#author("2020-12-23T22:57:46+09:00","","")
#author("2020-12-24T11:02:45+09:00","","")
*スタートチャージ10[#g3fb4efg]

[[SPルール]]の[[レギュレーション]]のひとつ。

**[[公式ルール]]からの変更点 [#rdf0a24f]

-ゲーム開始時の手札が5枚から2枚になる。

-ゲーム開始時、[[デッキ]]の40枚とは別の場所から、特定の10枚のカードがマナゾーンに置かれる。そのカードは、通常のカードと同様、マナゾーンから他のゾーンに移動させたり、実際にプレイしたりすることが可能。
--その10枚は[[ターン開始ステップ]]の前に置かれるため、疑似[[タップイン]]した[[多色]]も、すぐに使用可能マナになる。

-確定で置かれるカード5枚
--[[《聖霊王アルカディアス》]](シークレット)1枚
--[[《クリスタル・パラディン》]](シークレット)1枚
--[[《悪魔神バロム》]](シークレット)1枚
--[[《ボルメテウス・ホワイト・ドラゴン》]](シークレット)1枚
--[[《大勇者「ふたつ牙」》]](シークレット)1枚

-ランダムに置かれるカード5枚
--[[《聖霊王アルカディアス》]](シークレット)
--[[《クリスタル・パラディン》]](シークレット)
--[[《悪魔神バロム》]](シークレット)
--[[《ボルメテウス・ホワイト・ドラゴン》]](シークレット)
--[[《大勇者「ふたつ牙」》]](シークレット)
--[[《超竜バジュラ》]](シークレット)
--[[《幻想妖精カチュア》]](シークレット)
--[[《神滅竜騎ガルザーク》]](シークレット)
--[[《無双竜機ボルバルザーク》]](シークレット)
--[[《悪魔聖霊バルホルス》]](シークレット)
--[[《剛撃戦攻ドルゲーザ》]](シークレット)
--※第2回で追加
--[[《龍炎鳳エターナル・フェニックス》]](シークレット)
--[[《暗黒王デス・フェニックス》]](シークレット)
--※第1回SPスタートチャージ10で追加
--[[《聖霊王アルファディオス》]](シークレット)
--[[《悪魔神ドルバロム》]](シークレット)
--[[《超神星ヴィーナス・ラ・セイントマザー》]](シークレット)
--[[《超神星アポロヌス・ドラゲリオン》]](シークレット)

-[[DP殿堂]]に指定されたカードはデッキには1枚しか入れられない。しかし、ゲーム開始時に[[マナゾーン]]に置かれた場合、そのカードを[[回収]]すれば対戦中2枚以上使うことが可能である。

*SPスタートチャージ10 [#ac58e017]
ほぼ同名だが、新ルールと紹介されている。

基本的なルールは「スタートチャージ10」と同様だが、こちらのルール下では、''所持していないカードを含めてデッキを編成することができる''。
ただし、[[《ボルメテウス・サファイア・ドラゴン》]]は使用できないカードに指定されている。
また、「SR(sec)カード」と「コラボ[[プライズ]](PR)カード」も使用することができない。こちらは通常のイラスト版は使用可能である。

-[[《ボルメテウス・サファイア・ドラゴン》]]が使用できないのは、先攻1ターン目から下準備無しでシールドを3つ焼却できてしまうのはゲームバランスを崩すと判断されたためだろう。

**構築論 [#p6d80f20]
-ゲーム開始時、必ず5文明が揃っている。デュエプレのマナの仕様で、文明が足りない[[色事故]]はまず起こり得ないので、デッキに入れる文明はバラバラでもいい。

-[[今引き]]が強いデッキだと立ち直りやすい。
--先攻1ターン目に[[《デモニック・バイス》]]を唱えたら、手札をすべて奪った状態からスタートできる。
--[[《ロスト・ソウル》]]が1ターン目からいつでも使える。
--[[ハンデス]]なら[[今引き]]した[[《トリプル・ブレイン》]]などを使えば失ったアドバンテージを取り返せる。
--コンボデッキや進化クリーチャーを使用するデッキを使いたい場合、手札補充の手段もしっかり揃えたい。

-1ターン目から高コストカードを使える。しかし高コストカードが多すぎると毎ターン1枚ずつしか手札を消費できず効率が悪い。強力なカードを手札に溜め込む戦術は、物量で押す戦術に弱く[[《ロスト・ソウル》]]の被害が大きくなってしまう。
--[[《バースト・ショット》]]や[[《悪魔聖霊バルホルス》]]などで物量対策にリソースを割いたデッキは、大型を並べるデッキに弱くなってしまう。その穴を突いて[[《アクア・ハルカス》]]や[[《猛菌剣兵チックチック》]]といった息切れせず小型を並べられるデッキも地雷として活躍している。
--クリーチャーを場に残せれば相手に除去カードの使用を誘わせたり、いざという時の打点になるため、除去・ドロー・ハンデスなど呪文の機能をクリーチャーで代替できるのならば、検討してみるべきだろう。

-[[マナ回収]]を使えば、開始時に置かれたカードを活用できる。[[《二角の超人》]]、[[《大地の咆哮》]]、[[《スナイプ・モスキート》]]、[[《ブラッサム・シャワー》]]など。
--ただし[[マナ回収]]で文明が未解放になり、使いたいカードをそのターンに使えなくなるということもある。
--SPスタートチャージ10では、置かれるカードの候補が多いため運要素が強くなり、そもそも未所持カードも使えるようなレギュレーションなので、あまり[[マナ回収]]の必要性はない。

-開始時の手札が2枚のため確率は低いが、1ターン目からコスト4エンジェル・コマンド+[[《聖霊王アルカディアス》]]により、光以外の[[呪文]]を[[ロック]]して[[進化速攻]]ができる。
--ただ、前述の通りクリーチャーの[[cip]]が呪文の代替として使われやすい環境のため、ロック性能はあまり高くない。[[《腐敗勇騎マルドゥクス》]]ですぐに破壊されてしまっては目も当てられない。

//-序盤から大型クリーチャーが飛び交うルールのため、[[確定除去]]は多めに入れておきたい。除去札+別のカードとスムーズに使えるような[[マナカーブ]]だと立ち回りの幅が広がる。

-はじめから10マナあるが、やはりマナは多くあって損することはなく、[[《緑神龍アーク・デラセルナ》]]や[[《ガルベリアス・ドラゴン》]](自然のクリーチャーがある時のみ)など、マナブーストできるクリーチャーはありがたい。マナゾーンのうちカード10枚はデッキ外からのもののため、山札切れの心配もほとんどないのも追い風。

***[[グッドスタッフ]]で強力なカード [#ya7e1f8a]
||CENTER:||c
|[[《霊鳥と水晶の庭園》]]|(3)|3マナで相手を遅延しつつクリーチャー1体を手札補充できる|
|[[《バリアント・スパーク》]]|(3)|メタモーフ(実質無条件)で[[《ホーリー・スパーク》]]|
|[[《腐敗勇騎マルドゥクス》]]|(4)|手打ちの[[《死の宣告》]]としても使えるスピードアタッカー|
|[[《猛菌剣兵チックチック》]]|(4)|パワーは低いが手札を補充しつつシールドブレイクしていけるスピードアタッカー|
|[[《妖蟲幻風ギュネール》]]|(4)|コストパフォーマンスの高いスレイヤーブロッカー|
|[[《プリズム・ブレイン》]]|(4)|多色の割合を高くすれば[[《トリプル・ブレイン》]]より強力|
|[[《魂と記憶の盾》]]|(4)|回収困難な軽量除去 環境にコスト3以下が少なめなのは玉に瑕|
|[[《腐敗電脳アクアポインター》]]|(5)|1ハンデスと1ドローをしつつ他の行動もしやすい|
|[[《腐敗勇騎ガレック》]]|(5)|相性が出やすいが、強力なブロッカーを排除しつつ1ハンデスできる|
|[[《電脳聖者エストール》]]|(5)|シールド追加で粘りつつ動ける|
|[[《トリプル・ブレイン》]]|(5)|癖のないドローソース|
|[[《憎悪と怒りの獄門》]]|(5)|この呪文を唱えてからスピードアタッカーを出せば、除去S・トリガーを喰らわずにダイレクトアタックできる|
|[[《ルナ・ブリッツホーク》]]|(6)|相手に除去を高確率で吐かせ、生き残れば毎ターンアドを得られる|
|[[《破壊と誕生の神殿》]]|(6)|6000以下を破壊しつつ1体踏み倒し 自分と相手で同名クリーチャーを使っているとほぼ踏み倒し成功する|
|[[《冥府の覇者ガジラビュート》]]|(6)|シールド焼却しつつ1打点が残るので相手への圧力になる|
|[[《陽炎の守護者ブルー・メルキス》]]|(6)|[[《ボルホワ》>《ボルメテウス・ホワイト・ドラゴン》]]よりパワーで勝り、呪文をブレイクした際のアドが大きい|
|[[《紅神龍ジャガルザー》]]|(6)|豊富なマナからスピードアタッカー付与を活かしやすい|
|[[《悪魔聖霊アウゼス》]]|(6)|相手のパワーの高さに関係ない除去手段を持ち、[[《アルファディオス》>《聖霊王アルファディオス》]]の進化元にもなれる|
|[[《ヘブンズ・ゲート》]]|(6)|[[《アポロヌス・ドラゲリオン》>《超神星アポロヌス・ドラゲリオン》]]対策 SP版は未所持カードが使え、無理なく光ブロッカーマシマシにできる|
|[[《口寄の化身》]]|(6)|ドローソース|
|[[《不浄の魔人ジャラ》]]|(6)|スレイヤー持ちS・トリガー獣 メタモーフ(実質無条件)でブロッカーを得る|
|[[《清浄の精霊ウル》]]|(6)|ブロッカー持ちS・トリガー獣 メタモーフ(実質無条件)でcipに相手1体タップを得る|
|[[《ガルベリアス・ドラゴン》]]|(6)|ルール上、多数の能力を得られやすい|
|[[《ボルメテウス・ホワイト・ドラゴン》]]|(7)|ブレイクできれば大きなアドに|
|[[《二角の超人》]]|(7)|単色2枚が落ちれば実質5マナだが、多色で計算が狂ったり呪文を手札に加えられない弱点もある|
|[[《剛撃聖霊エリクシア》]]|(7)|高いパワーでブロッカー持ちとQ・ブレイカーの打点が優秀|
|[[《緑神龍ダクマバルガロウ》]]|(7)|序盤に出せば一気に勝負を決められる事も|
|[[《コマンダー・テクノバスター》]]|(7)|パワーと打点を意識した場合の置きドロー|
|[[《ロスト・ソウル》]]|(8)|どれだけドローされた状態でも一発で相手の手札を空にできる|
|[[《バザガジール・ドラゴン》]]|(8)|ハンデスが多く重いのでそこまで再利用はできないが、単体除去にもなるスピアタ2打点は腐りづらい|
|[[《緑神龍アーク・デラセルナ》]]|(8)|ハンデス対策|
|[[《メテオキャノン・ドラゴン》]]|(8)|ハンデス対策|
|[[《翔竜提督ザークピッチ》]]|(8)|ハンデス対策|
|[[《悪魔聖霊バルホルス》]]|(8)|軽量クリーチャーの足止めと生きた除去を兼ね、[[《アルファディオス》>《聖霊王アルファディオス》]]の進化元にもなれる|
|[[《英知と追撃の宝剣》]]|(8)|フィールドアドバンテージを稼げる 相手のマナ回収によっては逆転の芽となるのが玉に瑕|
|[[《黒神龍ベルザローグ》]]|(9)|超大型が残る[[《デモニック・バイス》]] 先攻1ターン目に出ると非常に強力|
|[[《聖霊王アルファディオス》]]|(10)|相手によっては詰みに追い込める 最大の弱点であるコストもこのルールではあまり気にならない|

通常環境では汎用カードである[[《デーモン・ハンド》]]や[[《アクア・サーファー》]]などは、このルールでは汎用カードとなるわけではない。
ルール上、通常では考えられない盤面になることが多く、単体しか処理できない[[S・トリガー]]ではあまり役に立たないケースが多いからである。
さらに、通常環境では[[《ホーリー・スパーク》]]との選択になる[[《バリアント・スパーク》]]だが、このルールではほぼ[[完全上位互換]]といっても差し支えない性能となる。

***[[【連ドラ】]] [#r15d2699]
SPからは、未所持カードが使えるようになったため、[[【連ドラ】]]の人気も高い。

|[[《トット・ピピッチ》]]|(3)|自分のドラゴンをスピードアタッカーにするファイアーバード|
|[[《リップ・ウォッピー》]]|(3)|上限はあるが、自分のドラゴンを出すたびドローする|
|[[《コッコ・ルピア》]]|(3)|はじめから10マナあるので優先度はそこまで高くない|
|[[《ストリーミング・チューター》]]|(5)|高確率で[[《トリプル・ブレイン》]]を超えるドロー性能となる|

|[[《ボルシャック・バディ・ドラゴン》]]|(4)|ファイアー・バードを探索する初動|
|[[《神滅翔天ザーク・ゼヴォル》]]|(4)|能力もさることながら種族も優秀|
|[[《蒼神龍ノースグレイ》]]|(4)|ブロッカー 余裕があれば《グールジェネレイド》とセットで|
|[[《黒神龍ジャグラヴィーン》]]|(4)|ブロッカー|
|[[《アルティメット・ドラゴン》]]|(5)|圧倒的なパワー|
|[[《光神龍セブンス》]]|(5)|これを出さないと防御力はからっきし|
|[[《黒神龍ゾルヴェール》]]|(5)|攻撃できるブロッカー 墓地回収は短期決戦では旨味が少ないかも|
|[[《緑神龍ハルクーンベルガ》]]|(5)|ドラゴンの比率を下げずに、cipで1マナブースト(ただしランダム)ができる|
|[[《紅神龍バルガゲイザー》]]|(6)|確定ガチャ|
|[[《フレミングジェット・ドラゴン》]]|(6)|ルール上ドラゴンを大量に入れてもデッキが回るため確定[[Q・ブレイカー]]も夢ではない|
|[[《神滅竜騎ガルザーク》]]|(6)|攻守両面で活躍するドラゴン|
|[[《無双竜機ドルザーク》]]|(6)|小型を除去しつつ殴る|
|[[《光神龍ベティス》]]|(6)|S・トリガーブロッカー|
|[[《紅神龍ジャガルザー》]]|(6)|[[《紅神龍バルガゲイザー》]]との相性が良い|
|[[《フレイムバーン・ドラゴン》]]|(6)|4000火力|
|[[《インフィニティ・ドラゴン》]]|(7)|無理なくデッキをドラゴンマシマシにできるため、高確率で何かを残せる|
|[[《蒼神龍メタモルフィース》]]|(7)|ブロッカー 破壊されても山札から誰かを呼び出す|
|[[《黒神龍グールジェネレイド》]]|(7)|ドラゴンが破壊されると復活|
|[[《黒神龍グールジェネレイド》]]|(7)|ドラゴンが破壊されると復活するが、短期決戦が多いこのルールとは相性が悪い|
|[[《黒龍王ダーク・ジオス》]]|(7)|選ばせ除去しつつ殴る|
|[[《ヘリオス・ティガ・ドラゴン》]]|(7)|相手に2000全体火力 大型主体の当ルールでは厳しいか|
|[[《バルキリー・ドラゴン》]]|(7)|アーマード・ドラゴンを探索 キャントリップ感覚で使おう|
|[[《黒神龍ガルバロス》]]|(7)|[[おしゃれ枠]]|
|[[《翔竜提督ザークピッチ》]]|(8)|cipで確定3枚手札補充&スピードアタッカー付与も夢ではない|


**参考 [#p77f4ad1]
-[[用語集]]
-[[デュエル・マスターズ プレイス]]
-[[レギュレーション]]
//-[[SPルールマッチ]]
-[[SPルール]]

-[[【イベント】「SPルールマッチ」開催情報>https://dmps.takaratomy.co.jp/news/582]]
-[[スペシャルルールで挑め!「SPルールマッチ」開催!>https://dmps.takaratomy.co.jp/news/770]]

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