#author("2020-01-12T23:20:50+09:00","","")
*【&ruby(まてん){魔天};リアリティ】 [#i8117ab4]

**概要 [#ae95c8a1]

[[《リアリティ・ヴォイド》]]と[[《魔天降臨》]]を同一[[ターン]]に[[唱える]]ことで、相手の[[マナ]]を全て[[手札]]に戻しつつ相手の[[マナチャージ]]を封じて相手の動きを[[ロック]]する[[コンボ]][[デッキ]]。
漫画「[[デュエル・ジャック!!]]」で[[デュエルジャッカー・ショー>《炎舌実況DJ・ショー》]]によって使用された。ただしあくまでも[[コンボ]]の紹介にとどまったため、[[デッキ]]レシピの紹介などはなかった。

一般的に、[[デュエマ]]は終盤になる程に[[手札]]が枯渇する。この[[デッキ]]ではその点を利用して[[《魔天降臨》]]で手軽に[[ランデス]]が行えること、そして[[ランデス]]した後の[[マナ]]が[[手札]]に行くことに着目し、相性が良い[[《リアリティ・ヴォイド》]]と組み合わせたのが[[コンセプト]]となる。

|リアリティ・ヴォイド C 闇文明 (3)|
|呪文|
|次の自分のターンのはじめまで、相手は自分自身の手札をマナゾーンに置くことができない。|

|魔天降臨 R 闇文明 (6)|
|呪文|
|S・トリガー|
|各プレイヤーは自分自身のマナゾーンにあるカードをすべてそれぞれの手札に戻し、同時に、自分自身の手札をすべてタップしてそれぞれのマナゾーンに置く。|

[[キーカード]]は全て[[闇]]だが、高速で[[コンボ]]を完成させるために[[マナブースト]]の得意な[[自然]]を、そして[[《魔天降臨》]]使用後の[[マナ]]の量の安定化のために[[手札補充]]の得意な[[水]]を加えた[[緑青黒]]となることが多い。
[[デッキ]]の構成は[[【黒ランデス】]]に近いが、[[《光波の守護者テルス・ルース》]]をすり抜ける、手順によっては確実に全ての[[マナ]]を消せる、1度のみの[[ランデス]]で一気に全ての[[マナ]]を奪う、など戦法は大きく異なる。

**主要カード [#uf634059]
|[[《魔天降臨》]]※|[[コンセプト]][[カード]]|
|[[《リアリティ・ヴォイド》]]|~|
|[[《ロスト・ソウル》]]|[[コンボ]]完成後のダメ押し|
|[[《フェアリー・ライフ》]]|[[ブースト]]|
|[[《青銅の鎧》]]|~|
|[[《妖魔賢樹フライ・ラブ》]]|[[呪文]][[コスト軽減]]|
|[[《ラブ・エルフィン》]]|~|
|[[《エナジー・ライト》]]|[[手札補充]]|
|[[《アクア・ウェイブスター》]]|全体[[バウンス]]|

**候補カード [#d451c8f8]
|[[《威牙の幻ハンゾウ》]]|[[除去]]、[[除去]][[耐性]]のある殴り手|
|[[《スパイラル・チャージャー》]]|[[バウンス]]、[[チャージャー]]|
|[[《ストーム・クロウラー》]]|[[マナ回収]]、[[ブロッカー]]|
|[[《無双恐皇ガラムタ》]]※|[[フィニッシャー]]|
|[[《停滞の影タイム・トリッパー》]]|擬似[[ランデス]]|
|[[《英知と追撃の宝剣》]]※|[[除去]]、[[ランデス]]|

**このデッキの回し方 [#s17b3921]
基本的な動きは、[[マナブースト]]し[[《魔天降臨》]]を[[唱え>唱える]]た後、[[《リアリティ・ヴォイド》]]を[[唱え>唱える]]て相手の[[マナ]]の回復を防ぎ、動けなくなった相手を安全に仕留める、といったもの。
なお、[[キーカード]]の一つである[[《リアリティ・ヴォイド》]]は[[《魔天降臨》]]の[[効果]]で[[マナゾーン]]から[[回収]]できるため、[[マナブースト]]が疑似的な[[サーチ]]にもなっている。同様の理由から[[《リアリティ・ヴォイド》]]が手札に来た際は優先的に[[マナチャージ]]してしまいたい。
また、[[《リアリティ・ヴォイド》]]はその[[能力]]から相手の[[手札]]が溜まりやすいため、[[《ロスト・ソウル》]]などを使えば相手の[[手札]]もすっからかんにでき、より妨害できる。ここまで来たら相手はほぼ手も足も出ないため、後はゆっくりとフィニッシュすれば良い。ただし[[マッドネス]]には注意が必要。先に[[踏み倒し]][[メタ]]を用意してから[[ハンデス]]するのが良いかもしれない。

だがこの[[デッキ]]の[[コンボ]]は「[[《魔天降臨》]]を[[唱え>唱える]]てから[[《リアリティ・ヴォイド》]]を[[唱える]]」というだけなので[[デッキ]]の枠確定枠自体はかなり少ない。そのため、実際は「[[マナブースト]]から[[コンボ]]の早期完成を狙う型」だけでなく色々な型が作れる。
例えば[[ハンデス]]を積極的に行う型も存在する。こちらは[[ハンデス]]によって相手の速度を落としつつ妨害をできるだけでなく、能動的に相手の[[手札]]を減らせるため多少の[[手札補充]]程度なら気にする必要が無い上、[[《魔天降臨》]]を[[唱えた>唱える]]際の相手の[[マナ]]を能動的に0枚近くに減らすことができる利点がある。[[《魔天降臨》]]の威力を大きくできると必然的に[[《リアリティ・ヴォイド》]]の威力も増すため、この[[デッキ]]においては大きい利点。
他には[[【黒ランデス】]]と組み合わせて序盤から積極的に[[ランデス]]する型もある。ただしこちらは相手の[[手札]]が溜まりやすい為、[[《魔天降臨》]]の前に[[《ロスト・ソウル》]]などで全[[ハンデス]]をする必要がある。ただ一般的な[[【黒ランデス】]]とは違って一気に[[ランデス]]する手段があるため、それなりの[[ランデス]]でも良いのが強み。

**長所 [#r13a1efb]
[[コンボ]]がうまく決まれば確実に相手の[[マナ]]を根こそぎ全て奪うことができ、場合によっては[[マナ]]に加え[[手札]]も奪うことができる。

また、なんといっても一番の特徴は[[ランデス]]の天敵である[[《光波の守護者テルス・ルース》]]をすり抜けることだろう。これは他の[[ランデス]][[デッキ]]にはあまり無い特徴である。ただ、[[《光波の守護者テルス・ルース》]]自体がそれ程採用される[[カード]]ではないので、あまり大きな利点とも言えない。

他の[[ロック]]系の[[ランデス]][[デッキ]]でもそうだが、[[マナ]]を[[ロック]]する都合上、[[バウンス]]が一般的な[[デッキ]]よりも有効な[[除去]]手段になりやすい。[[バウンス]]は[[破壊]]よりも手軽な場合が多いので、これは多少なりとも利点となる。

**短所 [#xb152032]
[[キーカード]]が[[呪文]]に集中しているため、[[《封魔ゴーゴンシャック》]]や[[《聖鎧亜クイーン・アルカディアス》]]などの[[呪文]][[妨害>メタ]]系[[カード]]に弱い。これらの[[カード]]は[[コントロール]]系の[[デッキ]]で[[色]]が合えば搭載されていることも多いので、何らかの対策は必須だろう。

[[【速攻】]]との相性はあまり良くない。速度が速いので[[コンボ]]が成立する前に倒されやすい上、そもそも[[ウィニー]]が多いので[[ランデス]]が効きづらいという[[ランデス]][[デッキ]]共通の弱点があるからだ。ただこの[[デッキ]]では[[ランデス]]は一度に纏めて行うため、一般的な[[ランデス]][[デッキ]]でとられる「こまめな[[ランデス]]によって相手の速度を落とす」という対抗策ができない欠点がある。ただし裏を返せば序盤〜[[コンボ]]使用時の間は好きなことができるので[[【速攻】]]の対策となる[[カード]]を積む選択肢もあり、[[ランデス]]後は[[マナ]]を[[ロック]]するため、[[コンボ]]が決まってしまえば他の[[ランデス]][[デッキ]]よりも盤石な状況になる。そのため厳密には「[[デッキ]]の構築による」といったところでもある。
また、[[手札補充]]が得意な[[デッキ]]も[[《魔天降臨》]]の威力が弱まってしまうのであまり得意ではない。例え[[《ロスト・ソウル》]]などの全[[ハンデス]]が決まったとしても[[今引き]]で[[ドローソース]]を引かれれば持ち直される可能性だってある。

いずれにしても先述の通り、[[デッキ]]構築は自由度が高いという長所があるので、自分が何を重視するかによって[[デッキ]]を組むことが重要となる。

[[キーカード]]の一つである[[《魔天降臨》]]が2015年6月15日付けで[[殿堂入り]]になった。これによって[[コンボ]]達成のためには[[《魔天降臨》]]をどう[[サーチ]]するかという新たな課題が生じた。特に[[マナブースト]]によって素早い[[コンボ]]完成を目指す型は安定性が大きく落ちることとなったので、他の戦術も加えるなどの何かしらの変更が必要となった。
また、[[殿堂入り]]した[[カード]]を必須[[パーツ>デッキパーツ]]とするため、[[ハンデス]]には注意が必要。[[サルベージ]]手段を用意するのも良いだろう。

**参考 [#j4798126]
-[[デッキ集(一覧)]]
-[[デッキ集/ランデス]]
-[[《魔天降臨》]]
-[[《リアリティ・ヴォイド》]]
-[[【黒ランデス】]]