#author("2020-09-28T19:07:54+09:00","","")
#author("2020-10-02T07:21:06+09:00","","")
*【連ドラグナー】 [#u773eb31]

[[《爆熱剣 バトライ刃》]]/[[《爆熱天守 バトライ閣》]]/[[《爆熱DX バトライ武神》]]とドラグナーを使って、[[ドラゴン]]と([[ヒューマノイド]]の種族を併せ持った)[[ドラグナー]]を踏み倒していくデッキタイプ。【バトライ連ドラ】とも呼ばれる。長らく、環境で目立った活躍は見られなかったが、[[DMBD-14]]にて本格的に環境で活躍を見せた。

|爆熱剣 バトライ刃 VIC 火文明 (3)|
|ドラグハート・ウエポン|
|これを装備したクリーチャーが攻撃する時、自分の山札の上から1枚目をすべてのプレイヤーに見せてもよい。それが進化でないドラゴンか進化でないヒューマノイドであれば、バトルゾーンに出す。それ以外なら山札の一番下に置く。|
|これを装備したクリーチャーは攻撃されない。|
|龍解:自分のターンの終わりに、そのターン、ドラゴンをバトルゾーンに出していれば、このドラグハートをフォートレス側に裏返してもよい。|

|爆熱天守 バトライ閣 VIC 火文明 (5)|
|ドラグハート・フォートレス|
|自分の火のドラゴンまたは火のヒューマノイドが攻撃する時、自分の山札の上から1枚目をすべてのプレイヤーに見せてもよい。それが進化ではないドラゴンまたは進化ではないヒューマノイドであれば、バトルゾーンに出す。それ以外なら、自分の山札の一番下に置く。|
|龍解:自分のターン中、ドラゴンをバトルゾーンに出した時、それがそのターンに出す最初のドラゴンでなければ、このドラグハートをクリーチャー側に裏返し、アンタップしてもよい。|

|爆熱DX バトライ武神 VIC 火文明 (8)|
|ドラグハート・クリーチャー:ガイアール・コマンド・ドラゴン 12000|
|このクリーチャーが攻撃する時、自分の山札の上から3枚をすべてのプレイヤーに見せる。その中の進化ではないドラゴンと進化ではないヒューマノイドをすべてバトルゾーンに出す。こうして見せたカードが3枚ともドラゴンであれば、そのターン、バトルゾーンにある自分のクリーチャーはすべて「スピードアタッカー」を得る。その後、残りのカードを好きな順序で自分の山札の一番下に戻す。|
|T・ブレイカー|
|龍回避-このクリーチャーがバトルゾーンを離れる時、バトルゾーンを離れるかわりに、フォートレス側に裏返す。|

|龍覇 グレンモルト「爆」 P 火文明 (8)|
|クリーチャー:ヒューマノイド爆/ドラグナー 8000|
|このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、コスト5以下の火のドラグハートを1枚、自分の超次元ゾーンからバトルゾーンに出す。(それがウエポンであれば、このクリーチャーに装備して出す)|
|スピードアタッカー|
|W・ブレイカー|

|爆龍覇 ヒビキ P 火文明 (4)|
|クリーチャー:ヒューマノイド爆/ドラグナー 2000|
|スピードアタッカー(このクリーチャーは召喚酔いしない)|
|このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、自分のマナゾーンにあるカードと同じ文明を持つ、コスト3以下のドラグハート・ウエポンを1枚、自分の超次元ゾーンからバトルゾーンに出してもよい。(このクリーチャーに装備する)|

**主要カード [#wb2a2f61]
|[[《爆熱剣 バトライ刃》]]|コンセプト|
|[[《爆熱天守 バトライ閣》]]|~|
|[[《爆熱DX バトライ武神》]]|~|
|[[《爆龍覇 ヒビキ》]]|バトライ刃を呼ぶ|
|[[《龍覇 スコッチ・フィディック》]]|~|
|[[《ヘブンズ・フォース》]]|[[《爆龍覇 ヒビキ》]]を2ターン目に出す|
|[[《龍覇 グレンモルト「爆」》]]|バトライ閣を呼べるスピードアタッカー|
|[[《王・龍覇 グレンモルト「刃」》]]|~|

**候補ドラグナー [#n2b3519a]
|~[[光]]|~ |
|[[《龍覇 ラブエース》]]|バトライ刃を出すことで次のターン確実に閣を残せる|
|[[《最終龍覇 ロージア》]]|ドラグハートを出せるドラゴンの[[S・トリガー]]、ブロッカー|
|~[[闇]]|~ |
|[[《最終龍覇 ボロフ》]]|ドラグハートを出せるドラゴンの[[S・トリガー]]、墓地回収|
|~[[火]]|~ |
|[[《次元龍覇 グレンモルト「覇」》]]|バトライ閣を出せる他、状況に応じて出せる|
|[[《龍覇 グレンモルト》]]|状況に応じたドラグハートを [[【グレンモルト】]]も可能|
|[[《爆龍覇 リンクウッド/「お前の相手はオレだ、ザ=デッドマン!」》]]|手札補充/バトライ刃の装備|
|~[[自然]]|~ |
|[[《龍覇 マリニャン》]]|バトライ刃を呼べる[[ドラグナー]]|
|~[[多色]]|~ |
|[[《龍覇 グレンアイラ》]]|最軽量のバトライ刃呼び出し元|
|[[《最終龍覇 グレンモルト》]]|フィニッシャー。ガイハートを呼び出す|

**候補カード [#j76a1ad5]
|~[[闇]]|~ |
|[[《魔龍バベルギヌス》]]※|モルト「爆」を出し入れするとバトライ閣が倍増|
|[[《マキシマムザ亮君(暴天覚醒MAXIMUM神羅曼象)》]]|[[NEO進化]]で[[除去]]しつつ[[進化速攻]]を狙える[[ヒューマノイド]]|

|~[[火]]|~ |
|[[《瞬閃と疾駆と双撃の決断》]]|3ターン目に[[《龍覇 グレンアイラ》]]を出して[[スピードアタッカー]]化|
|[[《勝利宣言 鬼丸「覇」》]]※|[[エクストラターン]]を得る[[フィニッシャー]]|
|[[《熱血龍 バトクロス・バトル》]]|ドラゴンの[[S・トリガー]]除去|
|[[《紅に染まりし者「王牙」/クリムゾン・ビクトリー》]]|[[ガチンコ・ジャッジ]]で[[ドラゴン]]踏み倒し/全体[[火力]]2000|
|[[《永遠のリュウセイ・カイザー》]]|全軍スピードアタッカー化|
|[[《龍世界 ドラゴ大王》]]|[[ドラゴン]]以外を封じる[[フィニッシャー]]|

|~[[自然]]|~ |
|[[《フェアリー・ライフ》]]|マナブースト 《ヒビキ》に繋がる|
|[[《闘争類拳嘩目 ステゴロ・カイザー/お清めシャラップ》]]|《バトライ》が不発にならないマナブースト|
|[[《摩破目 ナトゥーラ・トプス/ストンピング・ウィード》]]|~|
|[[《フェアリーの火の子祭》]]|[[マナブースト]] [[火]]が多めなら|
|[[《ミステリー・キューブ》]]|コスト踏み倒し|
|[[《魂の呼び声》]]|選んだ好きな種族を山札の置く[[山札操作]]|

|~[[多色]]|~ |
|[[《龍装05号 イヴィルヴィ/イーヴィル・フォース》]]|呪文面で[[《爆龍覇 ヒビキ》]]や[[《龍覇 グレンアイラ》]]を出し[[スピードアタッカー]][[付与]]|
|[[《爆砕面 ジョニーウォーカー》]]|《バトライ》が不発にならないマナブースト 《ヒビキ》に繋がる|
|[[《偽りの王 ヴィルヘルム》]]|[[除去]]&[[ランデス]]&[[マナブースト]]|
|[[《無双竜鬼ミツルギブースト》]]|[[除去]]&[[マナブースト]]|
|[[《勇者の1号 ハムカツマン蒼》]]|[[革命チェンジ]]と[[cip]]で[[山札操作]]|

**特徴 [#i21c5f49]
【連ドラ】との違いとしてはこれらのドラグハートを出す関係上、[[ヒューマノイド]]が入るという点。これにより、[[《「修羅」の頂 VAN・ベートーベン》]]で詰むといったことはなくなったものの、[[《メンデルスゾーン》]]や[[《偽りの王 モーツァルト》]]といったドラゴンのみを参照するカードを使用し辛く、これまでの連ドラと全く同じスタイルで回すといったことはできない。(正確には[[《王・龍覇 グレンモルト「刃」》]]のみを使用すれば[[ドラゴン]]の比率を下げずに済むが、その場合[[【連ドラ】]]に《グレンモルト「刃」》と《バトライ閣》を出張させる形になる)



**デッキの回し方 [#tc18ebe4]
[[《爆熱剣 バトライ刃》]]を呼び出すカードは、[[コスト]]4の[[《爆龍覇 ヒビキ》]]が有力。[[火]][[文明]]の[[ヒューマノイド]]であり[[スピードアタッカー]]まで持つため、いきなり[[コスト踏み倒し]]を決めることができる。[[《ヘブンズ・フォース》]]を使えば、2ターン目に《爆龍覇 ヒビキ》を呼び出せる。攻撃せずに[[《爆熱剣 バトライ刃》]]を[[龍解]]させたいなら[[《龍覇 ラブエース》]]という選択肢もある。

2ターンが難しくても、3ターン目に[[《瞬閃と疾駆と双撃の決断》]]か[[《イーヴィル・フォース》>《龍装05号 イヴィルヴィ/イーヴィル・フォース》]]を唱えて[[《龍覇 グレンアイラ》]]を出して[[スピードアタッカー]]化するというルートで踏み倒しを決めることができる。

2,3ターン目に[[《爆熱剣 バトライ刃》]]でうまく[[ドラゴン]]を出し、[[《爆熱天守 バトライ閣》]]に[[龍解]]できれば止めることは困難になるだろう。

他の呼び出し元として[[《爆龍覇 リンクウッド/「お前の相手はオレだ、ザ=デッドマン!」》]]や[[《龍覇 スコッチ・フィディック》]]も、火文明で踏み倒し対象のため相性がいい。ただし、[[文明]]が増えるため色バランスに注意。

[[マナブースト]]や[[《ミステリー・キューブ》]]などで[[《龍覇 グレンモルト「爆」》]]を出し《バトライ閣》から繰り出すタイプもある。[[スピードアタッカー]]による[[攻撃]]でめくれた[[《魔龍バベルギヌス》]]などで《モルト「爆」》を出し直せば、2つ目の《バトライ閣》を建てることも可能。

あとは後続のドラゴンたちで殴って、ドラゴンをさらに展開し[[《爆熱DX バトライ武神》]]に[[龍解]]させれば勝利は間違いなし。[[龍解]]する前に勝ってしまう事もありうる。

普通に《爆熱剣 バトライ刃》で踏み倒しを狙いに行くのもいいが、堅実さを求めるなら、[[《魂の呼び声》]]や[[《勇者の1号 ハムカツマン蒼》]]のような[[山札操作]]を使うのもあり。

**長所 [#g4c086f7]
[[耐性]]を付けて[[着地]]を補助する[[《無敵剣 プロト・ギガハート》]]、[[アンタップキラー]]を[[付与]]して[[《異端流し オニカマス》]]を処理できるようにする[[《熱血剣 グリージーホーン》]]などがあるため、[[コスト踏み倒しメタ]]には滅法強い。先攻2ターン目の[[《ヘブンズ・フォース》]]は事実上コスト踏み倒しメタでは止められないので、そういう意味でも有利である。[[呪文]]面とトレードオフになるが、最悪[[《龍装05号 イヴィルヴィ》>《龍装05号 イヴィルヴィ/イーヴィル・フォース》]]で退かすという手もある。

[[《熱血星龍 ガイギンガ》]]や[[《爆熱DX バトライ武神》]]などの[[耐性]]付き[[ドラグハート・クリーチャー]]が多いため、[[除去]](特に単体除去)に対しては強固。

軽量級ドラグナーを大量に積む上に早出し手段も少なくないため、事故率は低めでデッキの動きの再現率が非常に高い。体感では「[[《ヘブンズ・フォース》]]だけ引ければ十分回る」と言っても過言ではない。

**短所 [#p29555d9]
[[ミラーマッチ]]で[[《「修羅」の頂 VAN・ベートーベン》]]などの[[ドラゴン]]メタを立てられると厳しい。なぜなら[[《銀河大剣 ガイハート》]]を呼び出せる[[ドラグナー]]が基本的に[[種族]]に[[ドラゴン]]を持つからである。後述の[[《勇者の1号 ハムカツマン蒼》]]ならば尚更である。

一部の型を除いて碌にマナが伸びないので、カウンター封じの手段がない限りは[[《オリオティス・ジャッジ》]]などの[[全体除去]]型のコスト踏み倒しメタには弱い。

**環境において [#aaf2e551]
[[DMBD-14]]発売以降から、本格的に環境で大暴れする。2、3ターン目から[[ドラゴン]]または[[ドラグナー]]の展開を狙っていくことができ、白黒赤の3色で組むことが主流となった。

[[DMRP-15]]発売以降は、[[《勇者の1号 ハムカツマン蒼》]]に[[《∞龍 ゲンムエンペラー》]]や[[《大樹王 ギガンディダノス》]]という別の色を入れた型も組まれるようになった。[[《勇者の1号 ハムカツマン蒼》]]の山札操作で、そうした大型ドラゴンを確実に踏み倒せば、【連ドラグナー】の[[ミラーマッチ]]でもほぼ完封できるようになる。
[[《龍仙ロマネスク》]]や[[《トップ・オブ・ロマネスク》]]をコスト踏み倒しして増えた[[マナ]]で[[素出し>手打ち]]や[[フシギバース]]のプランに繋げるという[[コスト踏み倒しメタ]]に強い型も一定数見られた。


**ルール上の注意 [#lc5ce08a]
[[《爆龍覇 ヒビキ》]]や[[《龍覇 ラブエース》]]は、マナゾーンにある文明のドラグハートしか出せないことを忘れてはいけない。特に、[[《ヘブンズ・フォース》]]でそれらを出した時に、マナゾーンに火文明のカードがないのに[[《爆熱剣 バトライ刃》]]を出すというルールミスが多発しているため注意。

**参考 [#wae33f4e]
-[[デッキ集(一覧)]]
-[[デッキ集/種族デッキ]]
-[[ドラゴン]]
-[[ヒューマノイド]]
-[[【連ドラ】]]