#author("2021-06-08T10:52:13+09:00","","") *スタートチャージ10[#g3fb4efg] [[デュエル・マスターズ プレイス]]の[[SPルール]]の[[レギュレーション]]のひとつ。 [[マナ]]が10枚使える状態でスタートするルールである。 **[[公式ルール]]からの変更点 [#rdf0a24f] -ゲーム開始時の手札が5枚から2枚になる。 -ゲーム開始時、[[デッキ]]の40枚とは別の場所から、特定の10枚のカードがマナゾーンに置かれる。そのカードは、通常のカードと同様、マナゾーンから他のゾーンに移動させたり、実際にプレイしたりすることが可能。 --その10枚は[[ターン開始ステップ]]の前に置かれるため、疑似[[タップイン]]した[[多色]]も、すぐに使用可能マナになる。 -ゲーム開始時にマナゾーンに確定で置かれるカード5枚 --[[《聖霊王アルカディアス》]](シークレット)1枚 --[[《クリスタル・パラディン》]](シークレット)1枚 --[[《悪魔神バロム》]](シークレット)1枚 --[[《ボルメテウス・ホワイト・ドラゴン》]](シークレット)1枚 --[[《大勇者「ふたつ牙」》]](シークレット)1枚 -ゲーム開始時にマナゾーンにランダムで置かれるカード5枚の候補 --[[《聖霊王アルカディアス》]](シークレット) --[[《クリスタル・パラディン》]](シークレット) --[[《悪魔神バロム》]](シークレット) --[[《ボルメテウス・ホワイト・ドラゴン》]](シークレット) --[[《大勇者「ふたつ牙」》]](シークレット) --[[《超竜バジュラ》]](シークレット) --[[《幻想妖精カチュア》]](シークレット) --[[《神滅竜騎ガルザーク》]](シークレット) --[[《無双竜機ボルバルザーク》]](シークレット) --[[《悪魔聖霊バルホルス》]](シークレット) --[[《剛撃戦攻ドルゲーザ》]](シークレット) --※第2回で追加 --[[《龍炎鳳エターナル・フェニックス》]](シークレット) --[[《暗黒王デス・フェニックス》]](シークレット) --※第3回で追加 --[[《超神星ヴィーナス・ラ・セイントマザー》]](シークレット) --[[《超神星アポロヌス・ドラゲリオン》]](シークレット) --[[《魔刻の斬将オルゼキア》]](シークレット) --[[《龍仙ロマネスク》]](シークレット) -使用禁止かつゲーム開始時にマナゾーンに置かれることもないカード --[[《ボルメテウス・サファイア・ドラゴン》]](第3回〜) --[[《聖霊王アルファディオス》]](第3回〜) --[[《悪魔神ドルバロム》]](第3回〜) -[[DP殿堂]]に指定されたカードはデッキには1枚しか入れられない。しかし、ゲーム開始時に[[マナゾーン]]に置かれた場合、そのカードを[[回収]]すれば対戦中2枚以上使うことが可能である。 -[[《ボルメテウス・サファイア・ドラゴン》]]は第1回[[SPスタートチャージ10]]から引き続き使用禁止カードに指定されている。 -第1回[[SPスタートチャージ10]]では、[[《聖霊王アルファディオス》]]と[[《悪魔神ドルバロム》]]は使用可能だったが、第3回(通常版)スタートチャージ10では使用禁止カードに選ばれた。 --そのため、ゲーム開始時にマナゾーンに置かれるSRSecからも《アルファディオス》と《ドルバロム》は抽選されなくなっている。 **構築論 [#p6d80f20] -ゲーム開始時、必ず5文明が揃っている。デュエプレのマナの仕様で、文明が足りない[[色事故]]はまず起こり得ないので、デッキに入れる文明はバラバラでもいい。 -[[今引き]]が強いデッキだと立ち直りやすい。 --先攻1ターン目に[[《デモニック・バイス》]]や[[《黒神龍ベルザローグ》]]が決まれば、手札をすべて奪った状態からスタートできる。 --[[《ロスト・ソウル》]]が1ターン目からいつでも使える。 --[[ハンデス]]相手なら[[今引き]]した[[《トリプル・ブレイン》]]などを使えば失った[[アドバンテージ]]を取り返せる。 --[[コンボデッキ]]や[[進化クリーチャー]]を使用するデッキを使いたい場合、[[手札補充]]の手段もしっかり揃えたい。 -1ターン目から高コストカードを使える。しかし高コストカードが多すぎると毎ターン1枚ずつしか手札を消費できず効率が悪い。強力なカードを手札に溜め込む戦術は、物量で押す戦術に弱く[[《ロスト・ソウル》]]の被害が大きくなってしまう。 --[[《バースト・ショット》]]や[[《悪魔聖霊バルホルス》]]などで物量対策にリソースを割いたデッキは、大型を並べるデッキに弱くなってしまう。その穴を突いて[[《アクア・ハルカス》]]や[[《猛菌剣兵チックチック》]]といった息切れせず小型を並べられるデッキも[[地雷]]として活躍している。 --クリーチャーを場に残せれば相手に除去カードの使用を誘わせたり、いざという時の打点になるため、除去・ドロー・ハンデスなど呪文の機能をクリーチャーで代替できるのならば、検討してみるべきだろう。 -[[マナ回収]]を使えば、開始時に置かれたカードを活用できる。[[《二角の超人》]]、[[《大地の咆哮》]]、[[《スナイプ・モスキート》]]、[[《ブラッサム・シャワー》]]など。 --ただし[[マナ回収]]で文明が未解放になり、使いたいカードをそのターンに使えなくなるということもある。 --開催ごとに置かれるカードの候補が多くなっていくため、欲しいシークレットカードがマナゾーンに置かれない可能性のほうが高くなっている。 -開始時の手札が2枚のため確率は低いが、1ターン目からコスト4エンジェル・コマンド+[[《聖霊王アルカディアス》]]により、光以外の[[呪文]]を[[ロック]]して[[進化速攻]]ができる。 --ただ、前述の通りクリーチャーの[[cip]]が呪文の代替として使われやすい環境のため、[[ロック]]性能はあまり高くない。[[《腐敗勇騎マルドゥクス》]]ですぐに破壊されてしまっては目も当てられない。 -こちらも開始時の手札が2枚のため確率は低いが、[[《薫風妖精コートニー》]]と[[《インビンシブル・フォートレス》]]が初期手札なら、先攻1ターン目からパワー2000のデメリットなし準バニラ1体+相手の残りシールド2つという状況で相手にターンを渡すことができる。 //-序盤から大型クリーチャーが飛び交うルールのため、[[確定除去]]は多めに入れておきたい。除去札+別のカードとスムーズに使えるような[[マナカーブ]]だと立ち回りの幅が広がる。 -はじめから10マナあるが、やはりマナは多くあって損することはなく、[[《緑神龍アーク・デラセルナ》]]や[[《ガルベリアス・ドラゴン》]](自然のクリーチャーがある時のみ)など、マナブーストできるクリーチャーはありがたい。マナゾーンのうちカード10枚はデッキ外からのもののため、山札切れの心配もほとんどないのも追い風。 --また始めから[[メタモーフ]]が使えるため、通常環境では[[《ホーリー・スパーク》]]との選択になる[[《バリアント・スパーク》]]が、このルールでは相手に[[《英知と追撃の宝剣》]]などで[[ランデス]]されないなら[[完全上位互換]]といっても差し支えない性能となる。 -[[ゴッド・カード]]が鬼神の強さを発揮する。手札1枚が、「召喚酔いしない」「コストを分割払いできる大型クリーチャー」として機能する。 -[[《黒神龍ブライゼナーガ》]]と[[《超神星アポロヌス・ドラゲリオン》]]を使えば、低確率ながら[[1ターンキル]]が可能になっている。 --具体例:《ブライゼナーガ》の[[cip]]で[[《ボルテール・ドラゴン》]]か[[《光神龍ベティス》]]を合計2体以上出し、残りのマナで《アポロヌス・ドラゲリオン》に進化させて[[メテオバーン]]発動しながら攻撃。 **このルールで高性能なカード [#k6d79c1b] 通常環境では汎用カードである[[《デーモン・ハンド》]]や[[《アクア・サーファー》]]などは、このルールで同等の存在感を必ずしも発揮できる訳ではない。 ルール上、通常では考えられない盤面(早期の大量展開など)になることが多く、コストが重い単体処理の[[S・トリガー]]では追いつかない・有効打にならないケースがよくある。 ***手札補充 [#i9e6553a] ||CENTER:||c |[[《快癒の使徒リアス》]]|(3)|メタモーフ(実質無条件)で[[キャントリップ]] 光なので[[《連珠の精霊アガピトス》]]や[[《G・E・レオパルド》]]の対象にできる| |[[《猛菌剣兵チックチック》]]|(4)|パワーは低いが手札を補充しつつシールドブレイクしていけるスピードアタッカー| |[[《プリズム・ブレイン》]]|(4)|多色の割合を高くすれば[[《トリプル・ブレイン》]]より強力| |[[《雷鳴の守護者ミスト・リエス》]]|(5)|他のクリーチャーが出るたびにハンドアドバンテージを得る| |[[《トリプル・ブレイン》]]|(5)|癖のないドローソース| |[[《ストリーミング・チューター》]]|(5)|デッキ構成次第で[[《トリプル・ブレイン》]]以上のドローが安定する| |[[《ルナ・ブリッツホーク》]]|(6)|相手に除去を高確率で吐かせ、生き残れば毎ターンアドを得られる| |[[《口寄の化身》]]|(6)|クリーチャーを並べるタイプでのドローソース| |[[《コマンダー・テクノバスター》]]|(7)|パワーと打点を意識した場合の置きドロー [[キキカイカイ>《邪道外道神キキカイカイ》]]も使いたい| |[[《無双竜機ボルグレス・バーズ》]]|(7)|ドラゴンやフェニックスを使うデッキで、特に[[《超神星アポロヌス・ドラゲリオン》]]とは好相性| |[[《インビンシブル・テクノロジー》]]|(13)|手札を10枚にでき、水1体の踏み倒しも付いてくる| ***除去またはハンデス [#yfce3d5d] ||CENTER:||c |[[《霊鳥と水晶の庭園》]]|(3)|3マナで相手を遅延しつつクリーチャー1体を手札補充できる| |[[《腐敗勇騎マルドゥクス》]]|(4)|手打ちの[[《死の宣告》]]としても使えるスピードアタッカー| |[[《魂と記憶の盾》]]|(4)|回収困難な軽量除去 環境にコスト3以下が少なめなのは玉に瑕| |[[《腐敗電脳アクアポインター》]]|(5)|1ハンデスと1ドローをしつつ他の行動もしやすい| |[[《腐敗勇騎ガレック》]]|(5)|相性が出やすいが、強力なブロッカーを排除しつつ1ハンデスできる| |[[《破壊と誕生の神殿》]]|(6)|6000以下を破壊しつつ1体踏み倒し 自分と相手で同名クリーチャーを使っているとほぼ踏み倒し成功する| |[[《悪魔聖霊アウゼス》]]|(6)|相手のパワーの高さに関係ない除去手段を持つ| |[[《魔刻の斬将オルゼキア》]]|(7)|相手2体[[選ばせ除去]]| |[[《クリムゾン・メガ・ドラグーン》]]|(7)|全体[[ブロッカー破壊]] 合計12マナあれば[[《蒼黒の知将ディアブロスト》]]と同時に出せる| |[[《ロスト・ソウル》]]|(8)|どれだけドローされた状態でも一発で相手の手札を空にできる| |[[《バザガジール・ドラゴン》]]|(8)|ハンデスが多く重いのでそこまで再利用はできないが、単体除去にもなるスピアタ2打点は腐りづらい| |[[《英知と追撃の宝剣》]]|(8)|フィールドアドバンテージを稼げる 相手のマナ回収によっては逆転の芽となるのが玉に瑕| |[[《黒神龍ベルザローグ》]]|(9)|超大型が残る[[《デモニック・バイス》]] 先攻1ターン目に出ると非常に強力| |[[《極仙龍バイオレンス・サンダー》]]|(10)|進化クリーチャー アタックトリガーで3ドロー3ハンデス9000火力| |[[《インビンシブル・アビス》]]|(13)|このルールでは優秀な[[リセット]]呪文と化す| ***その他1枚で大きなアドバンテージが得られるカード [#ya7e1f8a] ||CENTER:||c |[[《バリアント・スパーク》]]|(3)|メタモーフ(実質無条件)で[[《ホーリー・スパーク》]]| |[[《神秘と創造の石碑》]]|(3)|大型クリーチャーでも容易に複数展開に繋げられる| |[[《セブンス・タワー》]]|(4)|コスト4の3マナブーストで何かのついでに行いやすい&br;これ1枚で、[[今引き]][[インビンシブル呪文]]を唱える準備が整う| |[[《憎悪と怒りの獄門》]]|(5)|この呪文を唱えてからスピードアタッカーを出せば、除去S・トリガーを喰らわずにダイレクトアタックできる| |[[《陽炎の守護者ブルー・メルキス》]]|(6)|[[《ボルホワ》>《ボルメテウス・ホワイト・ドラゴン》]]よりパワーで勝り、呪文をブレイクした際のアドが大きい| |[[《紅神龍ジャガルザー》]]|(6)|豊富なマナからスピードアタッカー付与を活かしやすい| |[[《アポカリプス・デイ》]]|(6)|臨機応変な除去呪文にはなりえないが、制圧された状況から逆転するためには唯一無二の一手| |[[《ヘブンズ・ゲート》]]|(6)|[[《アポロヌス・ドラゲリオン》>《超神星アポロヌス・ドラゲリオン》]]対策| |[[《不浄の魔人ジャラ》]]|(6)|スレイヤー持ちS・トリガー獣 メタモーフ(実質無条件)でブロッカーを得る| |[[《清浄の精霊ウル》]]|(6)|ブロッカー持ちS・トリガー獣 メタモーフ(実質無条件)でcipに相手1体タップを得る| |[[《ガルベリアス・ドラゴン》]]|(6)|ルール上クリーチャーが途切れにくく、多数の能力を得やすい| |[[《連珠の精霊アガピトス》]]|(6)|[[cip]]で[[《快癒の使徒リアス》]]を[[リクルート]]すれば1ドロー&1タップの大型ブロッカー| |[[《ボルメテウス・ホワイト・ドラゴン》]]|(7)|ブレイクできれば大きなアドに| |[[《剛撃聖霊エリクシア》]]|(7)|高いパワーでブロッカー持ちとQ・ブレイカーの打点が優秀| |[[《緑神龍ダクマバルガロウ》]]|(7)|序盤に出せば一気に勝負を決められる事も| |[[《海王龍聖ラスト・アヴァタール》]]|(7)|信頼性は低いが、成功すれば1ターンの延命ができる| |[[《緑神龍アーク・デラセルナ》]]|(8)|ハンデス対策| |[[《メテオキャノン・ドラゴン》]]|(8)|ハンデス対策| |[[《翔竜提督ザークピッチ》]]|(8)|ハンデス対策兼ドローソース| |[[《インビンシブル・オーラ》]]|(13)|単純に3枚のリソースと、1ターンの半無敵を得られる| |[[《インビンシブル・フォートレス》]]|(13)|マナチャージは必要だがシールド焼却でゲームを終焉に近づける| ***[[ゴッド・カード]] [#y3ce87bd] |>|>|[[《金剛修羅王》]]| | |[[《金剛神ガナストラ》]]|基本すぐ[[G・リンク]]するが、万一のときは[[《月光の守護者ディア・ノーク》]]の[[相互互換]]として使える| |~|[[《修羅王ガラサラマ》]]|こちらはそのままではほぼ使わない| |~|[[《金剛修羅王ガナストラ・ガラサラマ》>《金剛修羅王》#glink]]|[[召喚酔い]]しない、ブロッカーとW・ブレイカーと[[アタックトリガー]]で1ドローする能力と[[警戒]]を持つ| |>|>|[[《G・A・E》]]| | |[[《G・E・レオパルド》]]|光のクリーチャーまたは光のゴッド限定のキャントリップ感覚で使える| |~|[[《G・A・ペガサス》]]|自然の呪文限定のキャントリップ感覚で使える サーチ先として[[《神秘と創造の石碑》]]や[[《セブンス・タワー》]]なども採用したい| |~|[[《G・A・E・ペガサス・レオパルド》]]|[[召喚酔い]]しない[[アンタッチャブル]]W・ブレイカー| |>|>|[[《邪道外道神》]]| ||[[《邪道神キキ》]]|単体では貧弱なのでそのままではほぼ使わない| |~|[[《外道神カイカイ》]]|相手の呪文に反応するシステムクリーチャー| |~|[[《邪道外道神キキカイカイ》]]|詳しくは割愛するが、ハンデスをしまくる| |>|>|[[《竜極神》]]| | |[[《竜極神ゲキ》]]|コスト4以下の[[リアニメイト]]と、相手にブロックされた時に発動する[[オールハンデス]]が強力| |~|[[《竜極神メツ》]]|ウィニーを一掃できるが、このルールでは刺さりづらいか [[サボタージュ能力]]の6000火力もある| |~|[[《竜極神ゲキメツ》>《竜極神》#glink]]|[[召喚酔い]]しない[[Q・ブレイカー]] [[《コッコ・ルピア》]]で合計10マナに&br;ルール上[[ランデス]]が決定打にならないことも考えられる| |>|>|[[《炎地武神》]]| | |[[《炎武神バルザック》]]|パワー6000以下1体[[ブロッカー破壊]]| |~|[[《地武神オルメガス》]]|任意で山札のトップをゴッドに固定できる| |~|[[《炎地武神バルザック・オルメガス》]]|[[召喚酔い]]しない[[T・ブレイカー]] 召喚は合計10マナであり、このルールとかなり噛み合っている| **参考 [#p77f4ad1] -[[SPスタートチャージ10]] -[[用語集]] -[[デュエル・マスターズ プレイス]] -[[レギュレーション]] //-[[SPルールマッチ]] -[[SPルール]] -[[【イベント】「SPルールマッチ」開催情報>https://dmps.takaratomy.co.jp/news/582]] -[[スペシャルルールで挑め!「SPルールマッチ」開催!>https://dmps.takaratomy.co.jp/news/770]] -[[【予告】SPルールマッチ近日開催!>https://dmps.takaratomy.co.jp/news/1264]] &tag(用語集,デュエル・マスターズ プレイス,レギュレーション,SPルール);