#author("2023-03-13T17:12:22+09:00","","")
#author("2023-03-16T10:10:03+09:00","","")
*【絶望神サガループ】 [#r63154eb]
[[《絶望神サガ》]]2枚で無限に墓地肥やしが可能になるコンボを利用した、[[【墓地ソース】]]系即死コンボデッキ。

|絶望神サガ R 水/闇文明 (3)|
|クリーチャー:ゴッド/オリジン 3000|
|このクリーチャーが出た時、または自分のターンのはじめに、カードを1枚引き、自分の手札を1枚捨てる。その後、自分の墓地にクリーチャーが3体以上あれば、コスト5以下のゴッドまたはコスト5以下のオリジンを1体、自分の墓地から出してもよい。そうしたら、このクリーチャーを破壊する。|

**主要カード [#r54424e0]
|[[《絶望神サガ》]]|コンセプト [[墓地肥やし]]の要|

***無限[[墓地肥やし]]・[[手札交換]]後のフィニッシュ札 [#mc03b6ba]
||CENTER:||c
|カード名|多色|役割|h
|[[《超神星DOOM・ドラゲリオン》]]|×|11体以上を使った[[超無限墓地進化]]で召喚コストが1になり、[[メテオバーン]]で墓地からコスト指定なしに非進化を出せる|
|>|>|以下は《DOOM》から出す大型フィニッシャー|
|[[《水上第九院 シャコガイル》]]|×|《イワシン》とセットでほぼタイムラグなしに[[エクストラウィン]]|
|[[《禁断竜王 Vol-Val-8》]]|○|《絶望神サガ》の[[自壊]]ループで確実に[[追加ターン]]条件を満たしている|
|>|>|BGCOLOR(white):|
|[[《魔導管理室 カリヤドネ/ハーミット・サークル》]]|○|[[【カリヤドネループ】]]する|

**共通候補カード [#gfa101ef]
||CENTER:||c
|カード名|多色|役割|h
|[[《一なる部隊 イワシン》]]※|×|[[墓地肥やし]]の加速から《シャコガイル》のフィニッシャーまでこなせる万能カード|
|[[《電磁封魔ルチアーノ》]]|×|汎用性は皆無だが、[[メテオバーン]]で落としつつ《シャコガイル》のシャッフル前に山札の最後の1枚を引くためだけに採用。&br;《イワシン》[[リペア]]目的なら、水の《ルチアーノ》のほうが[[マナ基盤]]のバランスを崩さないのでオススメ|
|[[《妖蟲闘竜サモハン》]]|×|~|
|[[《死神覇王 XENARCH》]]|×|[[ディスカード]]に反応して手札に戻ってくる|
|[[《爆撃男》]]|×|[[パワー低下]]で厄介な[[メタクリーチャー>コスト踏み倒しメタ]]を退かす|
|[[《龍装鬼 オブザ08号/終焉の開闢》]]|×|[[除去]]が主な仕事。いざという時に[[打点]]にも/墓地肥やし、[[墓地回収]]|
|[[《蒼狼の大王 イザナギテラス》]]|×|拡張性の高い[[オリジン]]。《絶望神サガ》から出して[[手札補充]]&[[呪文]]詠唱|
|[[《デビル・ドレーン》]]※|×|これ自体が[[盾落ち]]しなければ、《イザナギテラス》で唱えて[[盾落ち]]完全解消|
|[[《冥界の不死帝 ブルース/「迷いはない。俺の成すことは決まった」》]]|×|《イザナギテラス》採用時に特に役に立つカード。使い方は以下を参照|

:[[《冥界の不死帝 ブルース/「迷いはない。俺の成すことは決まった」》]]について|
~コスト3以下の呪文であるため、[[《蒼狼の大王 イザナギテラス》]]で唱えることができる。
~無限墓地肥やしループの最中、[[《「迷いはない。俺の成すことは決まった」》>《冥界の不死帝 ブルース/「迷いはない。俺の成すことは決まった」》]]があれば、[[《絶望神サガ》]]ではなく[[《蒼狼の大王 イザナギテラス》]]を挟むこともできる。
《イザナギテラス》の[[cip]]で手札の質を上げ山札の下4枚を把握しつつ、[[《「迷いはない。俺の成すことは決まった」》>《冥界の不死帝 ブルース/「迷いはない。俺の成すことは決まった」》]]で[[《絶望神サガ》]]を[[リアニメイト]]することで、無限墓地肥やし状態に即座に復帰できる。
~[[S・トリガー]]で相手ターン中に[[《絶望神サガ》]]のループを開始することもできる。《サガ》→《イザナギテラス》→《サガ》→の繰り返しで、パワー3000のブロッカーが最大4体並ぶ。
--相手のターンにループできれば、ブロッカーが並ぶだけでなく、[[《こたつむり》]]や[[《赤い稲妻 テスタ・ロッサ》]]など一部のメタをすり抜けられるため、特に[[【我我我ブランド】]]対策として有効。

**共通の動き方 [#q15623b2]
[[《絶望神サガ》]]をバトルゾーンに出した時、墓地にクリーチャーが2枚以上存在し、かつその能力による手札交換が完了した時点で、もう一枚の[[《絶望神サガ》]]が墓地にあれば[[ループ]]が成立。無限に墓地肥やしが可能となる。

残ったアンタップ状態の1マナがないなら後述する方法で[[マナ回復]]を行い、アンタップマナが残っているならそのまま[[《超神星DOOM・ドラゲリオン》]]を[闇(1)]‬で召喚する。

*【青黒サガ】[#WDGodsignal]
最も基本的な[[青黒]]2色型。

2文明に絞ることができるため、キーパーツである[[《絶望神サガ》]]を手札に引き込む[[《ロスト・ウォーターゲイト》]]に加え、[[《ゴッド・シグナル》]]の採用枠を捻出できる。
これらのサーチを駆使し、最速で《絶望神サガ》ループを決めることを主軸にしている。

実際の環境では[[汎用性]]の低い[[《ゴッド・シグナル》]]は5枚目以降の[[《ロスト・ウォーターゲイト》]]や[[墳墓避け]]枠に甘んじ、不採用もざら。

**候補カード [#yce6c9f0]
***[[マナ回復]] [#y43a728a]

最速の場合、《絶望神サガ》の召喚でマナを使い切ってしまうが、その問題を解決するため以下のカードで《サガ》召喚ターンに[[《超神星DOOM・ドラゲリオン》]]を召喚できるようにする。

||CENTER:||c
|カード名|多色|役割|h
|[[《黙示賢者ソルハバキ》]]|×|[[オリジン]]。《絶望神サガ》から出して[[マナ回復]]|
|>|>|以下は[[《イザナギテラス》>《蒼狼の大王 イザナギテラス》]]から唱えるチャージャー|
|[[《セイレーン・コンチェルト》]]※|×|水の呪文で、アンタップマナ生成|
|[[《終断γ ドルブロ/ボーンおどり・チャージャー》]]|×|気持ち程度の防御札になる闇単色チャージャー|
|[[《スラッシュ・チャージャー》]]|×|見て墓地肥やししつつ残りを戻すため、山札のボトムを固定できる|
|[[《コダマダンス・チャージャー》]]|×|シールドゾーンから1枚補給でき、運次第では[[盾落ち]]ケアにも使える|

***初動 [#d5886ffe]
||CENTER:||c
|カード名|多色|役割|h
|[[《ロスト・ウォーターゲイト》]]|×|ゴッドは[[《絶望神サガ》]]のみなので、[[サーチ]]範囲の広い[[《ロスト・ウォーターゲイト》]]優先&br;1ターン目から《絶望神サガ》をサーチする場合、スムーズに動くには1〜3ターン目まですべてアンタップインのチャージが要求されるので注意&br;なお、4ターン目に1マナでトップ固定し、残り3マナでサガループを開始する運用もある|
|[[《ゴッド・シグナル》]]|×|~|
|[[《氷牙レオポル・ディーネ公/エマージェンシー・タイフーン》]]|×|クリーチャーを2体墓地に落とせる[[ツインパクト]][[呪文]]|
|[[《龍装者“JET”レミング/ローレンツ・タイフーン》]]|◯|役割は上に同じ 水単色呪文として唱えるか手札交換で捨てるかすれば多色カードのチャージ時タップインの弱点をごまかせる|
|[[《ブラッディ・タイフーン》]]|◯|墓地に送るカードをクリーチャーのみにすれば、3ターン目に《絶望神サガ》を起動できる&br;多色の[[《絶望神サガ》]]が確定[[4枚積み]]であることを考えると、多色過多になりやすいので枚数は要調整|
|[[《戦略のD・H アツト》]]|◯|~|
|[[《【問2】ノロン⤴》]]|◯|~|
|[[《戯具 ドゥゲンダ》]]|◯|~|
|[[《新世界王の破壊》]]|◯|多色[[事故]]が不安なら 《ウォーターゲイト》で引き込めるアンタップマナ|

***[[防御札]] [#mfdfcfdf]
||CENTER:||c
|カード名|多色|役割|h
|[[《龍頭星雲人/零誕祭》]]|×|サブフィニッシャー/防御札、コスト踏み倒しメタ除去|
|[[《アクア・バースター》]]|×|[[自壊]]して1[[バウンス]]を放つ[[オリジン]]の[[防御札]]。自壊するので墓地肥やしにもなる|
|[[《終末の時計 ザ・クロック》]]|×|[[青黒]]基盤と好相性の[[防御札]]。《「俺の成すことは決まった」》や《ヴァイモデル》でも呼び出せる|
|[[《戯具 ヴァイモデル》]]|×|[[コスト踏み倒し]]系[[S・トリガー]]として|
|[[《魔弾ルナンド・ストライク》]]|×|墓地肥やし兼[[コスト踏み倒しメタ]]除去、防御札|
|[[《九番目の旧王》]]|×|もっぱら速度で競る[[【我我我ブランド】]]や[[【赤緑“逆悪襲”ブランド】]]対策|
|[[《B.F.F. モーメント》]]|×|手札の枚数以下の相手クリーチャーを全て[[バウンス]]。[[キャントリップ]]付き|
|[[《テック団の波壊Go!》]]|○|相手のコスト5以下のカードを全て[[バウンス]]か、コスト6以下のクリーチャーを[[破壊]]する|
|[[《秩序の意志》]]|×|[[S・バック]]:[[闇]]。相手1体を[[封印]]|

***その他 [#other]
||CENTER:||c
|カード名|多色|役割|h
|[[《「敬虔なる警官」》]]|×|[[コスト踏み倒しメタ]]除去|
|[[《斬隠蒼頭龍バイケン》]]|×|《「俺の成すことは決まった」》や《ヴァイモデル》で相手ターン中にサガループしたら出せる|
|[[《漆黒の深淵 ジャシン帝》]]|×|[[タマシード]]も破壊できる|
|[[《凶鬼98号 ガシャゴン/堕呪 ブラッドゥ》]]|◯|出されると厳しい[[《ガル・ラガンザーク》]]を、出されてしまう前に出す条件を潰す目的などに|

**このデッキの回し方 [#sde60c57]

3ターンキルの手順は以下の通り。

+2ターン目までに[[《戦略のD・H アツト》]]や[[《氷牙レオポル・ディーネ公/エマージェンシー・タイフーン》]]などで[[墓地]]にクリーチャーを2体落とす。
+[[《絶望神サガ》]]に記載されたループ手順で、3ターン目に召喚した《絶望神サガ》の[[cip]]で無限墓地肥やしを開始する。
+[[手札交換]]で、手札に[[《超神星DOOM・ドラゲリオン》]]、墓地に[[《黙示賢者ソルハバキ》]]を確保しつつ、山札を残り1枚になるまで削る。《ソルハバキ》で回収できるので《DOOM》はマナゾーンでも可。
+ 《絶望神サガ》の効果で《ソルハバキ》を出し、闇のアンタップマナを生成。1マナで[[《一なる部隊 イワシン》]]を[[進化元]]に《DOOM》を召喚。
+[[メテオバーン]]で《イワシン》を墓地に置き、[[《水上第九院 シャコガイル》]]を出す。《イワシン》解決時に《シャコガイル》が誘発し、[[エクストラウィン]]。

一見要求値は高いが、サガループさえ決まれば残りのパーツは無限手札交換でほぼ確実に回収可能。

アンタップマナの生成は、山札残り数枚で止めて[[《蒼狼の大王 イザナギテラス》]]を踏み倒し、残り山札から1枚を手札に加えてから闇単色[[チャージャー]]か[[《セイレーン・コンチェルト》]]を唱える方法でも良い。この際、《イザナギテラス》での手札補充および唱える呪文で行う山札からのカード移動を加味して残り1枚になるよう調整すること。

**長所 [#sfa1e113]
最速でループが成功すれば3ターンでフィニッシュが可能。山札を限界まで掘るため、[[盾落ち]]さえなければフィニッシャーが引けずに動けないということも起きない。
また、最悪[[墓地]][[リセット]]を食らっても、5マナまで貯めれば一気に[[《絶望神サガ》]]にアクセスできる。

相手がコスト2以下の対策札を引けていない手札事故が起こったら、デッキタイプの有効札が使われる前に決着をつけることができる場合もある。
 
ある程度まとまった打点のクリーチャーを一定数採用しているので、ループできない場合も最低限[[ワンショット]]プランや[[ビートダウン]]プランを取れる。

**短所 [#w13e70d7]
[[《絶望神サガ》]]の最速着地に多大なリソースを割いているため、[[コスト踏み倒しメタ]]を建てられると一歩後手に回る。
ある程度は[[《爆撃男》]]と[[《「敬虔なる警官」》]]で対処もできるが、コスト3以上やパワー3000以上のカードを出されると対処に手間取りがち。
また、[[フィールド]]や[[タマシード]]相手にはループパーツの片手間に出せない[[カード指定除去]]を強いられるため、そういったカードへの対処は非常に困難。

軽量墓地リセットの[[《堕呪 ブラッドゥ》>《凶鬼98号 ガシャゴン/堕呪 ブラッドゥ》]]と、場持ちの良いコスト踏み倒しメタの[[《ガル・ラガンザーク》]]が使える[[【青魔導具】]]はかなり危険な相手。
特に[[《ガル・ラガンザーク》]]はコスト8・パワー9000、呪文アンタッチャブルであるため対処が非常に難しい。非呪文で除去するカードでも、[[《龍装鬼 オブザ08号》>《龍装鬼 オブザ08号/終焉の開闢》]]や[[《漆黒の深淵 ジャシン帝》]]など、自身の墓地の枚数を要求するものだと[[《堕呪 ブラッドゥ》>《凶鬼98号 ガシャゴン/堕呪 ブラッドゥ》]]で墓地が返されてしまうので安定しない。

また、【絶望神サガループ】側が[[《ロスト・ウォーターゲイト》]]などで早期にデッキタイプを明かしてしまうと、[[《卍 新世壊 卍》]]ではなく[[《ガル・ラガンザーク》]]着地を最優先されてしまうのも辛い。仮に【サガループ】が先攻を取れたとしても後攻2ターン目に[[《堕呪 ブラッドゥ》>《凶鬼98号 ガシャゴン/堕呪 ブラッドゥ》]]を打たれると簡単に先攻アドバンテージが覆ってしまう。

*【青黒タッチ赤サガ】 [#BDRHero]
メタカードへの対処のため、[[除去]]手段の多い[[火文明]]をタッチした【青黒サガ】。
ミラーマッチに有利を取れる[[《反逆龍 5000typeR/無法頂上会談》]]も採用することがある。

||CENTER:||c
|カード名|多色|役割|h
|[[《疾封怒闘 キューブリック》]]※|◯|墓地に置けば条件付きで[[バウンス]]効果を使える 《ガル・ラガン》を一時撤退させることができる|
|[[《ボルシャック・スーパーヒーロー/超英雄タイム》]]|×|コスト2の[[カード指定除去]]|
|[[《反逆龍 5000typeR/無法頂上会談》]]|◯|墓地の枚数だけ[[コスト軽減]]するフィニッシャー/[[手札交換]]|
|[[《暴走龍 5000GT》]]|×|赤単色マナかつ、《typeR》と違う範囲をロックしつつ殴れる|
|[[《龍装者“JET”レミング/ローレンツ・タイフーン》]]|◯|青黒とは違い、マナチャージに使っても赤マナとして利用できる|
|[[《瞬閃と疾駆と双撃の決断》]]|×|2ターン目までに墓地が0枚でも、3ターン目に突然《アツト》+《絶望神サガ》でコンボ開始できる|
|[[《百鬼の邪王門》]]|◯|[[鬼エンド]]によって突然《サガ》や《スーパーヒーロー》を展開できる|
|[[《新世界王の創造》]]|◯|疑似[[アンタップイン]]する火+水持ち多色|
|[[《新世界王の権威》]]|◯|疑似[[アンタップイン]]する火+闇持ち多色|

*【青黒緑サガ】 [#WDNCRYMAX]
メタカードでの牽制やマナブーストによるリソース稼ぎによってコントロールしてからループに入り、最終的に[[《CRYMAX ジャオウガ》]]や[[《禁断竜王 Vol-Val-8》]]でワンショットする型。
[[【青黒緑CRYMAX ジャオウガ】]]の基盤を継承しつつ、そこに【絶望神サガループ】用のパーツを加えたタイプも存在する。

**候補カード [#sf423c94]
***初動 [#s3g6ffe]
||CENTER:||c
|カード名|多色|役割|h
|[[《とこしえの超人》]]|×|相手のカードを[[手札]]以外から[[出す]]ことを[[ロック]]|
|[[《若き大長老 アプル》]]|×|相手が[[マナゾーン]]から[[出す]]ことや[[唱える]]ことを[[ロック]]|
|[[《悪魔妖精ベラドンナ》]]|○|初動。[[自壊]]を伴う[[モード]]で[[ハンデス]]か[[マナブースト]]を選べる。|
|[[《霞み妖精ジャスミン》]]|×|[[自壊]]して[[マナブースト]]。5枚目以降の《ベラドンナ》|
|[[《天災 デドダム》]]|○|[[青黒緑]][[カラー>色]]の[[ウィニー]]を重用する[[デッキ]]に入れない理由がない[[リソース]]の鬼|
|[[《Disジルコン》]]|○|[[マナ召喚]]、[[墓地召喚]]できる[[手札交換]]付き[[ブロッカー]]|
|[[《ダンディ・ナスオ》]]☒|×|[[山札]]全体から1枚[[墓地]]か[[マナゾーン]]に[[サーチ]]|
|[[《伊達人形ナスロスチャ》]]|×|[[山札]]全体から1枚墓地にサーチ|
|[[《キユリのASMラジオ》]]|×|[[《天災 デドダム》]]や[[《Disジルコン》]]を一気に並べ、リソースを稼げればベター|

***その他 [#other]
||CENTER:||c
|カード名|多色|役割|h
|[[《生命と大地と轟破の決断》]]☒|×|2体展開や疑似[[マッハファイター]][[付与]]など器用な動きが可能に|
|[[《絶望と反魂と滅殺の決断》]]|×|《デドダム》や《ジルコン》を[[リアニメイト]]。墓地からも詠唱可能|
|[[《勝熱と弾丸と自由の決断》]]|×|呪文1枚で最大2回[[カード指定除去]]を使えコストパフォーマンスが良い|
|[[《霊騎幻獣コライオン》]]|×|2枚目以降の《イワシン》&br;《イワシン》[[リペア]]目的なら、水の《ルチアーノ》のほうが[[マナ基盤]]のバランスを崩さないのでオススメ|
|[[《CRYMAX ジャオウガ》]]|×|事実上のメイン[[フィニッシャー]]、《DOOM》からは出せないもののマナが貯まるので出すのには困らない|
|[[《終末の監視者 ジ・ウォッチ》]]|×|早期[[着地]]により相手を[[ロック]]|
|[[《新世界王の破壊》]]|○|多色[[事故]]が不安なら|

**このデッキの回し方 [#f0ca84a8]
[[《絶望神サガ》]]2枚によるループで[[《超神星DOOM・ドラゲリオン》]]召喚を狙うところまでは同じだが、[[コスト踏み倒しメタ]]や[[リソース]]札に重点を置いた分、3ターン始動のしやすさは青黒型に劣る。
一方、相手に[[コスト踏み倒しメタ]]で執拗に包囲網を張られても、それ以外のリソースカードで[[《CRYMAX ジャオウガ》]]を出せるだけのマナや[[《超神星DOOM・ドラゲリオン》]]を出せるだけの墓地を貯められるため、《絶望神サガ》に頼らない[[1ショットキル]]も可能。

**環境において [#qb2b72a3]
事前予想に違わず、[[DM22-EX2]]発売日から各地のチャンピオンシップでの上位入賞が続々報告された。主に【青黒サガ】、【青黒t赤サガ】の活躍が主体。
事前予想に違わず、[[DM22-EX2]]発売日から各地のチャンピオンシップでの上位入賞が続々報告された。主に【青黒サガ】、【青黒タッチ赤サガ】の活躍が主体。

[[DM22-EX2]]発売前からこのデッキが環境を荒らすことは大々的に予想されていたため、発売日当日から対策札となる[[《DG-パルテノン 〜龍の創り出される地〜》]]を[[4枚積み]]して露骨にメタった[[【5色ザーディクリカ】]]が上位入賞するなどした。
また、メタ張りをしながら3ターンキルを狙える[[【我我我ブランド】]]や[[【赤緑“逆悪襲”ブランド】]]も数を伸ばし、それらに強い受けデッキである[[【青黒赤緑邪王門】]]も立場を保った。
総じて、【絶望神サガループ】に競るメタ張りとフィニッシュ速度を両立した【我我我ブランド】&【赤緑“逆悪襲”ブランド】→その種の[[【速攻】]]を受けられる【青黒赤緑邪王門】→受けによる対策を無意味にする【絶望神サガループ】…という三竦みが出来上がった。ただし、[[《DG-パルテノン 〜龍の創り出される地〜》]]を投入できるデッキの場合は、その三竦みの限りではない。

【青黒緑サガ】も早々に結果を残した。そちらはループを咎められても、ループに頼らず[[《CRYMAX ジャオウガ》]]で[[ワンショット]]して勝てる勝ち筋の広さが持ち味。コスト踏み倒しメタを16枚程度入れた[[【メタジャオウガ】>【青黒緑CRYMAX ジャオウガ】]]のコスト踏み倒しメタの枠を12枚から14枚程度削って【青黒緑サガ】用のパーツを組み込んだような型も主流の1つ。ただ、【青黒緑サガ】は【青黒サガ】に対しては[[《若き大長老 アプル》]]で何とかなるが、それ以外のデッキに対しては勝率がそれほど高くない。

デッキ解禁初週は登場から日が浅く、デッキ練度やプレイング練度、あからさまな流行予想からメタゲーム上のマークの厳しさがある中、ある程度の存在感を示す結果となった。一方、発売前に危惧されていた一強環境になるという部分はこの時点では杞憂に終わった。

ただ、上述の三竦みに加われないデッキは軒並み入賞率を落としており、環境に与える影響は甚大であったと言える。
特に当デッキに対する[[メタ]]カードを投入しづらく、かつ当デッキに対するメタカードが刺さる[[【黒単アビスロイヤル】]]はほぼ環境から脱落した。

解禁2週目には[[《百鬼の邪王門》]]の[[鬼エンド]]を相手[[ターン]]中に[[トリガー]]することで[[《赤い稲妻 テスタ・ロッサ》]]や[[《ガル・ラガンザーク》]]を避ける型が[[オリジナル]]の[[チャンピオンシップ]]4位入賞を果たした。

『[[DMGP2022>公認グランプリ]]』成績上位者とDMPランキング2022年下期上位者合計32人を対象とした「DM最強位決定戦」([[アドバンス]]&[[オリジナル]])ではベスト8進出者中3人が使用。最高成績は青黒緑型の準優勝。予選ではアドバンスのデッキとして使用率2位となる参加者31人中6人(すべて青黒)が使用。オリジナルのデッキとしては使用率1位となる7人使用(青黒5、青黒緑1、青黒赤1)。
準優勝者は[[《B.F.F. モーメント》]]、[[《テック団の波壊Go!》]]各3枚積みでメタビートに対策を行っていた。特等的なのは[[《一なる部隊 イワシン》]]と[[《水上第九院 シャコガイル》]]を全抜きし、[[《禁断竜王 Vol-Val-8》]]をフィニッシャーとして採用しているという部分だろう。青黒型を握った4位入賞者は[[《ガル・ラガンザーク》]]対策として[[《叡智の聖騎士 スクアーロ/エナジー・ライト》]]を投入していた。

解禁3週目のオリジナルでは殆どこのデッキの基盤で組んだ[[【カリヤドネループ】]]がチャンピオンシップ3位入賞を果たした。[[ツインパクト]]により、墓地にクリーチャーが必要な《サガ》と墓地に呪文が必要な[[《魔導管理室 カリヤドネ/ハーミット・サークル》]]両方の需要を満たせるのが大きい。

一発でループに入れない時に増やした[[墓地]]から[[《蒼狼の大王 イザナギテラス》]]を呼び出して[[アドバンテージ]]を取るための札として[[《不敵怪人アンダケイン》]]が使われる場合も。

解禁4週目のオリジナルでは、[[《蝕王の晩餐》]]で[[《蒼狼の大王 イザナギテラス》]]→[[《龍素記号wD サイクルペディア》]]→[[《サイバー・K・ウォズレック》>《サイバー・K・ウォズレック/ウォズレックの審問》]]とヒラメく動きを取り、《サイバー・K・ウォズレック》の無限[[cip]]ストックを作って[[《「迷いはない。俺の成すことは決まった」》>《冥界の不死帝 ブルース/「迷いはない。俺の成すことは決まった」》]]と[[《瞬閃と疾駆と双撃の決断》]]をループさせ、最後のスピードアタッカー化した過剰打点で[[《「本日のラッキーナンバー!」》 >《機術士ディール/「本日のラッキーナンバー!」》]]による[[カウンター]]封じ込みの[[ワンショット]]を行う型のデッキが[[チャンピオンシップ]]優勝を果たした。

2023年3月20日、【絶望神サガループ】の中でも特に逆転の余地を与えにくい《シャコガイル》型へのテコ入れとしてか[[《一なる部隊 イワシン》]]が[[殿堂入り]]。速度が落ちることに加え、《シャコガイル》フィニッシュのためには追加で[[《電磁封魔ルチアーノ》]]などを採用しない限り[[盾落ち]]のリスクが付き纏うことになった。
【青黒緑サガ】についても、[[《ダンディ・ナスオ》]]と[[《生命と大地と轟破の決断》]]が[[プレミアム殿堂]]入りし、柔軟性は若干低下している。

**参考 [#b942bbbf]
-[[デッキ集 (一覧)]]
-[[デッキ集/コスト踏み倒しコンボ]]
-[[デッキ集/即死コンボ]]

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