#author("2023-08-26T21:03:36+09:00","","")
*【赤黒テレスコ=テレス】 [#mfcef588]
[[【赤黒邪王門】]]の中でも[[《謀遠 テレスコ=テレス》]]や[[《フットレス=トレース/「力が欲しいか?」》]]、[[《悪縁 ガクブッチ=リッチーモア》]]などの[[リソース]]系[[アビス]]、優秀なハンデスに寄せてあるもの。

|謀遠 テレスコ=テレス VR 闇文明 (5)|
|クリーチャー:アビスロイヤル 5000+|
|''ブロッカー''|
|''パワード・ブレイカー''|
|相手のターンのはじめに、相手の手札を1枚見ないで選び、捨てさせる。|
|相手が自身の手札を1枚捨てた時、自分はカードを1枚引いてもよい。|
|手札が1枚もないプレイヤーひとりにつき、このクリーチャーのパワーを+5000する。|

|フットレス=トレース UC 闇文明 (4)|
|クリーチャー:アビスロイヤル 4000|
|''ブロッカー''(このクリーチャーをタップして、相手のクリーチャーの攻撃先をこのクリーチャーに変更してもよい)|
|自分のターンの終わりに、自分の山札の上から1枚を墓地に置く。その後、闇のカードを1枚、自分の墓地から手札に戻してもよい。|
|BGCOLOR(#ccd):|
|「力が欲しいか?」 UC 闇文明 (4)|
|呪文:アビスへの誘い|
|アビス・メクレイド5する。(アビス・メクレイド5:自分の山札の上から3枚を見る。その中から、コスト5以下のアビスを1枚、コストを支払わずに使ってもよい。残りを好きな順序で山札の下に置く)|

|悪縁 ガクブッチ=リッチーモア VR 闇文明 (6)|
|クリーチャー:アビスロイヤル 7000|
|''アビスラッシュ'':このクリーチャーを自分の墓地から召喚してもよい。そうしたら、このターン、このクリーチャーはプレイヤーを攻撃でき、ターンの終わりに山札の下に置かれる。|
|''ブロッカー''|
|''スレイヤー''|
|''W・ブレイカー''|
|このクリーチャーが出た時、闇のカードを2枚まで、自分の墓地から手札に戻す。|
|''シビルカウント5'':このクリーチャーが攻撃する時、自分の闇のクリーチャーまたは闇のタマシードが合計5つ以上あれば、相手は自身の手札をすべて捨てる。|

**主要カード [#wc468f5c]
|[[《謀遠 テレスコ=テレス》]]|[[コンセプト]]。継続的な[[ハンデス]]、[[ドロー]]によってリソースに差をつける|
|[[《百鬼の邪王門》]]|[[防御札]]。他の《百鬼の邪王門》を使うデッキとは異なり、[[鬼エンド]]を能動的に使うことはまれ|
|[[《一王二命三眼槍》]]|[[敗北回避能力]]のエキスパート。鬼エンドで展開も|
|[[《フットレス=トレース/「力が欲しいか?」》]]|毎ターン1[[墓地肥やし]]と1枚[[闇]]のカード[[墓地回収]]/[[アビス]]・[[メクレイド]]5|
|[[《悪縁 ガクブッチ=リッチーモア》]]|まとまった数の墓地回収がcipでできる、6コスト7000[[スレイヤーブロッカー]]。&br;《百鬼の邪王門》や《一王二命三眼槍》を回収することで守りを固める|
|[[《爆霊魔 タイガニトロ》]]|《テレスコ=テレス》と相性抜群の大規模[[ハンデス]]|
|[[《鬼寄せの術》]]|コスト5以上の[[中量級]]の早期[[着地]]に|

**候補カード(アビス) [#ubd28785]
|[[《ド:ノラテップ》]]|[[スレイヤー]] [[アビス]]の[[コスト軽減]]|
|[[《邪幽 ジャガイスト》]]|[[ブロッカー]] [[cip]]で2[[ディスカード]]するとアビス・メクレイド5&br;ターン1で山札から[[コスト踏み倒し]]した時そのコスト以下の[[アビス]]を擬似[[アビスラッシュ]]|
|[[《深淵の壊炉 マーダン=ロウ》]]|[[cip]] で[[クリーチャー]]限定で[[ピーピングハンデス]]する。&br;[[シビルカウント]]3で[[攻撃時>アタックトリガー]]で相手の墓地にあるカードの[[cip]]を1つ使える[[スレイヤー]]|
|[[《邪招待》]]|相手のコスト4以下の[[エレメント]][[山札]]下送り|
|[[《邪闘 シス》]]|[[アビスラッシュ]]持ち[[W・ブレイカー]]。[[cip]]で敵獣1体に-∞もの[[パワー低下]]を放ち、攻撃時にアビス・W・メクレイド5|
|[[《邪龍 ジャブラッド》]]|[[cip]]と[[アビス]]攻撃時墓地肥やし&[[アビス]]に破壊耐性|
|[[《ヨービリン=リリン/「……誰を呼びたい?」》]]|クリーチャー破壊時、1ドロー/相手のクリーチャーを1体パワーを-6000|
|[[《漆黒の深淵 ジャシン帝》]]|[[タマシード/クリーチャー]]。[[cip]]で1枚[[墓地肥やし]]と[[墓地]]の枚数未満の[[コスト]]の相手1体を[[破壊]]&br;[[攻撃時>アタックトリガー]]で6以下1体[[リアニメイト]]|
|[[《サーイ=サイクル》]]|自分のターンの初めにシールド回収&墓地加速|
**候補カード(その他) [#q8773b6d]
|[[《DG-パルテノン 〜龍の創り出される地〜》]]|大量展開メタ|
|[[《赤い稲妻 テスタ・ロッサ》]]|対「普通の[[コスト踏み倒し]]」用の[[コスト踏み倒しメタ]]。[[《CRYMAX ジャオウガ》]]プラン用の[[ダイレクトアタック]]要員にも|
|[[《星空に浮かぶニンギョ》]]|[[マナブースト]][[メタ]]|
|[[《U・S・A・BRELLA》]]|[[耐性]]付き[[手札]]以外[[メタ]]|
|[[《コッコ・武・ルピア》]]|継続的な[[墓地利用メタ]]|
|[[《ルピア炎鬼》]]|溜めた盤面を活かしてこれで[[カウンター]]封じしながら[[ワンショット]]しよう|
|[[《コダマダンス・チャージャー》]]|1枚[[シールド回収]]する[[闇]][[単色]]3[[コスト]][[チャージャー]]。[[鬼エンド]]促進に|
|[[《リロード・チャージャー》]]|実質1[[ドロー]]1[[ディスカード]]の[[チャージャー]]|
|[[《ボイル・チャージャー》]]|[[コスト]]2以下を[[カード指定除去]]する[[チャージャー]]|
|[[《セルリアン・アックス・ドラゴン/ダブルアックス・チャージャー》]]|7[[コスト]]9000で[[効果バトル]]だけを持つ/[[手札交換]]付き3[[コスト]][[チャージャー]]|
|[[《絶望と反魂と滅殺の決断》]]|[[除去]]、[[ハンデス]]、[[リアニメイト]]がこれ1枚に|
|[[《霊刑連結 ジゴク・パルテノン》]]|5枚目以降の《テレスコ=テレス》 [[《百鬼の邪王門》]]で[[《超神羅星アポロ》>《超神羅星アポロヌス・ドラゲリオン》]]に延命(([[ターン・プレイヤー]]の[[アタックトリガー]]やそこで出た[[cip]]などが終わってから非ターン・プレイヤーの「攻撃する時」が使えるため、[[《轟く侵略 レッドゾーン》]]などの[[cip]]も回避して[[EXライフ]]で防ぐことができる。))|
|[[《CRYMAX ジャオウガ》]]|素出しプラン用のサブフィニッシャー。[[《鬼寄せの術》]]から4〜5ターン目強襲も|
|[[《ボルシャック・NEX/スーパー・スパーク》]]|[[《コッコ・武・ルピア》]]や[[《ルピア炎鬼》]]をタダ出し|
|[[《秩序の意志》]]|[[【速攻】]]対策|
|[[《単騎連射 マグナム》]]※|自ターンに相手のクリーチャーがバトルゾーンに出ることを一切封じる|
**このデッキの回し方 [#wb859609]
メタカードを立てたりチャージャーで準備を重ねたりしてから中量級リソース系アビスを着地させる。[[《謀遠 テレスコ=テレス》]]と[[《爆霊魔 タイガニトロ》]]のセットが早期に揃うのが理想的。今引きのクリーチャーは諸々のブロッカーで対処しよう。

頃合いを見て[[《ルピア炎鬼》]]を立てて[[ワンショット]]。ワンショットの最中に[[《悪縁 ガクブッチ=リッチーモア》]]のシビルカウント5達成時の[[オールハンデス]]を放ってワンショット失敗時の反撃をケアできれば尚良い。[[《ルピア炎鬼》]]は自軍のコスト踏み倒しも阻害するため、なるべく立てる前に展開したいところ。

[[《ルピア炎鬼》]]入りは[[《CRYMAX ジャオウガ》]]も採用されている。相手に防御札としても、攻めの補強にも[[《百鬼の邪王門》]]が要らないと判断したなら、早期に[[《ルピア炎鬼》]]で蓋をしておき[[《CRYMAX ジャオウガ》]]で[[ワンショット]]する手もある。[[ワンショット]]時の蓋には[[《単騎連射 マグナム》]]も存在するが、それではポン置きで相手ターン中のメタクリーチャーとしては機能しないので役割が大きく異なる。

**長所・短所 [#r094c13d]
ハンデス性能のおかげで対コントロール性能は抜群。

鬼エンドだけでなくブロッカーや除去もそれなりにあり、ビートダウンにも強い。

ある程度の[[パワー]]のある[[クリーチャー]]で固められるため、相手の[[軽量級]][[除去]]が刺さらない。

豊富なハンデス札のおかげでハンデスにおける[[《謀遠 テレスコ=テレス》]]への依存度が低い。

[[《謀遠 テレスコ=テレス》]]1枚で担える役割が極めて多いため、デッキ構築の自由度は折り紙付き。自由枠は[[メインデッキ]]の4割程度となる。

**短所 [#t65db4fd]
詰めの性能を[[《ルピア炎鬼》]]に依存するため、[[クリーチャー]][[コスト踏み倒し]]を伴わない[[呪文]][[防御札]]によって高い防御力を演出するデッキは苦手。それでも、大抵の場合は豊富なメタカードと妨害札のおかげで、フィニッシャーらしいフィニッシャーに拘らなくとも勝ちに行ける。

[[軽量級]][[墓地利用メタ]]に乏しい上に速度も出そうと思わない限りそれほど高くないため、[[【青魔導具】]]のようなそれなりの速度の[[コンボデッキ]]も苦手。

[[除去]]を積むスペースがあまりないため、例えば[[【絶望神サガループ】]]は[[《氷牙レオポル・ディーネ公》]]のクリーチャー面を立てておくことでこのデッキとのリソース勝負に勝てる場合があったりする。

個々の[[カードパワー]]は低いため、[[【5色ザーディクリカ】]]のようなカードパワーの高いデッキとの対面では序盤を凌げないと崩れやすい。
**環境において [#q8fa9573]
主要パーツが続々登場した[[DM23-RP2]]期からオリジナルを中心に活躍。後ろ寄せ構築の多い環境を突いた結果と言える。

[[DM23-RP2]]期最終週末には[[《凶鬼03号 ガシャゴズラ》]]でメタクリーチャーを一気に並べる動きを取り入れた型がオリジナルで優勝している。他にも、[[《バサラ》]]、[[《「復活」の鬼 ヨミノ晴明R》]]など、何が入っても不思議ではない様相を示している。さらに、元々不利であった[[【青魔導具】]]に対抗すべく[[《邪招待》]]や[[《ボイル・チャージャー》]]が入った型まで見られるように。

『[[超CSV in 新潟>超CS]]』(オリジナル)では予選通過128人中14人が使用と、使用率5位を記録。しかしベスト8は逃している。

[[DM23-EX1]]で[[《邪幽 ジャガイスト》]]が登場すると、そちらを軸としたアビス・メクレイド折衷型が一気に主流化。

[[DM23-EX1]]期には[[《魔王と天使のカナシミ》]]型も確認された。

『[[超CSV in 大阪>超CS]]』(オリジナル)では予選通過128人中9人使用と使用率4位タイ(同率に[[【白赤アーマード・サムライ】]])を記録。本戦ではベスト8を記録。

2023年8月11日殿堂レギュレーション改訂から10日近くが経過すると、[[《鬼ヶ王魔 エンド・ジャオウガ》]]型の優勝が確認された。次第にアビスシナジーと5枚目以降の[[《深淵の壊炉 マーダン=ロウ》]]であることを重視した[[《ノラディ:ド:スルーザ》]]採用型、[[《ボルシャック・ガラワルド》]]で打点、除去、手札補充を担う型も見られるように。8月の終わり頃には[[《鬼寄せの術》]]で[[《勝利龍装 クラッシュ“覇道”》]]を早出しして打点を補強する型がオリジナルで優勝。

**参考 [#f6be4bc1]
-[[デッキ集 (一覧)]]
-[[デッキ集/クリーチャーコントロール]]
-[[鬼タイム]]
-[[鬼エンド]]
-[[黒赤]]
-[[【赤黒邪王門】]]

&tag(デッキ集,ビートダウンデッキ);