くなっていることがある。

**参考 [#k9b3e6bb]
-[[用語集]]
-[[デッキ]]
-[[デッキビルディング]]
-[[ドロー]]
-[[サーチ]]
-[[山札圧縮]]
-[[回収]]
-[[チェイン・コンボ]]
-[[必須カード]]
-[[メタカード>メタゲーム#MCard]]
-[[銀の弾丸]]
-[[おしゃれ枠]]