#author("2021-04-11T04:08:57+09:00","","")
*【&ruby(あおくろたいか){青黒退化};】 [#v70dd229]

軽量[[墓地進化]]で大型クリーチャーを[[進化元]]にし、[[《龍脈術 落城の計》]]等で[[退化]]させて大型クリーチャーをバトルゾーンに残す[[コンボデッキ]]。墓地進化の[[闇]]、[[手札交換]]と退化を行う[[水]]の2色で組まれる。「【墓地退化】」と呼ばれるデッキは大抵これを指す。

|龍脈術 落城の計 C 水文明 (3)|
|呪文|
|S・トリガー|
|バトルゾーンにあるコスト6以下のカードを1枚選び、持ち主の手札に戻す。|

|死神術士デスマーチ UC 闇文明 (1)|
|進化クリーチャー:デスパペット 1000|
|ブロッカー|
|墓地進化−闇のクリーチャーを1体自分の墓地から選び、このクリーチャーをその上に重ねつつバトルゾーンに出す。|
|このクリーチャーがバトルする時、そのバトルの終わりまで、バトルしている相手クリーチャーのパワーは-4000される。(パワー0以下のクリーチャーは破壊される)|

|世紀末ヘヴィ・デス・メタル SR 闇/火文明 (13)|
|クリーチャー:クリエイター/ハンター 39000|
|このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、召喚せずに出していれば、自分の山札に加えてシャッフルする。|
|スピードアタッカー|
|ワールド・ブレイカー|

**このデッキの動かし方 [#lb69ec80]
序盤に[[《エマージェンシー・タイフーン》]]や[[《戦略のD・H アツト》]]でパーツを集めつつ進化元を落とす。
その後、[[《死神術士デスマーチ》]]または[[《鬼面妖蟲ワーム・ゴワルスキー》]]に墓地進化。
その後、デスマーチまたはゴワルスキーに[[《龍脈術 落城の計》]]を撃ち、[[退化]]して攻撃してシールドを全部割って、ダイレクトアタックする。
退化先には[[《世紀末ヘヴィ・デス・メタル》]]や[[《超絶の名 シャーロック》]]があげられる。
前者は[[スピードアタッカー]]、[[ワールド・ブレイカー]]による奇襲性が高いが除去耐性がない。
後者は1体でシールドを割りきれず、即座に攻撃することはできないが、[[アンタッチャブル]]があるおかげで除去耐性が高い。
相手のデッキを見極め、どちらに退化させるか考えよう。

**主要カード [#hbe11156]
|[[《龍脈術 落城の計》]]|[[コンセプト]]|
|[[《死神術士デスマーチ》]]|退化元|
|[[《鬼面妖蟲ワーム・ゴワルスキー》]]|~|
|[[《世紀末ヘヴィ・デス・メタル》]]|退化先。奇襲性が高い|
|[[《奈落の葬儀人デス・シュテロン》]]|退化先。毎ターンオールハンデス、離れると場をリセット。コンボデッキに大ダメージを与える|
|[[《異端流し オニカマス》]]|大抵の[[コスト踏み倒し]]を防ぐ[[アンタッチャブル]]。[[《世紀末ヘヴィ・デス・メタル》]]後の[[ダイレクトアタック]]要員として非常に優秀|

**候補カード [#h5a6cdb2]
|[[《エマージェンシー・タイフーン》]]|墓地肥やし|
|[[《サイバー・チューン》]]|~|
|[[《超魔導書グリモア第I章》]]|~|
|[[《シンカイタイフーン》]]|~|
|[[《戦略のD・H アツト》]]|~|
|[[《【問2】ノロン⤴》]]|~|
|[[《戯具 ドゥゲンダ》]]|~|
|[[《フェイト・カーペンター》]]|~|
|[[《斬隠蒼頭龍バイケン》]]|[[《エマージェンシー・タイフーン》]]らを[[バウンス]]に変換|
|[[《海底鬼面城》]]|ドローソース|
|[[《終末の時計 ザ・クロック》]]|最も簡便な防御方法|
|[[《地獄門デス・ゲート》]]|~|
|[[《冥王の牙》]]|~|
|[[《センジュ・スプラッシュ》]]|5枚目の落城の計|
|[[《チューン・アゲイン》]]|一般的には5枚目だとしても《センジュ・スプラッシュ》が優先されるが、[[S・トリガー]]を重視するのであれば選択肢に入る|
|[[《ロスト・ウォーターゲイト》]]|多色の退化先を持ってくる|
//|[[《転生プログラム》]]☒|《ロスト・ウォーターゲイト》との[[コンボ]]|
|[[《死神竜凰ドルゲドス》]]|退化元。ブロックを封じる|
|[[《超絶の名 シャーロック》]]|退化先。疑似的な超次元封じ。除去耐性が高い|
|[[《血塗られた奈落 スクリーム》]]|退化先。相手の攻撃をシャットアウト。効果で墓地も肥やすので相性がいい。【速攻】、ビート受けにも向いている|
|[[《竜魔神王バルカディア・NEX》]]|退化先。強力な呪文ロック効果に加えて、攻撃時にクリーチャーの除去や[[《∞龍 ゲンムエンペラー》]]などの本来退化させて出すはずの大型クリーチャーを踏み倒せる|
|[[《FORBIDDEN 〜禁断の星〜》]]|[[スピードアタッカー]]。攻撃時に[[除去]]と[[リアニメイト]]|
|[[《FORBIDDEN STAR〜世界最後の日〜》]]※|[[《FORBIDDEN 〜禁断の星〜》]]のみをフィニッシャーに据えている場合限定|

**このデッキの弱点 [#b7937b9d]
1体の打点にかけていることもあり、[[ブロッカー]]を1体出されるだけで時間を稼がられることが多く、退化先が除去されると非常に辛い。特に、[[バウンス]]や[[《オリオティス・ジャッジ》]]には注意。墓地経由で退化、という特殊な方法でバトルゾーンに出しているので墓地以外に戻されると次に出すまで非常に苦労する事になる。
手札交換は多いものの純粋な[[手札補充]]手段は少なく、手札も枯渇しやすい。貴重な《バイケン》を攻め手の補充のために泣く泣く捨てざるを得ない場面はしょっちゅうである。
試合が長引きかつ相手に[[ブロッカー]]がいる場合は、《世紀末HDM》への退化を避け、《デス・シュテロン》への退化を積極的に行った方がよい。

また、デッキ構成と手札の枚数の都合上、[[マナゾーン]]に[[闇]]マナを1枚しか用意できない場面は多く、そこを[[ランデス]]で執拗に狙われると[[墓地進化]]そのものが不可能になり、機能不全を起こす危険性がある。

多くのデッキと同じく、[[《希望のジョー星》]]がいると機能しないデッキコンセプト。《龍脈術 落城の計》で除去はできるものの、次のターンにはまた出されてしまうため、先行3ターン目で《デス・シュテロン》に退化し、手札をすべて捨てさせる必要がある。[[《ミラクル1 ドレミ24》]]を使えば可能だが、初期手札の要求値が高すぎるため現実的ではない。

山札全体からカードを探す手段が[[《伊達人形ナスロスチャ》]]程度しかなく、[[手札交換]]があるといっても意外と[[事故]]を起こしやすい。[[【速攻】]]に対しては[[コスト踏み倒しメタ]]などの[[メタ]][[カード]]で妨害しないと準備をしている間に殴り切られてしまうことも。
**その他 [#l9597891]
[[DMデッキ開発部]]SAGEのVol.09にてこのデッキが紹介されているので参考にするといいだろう。


零龍との相性は抜群。十王編で登場した[[《不敵怪人アンダケイン》]]を《デス・シュテロン》と合わせると[[フシギバース]]1回で場合によっては[[《破壊の儀》]]、[[《墓地の儀》]]、[[《復活の儀》]]が達成できる。《デス・シュテロン》単体で[[《手札の儀》]]も達成できるため[[【零龍墓地退化】]]の場合はこの動きを前提にデッキが組まれることが多い


**参考 [#t645e1f9]
-[[デッキ集 (一覧)]]
-[[デッキ集/コスト踏み倒しコンボ]]
-[[《龍脈術 落城の計》]]
-[[《世紀末ヘヴィ・デス・メタル》]]
-[[退化]]
-[[青黒]]