#author("2022-08-13T21:12:32+09:00","","")
#author("2024-02-24T18:31:47+09:00","","")
*【M・R・C・ロマノフ】  (デュエプレ)[#i998ac83]

[[《煉獄邪神M・R・C・ロマノフ》]]から大量の呪文を踏み倒すデッキ。[[黒]][[赤]]を中心に[[緑]]が少量入ることもある。
[[《煉獄邪神M・R・C・ロマノフ》]]から呪文を踏み倒し制圧や[[ワンショット]]を狙うデッキ。

戦術に必要なカードは「[[墓地肥やし]]の手段」「[[メインデッキ]]に、[[墓地進化GV]]に使う闇または火のクリーチャー」「ある程度の枚数のコスト6以下の闇または火の呪文」であり、組み方にもよるがデッキの自由枠がかなり高い。

[[New Division]]では、[[DMPP-21]]が実装されると同時に[[《煉獄邪神M・R・C・ロマノフ》]]が使用不可能になった。

|煉獄邪神M・R・C・ロマノフ SR 闇/火文明 (20)|
|進化クリーチャー:ゴッド/ダークロード/ナイト 17000|
|墓地進化GV-墓地の闇または火のクリーチャー3枚|
|このクリーチャーの召喚コストは、すべての墓地にあるカード1枚につき1少なくなる。ただし、コストは1より少なくならず、かつこのクリーチャーの持つ文明の数より少なくならない。|
|メテオバーンX:攻撃する時、このクリーチャーの下にあるカードを3枚まで墓地に置いてもよい。そうした場合、自分の墓地からコスト6以下の闇または火の呪文を超探索し、こうして墓地に置いたカード1枚につき1枚、コストを支払わずに唱える。その後、その呪文を唱えた順番で自分の山札の一番下に置く。|
|T・ブレイカー|

**主要カード [#q7a13d1f]
|[[《煉獄邪神M・R・C・ロマノフ》]]|[[メテオバーン]]により墓地から3枚まで呪文を唱える。|
|[[《煉獄邪神M・R・C・ロマノフ》]]|[[メテオバーン]]により墓地から3枚まで呪文を唱える|

**候補カード [#f561890f]
***踏み倒し先呪文 [#j5e37ed6]
|[[《煉獄と魔弾の印》]]|[[リアニメイト]]しスピードアタッカー付与|
|[[《魔弾 ベター・トゥモロー》]]|ブレイク数増加により[[ワンショット]]を狙う|
|[[《デーモン・ハンド》]]|定番[[S・トリガー]]|
|[[《ソウル・アドバンテージ》]]|大量[[ハンデス]]|
|[[《超次元リバイヴ・ホール》]]|[[サイキック・クリーチャー]]を出す|
|[[《超次元ミカド・ホール》]]|~|
|[[《超次元ボルシャック・ホール》]]|~|
|[[《キリモミ・スラッシュ》]]|自分のクリーチャー全員を[[スピードアタッカー]]にしてワンショット|
***[[墓地肥やし]] [#ue501940]
|[[《邪眼獣ヤミノオーダー》]]|墓地肥やしと防御札を兼ね備える|
|[[《邪眼銃士ディミトリ卿》]]|自分ターン終わりに墓地肥やし、《ヤミノオーダー》とも相性がいい|
***コスト6以下の闇または火の呪文 [#j5e37ed6]
|>|BGCOLOR(#d0d8e0):超次元呪文|
|[[《超次元リバイヴ・ホール》]]|[[探索]]のない[[墓地回収]]。《M・R・C》召喚前の下準備から、メテオバーンで送った生物を即回収など幅広く使える。|
|[[《超次元ライデン・ホール》]]|コスト6以下の闇サイキックを出せるほか、《M・R・C》の[[攻撃]]をキャンセルできる|
|[[《超次元ミカド・ホール》]]|-2000のパワー低下。コスト8以下の闇サイキックを出せる|
|[[《超次元シューティング・ホール》]]|[[《変貌の覚醒者ジョジョン・パワード》]]を出すことが多い。[[《時空の戦猫シンカイヤヌス》]]で《ジョジョン・パワード》をスピードアタッカーに。|
|[[《超次元ボルシャック・ホール》]]|[[《勝利のガイアール・カイザー》]]や[[《レッド・ABYTHEN・カイザー》]]、[[《激天下!シャチホコ・カイザー》]]などを出せる。文明不問のコスト5以下で、水の[[《時空の戦猫シンカイヤヌス》]]を出すことも。|
|[[《超次元シャチホコ・ホール》]]|文明に関係なくエイリアン・サイキック・クリーチャーを出せる|
|[[《超次元バイス・ホール》]]|[[P'S覚醒リンク]]のコンボとして使える|
|[[《超次元ムシャ・ホール》]]|除去性能は《ボルシャック・ホール》より高性能だが出せるサイキックの種類が狭いため一長一短|
|>|BGCOLOR(#d0d8e0):受け札と兼用|
|[[《スーパー炎獄スクラッパー》]]|[[ウィニー]]に有効。[[《アンタッチャブル》>《時空の英雄アンタッチャブル》]]に触れないので注意。|
|[[《地獄門デス・ゲート》]]|[[S・トリガー]]。《ヴィルジニア卿》をリアニメイトできれば《M・R・C》に繋げられる|
//|[[《デーモン・ハンド》]]|定番[[S・トリガー]]だが採用の枠はない|
|[[《デッドリー・ラブ》]]|軽量[[S・トリガー]]、[[スーサイド]]付き[[確定除去]]。&br;《M・R・C》の[[攻撃]]をキャンセルできる|
|[[《火焔特攻弾》]]|こちらは、デッキに不足しがちな火単色カードと、自分の盤面を減らす動きができる|
|>|BGCOLOR(#d0d8e0):[[《ヴォルグ・サンダー》]]の墓地肥やし効率を高めるためのチャージャー|
|[[《ボーンおどり・チャージャー》]]|ささやかながら墓地肥やしもしてくれる|
|[[《エンゲージ・チャージャー》]]|一時的にシールドを増やし、最終的には墓地肥やし|
|[[《勝負だ!チャージャー》]]|基本[[空撃ち]]。《M・R・C》のアタックトリガーをシールドブレイクしなくても使えるようになる|
|[[《クルセイド・チャージャー》]]|ディスカードで《M・R・C》をサーチできる|
|[[《ロスト・チャージャー》]]|確定で《M・R・C》を墓地へ。《リバイヴ・ホール》で回収可能であり、《ヤミノ・オーダー》の[[S・トリガー]]化もできる。|
|>|BGCOLOR(#d0d8e0):その他|
|[[《プライマル・スクリーム》]]|4枚墓地肥やし後に[[任意]]で[[サルベージ]]。[[メテオバーン]]で唱えたら手札を1枚増やせるのでそれなりに強力|
|>|BGCOLOR(#d0d8e0):主にコンボに|
|[[《崩壊と灼熱の牙》]]|相手を[[破壊]]する度に[[ランダムハンデス]]&[[シールド焼却]]|
|[[《煉獄と魔弾の印》]]|[[非進化]]を[[リアニメイト]]し[[スピードアタッカー]]付与|
|[[《インフェルノ・サイン》]]|[[S・トリガー]]。[[非進化]]を[[リアニメイト]]|
|[[《チェーン・デスマッチ》]]|[[《時空の火焔ボルシャック・ドラゴン》]]や[[《紅蓮の怒 鬼流院 刃》]]などとセットで|
|[[《復活のトリプル・リバイブ》]]|《特攻人形ジェニー》などをリアニメイト|
|[[《魔弾 ベター・トゥモロー》]]|[[ブレイク数増加>追加ブレイク]]により[[ワンショット]]を狙う|
//|[[《ソウル・アドバンテージ》]]|大量[[ハンデス]]。[[ブレイク]]はハンデス後なので注意|
//|[[《キリモミ・スラッシュ》]]|味方全員を[[スピードアタッカー]]にしてワンショット|

***[[墓地肥やし]]クリーチャー [#ue501940]
|[[《邪眼獣ヤミノオーダー》]]|墓地肥やしと防御札を兼ねる。手打ちでも優秀|
|[[《封魔ロノヴェル》]]|自分[[ターンの終わり>ターン終了ステップ]]に墓地肥やしができる[[ブロッカー]]。|
|[[《埋葬虫ベリアル・ワーム》]]|~|
|[[《邪眼銃士ディミトリ卿》]]|~|
|[[《白骨の守護者ホネンビー》]]|墓地肥やし後に[[サルベージ]]|
|[[《黒神龍ハルヴェルド》]]|[[cip]]で4枚墓地肥やし|
|[[《暗黒獣ヤミノシーザー》]]|呪文詠唱で墓地肥やし、軽い[[ブロッカー]]。|
|[[《プライマル・スクリーム》]]|4枚墓地肥やし後に[[任意]]で[[サルベージ]]|
|[[《暗黒獣ヤミノシーザー》]]|軽い[[ブロッカー]]。呪文詠唱で墓地肥やし|

//**サイキック・クリーチャー
***サイキック・クリーチャー [#mc7a78a9]
|[[《ヴォルグ・サンダー》]]|大量墓地肥やし。超次元呪文から出せるので腐りづらい|
|[[《サンダー・ティーガー》]]|-2000のパワー低下。|
|[[《時空の霊魔シュヴァル》]]|《ヴォルグ・サンダー》などを並べれば覚醒できる。対ビートダウンに|
|[[《時空の凶兵ブラック・ガンヴィート》]]|タップ獣を破壊できる|
|[[《時空の悪魔龍 ディアボロス ZZ》]]|[[《時空の支配者ディアボロス Z》]]の[[相互互換]]だが[[デーモン・コマンド・ドラゴン]]のおかげで《シュヴァル》とシナジーがある|
|[[《勝利のガイアール・カイザー》]]|出たターン限定のアンタップキラーでスピードアタッカー|
|[[《勝利のリュウセイ・カイザー》]]|相手のマナを疑似タップインさせ行動を阻害|
//|[[《 》]]| |
|[[《ガロウズ・セブ・カイザー》]]|《シャチホコ・ホール》経由で出せる 《ライデン・ホール》でアタックキャンセルしながら[[P'S覚醒リンク]]も揃えられる|
|[[《激沸騰!オンセン・ガロウズ》]]|《シャチホコ・ホール》か《ボルシャック・ホール》経由で出せる 《ライデン・ホール》でアタックキャンセルしながら[[P'S覚醒リンク]]も揃えられる|
|[[《死海竜ガロウズ・デビルドラゴン》]]|[[《超次元バイス・ホール》]]によりコスト6の[[《ガロウズ・セブ・カイザー》]]を出すことで[[P'S覚醒リンク]]できる|
|[[《豪遊!セイント・シャン・メリー》]]|上と同じで、コスト6の[[《光器セイント・アヴェ・マリア》]]を出すことで[[P'S覚醒リンク]]できる|

***その他 [#hec9726a]
|[[《魔光蟲ヴィルジニア卿》]]|《M・R・C・ロマノフ》 を[[リアニメイト]]|
|[[《邪眼獣ヤミノディヴィジョン》]]|《M・R・C・ロマノフ》 のコスト軽減またはリアニメイト|
|[[《炸裂の影デス・サークル》]]|自爆出来る[[S・トリガー]]獣|
|[[《邪眼皇ロマノフI世》]]|[[《煉獄と魔弾の印》]]から連続で出せる、サブプランとしても|
|[[《魔光蟲ヴィルジニア卿》]]※|《M・R・C》を[[リアニメイト]]。[[墓地回収]]にも|
|[[《邪眼獣ヤミノディヴィジョン》]]|[[ロマノフ]]を[[コスト軽減]]。《M・R・C》を[[リアニメイト]]|
|[[《炸裂の影デス・サークル》]]|[[自壊]]しつつ除去を放てる[[S・トリガー獣]]|
|[[《死海秘宝ザビ・デモナ》]]|[[自壊]]できる[[S・トリガー獣]]。[[《聖隷王ガガ・アルカディアス》]]のロック解除にも|
|[[《邪眼皇ロマノフI世》]]|[[《煉獄と魔弾の印》]]から連続で出せる。サブプランとしても|
|[[《暗黒GUY・ゼロ・ロマノフ》]]|~|
|[[《ギガボルバ》]]|[[光]]の[[S・トリガー]]に[[カードタイプ]]を問わない[[ロック]]。&br;[[《煉獄と魔弾の印》]]からリアニメイトも可能|
|[[《特攻人形ジェニー》]]|[[自壊]]しつつ[[ランダムハンデス]]。《M・R・C》のコストを2軽減できる|
//|[[《黒神龍ドボルザーク》]]|[[《クルセイド・チャージャー》]]が使えない[[New Division]]で、確定《M・R・C》サーチが欲しい場合に|
|[[《地獄スクラッパー》]]|単体では明らかに[[《スーパー炎獄スクラッパー》]]より弱いが、[[メテオバーン]]の[[濁り]]回避の[[S・トリガー]]呪文としては採用できる|

**このデッキの回し方 [#e4dfc03e]
[[墓地肥やし]]を行い、[[《煉獄邪神M・R・C・ロマノフ》]]から3枚まで呪文を唱える。
同じ呪文は唱えられないため、デッキ構築の時点で枚数調整には気を配る必要がある。

**略歴 [#sf625b77]
***[[DMPP-15]]環境 [#o55c40ea]

[[《煉獄邪神M・R・C・ロマノフ》]]の初出弾で、同弾に[[《邪眼獣ヤミノオーダー》]]や[[《埋葬虫ベリアル・ワーム》]]なども登場した。

まず、参考にされたのはTCG版の[[【マッドロマノフワンショット】]]であり、墓地に[[《魔弾 ベター・トゥモロー》]]を確保して、[[《煉獄と魔弾の印》]]などによる補助打点も添えていた。
問題点として、この時期の[[黒赤]]には引いてしまったカードを墓地に落とす[[手札交換]]がほとんどなく([[《クルセイド・チャージャー》]]や[[All Division]]での[[《神滅翔天ザーク・ゼヴォル》]]ぐらい)なので、意外と墓地に[[《魔弾 ベター・トゥモロー》]]を安定して落とすことができなかった。

《M・R・C・ロマノフ》着地前にも盤面処理かつ打点増加に使える[[《超次元ボルシャック・ホール》]]や[[《超次元ミカド・ホール》]]を[[手打ち]]の繋ぎかつ[[踏み倒し]]呪文として組み込んだ型が主流となっていく。

この時点では[[《魔光蟲ヴィルジニア卿》]]が4枚使えたため、[[《煉獄と魔弾の印》]]や[[《インフェルノ・サイン》]]で《ヴィルジニア卿》を[[リアニメイト]]し、盤面に2体目の《M・R・C・ロマノフ》を出すというプレイングも見られた。

***[[DMPP-16]]環境 [#h338486d]

[[《地獄門デス・ゲート》]]と[[《スーパー炎獄スクラッパー》]]で[[S・トリガー]]が強くなった。

アップデートで[[《魔光蟲ヴィルジニア卿》]]が[[DP殿堂]]に指定された。
しばらくは《ヴィルジニア卿》もしっかり[[1枚積み]]されていたが、徐々に《M・R・C》自身の[[コスト軽減]]だけでほとんど自己完結していることが知られていき、逆に早期着地では墓地に十分な呪文がないことから《ヴィルジニア卿》が優先度が低い・不要と評価が変わっていった。

逆に好相性と評価を上げたのは[[《特攻人形ジェニー》]]で、わずか2マナで[[自壊]]により墓地の進化元を設置でき序盤・中盤・終盤腐らず、[[ハンデス]]を含めてお互いの墓地の合計枚数もプラス2枚することができる。

***[[DMPP-17]]環境 [#yff484f2]

[[《ヴォルグ・サンダー》]]の登場でデッキの組み方が大きく変わった。
メインデッキのクリーチャーを減らして、[[《ヴォルグ・サンダー》]]で一気に墓地肥やしする形がメジャーになった。

非クリーチャーであれば《ヴォルグ・サンダー》の[[墓地肥やし]]の妨害にならないため、[[《DNA・スパーク》]]といった純粋な受け札を積むことが可能になった。
ただし、闇でも火でもないクリーチャーは、それが《ヴォルグ・サンダー》のストッパーになり[[墓地進化GV]]の3枚確保計画が狂うためよっぽどのことがない限り併用は推奨されない。

[[《邪眼獣ヤミノオーダー》]]の[[コスト火力]]は、闇か火を含んでいないと枚数に含まれないため、[[黒赤]]以外のカードを採用する際には少し不安定になった。

最速パターンは、2ターン目[[《特攻人形ジェニー》]]で1体として墓地に、3ターン目に任意の[[チャージャー]]、4ターン目にコスト5超次元で[[《ヴォルグ・サンダー》]]から墓地に追加2体を確保、5ターン目[[墓地進化GV]]する。

クリーチャーの数を絞ったことで、序盤の小型ブロッカーである[[《埋葬虫ベリアル・ワーム》]]が不採用になり、対速攻にはブロックではなく盾で受けて返す必要性が生まれた。入る[[S・トリガー]]自体は強化されているのでデッキの防御力は甲乙つけがたい。

相手の[[《サイバー・N・ワールド》]]には、7マナないしは9マナまで伸ばして対抗する。

7マナパターンは、1ターン前に1体以上進化元を墓地に確保しておく。進化させるターンの行動は5マナ《ヴォルグ・サンダー》+軽減込み2マナ《M・R・C》で[[進化速攻]]。
9マナパターンは5マナ《ヴォルグ・サンダー》+2マナ《特攻ジェニー》+軽減込み2マナ《M・R・C》と動く。

どちらの場合も、召喚時点でお互いの墓地の合計が18枚以上ないと《M・R・C》の召喚コストが2まで下がらないので注意。

-17.5弾環境ではスーパーデッキ収録をきっかけに[[《超次元リバイヴ・ホール》]]の[[墓地回収]]から[[探索]]が廃止され、当デッキがさらに動かしやすくなった。

***[[DMPP-18]]環境 [#m9302e58]

明確な強化カードは入手できなかった。

しかし、「コスト6以下の闇または火の呪文」を貪欲に吸収し、[[《ボルメテウス・ホワイト・フレア》]]や[[《ボルメテウス・リターンズ》]]などを候補にすることもできる。

元々の拡張性の高さ、環境の変化、[[《執拗なる鎧亜の牢獄》]]の[[再録]]で、[[青黒赤]]の構築も誕生した。
[[《陰謀と計略の手》]]と[[《執拗なる鎧亜の牢獄》]]で[[《魔光大帝ネロ・グリフィス・ルドルフ》]]や[[エターナル・Ω]]に強く、[[《コアクアンのおつかい》]]で手札補充手段もある。

***[[DMPP-19]]期 [#oe968974]

[[《封魔ゴーゴンシャック》]]を採用したデッキが増加したため、それにあわせて[[《埋葬虫ベリアル・ワーム》]]や[[《白骨の守護者ホネンビー》]]で墓地肥やしする型が現れた。

[[《ヴォルグ・サンダー》]]抜きで墓地肥やしをするデッキでは、闇サイキック専用呪文の依存度が下がり、[[《超次元ミカド・ホール》]]や[[《超次元ライデン・ホール》]]の採用も減らせるようになった。

新たに、《リバイヴ・ホール》or《ボルシャック・ホール》から[[《時空の戦猫シンカイヤヌス》]]、続けて《シューティング・ホール》から[[《変貌の覚醒者ジョジョン・パワード》]]を出し、[[2回攻撃]]込みで[[ダイレクトアタック]]する戦術が流行った。

***[[DMPP-20]]期 [#o35734f2]

やや後手に回る形になるが[[《学校男》]]で[[《眠りの森のメイ様》]]対策ができるようになった。[[《自爆屋ギル・メイワク》]]では《お目覚め》しか倒せず不安定だった。しかし[[《終末の時計 ザ・クロック》]]の登場で[[《母なる大地》]]や[[《父なる大地》]]を防御札として使う動きも定着しているため、相手に[[《学校男》]]を悪用されないよう気をつけなければならない。

[[New Division]]では[[《時空の霊魔シュヴァル》]]/[[《霊魔の覚醒者シューヴェルト》]]、[[《超次元ミカド・ホール》]]/[[《時空の封殺ディアス Z》]]/[[《殲滅の覚醒者ディアボロス Z》]]、[[《時空の戦猫シンカイヤヌス》]]/[[《時空の戦猫ヤヌスグレンオー》]]がND落ちで使用不可になった。

前述の[[《時空の戦猫シンカイヤヌス》]]+[[《変貌の覚醒者ジョジョン・パワード》]]のセットは《ヤヌス》が落ちて使えなくなり、新たなフィニッシャーに[[《絶対絶命 ガロウズ・ゴクドラゴン》]]が抜擢され、デッキ自体も[[《ゴースト・タッチ》]]や《学校男》を多投し、コントロール色が強くなった。

[[《暴走龍 5000GT》]]が登場し、[[サイキック・クリーチャー]]による打点を武器にするこのデッキにとっては出されると致命的なカードとなる。

さらに[[《「修羅」の頂 VAN・ベートーベン》]]も[[超次元ゾーン]]をほぼ機能停止させる。
【M・R・C・ロマノフ】でコマンドでもドラゴンでもない採用サイキック・クリーチャーは[[《時空の戦猫シンカイヤヌス》]](前述の通り[[All Division]]限定)と[[《時空の双英ジョン・タッチャブル》]]ぐらいなもの。
他は皆[[コマンド]]を持ってしまっている。普段は種族を意識しない[[《ヴォルグ・サンダー》]]や[[《時空の凶兵ブラック・ガンヴィート》]]や[[《激相撲!ツッパリキシ》]]もバッチリ[[着地置換効果]]が刺さるので注意。
幸い、《5000GT》よりは着地が遅いため、出される前に決着を付けたい。

**長所 [#ead52713]
1度に3枚も呪文を唱えながら大型[[T・ブレイカー]]が攻撃できるので、たいていはゲームエンドに持ち込める。
[[デザイナーズコンボ]]に近いが、踏み倒し先の呪文の種類はかなり多く、環境に合わせた呪文を投入できる。[[超探索]]なので多種類の呪文を入れても[[濁り>濁る]]にくい。
1度に3枚も呪文を唱えながら大型[[T・ブレイカー]]が攻撃するので、ワンショットが期待できる。[[スパーク]]で止まるのはご愛嬌。
踏み倒し先の呪文の種類はかなり多く、環境に合わせた呪文を投入できる。
また、[[超探索]]なので多種類の呪文を入れても[[濁り]]にくい。

[[墓地]]次第で[[超次元呪文]]の連打もできるので[[P'S覚醒リンク]]を狙うのもよい。

[[キーカード]]以外に対する[[ハンデス]]なら、墓地に残っている限り[[墓地肥やし]]として逆利用できる。

DMPP-17期のデッキなら、記載通りのプレイングで[[墓地利用メタ]]を貫通できる。

**短所 [#b1aa077b]
墓地利用デッキの例にもれず[[墓地利用メタ]]に弱い。
[[DMPP-15]]環境では[[《お清めトラップ》]]とこれを再利用できる[[《超次元ドラヴィタ・ホール》]]を同居させられる[[【白黒緑超次元】>【白黒緑超次元】 (デュエプレ)]]が多い。
《M・R・C・ロマノフ》を出すことすら叶わない試合展開に持ち込まれることもしばしばある。
-[[DMPP-15]]環境では[[《お清めトラップ》]]とそれを再利用できる[[《超次元ドラヴィタ・ホール》]]が同居する[[【白黒緑超次元】>【白黒緑超次元】 (デュエプレ)]]が多かった。
-[[DMPP-16]]では、[[《サイバー・N・ワールド》]]という天敵が増えた。[[【Nエクス】>【Nエクス】 (デュエプレ)]]などに対しては、《M・R・C》を出すことすら叶わない試合展開もしばしば。

また、《M・R・C・ロマノフ》は呪文を唱えられないとただの[[T・ブレイカー]]のファッティなので、[[呪文ロック]]にも弱い。
先の【白黒緑超次元】には呪文ロックできる[[《悪魔神王バルカディアス》]]も入るため、出せたとしてもアタックトリガーが使えず[[チャンプブロック]]されてシールドに触れないという事態もよく起こる。
また、《M・R・C》は呪文を唱えられないとただの[[T・ブレイカー]]のファッティなので、[[呪文ロック]]にも弱い。
[[《悪魔神王バルカディアス》]]や [[《聖隷王ガガ・アルカディアス》]]を出されると、《M・R・C》のアタックトリガーが使えず[[チャンプブロック]]されてシールドに触れないという事態にもなり得る。[[《邪眼獣ヤミノオーダー》]]など[[呪文]]以外の対抗策が必要。

天敵は[[《超電磁マクスウェル Z》]]。[[ソウルシフト]]により、容易にコスト5帯で着地してくるため、たった1枚しか呪文を唱えてないような序盤に[[呪文ロック]]で詰みになることもある。

[[ミラーマッチ]]ではお互いが[[墓地を肥やすため>墓地肥やし]]、お互いの《M・R・C》の[[召喚コスト]]が大幅に軽減される。墓地肥やしのタイミング次第では相手に逆利用されることもある。
//相手ターン終わりに発動する相手の[[《埋葬虫ベリアル・ワーム》]]により、自分から《M・R・C》を素出しできるようになるのが理想。

[[《魔光蟲ヴィルジニア卿》]]の[[DP殿堂]]後は、墓地から直接《M・R・C》を出すことが難しくなり、実質《M・R・C》8枚体制([[《インフェルノ・サイン》]]など経由も含めるとそれ以上)という状況が是正された。
[[ハンデス]]で《M・R・C》そのものを手札から落とすと時間稼ぎできる。高コストを狙い撃ちできる[[《ジェニー・ダーツ》]]などは苦手。

また、《M・R・C》を自身のコスト軽減能力で召喚するためには、手札に《M・R・C》を確保しつつ墓地に多数のカードを確保しなければならないため、デッキ内の《M・R・C》を減らすうえに[[墓地肥やし]]の枚数が少ない[[《邪眼銃士ディミトリ卿》]]の優先度が大きく下がった。それに伴い[[《邪眼獣ヤミノオーダー》]]の[[S・トリガー]]も期待しづらくなるなど、影響は多岐にわたっている。

[[P'S覚醒リンク]]で安全に勝利したい場合、盤面制限がかなりきつい。初動の[[《埋葬虫ベリアル・ワーム》]]や[[墓地肥やし]]の[[《ヴォルグ・サンダー》]]が、後々になって[[《激沸騰!オンセン・ガロウズ》]]を組むスペースが足りず、[[ライブラリアウト]]戦術できずに[[ワンショット]]に切り替えざるを得ないなどが頻発する。

**参考 [#c01cd22a]
-[[デッキ集 (デュエプレ)]]
-[[【墓地ソース】 (デュエプレ)]]
-[[《煉獄邪神M・R・C・ロマノフ》]]

&tag(デッキ集 (デュエプレ));