#author("2022-10-27T11:01:19+09:00","","")
#author("2022-10-27T11:12:32+09:00","","")
*カラーパイ [#ad61cbad]
カードデザインおよび背景ストーリーにおける、[[文明]]ごとの役割や特徴。
元は[[Magic:The Gathering]]の用語であり、「カラー」と呼ぶのはそのため。

青が知識とドローに優れるなど、[[デュエル・マスターズ]]におけるカラーパイは[[Magic:The Gathering]]と共通する部分も少なくない。

しかし、[[追加ターン]]を得意とするカラーは[[Magic:The Gathering]]では青だったが、デュエル・マスターズでは水文明ではなく主人公色のある火文明に変更させたという例もある([[参考>https://twitter.com/syaba3/status/1476750691859595264]])。

**カードデザインにおけるカラーパイ [#uf42feef]
「[[闇]][[文明]]は[[破壊]]や[[墓地利用]]、[[スーサイド]]が得意」といった、[[文明]]ごとの役割を表す。

カードテキストは基本的にこのカラーパイに沿ってデザインされており、カラーパイを逸脱したカードテキストはあまり作られない。また、カラーパイを逸脱した[[効果]]を持ったカードは、同じ[[効果]]でカラーパイが適性な[[文明]]のカードよりも低い[[スペック]]になることが多い([[《ソーラー・レイ》]]と[[《エレメンタル・トラップ》]]、[[《エナジー・ライト》]]と[[《エナジー・フレイム》]]など)。

[[コスト踏み倒し]]はカラーパイの例外が多く、火文明なのにマナゾーンから出す[[《超竜ヴァルキリアス》]]、闇文明なのにシールドゾーンから出す[[《貴星虫イザハヤテ》]]、光文明なのに墓地から出す[[《湧水の光陣》]]などが存在している。

-時代の変化でカラーパイにそぐわないものとなった能力は再録しづらいという考えがあるようだ。今まで[[《深緑の魔方陣》]]が再録されなかったのは[[カラーパイと合わなかったから>https://twitter.com/syaba3/status/1502250796540252160]]という発言がある。
--他にも、[[デュエル・マスターズ プレイス]]で登場させるに当たり、[[《超神星ビッグバン・アナスタシス》]]の[[ブロッカー]]や[[《禁門の超人》]]の[[マナ送り]]版[[ランダムハンデス]]が別の能力に置き換えられるなどの工夫も見られる。

***各文明の特徴的な能力 [#u0d870a6]
|>|CENTER:BGCOLOR(#ffc):''[[光]]''|
|[[ブロッカー]]|水や闇にもあるが、光だと[[《ヘブンズ・ゲート》]]とのシナジーが大きい|
|相手のクリーチャーを[[タップ]]する||
|ターンの終わりに自分のクリーチャーをアンタップする|→[[警戒]]|
|[[すべてのバトルに勝つ]]||
|相手は自分のクリーチャーを選べない|→[[アンタッチャブル]](ただし、後に水文明も持つようになり、主流もそちらに移った)|
|攻撃できない能力/効果は無効になる|→[[ダイヤモンド状態]]|
|[[EXライフ]]以外の[[シールド化]]|→[[シールド追加]](ただし、黎明期は自然文明の担当だった(([[《ミステリー・ブレス》]]、[[《深緑の魔方陣》]])))&br;→[[シールド送り]]|
|[[パワーの最後の三桁が「500」]]||
|>|CENTER:BGCOLOR(#cff):''[[水]]''|
|無条件かつ複数枚の[[ドロー]]|[[キャントリップ]]およびマナ以外のコストが必要なドローはどの文明にも存在している|
|[[手札交換]]|先に引いてから捨てることが多い|
|クリーチャーを持ち主の手札に戻す|→[[バウンス]]|
|[[ブロックされない]]||
|[[ジャストダイバー]]||
|[[ブロックされない]]||
|クリーチャーを持ち主の手札に戻す|→[[バウンス]]|
|※他文明の同等クリーチャーよりパワーが1000低い|[[《シザー・アイ》]]など。現在ではほぼなくなっている|
|>|CENTER:BGCOLOR(#ccc):''[[闇]]''|
|[[スレイヤー]]||
|相手の手札を捨てさせる|→[[ハンデス]]|
|自他問わず[[破壊]]、[[墓地利用]]全般|[[《デーモン・ハンド》]]、[[《邪魂創世》]]、[[《インフェルノ・ゲート》]]、[[《神羅ヘルゲート・ムーン》]]など|
|クリーチャーのパワーを-XXXXする|→[[パワー低下]]|
|2つ以上の[[シールド回収]]|[[《デビル・ドレーン》]]など。1つ回収は[[闇]]はもちろん[[火]]も得意とする|
|※他文明の同等クリーチャーよりパワーが1000低い|[[《腐卵虫ハングワーム》]]など。現在ではほぼなくなっている|
|>|CENTER:BGCOLOR(#fcc):''[[火]]''|
|[[スピードアタッカー]]||
|アンタップしているクリーチャーを攻撃できる|→[[アンタップキラー]]|
|パワーXXXX以下・コストX以下のクリーチャーを破壊|→[[火力]]|
|パワーXXXX以下・コストX以下のクリーチャーを破壊|→[[火力]]&br;→[[コスト火力]]|
|相手のシールドを墓地に置く|→[[シールド焼却]]([[《冥府の覇者ガジラビュート》]]、[[《CRYMAX ジャオウガ》]]など[[闇]]にも多少存在する)|
|相手のマナゾーンにあるカードを墓地に置く|→[[ランデス]]([[《超竜バジュラ》]]、[[《猿神兵アッシュ》]]、[[《暗黒凰ゼロ・フェニックス》]]など)|
|[[攻撃されない]]|[[《クック・ポロン》]]、[[《爆熱剣 バトライ刃》]]など。後に主流は水文明の[[ジャストダイバー]]に移った。|
|[[手札交換]]|先に捨ててから引くことが多い|
|攻撃先は[[変更できない]]||
|>|CENTER:BGCOLOR(#cfc):''[[自然]]''|
|[[マッハファイター]]||
|クリーチャーを持ち主のマナゾーンに置く|→[[マナ送り]]|
|自分の山札からクリーチャーを手札に加える|[[《ディメンジョン・ゲート》]]、[[《進化設計図》]]など|
|[[マナチャージステップ]]以外でマナゾーンにカードを置く|→[[マナブースト]]&br;コスト3以上になると全文明に[[チャージャー]]がある|
|相手のマナゾーンにあるカードを墓地に置く|→[[ランデス]]([[《マナ・クライシス》]]、[[《緑神龍ミルドガルムス》]]、[[《偽槍縫合 ヴィルジャベリン》]]など)|
|※他文明の同等クリーチャーよりパワーが1000高い|[[戦国編]]以降に獲得した性質|
|>|CENTER:BGCOLOR(#f8f8f8):''[[無色]]''|
|>|(どの文明からも影響を受けている。スペックは他の文明より低めに設定されることも多い)|
|カードを1枚選び、指定のゾーンに置く|[[カード指定除去]]([[《トンギヌスの槍》]]や[[《勝熱と弾丸と自由の決断》]]の印象が強め。ただ、他の文明にも存在する。)|

**背景ストーリーにおけるカラーパイ [#mac5fbbd]
「[[闇文明]]は自身の目的のためなら味方の犠牲も厭わない」というような、その文明が持つ思想や哲学を指す。

背景ストーリーにおけるカラーパイはカードデザインにも反映されている。たとえば「自身の目的のためなら味方の犠牲も厭わない」という性質は、[[闇]]が得意とする[[スーサイド]]としてカードテキストに落とし込まれている。

**参考 [#n2cce36b]
-[[用語集]]
-[[文明]]

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