#author("2023-07-08T16:34:13+09:00","","")
#author("2024-02-15T22:22:58+09:00","","")
*システムクリーチャー [#b9fa9c02]

戦闘力よりも所持する[[能力]]を目的に使われる[[クリーチャー]]全般のこと。
狭義には、[[常在型能力]]もしくは[[バトルゾーン]]にある間に使える[[誘発型能力]]を有する[[クリーチャー]]を指す。

代表格は[[《コッコ・ルピア》]]、[[《光器ペトローバ》]]、[[《雷鳴の守護者ミスト・リエス》]]など。[[コスト軽減]]、[[ドロー]]、[[パンプアップ]]、[[ロック]]など、戦略の要となるものが多い。[[コスト踏み倒しメタ]]、[[呪文メタ]]もシステムクリーチャーの内に含まれる。

このタイプの[[クリーチャー]]は、存在している間は[[能力]]を半永久的に利用できるため、[[コストパフォーマンス]]がゲーム進行に伴い上昇していく。
よって、自身のシステム[[クリーチャー]]の維持と、相手のシステム[[クリーチャー]]の[[除去]]は、最優先事項の一つ。

ちなみに[[クリーチャー]]以外では、[[城]]、[[フォートレス]]、[[フィールド]]、[[クロス]]されていない時に[[能力]]を発揮する[[クロスギア]]などが相当する。特に[[バトルゾーン]]にありながらアクションが不可能な[[フォートレス]]、[[フィールド]]はこの役割のために存在する[[カードタイプ]]と言える。
ちなみに[[クリーチャー]]以外では、[[城]]、[[フォートレス]]、[[フィールド]]、[[タマシード]]、[[クロス]]されていない時に[[能力]]を発揮する[[クロスギア]]などが相当する。特に[[バトルゾーン]]にありながらアクションが不可能な[[フォートレス]]、[[フィールド]]はこの役割のために存在する[[カードタイプ]]と言える。
具体的には[[《ノーブル・エンフォーサー》]]、[[《ハッスル・キャッスル》]]など。

-大半のシステムクリーチャーは[[テキスト]]にどのゾーンにあれば[[能力]]が機能するかが書かれていないが、ほとんどが「''[[バトルゾーン]]にある間''」である。[[DM-09]]までは「このクリーチャーがバトルゾーンにある間」と[[テキスト]]にあったが、[[DM-10 「聖拳編(エターナル・アームズ) 第1弾」>DM-10]]以降は省略された。
-大半のシステムクリーチャーは[[テキスト]]にどのゾーンにあれば[[能力]]が機能するかが書かれていないが、ほとんどが「''[[バトルゾーン]]にある間''」である。[[DM-09]]までは「このクリーチャーがバトルゾーンにある間」と[[テキスト]]にあったが、[[DM-10]]以降は省略された。

-簡単に[[除去]]されては元も子もないので、使用の際は[[ハンデス]]で相手の[[除去]]を封じたり[[《ペトリアル・フレーム》]]や[[《邪脚護聖ブレイガー》]]などの[[セイバー]]で守ることが必要である。もちろん、逆に[[フィニッシャー]]の囮として使うことも考えられる。

-[[進化クリーチャー]]のシステムクリーチャーは目先の[[アドバンテージ]]をとりにくく[[除去]]された時の損失も大きいため敬遠される傾向にある。[[エンジェル・コマンド]]の[[進化]]には優秀な[[能力]]を持つものが多いが、採用率がそれほど高くないのはこうした理由による。

-[[サバイバー]]は[[軽量級]]から[[重量級]]までが互いに[[効果]]でサポートし合うため、[[デッキ]]の大半がシステムクリーチャーとなりうる好例である。

-[[新章デュエル・マスターズ]]あたりからは、[[サバイバー]]並みに種族間のサポートが頑強になる[[種族]]が増え、さらに[[《異端流し オニカマス》]]のような『出しやすくて効果を発揮しやすい』、あるいはアタッカーとしての面も兼ね備えたシステムクリーチャーが軽量級に出回り始めた。
これによって、システムクリーチャーは珍しいものではなくなり、相対的に「システムクリーチャー」という言葉は死語になりつつある。

**参考 [#g48a75d9]
-[[用語集]]
-[[常在型能力]]
-[[誘発型能力]]
-[[置きドロー]]
-[[ロック]]
-[[cip]]
-[[pig]]

&tag(用語集,クリーチャー);