#author("2020-01-19T14:01:12+09:00","","")
#author("2020-01-19T14:08:20+09:00","","")
*【&ruby(くろたん){黒単};ビートダウン】 [#h24cf3c2]

[[闇]][[単色]]で組まれた[[ビートダウン]]。

[[DM-14>DM-14 「転生編(ジェネレート・ギア) 第1弾」]]の[[《暗黒秘宝ザマル》]]の登場で本格的に成立したが、[[ドラゴン・サーガ]]で[[マナ武装]]が登場したことで更に強化された。

|暗黒秘宝ザマル UC 闇文明 (3)|
|クリーチャー:パンドラボックス 2000+|
|自分のマナゾーンのカードがすべて闇のカードであれば、このクリーチャーのパワーは+2000される。|
|このクリーチャーが攻撃する時、自分のマナゾーンのカードがすべて闇のカードであれば、相手の手札を1枚見ないで選び、捨てさせる。|

|爆弾魔 タイガマイト C 闇文明 (3)|
|クリーチャー:ファンキー・ナイトメア 1000|
|マナ武装 3:このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、自分のマナゾーンに闇のカードが3枚以上あれば、相手は自身の手札を1枚選び、捨てる。|
|スレイヤー|

[[黒単]]だと[[パワー]]4000で殴りながら[[ハンデス]]できる[[《暗黒秘宝ザマル》]]を中心に組まれる。
他の[[【速攻】]]・[[ビートダウン]]に比べると[[ハンデス]]の手段が非常に豊富であり、相手の反撃の手段を潰しながら殴れるのが[[メリット]]。

**主力カード [#oeb1e0eb]
|[[《暗黒秘宝ザマル》]]|[[ハンデス]]しながら殴れる|
|[[《爆弾魔 タイガマイト》]]|[[ハンデス]]持ち[[スレイヤー]]|

**ウィニーの候補 [#j7ba66f1]
**1コスト [#kaaf1a06]
|[[《ねじれる者ボーン・スライム》]]|[[自壊]]持ち1マナ獣|
|[[《孤独の影ロンリー・ウォーカー》]]|~|
|[[《闇戦士ザビ・クロー》]]|1[[マナ]][[ウィニー]]|

**2コスト [#u4af9821]
|[[《特攻人形ジェニー》]]|[[cip]]で1[[ハンデス]]|
|[[《福腹人形コダマンマ》]]|[[cip]]で[[シールド回収]]|
|[[《飛行男》]]|[[pig]]で1[[ハンデス]]|
|[[《注射人形エミリー》]]|~|
|[[《奪い去る者ザビフライ》]]|~|
|[[《鬼人形ボーグ》]]|軽量[[スレイヤー]]|
|[[《一撃奪取 ブラッドレイン》]]|[[闇]]を[[コスト軽減]]|
|[[《死神封魔ラヴァール》]]|[[闇]]の[[進化]]を[[コスト軽減]]|
|[[《マタドール・マルクーゼ》]]|[[コスト踏み倒しメタ]]|

**3コスト [#i7991ec0]
|[[《デュエマの鬼!キクチ師範代》]]|強力[[メタ]][[カード]]|
|[[《禁術のカルマ カレイコ》]]|~|
|[[《威牙忍クロカゲ》]]|[[cip]]で1[[ハンデス]]の[[シノビ]]|
|[[《騒乱の影ウエスタン・バレル》]]|5枚目以降の↑|
|[[《停滞の影タイム・トリッパー》]]|敵[[マナ]][[タップイン]]|
|[[《虚構の影バトウ・ショルダー》]]|[[呪文メタ]]|
|[[《ミラー怪人 ドテラバラ》]]|~|
|[[《爆弾団 ボンバク・タイガ》]]|[[マナ武装]]で[[パワー低下]]-3000|
|[[《暗黒鎧 ディオデスター》]]|[[闇]]の[[S・バック]]。コダマンマと[[コンボ]]|
|[[《暗黒鎧 キラーアイ》]]|使いやすい[[スレイヤー]]|
|[[《暗黒鎧 ゴルドバット》]]|[[マナ武装]]3で[[墓地肥やし]]と[[サルベージ]]|
|[[《ジェニ・メタル》]]|5枚目以降の《暗黒秘宝ザマル》|
|[[《殺意の悪魔龍 マガンド》]]|実質[[パワー]]7000の[[W・ブレイカー]]。最軽量[[ドラゴン]]|
|[[《特攻秘宝カースガイ》]]|場持ちは悪いが、特殊な[[除去]]を持つ|

**4コスト以上 [#t899879f]
|[[《解体人形ジェニー》]]|[[cip]]で[[ピーピング]][[ハンデス]]|
|[[《百発人形マグナム》]]|[[コスト踏み倒しメタ]]|
|[[《龍覇 ドクロスカル》]]|[[闇]]の最軽量[[ドラグナー]]|
|[[《不吉の悪魔龍 テンザン》]]|[[デメリット]]持ちの軽量[[T・ブレイカー]]|
|[[《ヤミノサザン》]]|[[S・トリガー]]で[[パワー低下]]-1000|
|[[《萎縮の影チッソク・マント》]]|[[S・トリガー]]で[[パワー低下]]-3000|
|[[《凶殺皇 デス・ハンズ》]]|[[クリーチャー]]版[[《デーモン・ハンド》]]|

**進化の候補 [#c6df2718]
|[[《死神術士デスマーチ》]]|1[[マナ]][[墓地進化]]|
|[[《鬼面妖蟲ワーム・ゴワルスキー》]]|2[[マナ]][[墓地進化]]|
|[[《侵略者 デカペンタ》]]|[[闇]]の[[クリーチャー]]から[[侵略]]可能な[[スレイヤー]]|
|[[《死神竜凰ドルゲドス》]]|3[[マナ]][[墓地進化]]|
|[[《夢幻騎士 ヴィシャス・デスラー》]]|[[アタックトリガー]]で[[ピーピング]][[ハンデス]]|
|[[《夢幻騎士 ダースレイン》]]|[[cip]]で[[墓地肥やし]]と[[サルベージ]]|
|[[《復讐 ブラックサイコ》]]|[[闇]][[コマンド]]で[[侵略]]。[[《スケルトン・バイス》]]内蔵|
|[[《悪魔龍王 ロックダウン》]]|[[cip]]で[[パワー低下]]-6000|
|[[《悪魔龍王 キラー・ザ・キル》]]|[[cip]]で[[確定除去]]の[[T・ブレイカー]]|

**その他の候補 [#lbfbc0b4]
|[[《魔狼月下城の咆哮》]]|[[マナ武装]]で2体[[破壊]]|
|[[《地獄門デス・ゲート》]]|[[アンタップ]][[除去]]+[[リアニメイト]]|
|[[《デーモン・ハンド》]]|おなじみ[[確定除去]]|
|[[《超次元リバイヴ・ホール》]]|[[サルベージ]]+[[闇]][[サイキック]]|
|[[《超次元ミカド・ホール》]]|[[パワー低下]]+[[闇]][[サイキック]]|
|[[《ローズ・キャッスル》]]|[[パワー低下]]-1000をかける[[城]]|
|[[《スネークアタック》]]|[[シールド]]を犠牲に味方全てを[[W・ブレイカー]]化|

**サイキック・クリーチャーの候補 [#v073becb]
|[[《勝利のガイアール・カイザー》]]|[[アンタップキラー]]の[[スピードアタッカー]]|
|[[《時空の凶兵ブラック・ガンヴィート》]]|[[cip]]で[[除去]]|
|[[《勝利のリュウセイ・カイザー》]]|敵[[マナ]][[タップイン]]|
|[[《激天下!シャチホコ・カイザー》]]|[[ターン]]のはじめに[[リアニメイト]]|

**このデッキの戦い方 [#q3aab628]
[[《特攻人形ジェニー》]][[《爆弾魔 タイガマイト》]]などの軽量[[ハンデス]]カードで相手の[[手札]]を奪いながら、ひたすら攻め込んでいく。[[闇]][[単色]]ならば、主力の[[《暗黒秘宝ザマル》]]は[[パワー]]4000になるので各段に場持ちが良くなる。

相手が[[ブロッカー]]を出してきたら[[《魔狼月下城の咆哮》]]などで速やかに[[除去]]していく。[[《地獄門デス・ゲート》]]などと合わせて多めに積めば守りの強化にもつながり、非常に心強い。

[[破壊]]された[[ウィニー]]は[[《激天下!シャチホコ・カイザー》]]で[[リアニメイト]]したり、[[墓地進化]]の[[種]]として再利用する。

[[《死神術士デスマーチ》]][[《鬼面妖蟲ワーム・ゴワルスキー》]][[《夢幻騎士 ヴィシャス・デスラー》]]など、[[コストパフォーマンス]]のよい[[進化]]が多めに採用できるのもメリットである。[[DMD-22>DMD-22 「デュエマ・スタートデッキ 破滅の闇文明」]]で登場した[[《夢幻騎士 ダースレイン》]]や[[《悪魔龍王 キラー・ザ・キル》]]を使うのもいい。

[[ハンデス]]や[[除去]]をしながらひたすら[[ビートダウン]]するような戦い方となるが、単純ながらも強力かつ厄介な戦術に変わりはない。多くの[[デッキ]]と互角以上に戦えるだろう。

**【黒単ビートダウン】の変遷 [#r05e905d]
[[手札破壊]]で相手の反撃を封じながら戦うため、対処されにくいという長所がある。古くは[[DM]]創世記から組まれていたが、[[DM-04>DM-04 第4弾「闇騎士団の逆襲」]]で[[《アクアン》]]が登場すると[[【アクアンブラック】]]に人気を譲る。

[[DM-01 第1弾>DM-01]]から[[DM-03>DM-03 第3弾「超戦士襲撃」]]環境では、[[DM-02>DM-02 第2弾「進化獣降臨」]]で[[パラサイトワーム]]がプッシュされていることもあり、[[《卵胞虫ゼリー・ワーム》]]や[[《魔獣虫カオス・ワーム》]]を中心とした[[ワーム>パラサイトワーム]][[デッキ]]が[[黒単]][[デッキ]]の基本だった。
[[DM-01 第1弾>DM-01]]から[[DM-03>DM-03 第3弾「超戦士襲撃」]]環境では、[[DM-02 第2弾「進化獣降臨」>DM-02]]で[[パラサイトワーム]]がプッシュされていることもあり、[[《卵胞虫ゼリー・ワーム》]]や[[《魔獣虫カオス・ワーム》]]を中心とした[[ワーム>パラサイトワーム]][[デッキ]]が[[黒単]][[デッキ]]の基本だった。

もしくは[[DM-03>DM-03 第3弾「超戦士襲撃」]]で登場した[[ゴースト]][[進化]]である[[《絶望の魔黒ジャックバイパー》]]なども使われていた。

しかし、この頃から[[闇]]に目立った[[ドロー]][[カード]]が存在しなかったため、相性のいい[[水]]の[[ドローソース]]を使って[[青黒]]気味に組んだ[[デッキ]]のほうが強力で、かつメジャーだった。
ある意味では[[DM]]創生当初から、純粋な[[黒単]][[デッキ]]の意義はかなり薄かったとも言える。

[[DM-04>DM-04 第4弾「闇騎士団の逆襲」]]で[[《アクアン》]]が登場するとそれは決定的となった。[[殿堂入り]]された後も[[《アクアン》]]は使われ続け、[[DM-14>DM-14 「転生編(ジェネレート・ギア) 第1弾」]]で登場した[[単色]]強化[[《暗黒秘宝ザマル》]]などと組んだ[[【準黒単】]]に発展。

強力[[ドローソース]][[《アクアン》]]や[[《サイバー・ブレイン》]]を使える[[青黒]]や[[【準黒単】]]型に対して、わざわざ純粋な[[闇]][[単色]]で[[デッキ]]を組む意義は薄いと言われていたが、上記[[ドローソース]]は2011年1月15日で[[プレミアム殿堂]]。

これを契機に、意外にも豊富な闇の1コスト[[ウィニー]]を生かして[[水]]を入れない[[黒単]]の模索が始まった。[[火]]における[[【赤単速攻】]]を踏襲するような[[【黒単速攻】]]を組めば、[[マナカーブ]]的に若干重めな[[水]]の[[ドローソース]]を使用しない必要性が生まれてくる可能性が生まれた。

[[エピソード1]]では[[《闇戦士ザビ・クロー》]]が登場し、[[【黒緑速攻】]]や[[【赤黒速攻】]]とともに[[【黒単速攻】]]も強化された。

[[ドラゴン・サーガ]]に入ると、各種[[マナ武装]]をはじめとした[[単色]]向けの[[カード]]が多数登場。[[《魔狼月下城の咆哮》]]や[[《爆弾魔 タイガマイト》]]によって一気に強化され、[[【単色速攻】]]としてのアイデンティティを確立した。

[[革命編]]になると[[DMD-22>DMD-22 「デュエマ・スタートデッキ 破滅の闇文明」]]では[[《悪魔龍王 キラー・ザ・キル》]]のような強力な[[進化クリーチャー]]も獲得し、ますます強化されている。

**参考 [#g7695f62]
-[[デッキ集(一覧)]]
-[[デッキ集/ビートダウン]]
-[[黒単]]
-[[【準黒単】]]
-[[青黒]]
-[[青単]]
-[[【速攻】]]
-[[ビートダウン]]
-[[【アクアンブラック】]]
-[[基本セット環境]]
-[[【単色速攻】]]
-[[DMD-22 「デュエマ・スタートデッキ 破滅の闇文明」]]