#author("2020-09-18T20:01:47+09:00","","")
#author("2024-02-07T11:59:49+09:00","","")
*【4色万軍投】 [#da597716]
光抜き4色で組まれる[[《“魔神轟怒”万軍投》]]と[[重量級]][[マナドライブ]]を軸としたデッキの総称。
光抜き4色で組まれる[[《“魔神轟怒”万軍投》]]と[[重量級]][[マナドライブ]]を軸としたデッキの総称。5色で組まれる派生形もある。

重量級マナドライブデッキとしてはかつての[[【4色ドッカンデイヤー】>【ドッカンデイヤー】#Dokkan4c]]の系譜を継いでいる。

|“魔神轟怒”万軍投 MSS 火文明 (6)|
|呪文|
|マスターG・O・D・S(この呪文を、自分の手札を1枚捨てて、唱えてもよい。そうしたら、このターン中に捨てた自分の手札1枚につき、この呪文を唱えるコストを2少なくする。ただし、コストは0以下にはならない)|
|GR召喚を3回する。|

**主要カード [#c0f590fd]
|[[《“魔神轟怒”万軍投》]]|[[コンセプト]]|

**候補カード [#g1dab43d]
|[[《天災 デドダム》]]|3[[マナ]]で1[[ドロー]]1[[マナブースト]]1[[墓地肥やし]]|
|[[《斬罪 シ蔑ザンド》]]|[[GR召喚]]、[[除去]]を一手に。終盤には[[バトルゾーン]]に残った非[[自壊]][[マナドライブ]]を超GRに戻すために使うことも|
|[[《解罪 ジェ霊ニー》]]|[[ピーピングハンデス]]付き[[オーラ]]|
|[[《スゴ腕プロジューサー/りんご娘はさんにんっ娘》]]|[[GR召喚]]付き[[ブロッカー]]/[[クリーチャー]]面を[[コスト踏み倒し]]、[[ターンエンド]]時に自身を[[マナ送り]]|
|[[《テック団の波壊Go!》]]|色の合う[[デッキ]]御用達の[[全体除去]]|
|[[《一王二命三眼槍》]]|大量ドローでかき集めればワンショット失敗時の保険もこれで万全|

**超GRゾーン [#s3b6ebd5]
|[[《サザン・エー》]]|[[ドロー]]|
|[[《天啓 CX-20》]]|~|
|[[《回収 TE-10》]]|[[呪文]][[墓地回収]]|
|[[《カット 丙-二式》]]|[[ピーピングハンデス]]|
|[[《クリスマIII》]]|[[マナブースト]]、[[マナ回収]]|
|[[《全能ゼンノー》]]|足止め|

*【4色万軍投ジョリー】 [#e99f8305]
2020年7月1日[[殿堂レギュレーション]]改訂の影響で相対的に[[《“魔神轟怒”万軍投》]]が強化されたことを受けて作られたデッキ。
**長所 [#df7c1eb1]
[[メインデッキ]]の潤滑油の枠を圧縮しているため、その分[[防御札]]を厚く取れる。

、[[《“魔神轟怒”万軍投》]]と[[重量級]][[マナドライブ]]で[[アドバンテージ]]を稼ぎ、[[《斬罪 シ蔑ザンド》]]などを活かして除去し、最後に[[《ジョリー・ザ・ジョニー Joe》]]でフィニッシュするという内容。
クリーチャーが横並びするので、雑に[[《“魔神轟怒”万軍投》]]を連打するだけでも6[[打点]]が揃う。つまり、メインフィニッシャーへの依存度が低い。終盤に10体以上のクリーチャーが並ぶことがザラであり、[[《神の試練》]]で[[追加ターン]]を取ってワンショット失敗時の保険を掛けつつ総攻撃するだけで案外何とかなることもしばしば。

やはり[[《ジョリー・ザ・ジョニー Joe》]]事態が重いため2020年7月1日殿堂レギュレーション改訂からしばらく使われただけにとどまり、[[DMEX-12]]が発売して2週間近く経つと環境から姿を消した。
状況次第で[[《神の試練》]]や[[《BAKUOOON・ミッツァイル》]]を使ってループができる。そうしたループで無限ターンを狙って相手の[[《禁断〜封印されしX〜》]]の封印を[[《イデア・パラドックス》]]で剥がし、[[《伝説の禁断 ドキンダムX》]]を最後に[[《闇参謀グラン・ギニョール》]]で退かすという手もある。

**短所 [#z218cfb4]
[[《“魔神轟怒”万軍投》]]が引けないと弱く、[[手札]][[事故]]が怖い。

[[GR]][[メタ]]、特に[[《U・S・A・BRELLA》]]が苦手。

[[《13番目の計画》]]を考慮しなければ[[火]][[単色]][[マナ]]が通常の構築では[[メインデッキ]]に6、7枚程度しか用意できないため、マナチャージの際に気を付けないといざという時に[[《“魔神轟怒”万軍投》]]を唱える火マナが無いということも。闇マナも同様にシビアである。

通常はフィニッシュに5ターン以上かかる上にデッキ構成上[[ブロッカー]]もほとんど採用しないため、[[《とこしえの超人》]]などの手札以外メタで縛らないと速度で押されることも。[[《カット 丙-二式》]]や[[《絶望と反魂と滅殺の決断》]]の手に負えない速度の[[コンボデッキ]]も苦手。

調子に乗って山札を掘り進めると相手の[[《ロスト・Re:ソウル》]]や[[《魔の革命 デス・ザ・ロスト》]]といった[[オールハンデス]]で詰みクラスの打撃を受けることも。山札の掘り進め具合によっては山札に解答が残っているかどうかも怪しくなる。
*【4色万軍投ジョリー】 [#e99f8305]
[[《“魔神轟怒”万軍投》]]と[[重量級]][[マナドライブ]]で[[アドバンテージ]]を稼ぎ、[[《斬罪 シ蔑ザンド》]]などを活かして除去し、最後に[[《ジョリー・ザ・ジョニー Joe》]]でフィニッシュするという内容。

*【4色万軍投刃鬼】 [#pe21a193]
[[【カイザー「刃鬼」】]]を[[重量級]][[マナドライブ]]や[[自壊]]マナドライブによるアドバンテージ獲得に寄せた型。

身も蓋も無い言い方をすると、[[《「必勝」の頂 カイザー「刃鬼」》]]を召喚するまでもなく[[《サザン・エー》]]や[[《天啓 CX-20》]]での[[ドロー]]で引き当てた[[《勝利宣言 鬼丸「覇」》]]でごり押しして勝てることもそこそこある。

*【4色万軍投モモキング】 [#z313e1c0]
[[DMEX-12]]期に確立された型であり、十王篇環境で【4色万軍投】といった場合、普通この型を指す。
[[DMEX-12]]期に確立された型。

**主要カード [#yd744a5d]
|[[《勝熱英雄 モモキング》]]|[[フィニッシャー]]|

**候補カード [#ja220df2]
|[[《フェアリー・ライフ》]]|定番初動マナブースト|
|[[《霞み妖精ジャスミン》]]|~|
|[[《ウマキン☆プロジェクト》]]|4[[マナ]]で使うと[[ドロー]]、[[マナブースト]]。6[[マナ]]貯まれば[[W・ブレイカー]]に|
|[[《絶望と反魂と滅殺の決断》]]|[[ハンデス]]、[[リアニメイト]]、[[パワー低下]]。[[墓地]]から[[唱える]]こともできる|
|[[《MEGATOON・ドッカンデイヤー》]]※|引けたらラッキーな大量[[GR召喚]]手段|
|[[《BAKUOOON・ミッツァイル》]]※|~|
|[[《魔天降臨》]]※|カウンター封じ。[[マナ]]と[[手札]]には困らないので自軍の被害は最小限に抑えることができる|

*【4色万軍投ギャイア】 [#i1ee3cc8]
2021年12月末にチャンピオンシップベスト4入賞を果たしたデッキタイプ。[[《とこしえの超人》]]、[[《フェアリー・Re:ライフ》]]、[[《地龍神の魔陣》]]、[[《天災 デドダム》]]各4枚という怒涛の初動16枚体制で[[再現性]]を極限まで高め、早期の[[《地封龍 ギャイア》]]着地を狙う。

*【4色万軍投ミッツァイル】 [#pb313d11]
[[DMEX-18]]末期に流行した型。[[重量級]][[マナドライブ]]や[[自壊]]マナドライブで[[リソース]]を稼ぎ、[[《BAKUOOON・ミッツァイル》]]での[[ワンショット]]を狙う。カウンター封じには[[《音卿の精霊龍 ラフルル・ラブ》>《音卿の精霊龍 ラフルル・ラブ/「未来から来る、だからミラクル」》]]と[[《時の法皇 ミラダンテXII》]]を利用。

**環境において [#sf5104c5]
2020年7月1日[[殿堂レギュレーション]]改訂の影響で相対的に[[《“魔神轟怒”万軍投》]]が強化されたことを受けて、【4色万軍投ジョリー】が作られた。やはり[[《ジョリー・ザ・ジョニー Joe》]]自体が重いため2020年7月1日殿堂レギュレーション改訂からしばらく使われただけにとどまり、[[DMEX-12]]が発売して2週間近く経つと環境から姿を消した。

[[十王篇環境]]では【4色万軍投モモキング】が活躍。

[[DMEX-18]]末期に【4色万軍投ミッツァイル】 が流行

[[《龍月 ドラグ・スザーク/龍・獄・殺》]]登場後はそちらをGR召喚手段の1つに使った型が浸透。[[《流星のガイアッシュ・カイザー》]]の[[コスト軽減]]を使えば1マナ+4体タップで召喚できるため、マナと盤面が予めある程度用意されていれば芋づる式に出て来る。

2022年10月下旬には、派生形となる【4色万軍投Vol-Val-8】がチャンピオンシップ準優勝を果たした。膠着状態を2枚積みの[[《禁断竜王 Vol-Val-8》]]で打破するという寸法である。

同年12月に入ると[[《闇参謀グラン・ギニョール》]]を採用した型が散見されるようになった。わずか2コストで[[バウンス]]、[[墓地肥やし]]+[[墓地回収]]のうちどちらか1つを選ぶことができ、[[《BAKUOOON・ミッツァイル》]]の破壊コストが1体残るというのが強力。果ては[[《CRYMAX ジャオウガ》]]で雑に攻める型まで見られるように。[[《CRYMAX ジャオウガ》]]の[[鬼S-MAX進化]]による[[除去]][[耐性]]や敗北回避は[[GR召喚]]による大量展開とも相性が良く、簡単に言えばワンショットに失敗しても[[《一王二命三眼槍》]]を3~4枚抱えているのと大体同じである。

2023年1月中旬には[[《勝利龍装 クラッシュ“覇道”》]]と[[《CRYMAX ジャオウガ》]]をそれぞれ[[1枚積み]]枠として採用した型がチャンピオンシップ準優勝を果たしている。徐々に[[《神の試練》]]型も目立つようになった。

『[[DMGP2022>公認グランプリ]]』成績上位者とDMPランキング2022年下期上位者合計32人を対象とした「DM最強位決定戦」([[アドバンス]]&[[オリジナル]])では優勝者が使用。[[《Volzeos-Balamord》]]採用型の5色構築であった。予選では使用率3位タイとなる参加者31人中4人が【万軍投】を使用。

『[[DMGP2023-1st>公認グランプリ]]』Day1([[アドバンス]])では[[【万軍投】>【4色万軍投】]]括りで予選通過者128人中7人使用と予選使用率6位タイを記録(同率には[[【超神羅星アポロヌス・ドラゲリオン】]])。
ベスト8にも1人残ったが、そちらの型は[[殿堂入り]]の[[《時の法皇 ミラダンテXII》]]と2枚積みの[[《勝利龍装 クラッシュ“覇道”》]]に[[フィニッシャー]]を一任し、2枚投入の[[《空間型無限収納ストラトバッグ》]]で[[【絶望神サガループ】]]の対策をした型であった。特筆点は[[《龍素記号wD サイクルペディア》]]と[[《音卿の精霊龍 ラフルル・ラブ/「未来から来る、だからミラクル」》]]のコンビが採用されていない点で、GR召喚手段も[[《“魔神轟怒”万軍投》]]4枚に一任されてある。[[《悪魔妖精ベラドンナ》]]や[[《絶望と反魂と滅殺の決断》]]などのハンデスに寄せてあるのも特徴である。恐らくだが、呪文防御札の少ない型の[[【赤黒レッドゾーン】>【レッドゾーン】]]やそれが殆どない[[【モルト NEXT】]]が増え、それらがひしめく中で予選を突破するために呪文メタである[[《音卿の精霊龍 ラフルル・ラブ/「未来から来る、だからミラクル」》]]をカットし、それらに[[刺さる]]ハンデスを増やしたものと見られる。[[《龍素記号wD サイクルペディア》]]が不採用なのも、無くとも十分山札が掘れる上に、前述のようにハンデスを優先したかったのもあろう。

[[《勝利龍装 クラッシュ“覇道”》]]に関しては、[[《龍月 ドラグ・スザーク/龍・獄・殺》]]や[[《闇参謀グラン・ギニョール》]]などのムゲンクライムと組み合わせ、安全に追加ターンをもぎ取るという使い方もできる。何ならタップしていさえすれば、[[《BAKUOOON・ミッツァイル》]]で巻き込んだ瞬間追加ターン獲得が確定する。構築が洗練されるにつれ、[[《勝利龍装 クラッシュ“覇道”》]]を[[殿堂入り]]となった[[《神の試練》]]の事実上の増量枠として運用し、フィニッシュを他のカードに任せた構築も見られるように。

[[DM23-BD4]]・[[DM23-BD5]]・[[DM23-BD6]]・[[DM23-BD7]]期には、ドラゴン基盤対策の[[《「鎮魂」の頂 ベートーベン・ソレムニス》]]をフィニッシャーの1つとした型がチャンピオンシップ3位入賞(ただし実測参加者32人)。
**サンプルレシピ [#recipe1]
2023年3月4日([[DM22-EX2]]期)
「DM最強位決定戦」優勝◆ドラ焼き選手
Twitterより
|カード名|文明|枚数|h
|>|>|~■クリーチャー|
|[[《とこしえの超人》]]|自然|4|
|[[《天災 デドダム》]]|水/闇/自然|4|
|[[《龍素記号wD サイクルペディア》]]|水/闇|3|
|[[《BAKUOOON・ミッツァイル》]]|火|1|
|>|>|~■呪文|
|[[《“魔神轟怒”万軍投》]]|火|4|
|[[《イデア・パラドックス》]]|水/火|4|
|[[《地龍神の魔陣》]]|水/自然|3|
|[[《終末王秘伝オリジナルフィナーレ》]]|水/闇/自然|2|
|>|>|~■ツインパクト|
|[[《闘争類拳嘩目 ステゴロ・カイザー/お清めシャラップ》]]|自然|4|
|[[《龍月 ドラグ・スザーク/龍・獄・殺》]]|水/闇|2|
|>|>|~■キング・セル|
|[[《新世界王の闘気》]]|光/闇/自然|3|
|[[《新世界王の思想》]]|水/火/自然|2|
|[[《新世界王の権威》]]|光/闇/火|2|

|>|>|~■超GR|
|[[《クリスマIII》]]|自然|2|
|[[《続召の意志 マーチス》]]|光|2|
|[[《回収 TE-10》]]|水|2|
|[[《天啓 CX-20》]]|水|2|
|[[《カット 丙-二式》]]|闇|2|
|[[《サザン・エー》]]|水|1|
|[[《全能ゼンノー》]]|無色|1|

|>|>|~■超次元|
|[[《時空の禁断 レッドゾーンX》]]/[[《終焉の覚醒者 レッドゾーンBSR》]]|闇|4|
|[[《轟く覚醒 レッドゾーン・バスター》]]/[[《蒼き覚醒 ドギラゴンX》]]|光・水/闇|3|
|[[《超時空ストーム G・XX》]]/[[《超覚醒ラスト・ストーム XX》]]|火|1|
**参考 [#f5c7dc59]
-[[デッキ集(一覧)]]
-[[デッキ集 (一覧)]]
-[[デッキ集/クリーチャーコントロール]]
-[[デッキ集/1ショットキル]]
-[[抜き4色]]
-[[GR召喚]]
-[[マナドライブ]]
-[[《“魔神轟怒”万軍投》]]