#author("2020-11-15T12:24:16+09:00","","") *シールド&ruby(しょうきゃく){焼却}; [#rfdc3040] [[シールド]]を直接[[墓地]]に送る効果の俗称。墓地でなくても、[[シールド]]が[[手札]]以外の[[ゾーン]]に送られた時にも使われる。 漫画などにおいて「シールドを焼き尽くす」と表現されたことに由来している。 シールド焼却は、主に2種類に分かれる。 +[[《ボルメテウス・ホワイト・ドラゴン》]]のような[[ブレイク]]時の[[置換効果]] +[[《冥府の覇者ガジラビュート》]]や[[《インビンシブル・フォートレス》]]のような[[cip]]や[[呪文能力]]による[[単発的効果]] |ボルメテウス・ホワイト・ドラゴン SR 火文明 (7)| |クリーチャー:アーマード・ドラゴン 7000| |W・ブレイカー| |このクリーチャーがシールドをブレイクする時、相手はそのシールドを手札に加えるかわりに持ち主の墓地に置く。| |冥府の覇者ガジラビュート VR 闇文明 (6)| |クリーチャー:デーモン・コマンド 3000| |このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、相手のシールドを1枚選び、持ち主の墓地に置く。(その「S・トリガー」は使えない)| 相手は[[手札]]が増やせず[[S・トリガー]]も[[S・バック]]も[[サバキZ]]も使えないため、[[シールド]]による相手の逆転の機会はほとんど無くなると言っていい。そのため、通常の[[ブレイク]]とは比較にならない[[アドバンテージ]]を得ることができる。 **[[ブレイク置換効果]]でのシールド焼却 [#f5491ba2] [[ブレイク置換効果]]によるシールド焼却は、[[《魔聖デス・アルカディア》]]のような[[シールド]]を[[コスト]]にする[[能力]]や、[[《無敵城 シルヴァー・グローリー》]]などの[[城]]の身代わり[[効果]]を無視することができる。これは、[[置換効果]]は[[アクティブ・プレイヤー]]から先に適用し、1度に2つの[[置換効果]]を適用できない[[ルール]]があるためである。&br;ただし、何らかの理由で相手の[[ターン]]に[[ブレイク]]が発生する場合には、相手が優先権を持つため逆に[[置換効果]]が適用できなくなってしまう。 当然ブレイクできる枚数が多いほどその効果は高いため、[[ワールド・ブレイカー]]などを持たせてやれば、相手のシールドを一切のアドバンテージを与えずに一掃できる。 **[[単発的効果]]でのシールド焼却 [#n91c04f6] こちらは、ブレイクという手間をかける必要はないので、扱いやすい部類に入る。ただし、ブレイクとは違って、[[ブレイク]]数を増やして効果を高める使い方はできない。 **その他 [#k06ef224] -[[ブレイク]]時にシールド焼却にするタイプが[[《ボルメテウス・ホワイト・ドラゴン》]]の登場によって大きく取り上げられ、その後一部の大型[[クリーチャー]]も持つようになった。それらは例外なく強力な[[フィニッシャー]]として使用されており、名前に「[[ボルメテウス]]」を冠することが多い。 いずれにしても、相手の[[シールド]]を安全に処理できるのは言うまでもなく強力。[[コントロール]]を使う際には考慮に入れたい戦術である。 -以前は、[[墓地]]送りによる[[シールド焼却]]は、完璧に安全な[[シールド]]の処理方法であったのだが、[[《疾封怒闘 キューブリック》]]の登場により、[[バウンス]]で一時的に凌がれる可能性が出た。 --[[ブレイク]]による[[シールド焼却]]は[[常在型能力]]であるとの裁定が出ているため、[[2017年3月25日ルール改訂]]以前は、万が一、1つ目の[[シールド]]が[[《疾封怒闘 キューブリック》]]で、[[ブレイク]]中の主体が[[バウンス]]された場合、残りの[[シールド]][[ブレイク]]では焼却することができず、すべて通常[[ブレイク]]になってしまうことになっていた。ルール改訂後は同時ブレイクとなったため、《キューブリック》能力は[[S・トリガー]]で出てくる[[《アクア・サーファー》]]の[[cip]]解決[[タイミング]]で解決されることとなり、このような挙動を取ることは不可能になった。 -シールド焼却は墓地に送るタイプのものが大半だが、[[《真実の名 ボルメテウス・ゼロ・ドラゴン》]]と[[《トンギヌスの槍》]]のように[[山札の下]]に送るもの、[[《Q.Q.QX.》>《Q.Q.QX./終葬 5.S.D.》]]のように山札に横向きにさすものや、マナゾーンに送る[[《緑神龍ダグラドルグラン》]]や[[《地獄極楽トラップ黙示録》>《超機動罠 デンジャデオン/地獄極楽トラップ黙示録》]]ものなども存在する。これらは《キューブリック》の能力に引っかからない利点がある。[[山札]]に送られた場合は、非公開ゾーンのシールドから非公開ゾーンの山札への移動になるため、[[カード]]の中身は各プレイヤー共に見ることはできず、[[裏向き]]のまま[[山札]]に送られる。 -[[S・トリガー]]を使えなくするのと、シールド焼却はまた違う。シールド焼却はシールドが手札以外のゾーンに送られることを指すが、[[《無双恐皇ガラムタ》]]や[[《呪紋の化身》]]の[[効果]]で[[S・トリガー]]を封殺している状態でも、シールドが手札に加わわれば、それはシールド焼却とは言わない。 -[[《デュエマの鬼!キクチ師範代》]]や[[《禁術のカルマ カレイコ》]]が[[バトルゾーン]]にいる状態で[[《Vチャロン》]]で[[シールド交換]]を行うと、実質的なシールド焼却の[[コンボ]]になる。 -漫画では[[切札 勝舞]]が[[不亞 幽]]との[[デュエル]]でシールド焼却を披露。[[《ボルメテウス・ホワイト・ドラゴン》]]の[[能力]]を利用して見事に[[《バースト・ショット》]]の[[シールド]]を[[墓地]]に送った。 **シールド焼却能力を持つ主な[[カード]] [#t576ea8a] ***[[置換効果]] [[自己置換効果]][#nb40f3c7] -[[ブレイク]]時 --[[《ボルメテウス・ホワイト・ドラゴン》]] --[[《ボルメテウス・サファイア・ドラゴン》]] --[[《ボルメテウス・レッド・ドラグーン》]] --[[《ボルメテウス・ブラック・ドラゴン》]] --[[《ボルメテウス・蒼炎・ドラゴン》]] --[[《暗黒王デス・フェニックス》]] --[[《暗黒凰ゼロ・フェニックス》]] --[[《「祝」の頂 ウェディング》]] --[[《神青輝 P・サファイア》]](条件付き) --[[《真実の名 ボルメテウス・ゼロ・ドラゴン》]]([[山札の下]]に送る) --[[《超竜Bクリムゾン》]]([[ファイアー・バード]]全員、条件あり) --[[《封魔ダンリモス》]]([[グランド・デビル]]全員、条件付き) --[[《混沌の覇者ディス・ガジラ》]](条件付き) --[[《緑神龍ダグラドルグラン》]]([[アクセル]]能力で[[マナ送り]]) --[[《Q.Q.QX./終葬 5.S.D.》]](山札の上から4枚目の位置に、横向きに刺す) ***単発的効果 [#n63b3867] -[[cip]]能力 --[[《冥府の覇者ガジラビュート》]] --[[《コアクラッシュ・リザード》]] --[[《超銀河竜 GILL》]] --[[《凶刻の刃狼ガル・ヴォルフ》]](条件付き) --[[《楯神の賢者レオルド》]]([[スリリング・スリー]]、条件付き) --[[《「呪」の頂 サスペンス》]](条件付き) --[[《GF隊総大将 無敵ング》]](条件付き) --[[《偽りの星夜 ブラック・オブ・ライオネル》]] --[[《革命龍 ガビュート》]] --[[《熱き侵略 レッドゾーンZ》]](条件付き) --[[《死鬼者デスワルツ》]](各[[プレイヤー]]) --[[《リベンギオス・ドラグーン》]](条件付き) -[[pig]]能力 --[[《悪魔霊騎グエム》]] -[[アタックトリガー]] --[[《魅惑のダンシング・エイリアン》]](条件付き) --[[《不敗のダイハード・リュウセイ》]] --[[《晶鎧亜スペクトライト》]](条件付き) -その他能力 --[[《海王龍聖ラスト・アヴァタール》]](各[[プレイヤー]]、[[シールド追加]]時) --[[《パラボラ・ボラッピ》]](自分の[[進化クリーチャー]][[召喚]]時、条件付き) --[[《古代楽園モアイランド》]](バトルに勝った時、[[シールド]]3つ分を可能な限り[[マナ送り]]) -[[呪文]] --[[《インビンシブル・フォートレス》]] --[[《生命剥奪》]](条件付き) --[[《崩壊と灼熱の牙》]](条件付き) --[[《執拗なる鎧亜の牢獄》]](条件付き) --[[《超銀河弾 HELL》]](条件付き) --[[《トンギヌスの槍》]]([[シールドカード]]1枚を[[山札の下]]に) --[[《オールデリート》]]([[シールドカード]]すべて、つまり[[シールド]]すべてを[[山札の下]]に) --[[《超機動罠 デンジャデオン/地獄極楽トラップ黙示録》]]([[マナ送り]]) --[[《地震と火事の雷親父》]]([[O・ドライブ]]、条件付き) --[[《ボルメテウス・ホワイト・ドラゴン/ボルメテウス・レジェンド・フレア》]] //かなり多いので代表的なものだけ選出しました。 //↑データは多い方がよいと思ったので戻しました。 **参考 [#i5256cef] -[[用語集]] -[[シールド]] -[[置換効果]] -[[自己置換効果]] -[[ボルメテウス]] -[[5.S.D.]] ---- 公式Q&A >Q.[[《ボルメテウス・ホワイト・ドラゴン》]]で攻撃し、相手のシールドをブレイクする時、能力により相手のシールドが手札に加わるかわりに墓地に置かれました。この攻撃の終わりに[[《アーサー・ポンアタイム》]]の「キリフダッシュ」を使えますか? A.いいえ、使えません。[[《ボルメテウス・ホワイト・ドラゴン》]]の能力はブレイクを置換しているため、シールドのブレイクを発動条件としている「キリフダッシュ」も使うことができません。 [[引用元>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/33466]]