#author("2021-05-14T17:02:32+09:00","","")
*【&ruby(きら){鬼羅};.&ruby(スター){Star};】 [#u1848ea7]

[[フィニッシャー]]の[[《「正義星帝」 <鬼羅.Star>》]]からクリーチャーを展開していく[[コントロール]]寄りの[[中速ビートダウン]]。

//[[《エヴォ・ルピア》]]のコストを支払って使う場合は[[白青赤]]で組まれ、《鬼羅.Star》の踏み倒しを基本とするなら[[白青]]タッチ[[赤]]になる。

|「正義星帝」 <鬼羅.Star> SR 光文明 (5)|
|スター進化クリーチャー:メタリカ/ヒューマノイド/レクスターズ 8500|
|スター進化:レクスターズまたは光のクリーチャー1体の上に置く。(このクリーチャーが離れる時、かわりに一番上のカードが離れる)|
|W・ブレイカー|
|このクリーチャーが出た時または攻撃する時、カードを1枚引く。その後、コスト4以下のクリーチャーを1体、自分の手札から出してもよい。|
|自分のコスト4以下のクリーチャーはすべて「ブロッカー」を得、自分のターンの終わりにアンタップする。|

|エヴォ・ルピア P 光/水/火文明 (4)|
|クリーチャー:ファイアー・バード 4000|
|このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、カードを1枚引く。その後、このクリーチャーから進化できるコスト5以下のクリーチャーを1体、自分の手札からこの上に置いてもよい。|

**主要カード [#o69e4c2d]
|[[《「正義星帝」 <鬼羅.Star>》]]|[[フィニッシャー]]、[[cip]]と[[アタックトリガー]]でクリーチャーをどんどん展開していく|
|[[《「正義星帝」》]]|最速4ターン目に[[《鬼羅.Star》>《「正義星帝」 <鬼羅.Star>》]]に進化するために必要|
|[[《エヴォ・ルピア》]]|こちらも最速4ターン目に《鬼羅.Star》に進化でき、《鬼羅.Star》からも[[《エヴォ・ルピア》]]を踏み倒せる&br;【4色鬼羅.Star】だと進化しか踏み倒せない《エヴォ・ルピア》は抜いてしまうのも十分選択肢|

**候補カード [#jea02690]
***【白青鬼羅.Star】 [#c2]

|[[《マニフェスト <マルコ.Star>》]]|[[cip]]で一体[[バウンス]]、 [[アタックトリガー]]で3[[ドロー]]1[[ディスカード]]|
|[[《奇石 ミクセル/ジャミング・チャフ》]]|[[コスト踏み倒しメタ]]/[[呪文メタ]]|
|[[《音奏 プーンギ》]]|[[耐性]]付き[[呪文メタ]]|
|[[《検問の守り 輝羅》]]|[[G・ストライク]]を持つメタ|
|[[《異端流し オニカマス》]]|[[耐性]]付き[[コスト踏み倒しメタ]]|
|[[《全員集合!アクア・三兄弟/超次元ジェイシーエイ・ホール》]]|5枚目以降の[[《異端流し オニカマス》]]/サイキックを呼び出せる防御S・トリガー|
|[[《「火球の祈り手」&「伝承の語り部」》]]|[[手札]]からコスト4以下の光クリーチャーを出す[[レクスターズ]]|
|[[《プロテスト・ミスト》]]|[[手札]]からコスト4以下のクリーチャーを出す[[S・トリガー]]呪文|
|[[《奇天烈 シャッフ》]]|[[宣言]][[コスト]]に[[プリン効果]]、宣言コストの[[呪文ロック]]|
|[[《暴斬の姉豹》]]|クリーチャーを[[アンタップ]]|
|[[《巡巡-スター》]]|~|
|[[《単騎連射 マグナム》]]※|原則全ての[[クリーチャー]]によるカウンターを封じる|
|[[《オヴ・シディア <サザン.Star>》]]|攻撃時[[コスト]]4以下の数だけ[[ドロー]]|

***【エタフェニ.鬼羅.Star】 [#c3]
[[《ダイナボルト <エタフェニ.Star>》]]および進化元になる[[スピードアタッカー]]を投入することで、より攻撃性が増した【鬼羅.Star】。
赤マナを確保できるため、[[《エヴォ・ルピア》]]を安定して召喚可能。
[[《カダブランプー》]]や[[《龍装者 バルチュリス》]]による中型ビートを行うこともできる。
|ダイナボルト <エタフェニ.Star> SR 火文明 (5)|
|スター進化クリーチャー:ダイナマイト・ドラゴン/フェニックス/レクスターズ 12000|
|スター進化:レクスターズまたは火のクリーチャー1体の上に置く。(このクリーチャーが離れる時、かわりに一番上のカードが離れる)|
|T・ブレイカー|
|自分のクリーチャーすべてに「スピードアタッカー」を与える。|
|このクリーチャーが相手プレイヤーを攻撃する時、次のうちいずれか1つを選ぶ。|
|▶︎バトルゾーンにあるクリーチャー以外のカードを1枚選び、持ち主の墓地に置く。|
|▶︎相手のコスト4以下のクリーチャーを1体破壊する。|

|[[《ダイナボルト <エタフェニ.Star>》]]|自軍[[スピードアタッカー]]化、[[アタックトリガー]]で[[コスト]]4以下獣or[[クリーチャー]]以外[[破壊]]|
|[[《大爆龍 ダイナボルト》]]|[[進化元]]になれる2回[[攻撃]]可能な[[SA>スピードアタッカー]]|
|[[《ゴリガン砕車 ゴルドーザ/ダイナマウス・スクラッパー》]]|[[ラスト・バースト]]で全体[[火力]]を放つ2回[[攻撃]]可能な[[SA>スピードアタッカー]]|
|[[《カダブランプー》]]|[[キリフダッシュ]]を持ち、[[クリーチャー]]を[[アンタップ]]|
|[[《龍装者 バルチュリス》]]|打点補強|
|[[《S・S・S》]]|[[破壊]]と[[バウンス]]、[[オールタップ]]を行うS・トリガー|

***【4色鬼羅.Star】 [#c4]
自然の良質な[[ウィニー]]、圧倒的[[パワーカード]]の[[《天災 デドダム》]]、[[闇]]の[[墓地]]戦術などを取り入れた型であり、[[【4色ヴァイカー】]]の方法論を取り入れたものとなっている。
多様なサブフィニッシャーを採用できるのも強み。

[[《「正義星帝」 <鬼羅.Star>》]]を含め、文明不問・コストのみ指定の踏み倒しが多く、高スペックな多色クリーチャーを連打しやすいのも強み。

[[《天災 デドダム》]]でリソースを稼いでいる内に[[《生命と大地と轟破の決断》]]を引っ張り込むことができるケースも多く、上手く行けば[[《生命と大地と轟破の決断》]]での[[《Disカルセ・ドニー》]]2体出しからの[[《「正義星帝」 <鬼羅.Star>》]]2面展開→[[《奇天烈 シャッフ》]]2体出しからの安全なフィニッシュが可能。

[[【青黒緑デッドダムド】]]に寄せた型も存在する。

|葉鳴妖精ハキリ VR 自然文明 (2)|
|クリーチャー:スノーフェアリー 2000+|
|相手のターン中、このクリーチャーのパワーを+4000する。|
|このクリーチャーが攻撃する時、自分のマナゾーンにあるカードの枚数以下のコストを持つクリーチャーを1体、コストを支払わずに自分の手札から召喚してもよい。|

|天災 デドダム P 水/闇/自然文明 (3)|
|クリーチャー:トリニティ・コマンド/侵略者 3000|
|このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、自分の山札の上から3枚を見る。そのうちの1枚を自分の手札に加え、1枚をマナゾーンに置き、残りの1枚を墓地に置く。|

|[[《とこしえの超人》]]|[[手札]]以外から[[出す]]ことを規制。本来なら何もすることが無い1ターン目に出せるのがグッド|
|[[《リツイーギョ #桜 #満開》]]|[[ミラーマッチ]]対策となる大量展開メタ|
|[[《葉鳴妖精ハキリ》]]|文明不問の踏み倒し [[自然]]の[[ウィニー]]を採用するデッキ御用達の展開札|
|[[《天災 デドダム》]]|[[色]]が合う[[デッキ]]に寄生する[[リソース]]確保の鬼|
|[[《眼鏡妖精コモリ》]]|5枚目以降の[[《天災 デドダム》]]|
|[[《虚∞龍 ゲンムエンペラー》]]|[[墓地肥やし]]版[[《ネ申・マニフェスト》]]|
|[[《モモスター ケントナーク》]]|[[レクスターズ]]系統の[[デッキ]]における万能[[進化元]]、[[染色]]で[[色事故]]回避、盤面処理要員|
|[[《Disカルセ・ドニー》]]|文明不問の踏み倒し コスト5以下には[[マッハファイター]][[スレイヤー]]で[[パワー]]不問の除去|
|[[《阿修羅ムカデ <デスシラズ.Star>》]]|文明不問の踏み倒し サブ[[フィニッシャー]]、墓地を利用した展開の要|
|[[《生命と大地と轟破の決断》]]※|文明不問の踏み倒し 引いて嬉しい[[コスト踏み倒し]]札|
|[[《絶望と反魂と滅殺の決断》]]|中盤以降の盤面の取り合い、横展開に。最速で唱えることでまともに2[[ハンデス]]を浴びせるのも&br;踏み倒しは闇指定だが、出しにくい3色の[[《Disカルセ・ドニー》]]と[[《天災 デドダム》]]に対応しているのが強み|

**概要 [#zb970c75]
2ターン目からメタを立てながら、最速4ターン目に[[《「正義星帝」 <鬼羅.Star>》]]を立てて[[ビートダウン]]による勝利を目指す。

相手の[[《異端流し オニカマス》]]が邪魔な時は、出さえすれば確実に[[着地]]できる[[《「正義星帝」》]]、[[クリーチャー]][[アンタップ]][[能力]]を持っていることから[[バウンス]]した方が相手にとって損になる[[《暴斬の姉豹》]]などを優先的に[[《「正義星帝」 <鬼羅.Star>》]]で[[出す]]のがベター。どうしても[[コスト踏み倒し]]をした際の[[着地]]を邪魔される場合は、着地できないのを承知で[[cip]]で[[アドバンテージ]]を取ろう。

[[メタ]]が豊富に入ることから序盤から一気に攻め入れられることは多くなく、[[《検問の守り 輝羅》]]や[[《暴斬の姉豹》]]などの[[防御札]]も沢山入るため、[[《終末の時計 ザ・クロック》]]のような[[手打ち]]では役に立たない[[防御札]]を入れる意味はない。

**長所 [#za5c5ed0]
[[《「正義星帝」 <鬼羅.Star>》]]の[[警戒]][[付与]]により、残り[[シールド]]が少ない状況で[[《閃光の守護者ホーリー》]]などの[[オールタップ]][[S・トリガー]]を踏んでもフィニッシュ失敗時の保険が効く。

[[《「正義星帝」 <鬼羅.Star>》]]が引けなくともサブ[[フィニッシャー]]には事欠かない。例えば、[[《奇天烈 シャッフ》]]で足止めや[[呪文ロック]]しながら[[《マニフェスト <マルコ.Star>》]]で[[ビートダウン]]しても強い。

[[耐性]]持ちが多い関係上、[[《ボルシャック・ドギラゴン》]]などの単体[[除去]]には滅法強い。

**短所 [#adf2d6f3]
防御[[S・トリガー]]が[[《S・S・S》]]と[[《超次元ジェイシーエイ・ホール》>《全員集合!アクア・三兄弟/超次元ジェイシーエイ・ホール》]]程度しかない。また、[[ブロッカー]]化戦術は[[《「正義星帝」 <鬼羅.Star>》]]を[[出す]]ことができる4ターン目までお預けとなる。そのため、除去を放ちながら3ターンキルを狙うデッキには不利が付く。

[[アンブロッカブル]]を[[付与]]する[[《轟く革命 レッドギラゾーン》]]、本体の[[《「正義星帝」 <鬼羅.Star>》]]を[[《SSS級天災 デッドダムド》]]で除去しにかかる[[【青黒緑デッドダムド】]]は、攻められる前に一気に決めないと負けに等しい。

**環境において [#j8f9aa04]
[[DMRP-17]]で[[《「正義星帝」 <鬼羅.Star>》]]を手に入れ、同期の[[オリジナル]][[環境]]における支配者的な立場となった。初期では[[【可憐メタビート】]]の派生形のような[[白青赤]]構築が組まれたが、[[《「正義星帝」 <鬼羅.Star>》]]がよりコントロールに向いた性能であることから、デッキの基盤を維持しつつも[[《その子供、可憐につき》]]を入れず、[[《エヴォ・ルピア》]]と[[《単騎連射 マグナム》]]以外の火文明をカットしたこの構築が結果を残している。

2021年ゴールデンウィーク直前のチャンピオンシップ(オリジナル)で【4色鬼羅.Star】が準優勝を果たした。ゴールデンウィーク中にはそれを[[【青黒緑デッドダムド】]]に寄せた型が上位入賞した。

2ブロック環境でも続々入賞報告がなされ、アドバンスにも一定数存在する。

**参考 [#gaf5fc77]
-[[デッキ集 (一覧)]]
-[[メタ]]
-[[白青]]
-[[中速ビートダウン]]

&tag(デッキ集,ビートダウン,メタビート);