#author("2020-01-24T21:13:28+09:00","","")
*【&ruby(あかあおみどり){青赤緑};ビートダウン】[#ade2707f]
#author("2023-11-20T18:00:01+09:00","","")
*【&ruby(あおあかみどり){青赤緑};ビートダウン】[#ade2707f]

青は[[水]]、赤は[[火]]、緑は[[自然]]を指し、それらの[[文明]]で組まれる[[ビートダウン]]デッキ。
青は[[水]]、赤は[[火]]、緑は[[自然]]を指し、それらの[[文明]]で組まれる[[ビートダウン]]。

文明の役割は大きく分けて
水:[[ドローソース]]
火:[[火力]]、[[フィニッシャー]]
自然:[[マナブースト]]
となっていて、非常に無駄なく[[アドバンテージ]]を獲得できる構成となっている。

[[エピソード1]]で確立された現在のタイプは、[[《フェアリー・ライフ》]][[《幻緑の双月》]][[《霞み妖精ジャスミン》]]などの2マナブーストからスタートし、[[《ドンドン吸い込むナウ》]]や[[《ライフプラン・チャージャー》]]で[[手札補充]]。その後は[[《超電磁コスモ・セブ Λ》]]などの[[フィニッシャー]]に繋いでいくパターンが主流。

[[青赤]]、[[赤緑]]などの[[【速攻】]]には速度で劣るが、こちらは[[《永遠のリュウセイ・カイザー》]]や[[《サイバー・N・ワールド》]]などの[[カードパワー]]の高い大型を扱えるのが強み。
[[青赤]]、[[赤緑]]などの[[速攻]]には速度で劣るが、こちらは[[《永遠のリュウセイ・カイザー》]]や[[《サイバー・N・ワールド》]]などの[[カードパワー]]の高い大型を扱えるのが強み。

[[《スーパー大番長「四つ牙」》]][[《セブンス・タワー》]][[《再誕の社》]]での大量[[マナブースト]]も可能であり、潤沢な[[手札]]から優秀な[[フィニッシャー]]を展開することができる。[[殿堂入り]]カードの[[《ボルバルザーク・エクス》]]もすんなり組みこめることが多い。

[[闘魂編]]以前はマイナーだったが、[[聖拳編]]で各種[[多色]]カードや[[《母なる大地》]]が登場したことにより一気に台頭。全国的にも有名な、[[【ボルバルブルー】]]という凶悪なデッキが確立される。
デッキ自体はDM-01当初から存在していたが、[[闘魂編]]以前はマイナーだった。

[[聖拳編]]で各種[[多色]]カードや[[《母なる大地》]]が登場したことにより一気に台頭。全国的にも有名な、[[【ボルバルブルー】]]という凶悪なデッキが確立される。

以降[[ボルバル]]が[[プレミアム殿堂]]入りした後もデッキを動かすシステムそのものは生きているため、形を変えながらも常に[[メタゲーム]]の一角を占める強力デッキタイプとなっている。

-[[コンボデッキ]]である[[【茄子サファイア】]]や[[【除去ボルバル】]]から派生した各種コントロールデッキもこの流れを組む。&br;緑でマナを増やし、青で手札を増やして少しずつ積まれた多様な強力カードを状況に応じて使うというこのデッキのコンセプトは、オーソドックスながら非常に強力で流用が効く。

-[[《ストリーミング・チューター》]]はこのデッキに使ってくださいと言わんばかりな性能。当然多くのプレイヤーが投入し、さらにこのデッキタイプの地位を強固にすることとなった。[[デッキビルディング]]次第では4枚前後の[[手札補充]]になるので、考慮に入れたい1枚。

-基盤が強力なので、[[【GF隊】]]や[[【バトライオウ】]]など応用できる[[デッキタイプ]]は多い。

-[[《ドンドン吸い込むナウ》]]の性能を最大限に生かせるのが特長だが、そちらは[[シングルカード]]市場での価値が高く、4枚揃えるのには少々苦労する。
-[[DMD-13]]は典型的な【青赤緑ビートダウン】 の構成。雛型にするには最適である。

-[[DMD-13>DMD-13 「スーパーデッキMAX カツキングと伝説の秘宝」]]は典型的な【青赤緑ビートダウン】 の構成。雛型にするには最適である。
**【青赤緑ビートダウン】の変遷 [#s76f1fb4]

**青赤緑ビートダウンの変遷 [#s76f1fb4]
***基本セット期 [#i114e2bb]
当時すでにデッキ自体は存在していた。[[フィニッシャー]]としては[[《大勇者「ふたつ牙」》]]が存在したが、[[メインデッキ]]の4割近くの[[スペース]]を割いて[[火]]や[[水]]の[[除去]]を盛り込んだ構築であった。しかし[[【リーフ青単】]]や[[【赤単ヴァルボーグ】]]の速度に対抗できず、マイナーなデッキタイプであった。
***聖拳編期 [#l6d00e37]
[[《無双竜機ボルバルザーク》]]と[[《母なる大地》]]の登場により[[【ボルバルブルー】]]が登場した。[[《アクアン》]]を使った[[白青黒]]系統のデッキが人気の中、目立った活躍をした。

2004年冬の[[公式大会]]、EL(エターナル・リーグ)オープンクラス全国大会決勝トーナメント優勝を筆頭に、公式大会での戦績は数え切れないほど。
詳細は[[【ボルバルブルー】]]を参照。

***転生編期 [#bd9cea04]
[[《無双竜機ボルバルザーク》]]の[[殿堂入り]]により[[ビートダウン]]型の[[【ボルバルブルー】]]は弱体化し、[[【除去ボルバル】]]にトップの座を奪われる。
打撃力を強化した[[【カウンターボルバル】]]や[[《バジュラズ・ソウル》]]を入れた[[【バジュラズブルー】]]なども登場したが、これらのデッキは目立った活躍をする前に[[《無双竜機ボルバルザーク》]]のプレミアム殿堂入りにより消滅する。

上記のボルバルザークの活躍と前後して[[【牙サファイア】]]が登場する。

[[《大勇者「ふたつ牙」》]]による[[マナブースト]]から[[《ボルメテウス・サファイア・ドラゴン》]]に繋ぐ[[デッキ]]であり、[[AG環境>アフタージェネレートリーグ]]をサファイア地獄に導いたデッキである。
AGでの活躍と平行して通常環境にも対応できるタイプも開発され、サファイア系デッキの代表として活躍していった。
亜種として[[【タワーサファイア】]]なども登場し、ブースト系サファイアデッキはメタゲームの中で大きな存在となった。

また[[【バジュラズブルー】]]から[[《無双竜機ボルバルザーク》]]を抜いた[[《バジュラズ・ソウル》]]系ビートダウンも多数登場した。
また[[【バジュラズブルー】]]から[[《無双竜機ボルバルザーク》]]を抜いた[[《バジュラズ・ソウル》]]系[[ビートダウン]]も多数登場した。

これらのデッキは[[《ストリーミング・チューター》]]によって大きな爆発力・安定力を得ていた。

***不死鳥編 [#fca501e9]
転生編後期で登場したデッキがそのまま活躍。
[[《ボルメテウス・サファイア・ドラゴン》]]の[[プレミアム殿堂]]入りによってサファイア系デッキは消滅するが[[【牙バジュラズ】]]が登場した。
タッチ[[光]]の[[【牙デルフィン】]]なども登場し青赤緑ビートダウンの主役は[[《大勇者「ふたつ牙」》]]となった。
タッチ[[光]]の[[【牙デルフィン】]]なども登場し【青赤緑ビートダウン】の主役は[[《大勇者「ふたつ牙」》]]となった。

***極神編 [#pdcdfbf7]
[[【牙バジュラズ】]]系のデッキの天下が続くと思われたが、当時流行した[[【除去ガーディアン】]]の[[《予言者マリエル》]]に苦戦することになる。
[[《バジュラズ・ソウル》]]のパワー+2000が原因で[[《予言者マリエル》]]に引っかかってしまうため。
[[《ノーブル・エンフォーサー》]]にも[[ビートダウン]]を妨害され苦しい状況が続く。
[[[[《予言者マリエル》]]]]と[[《クローン・バイス》]]が[[殿堂入り]]し、[[【除去ガーディアン】]]は大幅に弱体化するも、その半年後には[[《母なる大地》]]が[[殿堂入り]]となり、このデッキにとっては致命的な弱体化となった。

そんな中[[DM-26]]の[[《ボルシャック・大和・ドラゴン》]]、[[DM-27]]の[[《エンペラー・マルコ》]]によって[[【マルコビート】]]が登場した。
しかし、そんな中[[DM-26]]の[[《ボルシャック・大和・ドラゴン》]]、[[DM-27]]の[[《エンペラー・マルコ》]]によって[[【マルコビート】]]が登場した。

後続を切らさないビートダウンであり、[[コントロール]]の天下となった環境でも活躍できた。
後続を切らさない[[ビートダウン]]であり、[[コントロール]]の天下となった環境でも活躍できた。

***戦国編期 [#hdc6ed55]
新[[種族]][[サムライ]]が登場し青赤緑ビートダウンの新種として活躍するかと思われたが、目立った活躍はせず。
新[[種族]][[サムライ]]が登場し、【青赤緑ビートダウン】の新種として活躍するかと思われたが、目立った活躍はせず。
また大型クリーチャーのパワーが9000以上のものが中心となり[[《大勇者「ふたつ牙」》]]が使いにくくなった。
追い討ちを掛けるかのように[[シノビ]]の登場や[[《聖鎧亜キング・アルカディアス》]]を使用するデッキの増加でビートダウンに逆風が吹く。
追い討ちを掛けるかのように[[シノビ]]の登場や[[《聖鎧亜キング・アルカディアス》]]を使用するデッキの増加で[[ビートダウン]]に逆風が吹く。
特に[[【マルコビート】]]の主力を軽々除去する[[《威牙の幻ハンゾウ》]]は天敵中の天敵。

[[【マルコビート】]]も[[【黒マルコ】]]中心となり青赤緑ビートダウンはメタゲームでの活躍が少なくなった。
[[【マルコビート】]]も[[【黒マルコ】]]中心となり【青赤緑ビートダウン】はメタゲームでの活躍が少なくなった。

***神化編期 [#uaaf50ca]
//Mロマノフワンショットにジェスタールーペを搭載した形も一応青赤緑ですが、ここから誘導するべきか微妙なところです。

戦国編期の時と大きな変化はなし。一応[[【マルコビート】]]に[[《クリスタル・アックス》]]や[[《超電磁マクスウェル Z》]]が採用されるようになった。
***覚醒編期 [#p7bf8797]
新システムのサイキック・クリーチャーが登場し、その中でも[[DM-36]]で、[[《時空の火焔ボルシャック・ドラゴン》]]、[[《時空の侍ボルメテウス・若武者・ドラゴン》]]、[[DM-37>DM-37 「覚醒編 第2弾 暗黒の野望(ダーク・エンペラー)」]]では[[《時空の喧嘩屋キル》]]、[[《時空の英雄アンタッチャブル》]]などビートダウン向きのものが登場したが、この時点ではそれほど影響がなかった。
新システムのサイキック・クリーチャーが登場し、その中でも[[DM-36]]で、[[《時空の火焔ボルシャック・ドラゴン》]]、[[《時空の侍ボルメテウス・若武者・ドラゴン》]]、[[DM-37]]では[[《時空の喧嘩屋キル》]]、[[《時空の英雄アンタッチャブル》]]など[[ビートダウン]]向きのものが登場したが、この時点ではそれほど影響がなかった。

しかし、[[DM-38>DM-38 「覚醒編 第3弾 超竜VS悪魔(エンジェリック・ウォーズ)」]]の発売と[[殿堂入り]]の発表で状況が一変。[[DM-38>DM-38 「覚醒編 第3弾 超竜VS悪魔(エンジェリック・ウォーズ)」]]に収録された、ブロッカー破壊とスピードアタッカーで、強力な奇襲性を持つ[[《爆竜 GENJI・XX》]]、ドローエンジンとアタッカーを1体でこなす[[《時空の戦猫ヤヌスグレンオー》]]/[[《時空の戦猫シンカイヤヌス》]]、ブロッカーと墓地を山札の下へ送還し、[[【超次元コントロール】]]へのメタカードとなる[[《機動電影レッド・スコーピオン》]]の3枚は特に強力なカードであり、戦国編後期から一定量出続けていたビートダウン促進カードの集大成とも言える。
しかし、[[DM-38]]の発売と[[殿堂入り]]の発表で状況が一変。[[DM-38]]に収録された、ブロッカー破壊とスピードアタッカーで、強力な奇襲性を持つ[[《爆竜 GENJI・XX》]]、ドローエンジンとアタッカーを1体でこなす[[《時空の戦猫ヤヌスグレンオー》]]/[[《時空の戦猫シンカイヤヌス》]]、ブロッカーと墓地を山札の下へ送還し、[[【超次元コントロール】]]へのメタカードとなる[[《機動電影レッド・スコーピオン》]]の3枚は特に強力なカードであり、戦国編後期から一定量出続けていた[[ビートダウン]]促進カードの集大成とも言える。

さらに、2011/01/15付けで登場以来ビートダウンデッキを苦しめ続けてきた、[[《光牙忍ハヤブサマル》]]、[[《威牙の幻ハンゾウ》]]、[[《龍神ヘヴィ》]]が殿堂入り。特に天敵である[[《威牙の幻ハンゾウ》]]が殿堂入りした事で[[《エンペラー・マルコ》]]を主軸として上記の3枚を搭載した[[【マルコビート】]]がやや復権の兆しを見せてきた。
さらに、2011/01/15付けで登場以来[[ビートダウン]]を苦しめ続けてきた、[[《光牙忍ハヤブサマル》]]、[[《威牙の幻ハンゾウ》]]、[[《龍神ヘヴィ》]]が殿堂入り。特に天敵である[[《威牙の幻ハンゾウ》]]が殿堂入りした事で[[《エンペラー・マルコ》]]を主軸として上記の3枚を搭載した[[【マルコビート】]]がやや復権の兆しを見せてきた。

しかし、もう次期に移行しようという頃合になって[[《爆竜 GENJI・XX》]]で対処できない[[《時空の支配者ディアボロス Z》]]が登場し、それを取り込んだ[[デッキ]]が次々とメタへ進出していったため、このデッキタイプは完全に追いやられてしまった。
またこちらの[[アタッカー]]が一方的に対処されてしまう[[《時空の凶兵ブラック・ガンヴィート》]]の登場も向かい風であり、これを含めた[[ビートダウン]]はかなりの苦戦を強いられるようになる。

***エピソード1期 [#c2827513]
天敵であった[[【ドロマー超次元】]]が大幅規制を受け、[[《超次元バイス・ホール》]]と[[《時空の支配者ディアボロス Z》]]の脅威も無くなり、以前と比べ戦えるようになった。
天敵であった[[【白青黒超次元】]]が大幅規制を受け、[[《超次元バイス・ホール》]]と[[《時空の支配者ディアボロス Z》]]の脅威も無くなり、以前と比べ戦えるようになった。
その後も立て続けに[[《ガイアール・カイザー》]]・[[《永遠のリュウセイ・カイザー》]]などといった強力な[[火]][[文明]]の[[フィニッシャー]]が登場し、このデッキタイプは相対的に大幅に強化されることとなる。特に[[《超次元シューティング・ホール》]]を自然な形で投入できるようになったのは大きく、奇襲性や突破力が格段に上昇。各種[[ビートダウン]]の中でも安定した動きが可能となった。

また、[[《ボルバルザーク・エクス》]][[《サイバー・N・ワールド》]]の登場により、新たに[[【Nエクス】]]という[[デッキ]]タイプが出現。この2枚の有り余るカードパワーで各種大会を荒らしまわった実績を持つ。
さらに[[DMR-03>DMR-03 「エピソード1 ガイアール・ビクトリー」]]で[[《超電磁コスモ・セブ Λ》]][[《ドンドン吸い込むナウ》]]などの強力な[[水]][[文明]]の[[カード]]が登場し、今後の期待が高まる。
さらに[[DMR-03]]で[[《超電磁コスモ・セブ Λ》]][[《ドンドン吸い込むナウ》]]などの強力な[[水]][[文明]]の[[カード]]が登場し、今後の期待が高まる。

**【青赤緑ビートダウン】の変遷([[デュエル・マスターズ プレイス]])」 [#n9433a0a]
***DMPP-01期[#i36b27c5]
収録カードがTCG版での[[基本セット]]期メインだった[[DMPP-01]]では、[[【ボルメテウスコントロール】]]や[[青赤]][[速攻]]等に並んで[[トップメタデッキ>デッキ・カードプールの変遷 (デュエプレ)]]であった。

[[《シビレアシダケ》]]、[[《青銅の鎧》]]、[[《アクア・ハルカス》]]、[[《大勇者「ふたつ牙」》]]、[[《二角の超人》]]、[[《キング・ポセイドン》]]等でマナと手札を揃え、最後に[[《襲撃者エグゼドライブ》]]、[[《ツインキャノン・ワイバーン》]]、[[《クリムゾン・ワイバーン》]]で攻めて行くのが多かった。

***DMPP-04期 [#x0feec06]
[[《永刻のクイーン・メイデン》]]をメインにした[[速攻]]デッキが環境入りの一つとして活動、進化元は[[《一徹のジャスパー》]]、[[《電磁無頼アカシック・サード》]]、[[《無頼勇騎ゴンタ》]]あたりが多かった。
**参考 [#k8b9a222]
//上位項目、関連する項目などへのリンクを各自で追加してください。
-[[デッキ集(一覧)]]
-[[デッキ集 (一覧)]]
-[[デッキ集/ビートダウン]]
-[[【ボルバルブルー】]]
-[[【牙サファイア】]]
-[[【牙バジュラズ】]]
-[[【青赤緑ランデス】]]
-[[【マルコビート】]]
-[[【超次元GENJIビート】]]
-[[【ラムダビート】]]
-[[【Nエクス】]]
-[[DMD-13 「スーパーデッキMAX カツキングと伝説の秘宝」]]
-[[DMD-13 「スーパーデッキMAX カツキングと伝説の秘宝」>DMD-13]]